ROH 09年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Clash of the Contenders 10/9/09
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
デイビー・リチャーズ対ケニー・オメガ詳細
雑 感
1枚、約2時間50分です。

@ケビン・スティーン対ロデリック・ストロング
 ストロングが勢いで、スティーンはゆったり目に一発で勝負。
 それは間違ってないんだけど
 小さなずれが終始埋まらずギアがかからない内容でした。
 しかしThis is Awesome!チャントが起こる。
 取りあえず観客は盛り上がりの良い客のようで。
 平均レベル。

Aミスチーフ対ニコール・マシューズ
 二コールとは中途半端な相手を選んできましたね。
 そのニコールが観客の想像より迫力があったのか
 観客を沸かせる事に成功していますが
 ShimmerをROHに持ち込む事は今宵もまた成功せず。
 悪い試合。

 エリーズの幸運の抽選会がありデリリウスが挑戦する事に。

Bクラウディオ・カスタニョーリ対コルト・カバナ対ピティ・ウィリアムス対エース・スティール
 カバナは同じセインツのエースとじゃれ合っていますが
 それがおかしくない程最近は使えないからねぇ。
 ピティは空気を読めずセインツを気取るキャラでしたが
 そんな微妙なキャラで反応を買えていたら既にROHで実績を作れているはずで・・・。
 一人ヒールだったCCも相変わらずROHレベルの暴れっぷり。
 悪い試合。

Cブリスコ・ブラザーズ対ハウス・オブ・トゥルース
 マルティニは良い仕事しているのだけど
 それに比べてHOFが少し元気ないですね。
 ブリスコズは決して好調ではないけれど、この内容だと物足りない。
 平均レベル。

Dデイビー・リチャーズ対ケニー・オメガ
詳細
 全編に渡って頻繁な矯正が入っているのが美しくないけれども
 オメガの米インディーの時代の幕開けを飾る試合に。
 ゴングが鳴るなり両者ビッグ・ブーツを打つなど
 明らかにいつもと違う特別な物を生み出そうという気概が見られました。
 依然試合という枠との間で衝突はある物の
 伸びやかなソバットを見せるなどオメガもハシャギ始めています。
 リチャーズはサディスッティック・ヒールで
 トップ・レスラーとしてアメドラにしてもらったような壁になり応えました。
 終盤もリチャーズに土をつけるだけの豊潤な攻防でした
 残念なのは観客がリチャーズを応援していて、
 いや、むしろオメガの支持が少なくて相応の盛り上がりを得られなかった事。
 波動拳にもブーイングを送っています。
 PWGのゾンビ・マスクをかぶって試合するようなのはまだしも、
 波動拳、しかも以前と違い掌を当てて妥協している、は受け入れてやっても良いように思うんですけどね。
 そんなにシリアスじゃないように見えます?
 後この構図ならオメガは肩車ジャーマン含め
 技を使い切って何度も打つぐらいの技使用ペースでよかったですね。
 ぎりぎりグッド・マッチ。 

Eケニー・キング、リェット・タイタス対ヤング・バックス
 一流のYバックスを相手に自分の形で試合を進めれるとは
 キング、タイタスも安定したタッグになったな、と感心しましたね。
 しかし終盤が短すぎですね。
 両者ダウン後即必殺技につなぎ、そこから丸め込みエンドとは勿体無い。
 まあまあ良い試合。

Fタイラー・ブラック対クリス・ヒーロー
 ヒーローがエルボーですぐにタイラーをダウンさせるのは早すぎ。
 更にそのダウン状態はタイラーの領域のはずなのにタイラーは全然引き込めず。
 もはや旬が終わった、と感じさせるような時間で
 ヒーローも余裕をもてあまし気味です。
 ヒーロー自身ももう少しタイラーを補助できたはずだけどねぇ。
 ゴッド・ラスト・ギフトに切り返して勝った時の高揚感の無さはがっくりきますよ。
 ”次期王者候補のはずだった”2人の対決にふさわしい内容になってしまう・・・。
 平均レベル。

GROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対デリリウス
 積極的な攻防は正解だったけれども
 これでも観客を煽ってやらなければならないのは
 デリリウスの状態が悪く、攻めに抑揚、勢いが無く受けもずれているからで・・・。
 05年のデリリウスが同じ事をすれば立派なメイン・イベントになった意欲的な内容。
 まあまあ良い試合程度。


