ROH 09年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:End of an Age 6/27/09
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
レビュー
1枚、約2時間55分です。

三沢追悼の10カウント・ゴング。

@6マン・メイヘム:リェット・タイタス対デリリウス対サミ・カリハン対サイラス・ヤング対イゴティスティコ・ファンタスティコ対アレックス・ペイン
 方向性の定まっていないごった煮。
 盛り上がってはいるが余りにすかすかな中身です。
 悪い試合。

Aエリック・スティーブンス対ラスチェ・ブラウン
 スティーブンスの見せ方は素晴らしいし
 ラスチェ相手に良い仕事をしたのだろう。
 しかしイメージ的には今回のラスチェのような物をスティーブンスに持って欲しかったりする。
 悪くない試合。

 毎度お馴染みフレアーの挨拶。

Bピティ・ウィリアムス対ケニー・キング
 一部そこまで攻防を入れなくても間を置けば、というシーンはありましたが
 基本的にはお互いの良さが出来た内容で一進一退です。
 まあまあ良い試合。

CKENTA対タイラー・ブラック
詳細
 それぞれが作り上げてきた物を見せた、という点で
 全般的には特に問題も無くハイ・クオリティな内容です。
 素晴らしい、と言いたい。
 しかし4試合目にセットされているとはいえ
 このカードは本来的には目玉です。
 打撃の打ち合い、試合に仕掛けで魅せれるカードではないので
 攻防に力を入れるべき所でしょう。
 それが持ち技としてのケースのままで試合に組み込み
 G2Sとゴッド・ラストの必殺技の攻防というのは安全牌すぎます。
 もう一工夫欲しかったですね。
 会社から求められている以上の仕事ですが
 観客が求められているに十分とは言えない仕事。
 グッド・マッチに少し届かず、です。

 試合後KENTAが去った後大量の黒覆面の男が登場しタイラーをリンチ。
 ジェイコブスも登場し上空からチェーンを下ろす。
 タイラーの両脚をつないで上げようとした時スティーンネリコが乱入し一掃。
 タイラーがジェイコブスにゴッド・ラスト・ギフト。
 ジェイコブスの両脚をチェーンにつなぐとデリリウスがスイッチを入れて吊り上げる。 
 タイラーはThe Age of the Fall is Dead!と宣言。
 タイラーらが去った後引き下ろされたジェイコブスは手下らを責める。
 するとやってられねえよ、と手下らは去っていく。
 ジェイコブスは1人去っていく。

Dシカゴ・ストリート・ファイト:コルト・カバナ、ブレント・オルブライト対ジョーイ・ライアン、クラウディオ・カスタニョーリ
 連携、場外乱闘、乱入、観客席へのダイブ、テーブル。
 あらかた要素は揃っているのに全て不十分。
 4人の状況がそのまま反映されたようなクオリティに。
 平均レベル。

Eディーロ・ブラウン対ロデリック・ストロング
 ディーロのやりたい事がはっきりしないので
 ストロングも影響されてぶれざるをえない状況です。
 悪くない試合。

Fアメリカン・ウルヴス対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ
 連携、孤立させての脚攻めと相変わらず上手いですね。
 しかし”相変わらず”です。
 マンネリ化していてトップ・タッグの激突としては物足りません。
 特色としては孤立からのタッチ成功時にウルヴスへの場外ダイブをしたように
 スティーンネリコの大技連発の追い込みでしょうか。
 これに対しノン・タイトル戦という事でウルヴスはやり返さずに受けに回ります。
 レフェリー気絶からのベルト攻撃でずるい所を見せましたが
 そういう見せ方はウルヴスの得意とする所ではなく、
 前哨戦だからこその面白さを提供する事はできず。
 中々良い試合。

GROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対ナイジェル・マッギネス
 ナイジェルにとってエリーズは最上の相手でしょう。
 いなして試合を作ってくれ、道化で盛り上げてももらえる。
 しかしROH王座を持っているエリーズにしたら
 ナイジェルは勘弁して欲しい相手でしたね。
 十分な受けができないのでハードには出来ないし、
 技を綺麗に決めれず動きが十分ではないナイジェルでは盛り上がりにくい。
 しかも前回の試合の残像に縛られる訳ですからね。
 メインにするべきではなかった。
 いや、そもそもまだ切るカードではありませんでした。
 平均的な良試合。


総評。
 カードから期待を抱きすぎなければ悪い大会じゃない。
 大会名のAOTFの崩壊は前回でやった方が良いと思いますけどね。
 
(執筆日:10/17/09)
DVD Rating
☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
6マン・メイヘム:リェット・タイタス対デリリウス対サミ・カリハン対サイラス・ヤング対イゴティスティコ・ファンタスティコ対アレックス・ペイン

