ROH 09年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:A Cut Above 4/24/09
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
ROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対ロデリック・ストロング詳細
雑 感
1枚約2時間30分です。

@ブライアン・ダニエルソン対エディ・エドワーズ
 最近のアメドラはMMA志向含め若干灰汁が強くなってきていますね。
 シンプルで良質な内容ですが
 エドワーズからもっと引き出せたように思います。
 また丸め込みフィニッシュでしたが
 これならエドワーズには試合後軽くで良いので襲いかかって欲しかったですね。
 まあまあ良い試合。

A4ウェイ・マッチ:クラウディオ・カスタニョーリ対ラスチェ・ブラウン対マット・クロス対サイラス・ヤング

 基本はラスチェ、CC対クロス、ヤングといった感じでしょうか。
 見所はクロス。
 スティーブンスも顔負けのモヒカンで、ラストにちょっとした技に挑戦しています(ミスしましたが)。
 ひどい試合です。

Bジミー・レイブ対グリズリー・レッドウッド
 ヘタレるにも限度があるという事で
 1,2分でレッドウッドを倒します。

Cオースチン・エリーズ、リェット・タイタス対フェニックス・ツインズ
 ROHに来た事で気負いがあるのか
 ツインズは動きが制御できておらずリズムもありません。
 ミックスさせる余地がなく実質スカッシュ・マッチ。
 悪い試合。

Dコルト・カバナ対クリス・ヒーロー
 ヒーローがコメディカルなレスリングに翻弄されるも打撃戦に持ち込んで、という内容。
 狙いは悪くないんだけど2人の悪い点が出て
 結実しないまま終わりを迎えてしまいました。
 平均レベル。
 
Eジミー・ジェイコブス対イゴイスティコ・ファンタスティコ
 IWAではトップになるカード。
 ジェイコブスが控えめな立ち位置でコントロールしイゴの良い所を見せました。
 元AOTFとの試合ばっかりだったので
 たまにはこういう相手との試合も良いですね。
 平均レベル。

Fタイラー・ブラック対デイビー・リチャーズ
 素早い動きと基本、独自性。
 3つが絡まって前回より狙いが良くなってますね。
 ハイ・レベルです。
 只今回も完全に遂行とはいかなかったですね。
 終盤前に変調させて溜めたかった。
 グッド・マッチに届かずも中々良い試合です。

Gケビン・スティーン、ジェイ・ブリスコ対ダーク・シティ・ファイト・クラブ
 Fより上に持ってきたのはメイン前の息抜きだったようです。
 ジェイとスティーンは名タッグのメンバーとはいえ
 違うスタイルで、同じタイプなだけに可能性を感じません。
 DCFCも特別秀でたタッグでないだけに扱いに沿った働きしかできませんでした。
 少し悪い試合。 

HROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対ロデリック・ストロング
詳細
 ややぎこちない部分もありましたが力の込め具合が伝わるレスリングで
 上下、左右の動かし方が作っていきます。
 この狙いは正解ですね。
 この時点でハイ・レベルな内容は確約されていましたが
 中盤のアクシデントで更なるステップ・アップを遂げました。
 ストロングがフェンスに激突し大流血するんですね。
 リングにも体にも血が飛び散って
 ストロングが出血多量で力尽きるのが先か、
 はたまたその苛烈な攻めが結実するのが先か、というドラマチックな絵が生まれました。
 まあリンは関係ないと言えば関係ないんですが
 終盤の攻防も変わらず良かった事は付け加えて起きます。 
 ぎりぎりグッド・マッチ。


総評。
 良い試合が出ても次の試合で下げられるという困った大会。
 しかし最後が予想以上。
 終わりよければ全て良しです。
 
(執筆日:7/20/09)
DVD Rating
☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ブライアン・ダニエルソン対エディ・エドワーズ

4ウェイ・マッチ:クラウディオ・カスタニョーリ対ラスチェ・ブラウン対マット・クロス対サイラス・ヤング

ジミー・レイブ対グリズリー・レッドウッド

オースチン・エリーズ、リェット・タイタス対フェニックス・ツインズ

コルト・カバナ対クリス・ヒーロー

ジミー・ジェイコブス対イゴイスティコ・ファンタスティコ

タイラー・ブラック対デイビー・リチャーズ

ケビン・スティーン、ジェイ・ブリスコ対ダーク・シティ・ファイト・クラブ

ROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対ロデリック・ストロング詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 
ROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対ロデリック・ストロング

