ROH 08年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Proving Ground 1/11/08
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
FIP王座戦:エリック・スティーブンス(ch)対オースチン・エリーズ→詳細
雑 感
総時間は3時間です。

@ケニー・キング、ジェイソン・ブレード対エディ・エドワーズ、ペレ・プリモー
 まずはFIP勢によるオープニング。
 実直に基本をそつなくこなした内容で好印象です。
 平均より少し上。

Aデイジー・ヘイズ対アレクサ・サッチャー
 サッチャーはできない選手ではないけれど
 Shmmerにはもっと良い選手がいるからなぁ。
 悪い試合。

Bクラウディオ・カスタニョーリ対ラッカス

 お互い見当違いの事ばっかしています
 噛み合わないのもあるんでしょうけど。
 ラッカスは体格もあるので
 CCお得意のクルーザー対ヘビーにも持っていけない。
 少し悪い試合。

Cダニエル・ピューター対マイク・ベネット
 瞬殺。
 ピューターはいりませんよ。
 オルブライトのような掘り出し物では絶対無い。

Dブライアン・ダニエルソン対ブレント・オルブライト

 オルブライトが不遜な態度を見せながら
 パワー+腕攻めで主導権を握り、それに対してアメドラはどう対抗するかという内容。
 最後の地味なグラウンドの攻防含め良かったですけど
 掟破りをする程高まってはいませんでしたし
 せめてやるにしても最後の最後にするべきでした。
 後はやや面白みに欠けるのが難か。
 しかし中々良い試合でした。

Eストリート・ファイト:ケビン・スティーン対ネクロ・ ブッチャー
 ネクロさん、いつもながら良い仕事しますな。
 終盤までほとんど攻めでしたが
 マットを巻いてダイブしたりと良い味出してますし
 最後のスポンジ外した椅子攻撃を受けきる姿も神々しい。
 中々良い試合でした。

Fデリリウス対サル・リナウロ

 ヘリテイジ王座をスティーブンスから受け継いだリナウ ロ、
 まあ彼は良くてレイブ・レベルでしょうね。
 そのリナウロをROHにおいて只1人成長できていない感があるデリリウスが
 引っ張れるかというと否でして微妙な一戦に。
 少し悪い試合。

Gロデリック・ストロング対エル・ジェネリコ
 面白いカードだなと思った割には
 余りスイングはしませんでしたね。
 ストロングの腰攻めと
 ジェネリコの被虐心でまあまあ良い試合ではあるのですけれど。

 試合後ハングマン3がジェネリコを襲撃。

HFIP王座戦:エリック・スティーブンス(ch)対 オースチン・エリーズ→
詳細
 総じて静かな内容ながら
 泰然としたスティーブンスに
 勇猛果敢に突っかかっていくヒールのエリーズという構図、
 スティーブンスのパワー表現、
 (スティーブンスの滞空のブレーン・バスターから逃れようと
 エリーズがニーを入れると
 スティーブンスはその体勢のまま片膝を突き、
 更に入れていくと両膝を突いて崩れ落ちるというシーンはその際たる物ですね。)
 細かい所まで行き届いた一進一退の攻防と
 非常に魅了的な素晴らしい試合でしたね。
 スティーブンスは若干ダメージ表現が下手な気もしますが
 それがやや痛覚が鈍い巨漢というキャラの
 長所にもなっているので、このままでもいいかな。
 エリーズはここに来て完全にTNA時代の遅れを取り戻しました。
 文句なしにグッド・マッチです。

Iタッグ王座戦:アルティメイト・エンドュランス・マッチ:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック(ch)対ブレント・オルブライト、BJウィット マー対ジェイ&マーク・ブリスコ対ジャック・エヴァンス、ジグソウ→
詳細
 1本目はスクランブル戦で
 ダイブから連係技の打ち合い。
 上手いフィニッシュで7分。
 これは素晴らしかったですね。
 ここでVSが脱落。
 2本目はノーDQ。
 ジェイコブスとBJの激突かと思わせて
 AOFとハングマンの結託、仲間割れから
 ジェイコブスによるラダー上からのダイブで〆。
 ここは展開しか見る物がないので
 もう少し短くするか、
 仲間割れ時にジェイコブスとBJが激突する等
 もう少し充実させて欲しかったですね。
 これでハングマンが脱落し
 3本目、タッグ王座戦(実質ノー・ルールですね)は
 前回大会の再戦となりました。
 やはりブリスコ兄弟に陰りは見られますが

 連係を敢えて抑え目にして
 中々良い一進一退の攻防を見せてくれたと思います。

 総じてそれぞれの色合いを上手く出しており
 グッド・マッチには届かずも中々良い試合でした。


総評。
 年が変わっても相変わらずROHは好調です
 いらない試合もありましたが
 ほぼ半分が中々良い試合以上ですからね。
 立派です。
 まあまあ良い大会でした。
DVD Rating
★★★☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ケニー・キング、ジェイソン・ブレード対エディ・エドワーズ、ペレ・プリモー