@トニー・コジナ対グリズリー・レッドウッド
 自分でミスする事を売りにしたらおしまいでしょう。
 ひどい試合。


総評。
 低調、もっと出来るのに、という試合ばかし。
 例外はDだけ。
 他の同じ好勝負よりちょっと意味合いが強く見る価値はあるが、
 大会としてはこれも救いにならない。 
 
(執筆日:2/1/10)
DVD Rating
☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ケビン・スティーン対ロデリック・ストロング

ミスチーフ対ニコール・マシューズ

クラウディオ・カスタニョーリ対コルト・カバナ対ピティ・ウィリアムス対エース・スティール

ブリスコ・ブラザーズ対ハウス・オブ・トゥルース

デイビー・リチャーズ対ケニー・オメガ詳細

ケニー・キング、リェット・タイタス対ヤング・バックス

タイラー・ブラック対クリス・ヒーロー

ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対デリリウス

トニー・コジナ対グリズリー・レッドウッド


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 
デイビー・リチャーズ対ケニー・オメガ

  オメガが握手を求める。
  リチャーズは唾を吐いて応える。
  ゴングが鳴るなり両者ビッグ・ブーツ。
  再びビッグ・ブーツ相打ち。
  フォア・アームズを打ち合う。
  リチャーズがハイ・キックへ。
  オメガがガードしドロップ・キックへ。
  リチャーズは避けるとロープに走り蹴りへ。
  オメガが避け指を振る。
  仕切りなおし。
  ナックル・ロック。
  リチャーズが切ってリスト・ロック。
  オメガがリスト・ロック。
  リチャーズが前転するもオメガに倒される。
  リチャーズが跳び起き側転からリスト・ロック。
  オメガが膝を踏んで回転しグラウンド・ヘッド・ロック。
  グラウンド・ヘッド・シザースに返されるもすぐ跳ね除けグラウンド・ヘッド・ロック。
  リチャーズが後ろにそらす。カウント2。
  リチャーズは起き上がるとロープに振ろうとする。
  オメガが体勢を低くして防ぐ。
  リチャーズは起き上がると腹にパンチを入れロープに振ろうとする。
  オメガが体勢を低くして防ぐ。
  リチャーズは起き上がるとバック・ドロップを狙う。
  オメガは着地するとロール・アップ。
  カウント2でリチャーズが体勢を入れ替える。
  カウント2でオメガが丸め込む。
  リチャーズがカウント2で返しストレッチ。
  肩をつけにいく。
  オメガがカウント2で返し同じストレッチ。
  肩をつけにいく。
  カウント2で返されるやヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  リチャーズは受け止め倒れない。
  オメガがロープに走りもう1発決めるも倒れない。
  リチャーズがオメガの胸にハイ・キック。
  ゆらぐオメガに3発決めロープに走る。
  オメガは伏せ巴投げ。
  ソバットで落とす。
  飛び越えセカンド・ロープに着地するとそこからムーンサルト。
  リングに戻す。
  エプロンに上がるとコーナーに駆け上がり飛び技へ。
  リチャーズがカウンターでドロップ・キック。
  オメガはたまらず場外へ。
  リチャーズは場外に下りると胸にハイ・キック。
  オメガがリチャーズにチョップ。
  リチャーズがチョップを打ち返す。
  オメガをフェンスに振ってぶつけるとビッグ・ブーツ。
  フェンスにのりアピール。
  場外カウントをカット。
  リングに戻す。
  ストンピング。
  起こすと殴りつける。
  ロープに振りキッチン・シンク。
  観客を煽る。
  オメガが近づいてきたリチャーズの腹にパンチ。
  リチャーズはヘッド・バッドで黙らせるとバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ボディ・シザース。
  殴りつけると起こしてブレーン・バスター。
  観客にどうだとアピール。
  バック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ヘッド・ロック。
  オメガは起き上がると腹にエルボーを入れていく。
  チョップ。
  コーナーに振ろうとする。
  リチャーズは振り返すと突進。
  オメガはコーナーを使ってかわすとハリケーン・ラナ。
  STOP。
  手を払いのけられるも延髄切り。
  ロケット・パンチ。
  セカンド・ロープからムーンサルト。カウント2。
  ドラゴン・スープレックスを狙う。
  リチャーズがアーム・ドラッグに切り返しクローズラインへ。
  オメガが避けてドラゴン・スープレックスを狙う。
  しかし腰が痛み離してしまう。
