PPV
名 |
ROH:Bound by Hate 11/8/08 |
ベ スト・マッチ |
なし |
グッ
ド・マッチ |
ドッグ・カラー・マッチ:ジミー・ジェイコブス対オースチン・エリーズ→詳細 タッグ王座戦:ケビン・ス ティーン、エル・ジェネリコ(ch)対ブリスコ・ブラザーズ→詳細 |
雑 感 |
1枚約2時間30分です。 @ジェリー・リン対デイビー・リチャーズ リチャーズの煽りがちょっと過剰で、 リンもまだ引き出しを開けられましたが オープニングなので抑え目にしたのでしょうね。 そういう意味では両者良い仕事をしていました。 平均より少し上。 Aリェット・タイタス、ケニー・キング対デリリウス、ブロディ・リー 試合の骨格を作れる人がいない上にヒール対決。 デリリウスがダーク・サイドに落ちて尚 タイタスへの恨みを忘れていないというストーリー上の前振りだけが目的かな。 悪い試合。 Bロデリック・ストロング、エリック・スティーブンス対潮崎豪、エディ・エドワーズ 遂に合体したストロング、スティーブンス。 初めてにもかかわらず中々の連携を見せており 序盤、終盤の入り乱れての攻防は面白いです。 只そのつなぎがスティーブンスの孤立だけっていうのは もうちょっと工夫しようよ、と思っちゃうよね。 まあまあ良い試合。 Cドッグ・カラー・マッチ:ジミー・ジェイコブス対オースチン・エリーズ→詳細 前回の試合で心配していましたが杞憂に終わりました。 上手くDCMというギミックを料理していますよ。 試合は前後半の2部構成。 前半は不意打ちから始まり エリーズにだけ首輪がつけられている状況で その差を活かしてジェイコブスが試合をコントロール。 後半はエリーズがジェイコブスを流血させると 首輪をつけて通常のチェーンを使った攻防を見せる。 素晴らしい試合でしたが欠点を挙げるなら Vendettaの時と同じくこれも「やりすぎ」という事でしょうか。 チェーンを使った上手い攻防に力が注がれすぎて 全体的な試合運びがやや芝居がかって、 チェーン・マッチが持つだらだらした部分を克服できていないように感じます。 それでもジェイコブスの見事な大流血っぷりのおかげで ドラマ性は意外と高かったですね。 ぎりぎりグッド・マッチ。 Dグリズリー・レッドウッド対アレックス・ペイン ペインは微妙なチョップを脚に当てまくる割りに 締めは胸へのランニング・チョップなんだね・・・。 ひどい試合。 Eブ ライアン・ダニエルソン対タイラー・ブラック対ケニー・オメガ→詳細 アメドラ対タイラーの新黄金カードに オメガという異分子が混じって爆発的化学反応が起こるかと思いきや 良くも悪くも”実直”という表現がふさわしい試合になりましたね。 1人が場外でリングでは1対1というのが基本で、 3人での絡みは主に人間関係の表現というWWEスタイルが繰り広げられます。 両要素とも上手くいっておりオーバー・リアクション気味のオメガは面白い。 終盤は3ウェイならではの激しい攻防の手前、 ダンスの一抜け時を思わせる所で終わったのでややあっけないかな。 ワン・オブ・ゼムの域を抜け出ませんでしたけれども オメガがこの2人に比類する事を証明したという意味では大きい。 グッド・マッチに少し届かず。 FROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ネクロ・ブッチャー ようやく王座挑戦となったネクロですが 前日に脚を痛めてしまいましたからね。 顔へのパンチをしなければ脚を攻撃しないと 試合前に約束しておいて破ったりと 怪我を最大限まで利用して試合を作りましたが ナイジェルの一人プロレスと言っても過言ではないのが実情・・・。 悪くない試合。 AOTFが乱入しリンチしているとスティーンネリコが現れ一掃します。 Gタッグ王座戦:ケビン・ス ティーン、エル・ジェネリコ(ch)対ブリスコ・ブラザーズ→詳細 試合開始時からヒートし、ブリスコズがヒール寄りに立つ事で 07年の抗争を思い出させて盛り上げると 控えが複雑に絡んできながら 焦点がぼやけないダイナミックな攻防、という ブリスコズの真骨頂とでもいうべき世界を見せます。 終盤、幾つか変則的な見せ方が成功していない印象を受けますが 決着戦にはしない、という意図を考えると失敗ともいえないので問題なし。 ぎりぎりグッド・マッチ。 総評。 C、E、Gと高クオリティの試合が揃っていて 団体のTOP王者が余裕で休憩試合に望める、という ROHならではの良大会でしたね。 (執筆日:1/9/09) |
DVD Rating |
★★★☆☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
ジェリー・リン対デイビー・リチャーズ |
2 |
リェット・タイタス、ケニー・キング対デリリウス、ブロディ・リー |
3 |
ロデリック・ストロング、エリック・スティーブンス対潮崎豪、エディ・エドワーズ |
4 | ドッグ・カラー・マッチ:ジミー・ジェイコブス対オースチン・エリーズ→詳細 |
5 |
グ リズリー・レッドウッド対アレックス・ペイン |
6 |
ブ ライアン・ダニエルソン対タイラー・ブラック対ケニー・オメガ→詳細 |
7 |
ROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ネクロ・ブッチャー |
8 |
タッグ王座戦:ケビン・ス ティーン、エル・ジェネリコ(ch)対ブリスコ・ブラザーズ→詳細 |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
ジェリー・リン対デ イビー・リチャーズ |
2 |
リェット・タイ タス、ケニー・キング対デリリウス、ブロディ・リー(カウン トアウト) |
3 |
ロデリック・ス トロング、エリック・スティーブンス対潮崎豪、エディ・エドワーズ |
4 | ドッグ・カラー・マッチ:ジミー・ジェイコブス対オースチン・エリーズ→詳 細 |
5 |
グ リズリー・レッドウッド対アレックス・ペイン |
6 |
ブ ライアン・ダニエルソン対タイラー・ブラック対ケニー・オメガ→詳細 |
7 |
ROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ネクロ・ブッ チャー |
8 |
タッグ王座戦:ケビン・ス ティーン、エル・ジェネリコ(ch)対ブリスコ・ブラザーズ→詳細 |