デイジー・ヘイズ対アレクサ・サッチャー

クラウディオ・カスタニョーリ対ラッカス

ダニエル・ピューター対マイク・ベネット

ブ ライアン・ダニエルソン対ブレント・オルブライト

ス トリート・ファイト:ケビン・スティーン対ネクロ・ブッチャー

デ リリウス対サル・リナウロ

ロデリック・ストロング対エ ル・ジェネリコ

FIP王座戦:エリック・ス ティーブンス(ch)対オースチン・エリーズ→詳細
10
タッグ王座戦:アルティメイ ト・エンドュランス・マッチ:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック(ch)対ブレント・オルブライト、BJウィットマー対ジェイ&マーク・ブリスコ 対ジャック・エヴァンス、ジグソウ→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 FIP王座戦:エリック・スティーブンス (ch)対オースチン・エリーズ

  静かなレスリング。
  エリーズがショルダー・タックルを決めるもスティーブンスは倒れない。
  今度はスティーブンスがやってみろと言う。
  スティーブンスが応じて走るや後を追いフォア・アームズ。
  首投げへ。
  スティーブンスは力で耐えると持ち直してロープに振りショルダー・タックル。
  エリーズは場外で間を置く。
  スティーブンスがクリーンにロープ・ブレイクしたのが気に入らなかったか
  エリーズが胸を押す。
  スティーブンスが押し返してエリーズを倒す。
  エリーズはロープに走るとスティーブンスの攻撃を避けていき
  加速しショルダー・タックル。
  スティーブンスがグラウンド・ヘッド・シザース。
  ドロップ・キックの流れを警戒している。
  エリーズはそれを逆に利用して裏返しキャメル・クラッチ。
  スティーブンスはそのまま上体を起こすとコーナーに乗せ離れる。
  エリーズがなめてんのか、とダイビング・フォア・アームズ。
  スティーブンスが強烈なチョップ。
  エリーズは張り手で打ち返すと痛めつける。
  ロール・アップ。
  返されるやニー・ストライク。
  スティーブンスがパワー・スラム。カウント2。
  フィスト・ドロップからカバー。カウント2。
  バック・ブリーカーから締め上げる。
  エリーズはニーを入れて逃れると張り手。
  スティーブンスが振り返しスプラッシュを狙う。
  予測していたエリーズはエプロンに逃れる。
  ブレーン・バスターを防いでスティーブンスにロープを使ってのネック・ブリーカー。
  エプロンに出し頭部を殴りつける。
  スティーブンスがショルダー・スルーからベア・ハグ。
  エリーズが殴りつけていく。
  スティーブンスが朦朧となり外しかけるも最後の力を振り絞りベリー・トゥー・ベリー。
  両者ダウン。
  スティーブンスが猛攻を見せ
  打ち上げてのアバランシュ・スラム。カウント2。
  ジャーマンを狙う。
  エリーズは回転して場外に落とすとトペ・スイシーダ。
  リングに戻しコーナーでのエルボー連打。
  スティーブンスがバック・ドロップでエリーズを落とす。
  そしてエプロンからショルダー・タックル。
  スプラッシュを狙うもエリーズがショルダー・スルーでスティーブンスを観客席に投げ入れる。
  そしてダイビング・クロス・ボディ。
  両者リングに戻ろうとするも寸前でカウント20。
  スティーブンスがこんな終わり方では納得行かないと言って試合続行。
  エリーズが好機とばかりにコーナーへのドロップ・キックで不意打ち。
  ブレーン・バスターを狙う!
  防がれるもコーナーに追い込み殴りニーを入れる。
  そしてブレーン・バスターを狙う!
  スティーブンスが投げ飛ばす。
  エリーズはひるまずクルーシーフィックス・ボム。
  続けてブレーン・バスター!
  450°スプラッシュへ!
  スティーブンスが膝を立てて防ぎジャーマン。
  スプラッシュへ。
  エリーズがカウンターでラリアットをいれカバー。カウント2。
  ニーを叩き込んでいく。
  スティーブンスは察知してすぐに上体を起こすとコーナーに押し込みTKO。
  カバーするもカウント2。
  ならばとドクター・ボムを狙う!
  エリーズも脚を殴りつけて抵抗しフォア・アームズの打ち合いに。
  スティーブンスがロープに走る。
  エリーズは低空ドロップ・キックで迎え撃つと蹴りつけブレーン・バスターへ!
  しかし腰が痛む。
  逆にスティーブンスが投げようと持ち上げる。
  エリーズがニーを入れる。
  スティーブンスの肩膝がつく。
  ニーを入れる。
  両膝がつき崩れ落ちる。
  すかさずホーンズ・オブ・エリーズ!
  ニー連打へ!
  スティーブンスが上体を起こす。
  エリーズはニーを受け止めると持ち上げてラリアット。
  ドクター・ボムへ!
  エリーズがハリケーン・ラナに切り返しローリング・エルボー。
  スティーブンスが耐えラリアット。
  ドクター・ボムにつなげ1,2,3!
  スティーブンスが握手を求めるもエリーズは応じず去っていく。



