ROH 09年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Eye of the Storm 2 12/18/09
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
2枚、約2時間25分です。

Final Battle 12/19/09に同梱されています。

@マット・クラシック、アダム・ピアース対ザ・セット
 やっている事はほとんど変わらないのに
 クラシックになると何故か大物感の雰囲気が漂うのが不思議。
 ザ・セットはデビューになりますが力量を見るつもりはなく、
 相手が誰でも務まる内容だったからですね。
 少し悪い試合。

Aソンジェイ・ダット対グリズリー・レッドウット
 いくらソンジェイでもグリズリーが相手とあっては
 余裕を完全に持って支配する、という内容になっています。
 つまりはヒール芸が披露されるのだけど
 以前と比べてしつこさはなく良い感じにうざったい。
 少し悪い試合。

Bケニー・オメガ対リェット・タイタス
 タイタスのおどけに付き合う事で、
 オメガが程よく気を抜いて試合が出来るかな、と思いきや
 2人共シングルとしての力不足を露呈する内容へと。
 しかし観客は高望みせず温かく見守っていますね。
 悪くない試合。

Cケビン・スティーン、エル・ジェネリコ対エリック・スティーブンス、バイソン・スミス
 スティーンは1回膝から落ちるだけで激痛が走るような状態。
 しかしジェネリコが気遣って簡単に交代しないようにしているし、
 エンバシーはスティーブンス、ライアンよりスティーブンス、バイソンの方が良いタッグで
 思ったような凡戦にはなっていない。
 平均レベル。

Dクリス・ヒーロー対コルト・カバナ
 カバナはよろけて相手の技を避けたりと緩い試合運び。
 旧知のヒーローはこれに付き合ってしまいます。
 試合を壊す緩さではないのだけれど
 トップ・ヒールのはずのヒーローが、という思いは消えないですね。
 平均より少し上。

Eオースチン・エリーズ、ケニー・キング対ヤング・バックス
 エリーズ、キングがYバックスの真似をする一方で
 Yバックスは邪魔を受けながらもオリジナルのムーブを見せる。
 スケールはそんなに大きくないが上手く試合を展開させています。
 Yバックスも平均的な仕事だけど最近の中では良い方です。
 平均的な良試合。

Fロデリック・ストロング対タイラー・ブラック
 ライバル対決として再び組まれているのは分かるのに
 試合はなんとなしにスタートしてしまう。
 しかしタイラーがまず強い打撃で気持ちを示しました。
 タイラーの方からこんな行動を取ったのには驚きました。
 タイラーがプライドの強いキャラ、
 もしくはタイラーが事前に敗北していた方が
 より惹きこまれるストーリー・ラインでしたけれどね。
 その後もタイラーが押せ押せで積極的に攻めていきます。
 一方のストロングは沈滞癖が消えず。
 最近よく使う連撃は持ち味を損ねていますね。
 また今回は掟破り含め目新しい技を出していました。
 適切な効果を上げてないけど・・・。
 力はあるのに、それを活かす型が不足している数え歌。
 中々良い試合。

Gブリスコ・ブラザーズ、ロッキー・ロメロ対アメリカン・ウルヴス、アレックス・コズロフ
詳細
 前半は素晴らしい。
 まず忘れていたロメロ、リチャーズのパートナー対決からスタート。
 2人の動きがよく、攻防も切っ先鋭い。
 ブリスコズは往年のリズムで試合を加速させます。
 ウルヴスは怪我前のタッグ戦略を思い出しているし、
 コズロフはルチャの経験から6人タッグのスポットを持ち込んでいます。
 しかし後半、全員レベルが落ちてくる。
 目玉に据えられると思っていたリチャーズXロメロの絡みは
 ウルヴス、ブリスコズが乱闘しながら消える展開のせいで二度と実現せず。
 ブリスコズのリズムは最初だけだったし、
 コズロフもシングルで締めを担うには力不足。
 ウルヴスも怪我前に比べスピード感が落ちているのが気になってくる。
 依然クオリティは高いのだがどうしても印象面には影響がある。
 グッド・マッチに少し届かず。



総評。
 FB前で力を抜いているのが分かるカード編成。
 それゆえ過度な期待を持つことなく見ましたが
 その中で各試合が楽しめる試合内容を残しています。
 どちらかというとPWG的な味だけど悪くない大会。 
 
(執筆日:2/6/09)
DVD Rating
★☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
マット・クラシック、アダム・ピアース対ザ・セット

