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PPV 名
ROH:Return Engagement 4/19/08
ベ スト・マッチ
モー ター・シティ・マシンガンズ対ブリスコ・ブラザーズ→詳細
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
約2時間55分です。
 

@オースチン・エリーズ対サイラス・ヤング
 やや長めのスカッシュ・マッチといった所。
 ヤングはある程度できそうな雰囲気ですね。
 試合後ジェイコブスが登場。
 レイシーに手を出したのは頂けないがAOTF入りを歓迎すると言う。
 これに対しエリーズはAOTFには入らない、と告げ挑発してから去る。

Aミッチ・フランクリン対アレックス・ペイン
 試合後しばらくすると
 怒り冷めやらぬジェイコブスが現れネクロ対ミッチ、アレックスにする。
 ネクロが軽く瞬殺し終了。

Bクラウディオ・カスタニョーリ、ペレ・プリモー対アダム・ピアース、ブレント・オルブライト
 特に何ともいう事のないタッグですが
 それぞれあるべき姿に映っているのは評価したい。
 少し悪い試合。

C4コーナー・サバイバル:レイシー対デイジー・ヘイズ対ミスチーフ対アシュリー・レーン
 アシュリーが新人という事で足を引っ張っていましたが
 他が丹念な仕事をし
 普段出ないミスチーフが新鮮味を与えたので
 平均レベルに。

 試合後ジェイコブスが出てきてレイシーに
 エリーズの言った事は嘘だよな、と尋ねる。
 しかしレイシーは別々の道を歩まなければならないの、といって振る。
 泣き崩れるジェイコブスをタイラーらが連れて行く。

Dクリス・ヒーロー対デリリウス
 ヒーローのシリアス・ターン進行中。
 しかしこの打撃スタイルでクオリティの高いものを見せれるかは疑問が残る。
 悪くない試合。

Eモー ター・シティ・マシンガンズ対ブリスコ・ブラザーズ→
詳細
 もう絶句ですね。
 どうしてこんなに複雑なスポットが
 こんなにスムーズに出てくるのか。
 業界最高峰のタッグ同士にしかできない至高の攻防です。
 スポット以外の面では前回にやや劣りますが
 一般的に見た時にそのレベルが
 かなり高いのは説明するまでもないでしょう。 
 今回もまた名勝負と呼ぶに値する素晴らしいものを見せてくれましたよ。
 ぎりぎりベスト・マッチです。
 試合後AOTGがブリスコズを襲撃し
 ジェイコブスの釘攻撃でマークが負傷してしまいました・・・。

Fエ ル・ジェネリコ対飯伏幸太→
詳細
 ジェネリコがスタイル的にヒール寄りの
 まったりした物を選んだため
 前半は出遅れましたが
 後半になるとやや自由度を高めに
 結構な打ち合いを繰り広げ盛り上がりましたね。
 グッド・マッチに届かずも中々良い試合。
 最初で最後なんて言われてましたが
 飯伏にはまた来て欲しいですね。
 今回はどうしてもエキシビション的な
 意味合いが強く独創的発想が十分に発揮できなかった面もありましたから。

Gヴァルチャー・スクワッド対タイラー・ブラック、ジョーイ・マシューズ、ザック・ゴーウェン
 方向性が違うとはいえ、噛み合わない試合でしたね。
 少し悪い試合。

 試合後ジェイコブスがエリーズと1対1の殴り合いを要求しエリーズも承諾して出てくる。
 しかし押されるやAOTFが戻ってきてリンチ。
 釘で喉をかき切ろうとするとレイシーが現れ慈悲を請う。
 ジェイコブスはかわりにレイシーに手を出そうとするも
 殴れず立ち去っていく。

HROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ケビン・スティーン
 Injusticeのリマッチという事で
 荒さと攻防で復讐戦の趣を演出しましたが
 攻防が逆効果になって重層感を薄め
 それにマンネリ気味のマッギネスの腕攻めが加わる事で
 試合への集中力を生み出せない結果となってしまいました。
 中々良い試合です。


総評。
 E、F、Gと突出していて
 他がいまいちというのが辛いですが
 ブリスコズ対マシンガンズだけでマスト・バイに
 値するのは言うまでも無い。

DVD Rating
★★☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
オースチン・エリーズ対サイラス・ヤング