 タッグ王座戦:アルティメイト・エンドュランス・マッチ:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ブレント・ オルブライト、BJウィットマー対ジェイ&マーク・ブリスコ対ジャック・エヴァンス、ジグソウ

  1本目はスクランブル・ルール。
  AOFが出て来るなりブリスコ兄弟が襲い掛かる。
  そこにBJ、オルブライトがトペ・スイシーダ。
  続いてエヴァンス、ジグソウがダイブ。
  マルチネスがリングに上がる。
  レイシーがマルチネスに襲い掛かり殴り合いながらフェード・アウト。
  ジグソウ、エヴァンスはジェイコブスをリングに入れると連係技を叩き込んでいく。
  邪魔しに来たジェイにも連係攻撃。
  BJにも同じく。
  タイラーがジグソウをクローズラインで落としエヴァンスにダブル・ショルダー・タックル。
  ブリスコ兄弟がAOFに襲い掛かり合体技を決めていく。
  ハングマン3がブリスコ兄弟に襲い掛かり連係攻撃。
  タイラーが2人にスプリングボード式ドロップ・キック。
  技を決めては食らっていく。
  BJがエヴァンスにパワー・ボムを狙う。
  エヴァンスが肩車の体勢に持っていく。
  そこにマークがドゥームス・デイ・デバイス。
  エヴァンスは食らいながらもリバース・ハリケーン・ラナ。
  ジグソウがBJをカバー。
  オルブライトはジグソウを引き剥がしハーフ・ネルソン・スープレックス。
  カバーし1,2,3!
  VSが脱落(7分)!
  2本目はノーDQ。
  AOFがマークに椅子攻撃。
  ハングマンがジェイを攻撃している。
  BJとジェイコブスが向かい合う。
  両者スパイクを手にする。
  打ち合うかと思いきやジェイコブスが共闘を提案し
  BJはスパイクをジェイに打ち込み、ジェイコブスもマークに打ち込む。
  ブリスコ兄弟は流血している。
  マークを場外の椅子に座らせるとジェイコブスがリングからエルボー・ドロップ。
  タイラーがオルブライトに連係攻撃を持ちかけるも誤爆。
  BJが怒ってタイラーにエクスプロイダー。
  しかしこのせいでリングにはブリスコ兄弟とBJの3人だけに。
  ブリスコ兄弟がBJに襲い掛かり連続攻撃。
  ラダーを取り出す。
  ジェイとBJの攻防。
  最後はジェイがジェイ・ドリラーを決める!
  マークが場外の特大ラダーからリング中央のBJにダイビング・ボディ・プレス!
  カバーし1,2,3!
  ハングマンが脱落(14分)!
  3本目はタッグ王座戦。
  AOFがジェイを集中攻撃。
  マークはフェンスにぶつけられ場外でダウンしている。
  ジェイが反撃した所でマークも戻ってくる。
  マークがタイラーに雪崩式の技を狙う。
  落とされるも諦めずスプリングボードで雪崩式エース・クラッシャーを決める。
  カバーするもジェイコブスがカット。
  ジェイコブスがカウンターでスピアー。
  カバーするもジェイがカット。
  ジェイがジェイコブスにブレーン・バスターを狙う。
  ジェイコブスは後ろに着地しコントラ・コードへ!
  ジェイは耐えるとそのままファルコン・アローに切り返す。カウント2。
  マークがジェイコブスを抱え上げジェイはコーナー上へ。
  タイラーがビッグ・ブーツで救い出しジェイをジェイコブスに投げ飛ばす。
  ジェイコブスは空中でキャッチしエンド・オブ・ザ・ゲーム!
  タイラーがマークのカットを防いでいる。
  ジェイは力技で持ち上げるとタイラーにぶつけて逃れる。
  マークがタイラーに場外でエクスプロイダー。
  ジェイコブスにドゥームス・デイ・デバイス!
  カバーするもカット。
  タイラーがマークを落としトペ・コンヒーロ。
  ジェイコブスが続こうとする。
  そこをジェイが蹴りつけジェイ・ドリラーを狙う!
  ジェイコブスは逃れるとコントラ・コード!
  タイラーがフェニックス・スプラッシュと続け1,2,3!
  AOFの防衛(20分)!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ケニー・キン グ、ジェイソン・ブレード対エディ・エドワーズ、ペレ・プリモー

デイジー・ヘイ ズ対アレクサ・サッチャー

クラウディオ・ カスタニョーリ対ラッカス

ダニエル・ ピューター対マイク・ベネット

ブライアン・ダニエルソン対ブレント・オルブライト

ス トリート・ファイト:ケビン・スティーン対ネクロ・ブッ チャー

デリリウス対サル・リナウロ

ロデリック・ストロング対エル・ジェネリコ

FIP王座戦:エリック・スティーブンス(ch)対オースチン・エリーズ→詳細
10
タッグ王座戦:アルティメイ ト・エンドュランス・マッチ:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック (ch)対ブレント・オルブライト、BJウィットマー対ジェイ&マーク・ブリスコ対ジャック・エヴァンス、ジグソウ→詳細

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