ソンジェイ・ダット対グリズリー・レッドウット

ケニー・オメガ対リェット・タイタス

ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ対エリック・スティーブンス、バイソン・スミス

クリス・ヒーロー対コルト・カバナ

オースチン・エリーズ、ケニー・キング対ヤング・バックス

ロデリック・ストロング対タイラー・ブラック

ブリスコ・ブラザーズ、ロッキー・ロメロ対アメリカン・ウルヴス、アレックス・コズロフ詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 
ブリスコ・ブラザーズ、ロッキー・ロメロ対アメリカン・ウルヴス、アレックス・コズロフ

  エドワーズがリングに入る。
  ロメロがリングに残る。
  エドワーズと交代してリチャーズがリングに入る。
  蹴りで牽制しあう。
  リチャーズが腕を取る。
  ロメロが回転から腕を取り返す。
  リチャーズが前転するも倒される。
  リチャーズは飛び起きると側転からハンマー・ロック。
  スナップ・メアからチン・ロック。
  ロメロは起き上がるとハンマー・ロック。
  リチャーズがハンマー・ロックに返す。
  ロメロが首を掴んで飛び首投げ。
  リチャーズが場外に出る。
  ゴングを鳴らしてからリングに戻る。
  ロメロがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  リチャーズが耐える。
  リチャーズがロープに走りショルダー・ブロック。
  耐えたロメロに唾を吐く。
  ロメロが顔に張り手。
  リチャーズがクローズラインへ。
  ロメロは避けてヘッド・シザース。
  リチャーズがクローズラインへ。
  ロメロは腕にビッグ・ブーツを打つと飛びつきアーム・バー。
  リチャーズが体勢を起こしてロックするとテキサス・クローバー・リーフ。
  ロメロが体勢を戻して丸め込む。カウント2。
  打撃をガードし合い同時にドロップ・キック。
  仕切りなおし。
  エドワーズ対マーク。
  顔に張り手を打ち合う。
  マークがコーナーに押し込みボディ・ブロー、フォア・アームズ連発。
  エドワーズがニー。
  マークをコーナーに振る。
  マークがコーナーを使ってフライング・フォア・アームズ。
  よろめいたエドワーズに控えのジェイ、ロメロが殴りつける。
  マークが地獄づき。
  ブレーン・バスターでカバー。
  リチャーズがカット。
  マークはフロント・ヘッド・ロックを決め自陣へ。
  交代したジェイが殴りつけコーナーに振る。
  突進しクローズライン。
  スナップ・メア。
  ロープに走りドロップ・キック。
  カバー。
  コズロフがカット。
  ジェイがエドワーズを起こそうとする。
  エドワーズがジョー・ブリーカー。
  コズロフにタッチ。
  コズロフがジェイに蹴りをいれヘッド・ロック。
  ジェイがロープに振る。
  ロープ・ワークからジェイがクローズラインへ。
  コズロフは避けると掌を出しとめさせる。
  ロシア、ロシアと叫びスピン・キックへ。
  ジェイは避けるとビッグ・ブーツ。
  ジェイは入ってきたエドワーズにショルダー・スルー。
  入ってきたリチャーズにショルダー・スルー。
  ロメロ、マークも入ってくる。
  ロメロ、ブリスコズがコズロフ、ウルヴスをロープに振りフォール・アウェイ・スラム。
  リチャーズは2人に帰ろうと呼びかけ3人は去っていく。
  戻ってくる。
  リチャーズがリングに入る。
  リチャーズ対ジェイ。
  組むとリチャーズがバックを取る。
  ジェイがバックを取りテイク・ダウン。
  リチャーズがフロント・ヘッド・ロック。
  ジェイが自陣に押し込みショルダー・ブロック連発。
  蹴ってきたリチャーズにフォア・アームズ連発。
  交代したロメロがジョー・ブリーカー。
  ロープに走りドロップ・キック。
  飛び起きアズーカ。
  ターン・バックルにぶつけ交代。
  マークがチョップ。
  コーナーにもたれたリチャーズにチョップ。
  別のコーナーにもたれたリチャーズにチョップ。
  チョップを打って倒しカバー。カウント2。
  リチャーズがマークを自陣に押し込む。
  交代したエドワーズがフォア・アームズ。
  ヘッド・バッド。
  リチャーズが控えのロメロ、マークを殴り落とす。
  マークをコーナーに振る。
  2人に振られたリチャーズが突進。
  マークはカウンターでショルダー・スルー。
  突進してきたコズロフにバック・エルボー。
  エプロンに着地したリチャーズにバック・エルボー。