ミッチ・フランクリン対アレックス・ペイン

クラウディオ・カスタニョー リ、ペレ・プリモー対アダム・ピアース、ブレント・オルブライト

4コーナー・サバイバル:レイシー対デイジー・ヘイズ対ミスチーフ対アシュリー・レーン

クリス・ヒーロー対デリリウス

モー ター・シティ・マシンガンズ対ブリスコ・ブラザーズ→詳細

エ ル・ジェネリコ対飯伏幸太→詳細

ヴァルチャー・スクワッド対タ イ ラー・ブラック、ジョーイ・マシューズ、ザック・ゴーウェン

ROH王座戦:ナイジェル・ マッギネス(ch)対ケビン・スティーン


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 モーター・シティ・マシンガンズ対ブリスコ・ブラザーズ

  セイビン対マークで試合開始。
  マークはコーナーに押し込むとクリーンに離れると見せかけショルダー・タックル。
  セイビンが軽やかかな動きからヘッド・シザース。
  マークも素早い動きからサモアン・ドロップからセントーン。
  ジェイにタッチ。
  セイビンは入ってきたジェイにドロップ・トー・ホールドを決めると丸め込み。カウント2。
  腕を取りシェリーにタッチする。
  ジェイに連携の連続攻撃を決めポーズ。
  シェリーがジェイにアブナミドル・ストレッチ。
  サンセット・フリップに移行。
  マークが入ってきて2人の体勢を変える。
  セイビンも入ってきて同じく体勢を変える。
  セイビンがマークにサンセット・フリップを決めると
  同時にシェリーも体勢を変え決めた状態に持っていく。カウント2。
  シェリーがジェイにストレッチ。
  セイビンはマークを場外に落とそうとする。
  エプロンに着地されるも払い蹴りで落としジェイにドロップ・キック。
  続けてマシンガンズはジェイに挟み撃ちクローズラインを狙う。
  ジェイは避けて同士討ちさせるとシェリーにチョップ。
  マークの援護を受けシェリーに連携攻撃を叩き込む。
  再び連携攻撃を狙うべくジェイがロープに走る。
  控えのセイビンがロープを下げてジェイを落とすと
  シェリーと共にマークを蹴り飛ばす。
  ジェイが入ってきてセイビンのバックを取る。
  セイビンがバックを取り返し、そこにシェリーがクローズラインを放つ。
  ジェイに避けられるもセイビンはシェリーのクローズラインを避けると同時に受け止め持ち上げジェイを蹴飛ばさせる。
  そしてバック・ドロップの要領でシェリーをマークの上に落とす。
  セイビンがジェイをクローズラインで落とす。
  続けてダイブと見せかけ、これはフェイクで
  エプロンに出ていたシェリーがランニング・ニー・ストライク。
  マークがシェリーにドロップ・キック。
  場外で殴りあう3人。
  セイビンがダイブを狙うもレフェリーが止め、場外の3人に戻るよう注意する。
  その上をセイビンがトペ・コンヒーロ。
  マークをリングに戻す。
  控えのジェイがロープに走ってきたセイビンを殴りつける。
  殴り返されるも、すぐにブラインド・タッチをしジョー・ブリーカーからクローズラインにつなげる。
  セイビンを捕まえるとマークが打撃を連発してカバー。カウント2。
  ジェイが反撃しようとしたセイビンにスパイン・バスター。
  マークはジェイと協力してセイビンを打ち上げると
  控えのシェリーを殴りつけてからカバー。カウント2。
  マークがロープに走る。
  セイビンが後を追いクローズラインからブルドッグ。
  ジェイが入ってきて交代させまいと脚を掴む。
  セイビンは延髄切りを決めるとシェリーにタッチ。
  シェリーは入り際マークにダイビング・バック・エルボー。
  ジェイはジョー・ブリーカーで追い出す。
  マークにトルネードDDTを決める。
  エプロンに上がってきたジェイを殴り落とそうとする。
  ジェイが受け止め逆に殴りつける。
  これでかがんだシェリーを踏み台にセイビンがジェイにドロップ・キック。