  リチャーズがコーナーのオメガに突進。
  オメガはカウンターで蹴りを入れるとコーナーに座る。
  リチャーズがジャンピング・キック。
  スーパープレックスを狙う。
  オメガが防いでリチャーズにフェイス・バスターを狙う。
  リチャーズは着地すると突進。
  カウンターの蹴りを受け止めるとオメガをおろすと同時に蹴り。
  ボディ・スラム。
  コーナーにのぼりダイビング・ヘッド・バッド。
  カバーするもカウント2。
  テキサス・クローバー・ホールドを狙う。
  オメガが決められる前にロープに逃げる。
  リチャーズがオメガの胸に蹴り。
  オメガが張り手。
  リチャーズがオメガの胸に蹴り。
  オメガが張り手。
  リチャーズがオメガの胸に蹴り。
  もう1発狙う。
  オメガは受け止めると張り手連発。
  リチャーズがヘッド・バッドで黙らせロープに走る。
  オメガがSTOP。
  リチャーズは手を払いのけソバット。
  ロープに走る。
  オメガがバックに回ってロープに走る。
  低空ドロップ・キック。
  ロープに走り馬飛びフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  リチャーズを起こそうとする。
  リチャーズがフォア・アームズ。
  フォア・アームズの打ち合い。
  ロープにもたれながら打ち合う。
  リチャーズがソバット。
  オメガがソバット。
  顔にもう1発。
  2K1ボム。
  カバーするもカウントは2。
  ドラゴン・スープレックスを狙う。
  リチャーズがバックを取る。
  オメガがバックを取り返しジャーマンへ。
  着地したリチャーズに突進。
  リチャーズはカウンターで蹴りを入れると場外へのバック・ドロップを狙う。
  オメガはエプロンに着地。
  リチャーズにフォア・アームズを入れると場外へのブレーン・バスターを狙う。
  リチャーズはニーを入れて防ぐと張り手。
  リング内へのブレーン・バスターを狙う。
  オメガが着地しロープに走る。
  リチャーズはカウンターで蹴りを入れると場外へのブレーン・バスターへ。
  しかし道連れになり自身も落下。
  リチャーズがエプロンに上がる。
  オメガがリングに戻る。
  リチャーズはリングに戻ると胸に蹴りを連打。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されるもハンドスプリング・キックを決める。
  カバーするもカウントは2。
  ジャーマンを狙う。
  オメガがロープに逃げる。
  リチャーズは殴りつけるとオメガをコーナーにのせる。
  チョップ。
  スーパープレックスを狙う。
  オメガは殴りつけるとすり抜ける。
  リチャーズを殴りつけると肩車する。
  リチャーズは何とか後ろに逃れると突進。
  オメガがカウンターで蹴りをいれコーナーに立つ。
  リチャーズが駆け上がり雪崩式ジャーマン。
  起き上がったオメガをランニング・ソバットで吹っ飛ばす。
  ジャーマンにつなげるもカウントは2。
  テキサス・クローバー・リーフ。
  オメガが何とかロープを掴む。
  オメガの頭部を何度も蹴り上げていく。
  ボディ・スラム。
  シューティングスター・プレスへ。
  オメガが両膝を立てて迎撃。
  リバース・ハリケーン・ラナ。
  ドラゴン・スープレックス。カウントは2。
  オメガが溜めて波動拳へ。
  リチャーズがカウンターで蹴り。
  オメガがすぐに体勢を取り戻し波動拳。
  肩車する。
  リチャーズがサンセット・フリップに切り返しテキサス・クローバー・リーフに持っていく。
  オメガが体勢を変えスモール・パッケージ。カウントは2。
  リチャーズのクローズラインを避けロープに走る。
  リチャーズが打ち上げ蹴り上げる。
  ラリアット。
  DRドライバーへ。
  オメガが逃れスモール・パッケージで1,2,3!
  オメガの勝利!
  リチャーズは不満をぶちまけながら帰っていく。






勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
ケビン・スティーン対ロデリック・ストロング

ミスチーフ対ニコール・マシューズ

クラウディオ・カスタニョーリ対コルト・カバナ対ピティ・ウィリアムス対エース・スティール

ブリスコ・ブラザーズ対ハウス・オブ・トゥルース

デイビー・リチャーズ対ケニー・オメガ詳細

ケニー・キング、リェット・タイタス対ヤング・バックス

タイラー・ブラック対クリス・ヒーロー

ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対デリリウス

トニー・コジナ対グリズリー・レッドウッド

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