  ストロングがコーナーに押し込もうとする。
  リンが体勢を入れ替えてクリーンに離れる。
  ストロングが腕を取る。
  リンが前転して取り返す。
  ストロングが回転し脚を取って倒す。
  リンがヘッド・ロックに返す。
  返しを防いでハンマー・ロック。
  ストロングがハンマー・ロックに返す。
  リンがファイヤーマンズ・キャリーに返して腕を取る。
  起き上がったストロングは側転から腕を取り返す。
  リンが腕を取り返す。
  ストロングがチョップを叩き込んで外す。
  仕切り直し。
  リンが腕を取る。
  捻ると反対の腕を取りアーム・ドラッグ。
  ストロングは場外に出る。
  リングに戻ってくる。
  ストロングがヘッド・ロック。
  リンがロープに振りヒップ・トスを狙う。
  ストロングが防いでヒップ・トス。
  カバーするもカウント2。
  アーム・ドラッグで腕を取る。
  リンは起き上がると腕を取り返す。
  ストロングがロープに振る。
  リンがヘッド・シザース。
  アーム・ドラッグで腕を取る。
  ストロングは起き上がるとコーナーへ。
  リンがクリーンに離れる。
  リンがドロップ・トー・ホールドから弓矢固め。
  ストロングがカバーに持っていく。
  リンはカウント2で返すとアーム・ドラッグで腕を取る。
  ストロングは起き上がるとロープに振る。
  レッグ・ラリアットを決める。
  カバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  リンが起き上がりバック・エルボーを入れる。
  ストロングは背中を殴りつけるとバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  チョップを入れる。
  リンがたまらず場外に転がり出る。
  ストロングは後を追うとチョップを狙う。
  避けられるもエプロンに背中からぶつける。
  リングに戻す。
  バック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  背中を殴りつける。
  ショルダー・ブロック。
  チョップを放つ。
  リンは避けると近づいてきたストロングに蹴り。
  フォア・アームズを叩き込みチョップ。
  ストロングがチョップを打ち返す。
  リンはチョップの打ち合いに応じるも先に崩れる。
  ストロングがリンを蹴りつける。
  起こしてボディ・スラムを狙う。
  リンが後ろに着地しリバースDDT。
  カバーするもカウント2。
  殴り蹴りつける。
  腹を殴りつけてきたストロングを蹴りまくる。
  ゴーリー・スペシャルを決める。
  崩れながらもゴーリー・ボム。
  カバーするもカウントは2。
  チン・ロック。
  起き上がった所でエルボーを叩き込む。
  担ごうとする。
  ストロングが後ろに逃れてオコーナー・ロールへ。
  ロープを掴んで防がれるもドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  スリングショット・スープレックスを狙う。
  リンが後ろに逃れバックを取る。
  ストロングはロープに走ると体勢を低くしてリンを落とす。
  ブランチャを狙う。
  避けられると見てエプロンに着地するとエプロンから飛びかかる。
  しかし避けられ顔面からフェンスに激突。
  ストロングはひどい流血。
  リンがストロングにフェンスへのロシアン・レッグ・スイープ。
  リングに戻す。
  ボストン・クラブを決める。
  ストロングの顔は真っ赤で手やリングに血が飛び散る。
  ストロングがロープを掴む。
  ストロングはエプロンに出ると近づいてきたリンにフォア・アームズ。
  ショルダー・タックルを狙う。
  リンのレッグ・ドロップを避けて自爆させるとエプロンに出しバック・ドロップを狙う。
  リンが防いでバック・エルボー。
  バック・エルボーで落とすとエプロンから飛びつきトルネードDDT。
  リングに戻すとカバー。カウント2。
  パイル・ドライバーを狙う。
  ストロングが逃れタイガー・ドライバーを狙う。
  リンが逃れエアリアル・クラッシュ。
  カバーするもカウントは2。
  起こそうとする。
  ストロングが突進してコーナーに押し込む。
  リンが蹴りつけて離れさせる。
  コーナー上へ。
  ストロングが捕まえてスーパープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  ボストン・クラブを決める。
  リンがロープを掴む。
  ストロングは喉を掻っ切るとリンを起こしハーフ・ネルソン。
  コーナーに押し込まれ防がれるもコーナーのリンにクローズライン、延髄切り。
  ハーフネルソン・バック・ブリーカーを決めカバー。カウントは2。
  リンを起こすとコーナーに乗せようとする。
  リンが耐えてコーナーへのフロント・スープレックス。
  ストロングがエプロンに出る。
  リンは隣接するエプロンに出るとコーナー上へ。
  ストロングが捕まえ場外へのスーパープレックスを狙う。
  リンが防いでフォア・アームズ。
  エプロンに落ちたストロングにフォア・アームズ。
  コーナーに座るとエプロンへのトルネードDDTを狙う。
  防がれエプロンに着地。
  ストロングがリンにエプロンへのバック・ドロップ。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  ハーフネルソン・バック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ボストン・クラブを決める。
  リンがロープに手をかける。
  ストロングが中央に戻してかけなおそうとする。
  リンが丸め込む。カウントは2。
  ストロングがリンを担いでダブル・ニー・ガット・バスター。
  ロープに走りビッグ・ブーツ。
  カバーするもカウントは2。
  ハーフネルソン・バック・ブリーカーを狙う。
  リンがサンセット・フリップへ。
  外れるも担いでTKO。
  クレイドル・パイル・ドライバーと続けてカバー。カウントは2。
  もう1発決め1,2,3!
  リンの防衛!
  会場からはThank You Roderic。
  リンがストロングの腕を上げる。
  


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
ブライアン・ダニエルソン対エディ・エドワーズ

4ウェイ・マッチ:クラウディオ・カスタニョーリ対ラスチェ・ブラウン対マット・クロス対サイラス・ヤング

ジミー・レイブ対グリズリー・レッドウッド

オースチン・エリーズ、リェット・タイタス対フェニックス・ツインズ

コルト・カバナ対クリス・ヒーロー

ジミー・ジェイコブス対イゴイスティコ・ファンタスティコ

タイラー・ブラック対デイビー・リチャーズ

ケビン・スティーン、ジェイ・ブリスコ対ダーク・シティ・ファイト・クラブ

ROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対ロデリック・ストロング詳細

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