  シェリーがマークにフロッグ・スプラッシュを放つ。
  マークは膝を立てて防ぐとバック・ドロップを狙う。
  セイビンはシェリーの手を掴んで引き離すとマークにエース・クラッシャー。
  続けてシェリーがボーダー・シティ・ストレッチ。
  ジェイが入ってきて蹴りつけるもシェリーは放さず、セイビンがジェイにストレッチ。
  マークがロープに脚をかける。
  セイビンはジェイを場外に放り捨てる。
  マークをコーナーに振るとセイビンがクローズラインを放つ。
  マークが避けてその先のシェリーにクローズラインを放つ。
  シェリーは避けると向かってきたセイビンと腕を絡ませ反転しマークの方へ。
  マークがカウンターでエルボー。
  セイビンにもカウンターで蹴りを入れ2人まとめてムーンサルト。
  交代したジェイがロープに走る。
  マシンガンズがカウンターでダブル・ソバットを入れダブル・クローズラインへ。
  ジェイは避けるとセイビンにスーパー・キック。
  シェリーがジェイにレッグ・ラリアットからエリアル・クラッシュを狙う。
  マークがスプリングボード式に飛びついてジェイ・ドリラーの体勢に変える。
  セイビンが延髄切りで救い出す。
  マークがセイビンにスピン・キックを決め追い出す。
  ジェイが向かってきたシェリーにデス・バレー・ドライバー。
  カバーするもカウント2。
  バック・ブリーカー+ダイビング・ニー・ドロップもカウント2。
  ならばとスプリングボード式ドゥームス・デイ・デバイスを狙う。
  セイビンがジェイの脚にしがみつき飛ばせない。
  同時にシェリーがマークにヴィクトリー・ロール。
  カウント2で返されるも反転しマークの頭部を何度もリングに叩きつける。
  交代したセイビンはまずコーナーにいるマークにビッグ・ブーツを決め追い出す。
  セイビンが膝を立てた上にジェイをねかせると
  シェリーがスワントーン・ボム。
  シェリーが続けてスーパー・キックを放つ。
  避けられるも返し刀で延髄切り。
  同時にセイビンがスーパー・キックを叩き込む。
  更にセイビンがジェイにタイガー・スープレックス。
  リングに入ってきたマークにシェリーがクローズラインを放つ。
  マークは避けるとシェリーにハーフネルソン・スープレックスを決めてセイビンの上に落とす。
  全員ダウン。
  ジェイとセイビンがチョップを打ち合う。
  ジェイがオコーナー・ロール。
  カウント2で返されロープに飛ばされた所をシェリーが蹴り。
  セイビンがクレイドル・ショックを狙う。
  マークはジェイを信じてそばを通り過ぎシェリーにトペ・コンヒーロ。
  ジェイは期待に応えて逃れるとクローズラインを叩き込む。
  そしてジェイ・ドリラー。
  カバーするもカウントは2。
  ならばとスプリングボード式ドゥームス・デイ・デバイス。
  カバーするも寸前でシェリーがカット。
  シェリーはロープを下げて向かってきたマークを落とすと場外で留めておこうとする。
  その隙にジェイがセイビンにブレーン・バスターからシューティングスター・プレスを放つ。
  セイビンは避けて自爆させるとシェリーにタッチ。
  シェリーがジェイにスライス・ブレッド#2。
  カバーするもカウントは2。
  コーナー上へ。
  ジェイが入ってきてシェリーの体勢を崩す。
  そして雪崩式ジェイ・ドリラーの体勢に。
  セイビンがコーナーを駆け上がりジェイに雪崩式ジャーマンでシェリーを救う。
  マークがコーナー上のシェリーを捕まえカット・スロート・ドライバーを狙う。
  シェリーは防ぐとスーパー・スライス・ブレッド#2を決める。
  ジェイのカットはわずかに届かずカウント3!
  MCMGの勝利!
  お互いの健闘を称えあった後MCMGが去る。
  AOTFは現れブリスコズに襲いかかる。
  ジェイコブスはマークの腕に釘を突き立てる。
  マークは余りの痛みにバック・ステージへ。
  ジェイも心配して後を追う。



