PPV
名 |
ROH:Respect is Earned II 6/7/08 |
ベ
スト・マッチ |
タッグ王座戦:ジミー・ジェイコブス、タイ ラー・ブラック(ch)対オースチン・エリーズ、ブライアン・ダニエルソン→詳細 |
グッ
ド・マッチ |
ファイト・ウィズアウト・ディスオナー:ロデリック・ストロング対
エリック・スティーブンス→詳細 |
雑
感 |
1枚2時間40分です。 PPV興行。 @ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ対ラッカス、ジグソウ スティーンネリコが格下のVSに合わせて 上手く見所を作ってやりましたね。 それが若干見えすぎな気もしますが・・・。 平均より少し上。 Aデイビー・リチャーズ対クラウディオ・カスタニョーリ 時間が短いのでテキパキといきましたね。 良くも悪くも無く平均レベルです。 Bクリス・ヒーロー、アダム・ピアース、エディ・エドワーズ対デリリウス、ブレント・オルブライト、ペレ・プリモー カードから見て感じる通りパワー・アンバランスを活かして オルブライト・プッシュを推し進める事を目的としたトリオス。 平均より少し上。 試合後S&Sがリンチ。 ピアースの鞄の中身はNWA王座だったと明かされる。 Cファイト・ウィズアウト・ディスオナー:ロデリック・ストロング対 エリック・スティーブンス→詳細 ROHにおける抗争決着戦。 乱闘スタイルでハードな打撃にTLCが加わるという お馴染みの内容で安定しており ぎりぎりグッド・マッチに値するものの 決着戦だからと不必要に試合時間を長く取りすぎていますし いつの間にかベビー対ヒールの乱闘が売りになって この数え歌の源流である師弟対決ならではの エネルギーが凝縮された腰攻め合戦が忘れられたのは残念ですね。 しかしこの試合の最後に見せた 特大ラダー上からテーブルへのスーパープレックスは ROHの名場面の1つとして記憶されるでしょう。 凄いシーンでした。 試合後のリチャーズが裏切ってS&S入りするシーン、 デリリウスがヘイズにデートを申し込むも タイタスが加わり3人デートとなるシーンがなぜか収録されていません。 DROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対塩崎豪 塩崎に取ってはビッグ・チャンスでしたが・・・ 思った程の出来にはならず。 やはり塩崎が直球過ぎるんですね。 それ故成長を遂げても 尚捕手に頼る部分が大きく残っている。 そんな中頑張る必要のあったナイジェルですが ベビー対ヒールの構図に余り頼れず、構成が少し粗くなってましたね。 中々良い試合程度です。 アメドラがナイジェルに挑戦を表明するもナイジェルは無視。 Eタッグ王座戦:ジミー・ジェイコブス、タイ ラー・ブラック(ch)対オースチン・エリーズ、ブライアン・ダニエルソン→詳細 エリーズとジェイコブスの遺恨対決、タイラーとアメドラのライバル対決が絡んだ 完成されたタッグの激突が今回のPPVのメイン・イベント。 エリーズ側の奇襲からエリーズとジェイコブスが椅子攻撃を打ち合いダ ブルDQ・・・ アメドラとタイラーがパートナーを落ち着かせ再開。 ジェイコブスとエリーズが絡まず焦らす展開後 アメドラの孤立スポットを経て 遂にエリーズとジェイコブスが激突しクライマックスへ。 途中でエリーズとジェイコブスが乱闘で消え 最後はアメドラとタイラーで締める、という内容。 まず導入部分は2人の遺恨ストーリーを 短い時間で表現した素晴らしい出来ですね。 再開後の序盤も圧巻です。 制限があるのに恐ろしくダイナミックな物に仕上がっています。 只これが出来過ぎてましたね。 次がロー・スポットという事を考えると 技、ダイナミック度共にもう少し抑え アメドラ孤立部分にタッチできるかできないかの攻防でもう少し向上させたい。 逆に考えるならいっそアメドラの孤立スポットを取り除き 突っ走るという選択もあったと思いますね。 クライマックスは素晴らしく面白い攻防もありましたが 肝心のエリーズ対ジェイコブスの絡みが Vendetta IIへの持ち越しを考えても少し物足りなかったかな、という印象も持ちます。 (逆にVendettaでは多すぎる事になるのですが・・・) 総合評価としては色々伸び白がありますが ぎりぎりベスト・マッチ入りして良いでしょう。 PPVのメインにふさわしい試合だったと太鼓判を押します。 試合後ナイジェルが現われる。 アメドラに対してタイラーに負けるような奴には挑戦させる価値が無いと言う。 @ジグソウ対エディ・キングストン 前回大会の小競り合いからこの試合に。 特に何も惹かれる事のない乱闘ですね。 このストーリーはBLKOUTのROH参戦につながるのかな。 少し悪い試合。 Aストリート・ファイト:ネクロ・ブッチャー対ジェイ・ブリスコ ネクロで大会を締めようと思ったらジェイしかいないという事なんでしょうけど 新鮮味がまったくありませんね。 只これは2人も分かっているようで 敢えて控えめな立ち上がりにして置いて ROH初?となるハサミでネクロが生々しく流血したり、 最後はフェンスをリングに入れたりと 衝撃的なハードコア・ブロウルに仕上げました。 中々良い試合です。 総評。 PPVの割りに力の入っていないカードもありますが 目玉カードのC、Eはどちらも成功と言って良く 相変わらずROHのPPVに外れは無い。 |
DVD Rating |
★★★★☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ対ラッカス、ジグソウ |
2 |
デイビー・リチャーズ対クラウディオ・カスタニョーリ |
3 |
クリス・ヒーロー、アダム・ピ
アース、エディ・エドワーズ対デリリウス、ブレント・オルブライト、ペレ・プリモー |
4 |
ファイト・ウィズアウト・ディスオナー:ロデリック・ストロング対エリック・スティーブンス→詳細 |
5 |
ROH王座戦:ナイジェル・ マッギネス(ch)対塩崎豪 |
6 |
タッグ王座戦:ジミー・ジェイコブス、タイ ラー・ブラック(ch)対オースチン・エリーズ、ブライアン・ダニエルソン→詳細 |
1 |
ジ グソウ対エディ・キングストン |
2 |
ストリート・ファイト:ネク
ロ・ブッチャー対ジェイ・ブリスコ |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
ケビン・ス ティーン、エル・ジェネリコ対ラッカス、ジグソウ |
2 |
デイビー・リチャーズ対クラウディオ・カスタニョーリ |
3 |
クリス・ヒーロー、アダム・ピ
アース、エディ・エドワーズ対デリリウス、ブレント・オルブライト、ペレ・
プリモー |
4 |
ファイト・ウィズアウト・ディスオナー:ロデリック・ストロング対エリック・スティーブンス→詳細 |
5 |
ROH王座戦:ナイジェル・ マッギネス(ch)対塩崎豪 |
6 |
タッグ王座戦:ジ ミー・ジェイコブス、タイ ラー・ブラック(ch)対オースチン・エリーズ、ブライアン・ダニエルソン→詳細 |
1 |
ジ グソウ対エディ・キングストン |
2 |
ストリート・ファイト:ネク
ロ・ブッチャー対ジェイ・ブリスコ |