ROH 09年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Caged Collision 1/31/09
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
約2時間5分です。

@ケニー・キング対サイラス・ヤング対アレックス・ペイン
 盲目的にスポットを集めたような困った内容です。
 このレベルに3ウェイをやれ、というのが間違った話だったかな。
 PPVのオープニングという事で3人から努力は感じとれるんですけど・・・。
 少し悪い試合。

Aクラウディオ・カスタニョーリ対ケビン・スティーン
 挑発など煽り行動が多く@で不十分だった
 オープニングの役割を補ったような内容です。
 また腰攻めなどそれだけに止まらずしっかりとした構築になっています。
 しかしフィニッシュがいまいち。
 スウィニーが現れて介入しようとし、
 それをジェネリコが止めるもスティーンが気を取られてという物。
 S&S存亡をかけた試合がメインに控えているのに
 他の標的にちょっかいを出している余裕があるのか、と突っ込みを入れたい。
 メイン前にS&Sのヒールっぷりをアピールしたいのも分かるんだけどねぇ。
 平均レベル。 

Bデリリウス、ブロディ・リー対ジェリー・リン、ネクロ・ブッチャー
 リンの立ち位置が素晴らしいですね。
 ネクロを気にならない程度に温存し
 自分が霞まない程度に相手のリーを立てました。
 リンを初めとして他の3人も自分の役割に徹しており、
 まあまあ良い試合です。

 試合後ジェイコブスはデリリウスに失望させられた、と言いお仕置きしようとする。
 デイジーが現れジェイコブスを釘で脅す。
 やってみろ、と挑発するジェイコブスに釘を突きたてようとするも
 デリリウスがジェイコブスを庇って(?)誤爆する。

C#1コンテンダー4コーナー・マッチ:ブライアン・ダニエルソン対タイラー・ブラック対オースチン・エリーズ対ジミー・ジェイコブス

 只の#1コンテンダーではなくMITBのように好きな時に挑める権利が賭けられている。
 アメドラのアピールによりタッグから4コーナー・マッチに変更となりました。
 さて試合ですが始まるなり4人共非常に雰囲気のある振る舞いを見せますね。
 只中盤が短いですね。
 流れからタッグになるのかなと思いきや
 アメドラの軽い孤立だけでタイラーへタッチが成功すると
 もう終盤へと駒を進めていきます。
 重厚間という点でもう少しじっくりやりたかったですね。
 その後も4人の絡みは(アメドラはバイソンの乱入により途中脱落しますが)
 本当に素晴らしいものだったんですが
 21分程度では全然このカードを可能性を出し切れなかったというのが本音ですね。
 前年のDbDに匹敵するレベルまでいけたカードだったと思います。
 グッド・マッチに少し届かず。

DROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対エル・ジェネリコ

 最初の不意打ちが「レフェリーがベルトを見せている隙にベルトを蹴り上げる」という物だったりと
 ナイジェルが不意打ちから腕攻めで一気に追い込むというストーリーの中で
 創造的な攻防が繰り広げられました。
 またスティーンが煽ったとはいえ
 終盤は観客が総立ちになって絵になっていましたね。 そのおかげで焼き増しというイメージは抱かなかったのだけど
 やっぱりこのカードは色彩に欠けますねぇ。
 ナイジェル対ジェネリコというブランドになる物が出てきません。
 グッド・マッチに届かずも中々良い試合。

 試合後タイラーが現れ挑戦権を行使すると宣言。
 しかしエリーズ、ジェイコブスがタイラーを襲撃。
 ネクロ、リンがタイラーを救い出した頃にはナイジェルの姿はなく。

Eスティール・ケージ・ウォーフェア:ブレント・オルブライト、ロデリック・ストロング、ジェイ・ブリスコ、エリック・スティーブンス、エース・スティール対デイビー・リチャーズ、エディ・エドワーズ、タンク・トーランド、ボビー・デンプシー、アダム・ピアース
 リチャーズXストロングはテンション高く
 目まぐるしい攻防の切り替えにケージへの前振りを行っており
 1番手として上々の仕事ぶり。
 これなら、と思いましたけれども
 試合が進むにつれ致命的な欠陥が現れました。
 それはベビーが圧倒しすぎって事。
 リチャーズ、エドワーズが連携を見せようとするもスティーブンス1人に返り討ちにされるし
 サプライズのピアースもやられるだけ。
 そんな状態で最後にキャプテンのオルブライトが出てくる。
 更に登場時に椅子攻撃を食らって控え室に戻っていた
 ジェイが復活してくるのですがそれまで欠けている事に気づかない有様。
 スポットとその配置はできているので
 その前にヒールがちゃんと場を支配していれば
 印象は一転すると思うんですけどねぇ。
 メインには乏しい内容で平均レベル。

 試合後スウィニーがデンプシーを恫喝します。
 オルブライト軍がスウィニーをケージにぶつけた後
 遂にデンプシーがスウィニーに反撃しデス・バレー・ドライバーを決めハッピー・エンド。

@
リェット・タイタス対グリズリー・レッドウッド
 5分程と思ったより長かったですけれども
 レッドウッドの試合は長くても面白くない。
 ひどい試合。


総評。
 C、Dは素晴らしい試合でしたが
 メインが弱く最近のROHのPPVとしては低ランクですね。
 
(執筆日:5/18/09)
DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ケニー・キング対サイラス・ヤング対アレックス・ペイン

クラウディオ・カスタニョーリ対ケビン・スティーン

デリリウス、ブロディ・リー対ジェリー・リン、ネクロ・ブッチャー

#1コンテンダー4コーナー・マッチ:ブライアン・ダニエルソン対タイラー・ブラック対オースチン・エリーズ対ジミー・ジェイコブス

ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対エル・ジェネリコ

スティール・ケージ・ウォーフェア:ブレント・オルブライト、ロデリック・ストロング、ジェイ・ブリスコ、エリック・スティーブンス、エース・スティール対デイビー・リチャーズ、エディ・エドワーズ、タンク・トーランド、ボビー・デンプシー、アダム・ピアース

リェット・タイタス対グリズリー・レッドウッド


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 なし

  


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
ケニー・キング対サイラス・ヤング対アレックス・ペイン

クラウディオ・カスタニョーリ対ケビン・スティーン

デリリウス、ブロディ・リー対ジェリー・リン、ネクロ・ブッチャー

#1コンテンダー4コーナー・マッチ:ブライアン・ダニエルソン対タイラー・ブラック対オースチン・エリーズ対ジミー・ジェイコブス

ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対エル・ジェネリコ

スティール・ケージ・ウォーフェア:ブレント・オルブライト、ロデリック・ストロング、ジェイ・ブリスコ、エリック・スティーブンス、エース・スティール対デイビー・リチャーズ、エディ・エドワーズ、タンク・トーランド、ボビー・デンプシー、アダム・ピアース

リェット・タイタス対グリズリー・レッドウッド

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