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PPV 名
ROH:Up for Grabs 6/6/08
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
約2時間55分です。
 
マークの怪我が予想よりひどいという事で
王座返上となり王座を賭けての1ナイト・トーナメントが開かれる事に。

@クリス・ヒーロー、アダム・ピアース対ジグソウ、ラッ カス
 オープニングでもあるのに、なぜかVSはスポット・フェストの道を選ばず。
 そうなるとVSの魅力はかなり落ちる訳で・・・。
 少し悪い試合。

 試合後キングストンが現れラッカスの心配を。
 何様のつもりだとジグソウがこづいて殴り合いになるも
 ラッカスが仲裁し、ひとまず落ち着く。
 キングストンはROHに来ても居場所がないような・・・。

Aナイジェル・マッギネス、塩崎豪対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ
 いまだ残るナイジェルとスティーンの遺恨、
 塩崎とスティーンのパワー対決に、
 ジェネリコへの腕攻め、という要素を持ち
 クオリティの高さと同時に他のタッグと違う色を出す事にも成功しています。
 グッド・マッチに届かずも中々良い試合です。
 試合後ナイジェルが椅子でスティーンの脚を破壊。

Bジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対デリリウス、ペレ・プリモー
 どちらが勝つか100%丸分かりのカードでは
 観る方もやる方も盛り上がらないですねぇ。
 悪い試合。

 試合後デリリウスがデイジーを呼び出すも
 また途中でタイタスが乱入。
 デイジーはタイタスにうんざりだと言ってまたも去ってしまう。
 哀れなり、デリリウス・・・。

Cロデリック・ストロング、デイビー・リチャーズ対オースチン・エリーズ、ブライアン・ダニエルソン
 創造力豊かなスポットを意欲的に取り入れ
 高レベル且つ面白い一戦に仕上がっていますね。
 しかしアメドラ、エリーズのタッグ力はいつもより雑な気がしますし
 NRCもロメロ、リチャーズのコンビに比べると見劣りする。
 中々良い試合です。

D準決勝:クリス・ヒーロー、アダム・ピアース対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ
 スティーンが脚攻め、ジェネリコが腕攻めで捕まるも
 凶器誤爆で勝ちを拾う、という
 決勝への繋ぎに徹した内容です。 
 悪くない試合。

E準決勝:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ブライアン・ダニエルソン、オースチン・エリーズ
 今大会一番期待させられるカードでしたが
 開始早々エリーズがジェイコブスから椅子を奪って叩きつけると
 反則を取られ終了です・・・。
 このカードは翌日のPPVに回されました。

Fシェイン・ハガドーン対アレックス・ペイン
 時間稼ぎに過ぎない。
 悪い試合。

Gエディ・エドワーズ対クラウディオ・カスタニョーリ
 エドワーズがある程度使える事を証明しました。
 悪くない試合。

Hネクロ・ブッチャー対ブレント・オルブライト対エリック・スティーブンス
 ヒールという事でネクロがより狙われますが
 基本的に1対1対1で乱闘です。
 一番過激になる、つまり凶器が使われるのが
 暗くて見難い観客席においてであり、
 その後はリングで何も練っていない3ウェイ・・・。
 ちょっと構成がいまいちですね。
 平均レベル。
 試合後オルブライトがS&Sに襲われるも
 1人で反撃し蹴散らします。

Iタッグ王座戦、決勝:ケビン・スティーン、エル・ジェ ネリコ対ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック→
詳細
 痛めていた腕をフェンスにぶつけられたジェネリコが早々に脱落して
 スティーンが1人で奮闘するも
 数の差で絶体絶命に追い詰められる。
 そこにジェネリコが戻ってきて・・・という内容。
 展開としてはありですし
 JAPWで同じようなのをやっている事もあり良く演じられている、と思いますが
 極部を痛める下地を1回戦、準決勝でやったために
 決勝、メインとしてはボリュームにかける内容でしたね。
 中々良い試合。


総評。
 一番面白そうなカードが先延ばしされて
 特別良い試合は生まれず。
 それに加えタッグばかりという構成もあり
 繋ぎの大会としてあるべき所に落ち着いたという感じです。
DVD Rating
☆☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
クリス・ヒーロー、アダム・ピアース対ジグソウ、ラッカス