 エル・ジェネリコ対飯伏幸


  飯伏の握手にジェネリコも応じる。
  飯伏はロープに押し込むと胸を軽く叩いて離れる。
  レスリングからジェネリコが飯伏をロープに押し込んで逃れオッレッの掛け声。
  仕切り直し。
  力比べはジェネリコが押し勝ちヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  飯伏がカウンターでドロップ・キック。
  蹴りの連打を放つ。
  避けられるやその流れでスタンディング・ムーンサルトへ。
  ジェネリコが膝を立てて防ぐ。
  レッグ・ラリアットを決めカバー。カウント2。
  ゆったりと攻めダイビング・クロス・ボディ。カウントは2。
  アラビアン・プレスを決めるがカウント2。
  フォア・アームズの打ち合い。
  ジェネリコがロープに走る。
  飯伏がハリケーン・ラナを決める。
  オッレッ!を避けるとランニング・ハイ・キック。
  ロープに走る。
  ジェネリコはカウンターでバック・ブリーカーを決めるとコーナー上へ。
  飯伏は側転からペイレイ・キックで落とすと
  ロープを飛び越えてのアサイ・ムーンサルトで追撃する。
  エプロンに上がったジェネリコがショルダー・ブロックから飛ぶ。
  飯伏はジェネリコを空中でキャッチしリバースDDTで落とす。
  カバーするもカウント2。
  ソバットでしゃがませると蹴りを放つ。
  避けられるもその流れでスタンディング・コークスクリュー・ムーンサルト。カウントは2。
  ジェネリコはクローズラインを避けると蹴りを蹴りで防ぎブルー・サンダー・ドライバー。カウント2。
  オッレッ!を狙う。
  カウンターを食らい防がれるも突進してきた飯伏にミチノク・ドライバー。カウントは2。
  オッレッ!へ。
  飯伏は受け止めるとコンビネーション・キックからロープに走る。
  ジェネリコがカウンターでビッグ・ブーツ。
  飯伏が耐え、両者顔を突き合わせる。
  ジェネリコがロープに走りビッグ・ブーツへ。
  飯伏はマトリックス避けから跳び起きるとハイ・キック。
  続けてジャーマンはカウント2。
  コーナー上へ。
  ジェネリコが捕まえてブレーン・バスタァァァァァァーを狙う。
  飯伏はジェネリコを突き飛ばすとムーンサルトへ。
  避けられるも2弾目がある。
  炸裂。カウント2。
  飯伏がランニング・フォア・アームズ。
  助走をつけるため対角コーナーに走る。
  ジェネリコが追いかけオッレッ!。
  ダイビング・ボディ・プレスにつなげるもカウントは2。
  ブレーン・バスターへ。
  飯伏は後ろに着地すると押し飛ばしスピン・キック。
  コーナー上へ。
  ジェネリコが捕まえブレーン・バスタァァァァーを狙う。
  飯伏がサンセット・フリップ・パワー・ボムに切り返す。
  ジェネリコが着地し顔面へのドロップ・キック。
  更にオッレッ!からブレーン・バスタァァァァァーヘ。
  飯伏が抵抗し雪崩式リバース・ハリケーン・ラナ。
  カバーするもカウント2。
  ならばとフェニックス・スプラッシュを決め1,2,3!
  飯伏がROH初勝利!
  両者握手をかわす。



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

オースチン・エ リーズ対サイラス・ヤング

ネクロ・ブッ チャー対ミッチ・フランクリン、アレックス・ペイン

クラウディオ・カスタニョー リ、ペレ・プリモー対アダム・ピアース、ブレント・オルブライト

4コーナー・サバイバル:レイシー対デイジー・ヘイズ対ミスチーフ対アシュリー・レーン

クリス・ヒーロー対デリリウス

モー ター・シティ・マシンガンズ対ブリスコ・ブラザーズ→詳細

エ ル・ジェネリコ飯伏幸太詳細

ヴァルチャー・スクワッド対タ イ ラー・ブラック、ジョーイ・マシューズ、ザック・ゴーウェン

ROH王座戦:ナイジェル・ マッギネス(ch)対ケビン・スティーン

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