PPV
名 |
ROH:Northern Navigation 7/15/08 |
ベ スト・マッチ |
なし |
グッ
ド・マッチ |
ブライアン・ダニエルソン対クラウディオ・カスタ ニョーリ→詳細 ROH王座戦:ナイジェル・ マッギネス(ch)対ケビン・スティーン→詳細 |
雑 感 |
約3時間10分です。 ROH初のカナダ興行になります。 @クリス・ヒーロー対ラッカス ラッカスはまるで新人のような扱いで 瞬殺されかかるも粘っていく、という内容に。 まあCZWと違いROHでは地力が試されるので仕方ないか。 悪くない試合。 Aデリリウス対ケニー・オメガ 遂にオメガがROHデビュー。 キレのあるムーブとセンスは勿論 ロボット・ダンスや波動拳などユーモアのある所も見せ 試合時間は長くなかったにもかかわらず観客を魅了してのけました。 また参戦して欲しいですね。 平均より少し上。 Bサラ・デル・レイ対ジェニファー・ブレイク 流血戦もこなすブレイクですがサラの前では女の子も同然。 ほとんどスカッシュ・マッチのような感じになりました。 決着後も痛めつけられるブレイクをデイジーが救い出す。 C塩崎豪対エリック・スティーブンス 塩崎は苦手のヒール・ムーブをスウィニーにまかせて (もう塩崎は悪徳マネージャーの口車に騙された 真面目な日本人という設定で良いんじゃない(苦笑)) 得意のチョップ戦法に専念。 スティーブンスと真っ向からのぶつかり合いを見せてくれました。 フィニッシュ含めやや物足りない部分もありましたが その分FIPでの王座戦の予告として完成しているから良いでしょう。 グッド・マッチに届かずも中々良い試合です。 試合後スウィニーがマイク・アピールでヒートを買い逃げようとするとストームが参上。 ストームのマイク・アピールに気圧され態度を変えたと思いきやヒーローが急襲。 ストーム、スティーブンスがS&Sを蹴散らしハッピー・エンド。 Dブライアン・ダニエルソン対クラウディオ・カスタ ニョーリ→詳細 前の試合から半月経っていないとはいえここまで向上させるとは素晴ら しい。 アメドラがやや歪み始めていたCCのスタイルを矯正して トータル・パッケージが売りな戦い方に戻すと 多彩な方面に散らばった点から2つ選んでは線で結ぶを繰り返し 千変万化の創絵を成し遂げました。 フィ ニッシュもこれ以上ない物で 文句なしにグッド・マッチの出来です。 スウィニーに脅されタイタスはサラに襲われたデイジーを見捨てるも デリリウスは身を挺してデイジーを守る。 Eロ デリック・ストロング対丸藤正道→詳細 高レベルながら特に優れた点もなく進んでいきましたが終盤だけは別 物。 海外で発揮しきれていない感のあった丸藤の魅力、 技関連の攻防などですけれども、が全開となっているため 大技の打ち合いはかなり盛り上がりましたね。 グッド・マッチに少し届かず。 ROHではKENTAに一足遅れを取っていた丸藤ですがこれからは挽回していくかな。 FROH王座戦:ナイジェル・ マッギネス(ch)対ケビン・スティーン→詳細 スティーンがカナダ出身という事を利用し ベビー対ヒールのダイナミズムを目玉に据えました。 逆から見ると第1,2戦の流れで可能性を感じさせた シーソー・ゲームの要素がかなり薄くなり ナイジェルの負荷が大きくなっています。 しかしそのナイジェルがかなり冴えていたため好勝負に。 どうやら封印してしまった雰囲気の腕攻めの代わりに腰攻めを採用。 単純にそれ自体を比べれば見劣りするものの 腰攻めなら各種ラリアット/TOLに直結しますし ヒール・プレイとの融合も上手くいっているので 総合的に見れば王者にふさわしい高い柔軟性を誇るスタイルになっています。 一方のスティーンも与えられた機会の範囲で 安定した働きを見せておりぎりぎりグッド・マッチです。 Gノー DQ:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ジェイ・ブリスコ、オースチン・エリーズ 途中からネクロ、マークも加わって会場中を使う乱闘物に。 エリーズとジェイコブス、ネクロとジェイの絡みは 安定性があるだけに良いスポットが幾つも見られました。 しかしながらクライマックスは3対2でAOTF優位の中 ネクロの信を問う、というスキット調のもので メインでやるにはふさわしくない代物。 やるのなら普通にROH王座戦がメインで良かったですね。 これで少し落として平均的な良試合。 総評。 ある程度見込めるカードを並べたとはいえ 見事に成功させて見せるのだから恐れ入りますね。 UWAが無くなりIWSぐらいしかない中 こんな大会をすればカナダに定着するのは確定か。 素晴らしい盛り上がりですし上出来の大会です。 只Gを下げてROH王座戦をメインに持ってきて欲しかったですね。 (執筆日:10/20/08) |
DVD Rating |
★★★★☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
クリス・ヒーロー対ラッカス |
2 |
デリリウス対ケニー・オメガ |
3 |
サラ・デル・レイ対ジェニファー・ブレイク |
4 |
塩崎豪対エリック・スティーブ ンス |
5 |
ブライアン・ダニエルソン対クラウディオ・カスタニョーリ→詳細 |
6 |
ロ デリック・ストロング対丸藤正道→詳細 |
7 |
ROH王座戦:ナイジェル・ マッギネス(ch)対ケビン・スティーン→詳細 |
8 |
ノー DQ:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ジェイ・ブリスコ、オースチン・エリーズ |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
クリス・ヒー ロー対ラッカス |
2 |
デリリウス対 ケニー・オメガ |
3 |
サラ・デル・レ イ対ジェニファー・ブレイク |
4 |
塩崎豪対エリック・スティーブ ンス(15分時間切れ) |
5 |
ブライアン・ダ ニエルソン対クラウディオ・カスタニョーリ→詳細 |
6 |
ロ デリック・ストロング対丸藤正道→詳細 |
7 |
ROH王座戦:ナイジェル・ マッギネス(ch)対ケビン・スティーン→詳細 |
8 |
ノー DQ:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ジェイ・ ブリスコ、オースチン・エリーズ |