エリック・スティーブンス対ラスチェ・ブラウン

ピティ・ウィリアムス対ケニー・キング

KENTA対タイラー・ブラック詳細

シカゴ・ストリート・ファイト:コルト・カバナ、ブレント・オルブライト対ジョーイ・ライアン、クラウディオ・カスタニョーリ

ディーロ・ブラウン対ロデリック・ストロング

アメリカン・ウルヴス対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ

ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対ナイジェル・マッギネス


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 
KENTA対タイラー・ブラック

  組む。
  じりじりとタイラーがロープのほうへ押し込む。
  KENTAは体勢を入れ替えるとハイ・キックを放つも避けられる。
  タイラーが組もうとしたKENTAに蹴り。
  ロープに振るとドロップ・キックを狙う。
  ロープを掴んで止まったのを見て一回転・着地する。
  ロープに走ったKENTAにカウンターでドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  喉を踏みつける。
  カバーするもカウント2。
  チョップ。
  KENTAが胸に蹴りを打ち込んでいく。
  ソバットで倒す。
  起こすとスナップ・メアからチン・ロック。
  タイラーは起き上がるとジョー・ブリーカー。
  スナップ・メアから背中に蹴り。
  KENTAは起き上がると顔に張り手。
  スナップ・メアから背中に蹴り。
  蹴りを入れブレーン・バスターを狙う。
  タイラーが耐えブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  ニーを喉に押し当てる。
  ロープに振りバック・エルボー。
  カバーするもカウント2。
  ブレーン・バスターを狙う。
  KENTAは耐えると腹を殴りつける。
  持ち上げるとロープに干す。
  蹴り上げる。
  コーナー上からダイビング・ニー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  後頭部にエルボーを打ち込んでいく。
  スナップ・メアを決めると喉にニーを落とす。
  エプロンに出るとロープ越しに飛ぶ。
  着地し後ろ蹴り。
  フォア・アームズ。
  ロープに振りバック・エルボー。
  カバーするもカウント2。
  首4の字。
  タイラーがロープを掴む。
  KENTAが胸に蹴りを叩き込む。
  ハイ・キックへ。
  タイラーは避けるとロープに走りクローズライン。
  クローズライン。
  起こすとコーナーに振ろうとする。
  振り返されるもカウンターで蹴り。 
  セカンド・ロープからクローズラン。
  コーナーのKENTAに突進。
  KENTAがカウンターでショルダー・スルー。
  タイラーはエプロンに着地するとパンチを受け止めジャンピング・キック。
  スプリングボード式クローズライン。
  ラ・ケプラーダへ。
  避けられるも着地しスタンディング・シューティングスター・プレス。カウント2。
  バックを取る。  
  KENTAがバック・エルボーを叩き込んで逃れると突進。
  タイラーがカウンターで蹴り。
  突進。
  KENTAがパワー・スラム。カウント2。
  胸に蹴りをいれソバット。
  ロープに振りジャンピング・ビッグ・ブーツ。
  カバーするもカウント2。
  ダイビング・クローズライン。
  カバーするもカウント2。
  STFに捕らえる。
  タイラーがロープを掴む。
  KENTAが起こしバックを取る。
  タイラーがバック・エルボーを入れロープに走る。
  KENTAがカウンターでジャンピング・ビッグ・ブーツ。
  カバーするもカウント2。
  フィッシャーマンズ・スープレックスを狙う。
  タイラーがネック・ブリーカーに切り返す。
  コーナー上へ。
  KENTAが蹴りを入れて捕まえスーパープレックス。
  エプロンに出るとスプリングボード式ドロップ・キック。
  コーナーにもたれたタイラーにランニング・ビッグ・ブーツ。
  もう1発。
  崩れた所にドロップ・キック。
  ダイビング・ダブル・ストンプを決めカバー。カウント2。
  コンボをいれるとブサイクへの膝蹴りを狙うべくロープに走る。
  タイラーがカウンターでスーパー・キック。
  ローリング・ラリアットを狙ったKENTAにもう1発。
  ロープに走る。
  KENTAがカウンターでラリアット。
  両者ダウン。
  両者コーナーで起き上がり走る。
  タイラーがビッグ・ブーツへ。
  KENTAは受け止めると倒してSTF。
  タイラーがロープを掴もうとする。
  KENTAはその腕を取ると起こしてタイガー・スープレックスへ。
  タイラーは着地すると突進。
  KENTAは打ち上げるとエース・クラッシャー。
  コーナー上へ。
  タイラーが脚を払ってKENTAの体勢を崩す。
  そして雪崩式ハリケーン・ラナ。
  カバーするもカウント2。
  ボディ・スラムで場外に投げ捨てる。
  そしてトペ・コンヒーロ。
  リングに戻す。
  足を踏み鳴らしランニング・フォア・アームズ。
  もう1発。
  フェイス・バスターを決めカバー。カウント2。
  フェニックス・スプラッシュへ。
  KENTAは避けると着地したタイラーの方へ突進。
  タイラーがかわすと同時にスクール・ボーイ。
  カウント2で返されるや蹴りつける。
  プロキシズム。
  カバーするもカウント2。
  コーナーへのパワー・ボムを狙う。
  KENTAはハリケーン・ラナに切り返してコーナーにぶつけると背中にハイ・ニー。
  タイガー・スープレックスにつなげる。カウントは2。
  ならばとG2Sへ。
  タイラーが受け止めゴッド・ラスト・ギフトを狙う。
  KENTAはこらえると再び持ち上げG2Sへ。
  タイラーがDDTに切り返す。
  ゴッド・ラスト・ギフトを狙う。
  KENTAが逆に持ち上げG2S。
  カバーするもカウントは2。
  コーナーにもたれたタイラーの背中にニー・ストライク。
  ロープに走り往復。
  タイラーがカウンターでスーパー・キック。
  コーナーへのパワー・ボム。
  スーパー・キックへ。
  KENTAは受け止めると担ぎ上げG2S。
  カバーし1,2,3!
  KENTAの勝利!


  

勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
6マン・メイヘム:リェット・タイタス対デリリウス対サミ・カリハン対サイラス・ヤング対イゴティスティコ・ファンタスティコ対アレックス・ペイン

エリック・スティーブンス対ラスチェ・ブラウン

ピティ・ウィリアムス対ケニー・キング

KENTA対タイラー・ブラック詳細

シカゴ・ストリート・ファイト:コルト・カバナ、ブレント・オルブライト対ジョーイ・ライアン、クラウディオ・カスタニョーリ

ディーロ・ブラウン対ロデリック・ストロング

アメリカン・ウルヴス対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ

ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対ナイジェル・マッギネス

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