  突進してきたエドワーズに蹴りを放つ。
  エドワーズが受け止めまわす。
  エプロンのリチャーズが受け止めロープへのドラゴン・スクリュー。
  コズロフがマークに回転して脚を挟みマットに叩きつける。
  もう1回。
  レッグ・ロック。
  マークがバック・エルボーで抵抗。
  コズロフはストンピングを決めるとリチャーズにタッチ。
  2人でマークの脚を引っ張る。
  リチャーズがマークに変形4の治。
  カットしようとジェイが入る。
  エドワーズが入りジェイを蹴りつけ落とす。
  ロメロも殴り落とす。
  コズロフがどさくさにまぎれてストンピング。
  マークがロープを掴む。
  交代したコズロフがマークに蹴り。
  スナップ・メア。
  ニー・ドロップを決めカバー。カウント2。
  フロント・ヘッド・ロック。
  交代したリチャーズがスナップ・メアと見せかけて止め場外に落とす。
  エドワーズがマークをフェンスに叩きつける。
  リングに戻す。
  リチャーズがマークにレッグ・ロック。
  マークがロープを掴む。
  リチャーズがマークを殴りつけコーナーに振る。
  突進。
  マークがカウンターで蹴りをいれ突進。
  リチャーズがカウンターでビッグ・ブーツを決めロープに走りクローズラインへ。
  マークがカウンターで投げようとする。
  リチャーズが丸め込む。
  カウント2でテキサス・クローバー・リーフへ持っていく。
  マークがロープを掴む。
  リチャーズがマークにバック・ドロップを狙う。
  マークは着地するも脚が痛む。
  リチャーズがフォア・アームズ。
  マークが打ち返す。
  リチャーズはマークの脚に蹴り。
  ロープに走り低空ドロップ・キックへ。
  避けられるもバックを取る。
  マークがバック・エルボー。
  リチャーズがフォア・アームズ。
  マークが打ち返す。
  リチャーズが脚に蹴り。
  マークが地獄突きから延髄切り。
  マークがジェイにタッチ。
  ジェイがリチャーズにクローズライン。
  もう1発。
  コズロフ、エドワーズを殴り落とす。
  リチャーズをロープに振りドロップ・キック。
  コーナーにもたれたリチャーズにチョップ。
  コーナーに振ろうとする。
  リチャーズが振り返しフライング・フォア・アームズへ。
  ジェイはかわしてロープに走るとビッグ・ブーツ。
  カバー。
  エドワーズがカットしクローズラインへ。
  ジェイは避けると蹴りをいれリチャーズの上にガット・バスター。
  横に並んでダウンしたウルヴスにロメロがダイビング・ボディ・プレス。
  ロメロが突進してきたエドワーズを落としブランチャ。
  ジェイがリチャーズにダイビング・ボディ・プレス。カウント2。
  ジェイ・ドリラーを狙う。
  耐えるリチャーズを殴りつけロープに走る。
  脚を掴んできたエドワーズを蹴りつける。
  リチャーズがジェイにソバット。
  ハイ・キックへ。
  ジェイは避けるとジェイ・ドリラーを狙う。
  リチャーズがリバース・スープレックスに返そうとする。
  サンセット・フリップに返そうとしたジェイの胸を蹴りつける。
  交代したエドワーズはエプロンに上がろうとしたロメロを蹴り落とす。
  ジェイにチョップ。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもカウンターで蹴りを入れロープに走る。
  ジェイがカウンターでフォア・アームズ。
  ロープに走る。 
  エドワーズが担ぎフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  バック・ドロップを狙う。
  ジェイは後ろに着地しコーナーにもたれる。
  突進してきたエドワーズにカウンターで蹴りを入れるとコーナーに座る。
  エドワーズがジャンピング・キック。
  バックパック・スタナーへ。
  ジェイが殴りつけ逃れる。
  ジェイが殴りかかる。
  避けられるも突進してきたエドワーズにターン・バックルへのコンプリート・ショット。
  マークにタッチ。
  ロメロも入り2人でリチャーズとコズロフを蹴り落とす。
  3人でエドワーズを殴りまくり腕を上げる。
  エドワーズをコーナーに振る。
  振られたロメロがハイ・ニー。
  ジェイ、マークがクローズライン。
  ジェイがスリング・ショットで持ち上げたエドワーズにマークがフォア・アームズ。
  ジェイの膝の上に倒れたエドワーズにロメロがスプリングボード式ニー・ドロップ。
  マークがカバー。
  コズロフがカット。
  コズロフ、リチャーズを再び殴り落とす。
  マークがエドワーズにブレーン・バスターを狙う。