ナイジェル・マッギネス、塩崎豪対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ

ジミー・ジェイコブス、タイ ラー・ブラック対デリリウス、ペレ・プリモー

ロデリック・ストロング、デイビー・リチャーズ対オースチン・エリーズ、ブライアン・ダニエル ソン

準決勝:クリス・ヒーロー、ア ダム・ピアース対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ

準決勝:ジミー・ジェイコブ ス、タイラー・ブラック対ブライアン・ダニエルソン、オースチン・エリーズ

シェイン・ハガドーン対アレッ クス・ペイン

エ ディ・エドワーズ対クラウディオ・カスタニョーリ

ネ クロ・ブッチャー対ブレント・オルブライト対エリック・スティーブンス
10
タッグ王座戦、決勝:ケビン・ スティーン、エル・ジェネリコ対ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 タッグ王座戦、決勝:ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ対ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック


  4人で殴り合う。
  場外に逃げたAOTFを追い殴り合い。
  ジェネリコがタイラーに立てた椅子へのブレーン・バスターを狙う。
  タイラーがフロント・スープレックスに返し椅子の上に落とす。
  更にフェンスへのパワー・ボム。
  スティーンがタイラーにエプロンへのパワー・ボム。
  リングに戻りジェイコブスにネック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  交代したジェネリコがダイビング・ボディ・プレス。
  タイラーがカット。
  ジェネリコはダメージが大きく
  ジェイコブスの方が先に起き上がり腕を取る。
  交代したタイラーが腕を攻めチョップ。
  ジェネリコが打ち返し場外へのブレーン・バスターを狙う。
  ジェイコブスが殴りつけ妨害。
  救われたタイラーはジェネリコをエプロンからフェンスに投げ捨てる。
  スティー ン、スタッフがジェネリコの近くに駆け寄る。
  AOTFがスティーンに襲いかかり脚攻め。
  ジェネリコは運ばれていく。
  2対1の上脚を痛めていてはスティーンの反撃も実らない。
  タイラーが4の字。
  スティーンが何とかロープを掴む。
  ジェイコブスがシャープ・シューター。
  スティーンが体勢を入れ替えようとするもタイラーに蹴りつけられダウン。
  タイラーが4の字を狙う。
  スティーンは蹴り飛ばしてタイラーを控えのジェイコブスにぶつけると丸め込み。カウント2。
  タイラーにパワー・ボム。
  控えのジェイコブスにもパワー・ボムを決めタイラーの上に落とす。
  コーナー上へ。
  邪魔しに来たジェイコブスを殴りつけるとタイラー目がけスワントーン・ボム。
  タイラーは両膝を立てて防ぐと担ぎ上げようとする。
  スティーンが逃れ2人にチョップを打っていく。
  しかし脚を取られダウン。
  AOTFはスティーンを逆さ吊りにすると連続攻撃。
  ジェイコブスがコーナーに登りタイラーがスティーンを担ぎ上げる。
  スティーンは逃れるとタイラーを押し飛ばしてジェイコブスの体勢を崩す。
  タイラーを丸め込む。
  カウント2で返されるやパッケージ・パイル・ドライバーへ。
  しかし脚が痛む。
  タイラーは逃れると脚を蹴りつけスモール・パッケージ・ドライバー。
  カウントはまさかの2。
  ならばとスティーンをコーナー上にのせパワー・ボム+コントラ・コードを狙う。
  ジェネリコが戻ってきてタイラーにオッレッ!。
  ジェイコブスにもオッレッ!。
  場外のタイラーにアサイ・ムーンサルトを決めるとスティーンとタッチ。
  ジェイコブスにオッレッ!を決めると
  続いてスティーンがパッケージ・パイル・ドライバー。
  そしてジェネリコがブレーン・バスターへ。
  しかし入ってきたタイラーがジェネリコにスクール・ボーイを決め1,2,3!
  AOTFが新タッグ・チャンピオンに!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

クリス・ヒー ロー、アダム・ピアース対ジグソウ、ラッカス

ナイジェル・マッギネス、塩崎豪対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ

ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対デリリウス、ペレ・プリ モー

ロデリック・ストロング、デイビー・リチャーズ対オースチン・エリーズ、ブライアン・ダニエルソン

準決勝:クリス・ヒーロー、ア ダム・ピアース対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ

準決勝:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ブライアン・ダニエルソ ン、オースチン・エリーズ

シェイン・ハガドーン対アレックス・ペイン

エ ディ・エドワーズ対クラウディオ・カスタニョーリ

ネ クロ・ブッチャー対ブレント・オルブライト対エリック・スティーブンス
10
タッグ王座戦、決勝:ケビン・ スティーン、エル・ジェネリコ対ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック (新チャンピオン!)詳細

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