  エドワーズがバックを取る。
  マークがバックを取る。
  エドワーズがバック・エルボー。 
  マークが殴りかかってきたエドワーズにエクスプロイダー。
  カバー。カウント2。
  バックを取る。
  エドワーズはコーナーに押し込むとバック・エルボー連発。
  突進。
  マークがカウンターでジャンピング・キック。
  カバー。カウント2。
  エドワーズを起こすとカットラー・ドライバーを狙う。
  後ろに逃れたエドワーズに蹴りを放つ。
  受け止められたので拳を放つ。
  エドワーズは避けると延髄切り。
  ロープに走る。
  マークがカウンターでボディ・ブロー。
  ロープに走る。
  エドワーズが打ち上げ、入ってきたリチャーズが蹴り上げる。
  コズロフも入りマーク、ロメロを殴り落とす。
  エドワーズがマークのバックを取る。
  コズロフ、リチャーズのスーパー・キックの援護を受けエドワーズがジャーマン。
  カバー。
  ジェイがカット。
  コズロフがジェイを投げ落とす。
  リチャーズはロメロを連れ場外へ。
  ロメロがリチャーズをフェンスにぶつける。
  エドワーズがマークにブレーン・バスターを狙う。
  こらえたマークにフォア・アームズ。
  マークも打ち返し打ち合いに。
  マークが押し地獄突き。
  エドワーズがスーパー・キック。
  クローズラインへ。
  マークがカウンターでエクスプロイダー。
  エドワーズが起き上がりラリアット。
  両者ダウン。
  両者タッチ。
  コズロフがロメロにクローズラインを狙う。
  ロメロは避けると殴りつける。
  胸に張り手を連発しソバット。
  アズーカといいロープに走る。
  コズロフがカウンターでジャンピング・キック。
  マークがコズロフにミサイル・キック。
  リチャーズがマークにミサイル・キック。
  コーナーにもたれたマークにフライング・フォア・アームズ。
  ソバット。
  ロープに走りビッグ・ブーツ。
  ジェイが入りビッグ・ブーツへ。
  リチャーズも同時に狙い相打ち。
  ビッグ・ブーツ相打ち。
  リチャーズがソバットをいれロープに走る。
  ジェイがスパイン・バスター。
  エドワーズがジェイにコーナー上から飛びつきダブル・ニー・フェイス・バスター。
  ロメロがエドワーズにバック・ドロップ。
  全員ダウン。
  ブリスコズとウルヴスが殴りあう。
  ウルヴスがロープに走る。
  ブリスコズが追い道連れクローズライン。
  ロメロがコーナー上へ。
  コズロフがロメロの体勢を崩す。
  雪崩式フォール・アウェイ・スラム。
  ウルヴスとブリスコズが殴りあいながらバック・ステージの方へ。
  コズロフが帽子をかぶる。
  コサック・ダンスを踊りながら蹴り。
  ロープに走り蹴りつけカバー。カウント2。
  コーナーに振り突進。
  ロメロがカウンターで蹴り。
  ロープに走る。
  リープ・フロッグにいったコズロフの脚を掴み叩きつける。
  蹴りを放つ。
  受け止められ延髄切りへ。
  これも避けられるが返し刀。
  カバー。カウント2。
  ロープに振ろうとする。
  コズロフが滑り出る。
  ロメロが場外に飛び出る。
  同時にコズロフがリングに戻る。
  ロープに走りトペ・コンヒーロ。
  リングに戻すとコーナー上へ。
  フロッグ・スプラッシュ。カウント2。
  ブレーン・バスターへ。
  ロメロが後ろに着地しバック・スライド。カウント2。
  ロープに走る。
  コズロフがカウンターでスーパー・キック。
  カバー。カウント2。
  ロシアン・レッグ・スイープを狙う。
  ロメロはバック・エルボーを叩き込んで逃れる。
  コズロフのクローズラインを避けるとジャーマン。
  側頭部を蹴りつけカバーし1,2,3!
  ロメロ、ブリスコズの勝利!




勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
マット・クラシック、アダム・ピアース対ザ・セット

ソンジェイ・ダット対グリズリー・レッドウット

ケニー・オメガ対リェット・タイタス

ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ対エリック・スティーブンス、バイソン・スミス

クリス・ヒーロー対コルト・カバナ

オースチン・エリーズ、ケニー・キング対ヤング・バックス

ロデリック・ストロング対タイラー・ブラック

ブリスコ・ブラザーズ、ロッキー・ロメロ対アメリカン・ウルヴス、アレックス・コズロフ→詳細

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