ROH 08年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Wrestling at the Gateway 12/5/08
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
#1コンテンダーズ:デイジー・ヘイズ対サラ・ストック(Shimmer Vol.15)→詳細
雑 感
1枚約2時間40分です。

@ケニー・キング対ケニー・オメガ
 キングは黒人的欠点を見せる事もありませんでしたし
 両者無難に魅力を見せたと思いますよ。
 平均より少し上。

Aサル・リナウロ、リェット・タイタス対グリズリー・レッドウッド、ブッシュワーカー・ルーク
 レッドウッドとルークが組んで
 何ができるんと言うんでしょう。
 微妙すぎるファン・マッチができます。
 ひどい試合。

Bガントレット・マッチ:ブレント・オルブライト、エリック・スティーブンス対アイリッシュ・エアボーンズ対デイビー・リチャーズ、ボビー・デンプシー対 ブリスコ・ブラザーズ
 エアボーンズはスポット性を失ってしまったし
 デンプシーは弄られてしか見所にならない。
 そういう訳でオルブライト、スティーブンスとブリスコズが唯一のまともな組み合わせなんですけれども実現せず。
 全般的に中身が軽いファン・マッチでした。
 悪くない試合。

Cネクロ・ブッチャー、エース・スティール対ジミー・ジェイコブス、デリリウス
 不調のネクロにゲストのエース。
 この2人相手に腫れ物を触るような試合運びで
 最後も微妙な凶器使用とデリリウス/デイジー・ネタで面白みに欠けましたね。
 悪い試合。

Dオースチン・エリーズ対タイラー・ブラック
 試合のポイントを押さえて
 しっかりとした試合運びを見せるものの
 途中からエリーズの持ち味が先行するばかりで
 タイラーの凄さが出るには至りませんでしたね。
 化学反応を起こせず平均的な良試合。

Eブライアン・ダニエルソン、ジェリー・リン対ナイジェル・マッギネス、クラウディオ・カスタニョーリ
 ナイジェル対リン、CC対アメドラ、
 翌日の対戦を意識した卑怯な戦略やすかしの他
 ちょっとした連携スポットで試合を作り上げていきます。
 前哨戦という事で余白を残しており
 物足りない印象も受けますが、
 それは彼らの意図通りであり完成度の高さが分かるというものですね。
 中々良い試合です。

@#1コンテンダーズ:デイジー・ヘイズ対サラ・ストック(Shimmer Vol.15)→
詳細
 まさかこの2人が壁を打ち破るとは。
 世の中分からない物ですねぇ。
 まずは序盤5分間グラウンド・レスリングを 
 ノン・ストップで切り返し合っていくのですね。
 Vol.13では失敗試合になったように
 決して意思疎通が完璧に取れた物ではないのですが
 スポーツと同じ”戦い”のスタンスでぶつかる様は
 多少の粗やミスもどうでもよくなる程見応えがあります。
 中盤はサラがストロングばりの腰攻め支配。
 一方のデイジーはいつも通り丸め込みで適度な反撃を見せます。
 サラのラフ・ファイトへの転向をきっかけに
 クライマックスに持って行き絵になる場外へのダイビング・クロス・ボ ディや
 こちらの予想を良い意味で裏切る攻防もあり。
 完全に両者の実力を出し切った試合で
 遂に訪れたぎりぎりグッド・マッチ!
 

総評。
 メインが前哨戦のように
 特にこれといった試合がない繋ぎの大会ですね。 
 繋ぎ、としては良い内容だとは思いますが
 まだROHは全大会、全力投球という見方がファンに残ってますからねぇ。
 それを考慮して特典をつけたのは評価したい。
 1つ星あげましょう。

DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ケニー・キング対ケニー・オメガ

サル・リナウロ、リェット・タイタス対グリズリー・レッドウッド、ブッシュワーカー・ルーク

ガントレット・マッチ:ブレント・オルブライト、エリック・スティーブ ンス対アイリッシュ・エアボーンズ対デイビー・リチャーズ、ボビー・デンプシー対ブリスコ・ブラザーズ

ネクロ・ブッチャー、エース・スティール対ジミー・ジェイコブス、デリリウス

オー スチン・エリーズ対タイラー・ブラック

ブ ライアン・ダニエルソン、ジェリー・リン対ナイジェル・マッギネス、クラウディオ・カスタニョーリ

#1 コンテンダーズ:デイジー・ヘイズ対サラ・ストック(Shimmer Vol.15)→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 #1コンテンダーズ:デイジー・ヘイズ対サラ・ストック(Shimmer Vol.15)


  サラがスナップ・メアから丸め込みを連発。
  デイジーも丸め込みを連発して応じる。
  サラが丸め込みカウント2で返された所で離れる。
  素早く入れ替わっていくレスリング。
  サラが飛び起きアーム・ドラッグで腕を取る。
  デイジーは後転してバックを取るとカバーへ持っていく。カウント2。
  サラが脚を取りハーフ・ボストン・クラブ。
  デイジーが脚を取りレッグ・ロックに切り返す。
  サラがヘッド・ロックに返す。
  デイジーはコーナーにぶつけて逃れると腕を取り投げる。
  対角コーナー・ラインの攻防。
  アーム・ドラッグを一発ずつ打ち合いデイジーの丸め込み。
  サラはカウント2で返すとドロップ・キックへ。
  デイジーは避けるとエルボー・ドロップへ。
  サラは避けるとデイジーの腕を取る。
  デイジーは飛び起きるとアーム・ドラッグ。
  サラも飛び起き相対。
  デイジーがコーナーでアピール。
  サラはデイジーをコーナーから引き剥がすとアピール。
  デイジーがヘッド・シザース。
  続けて変形ヘッド・シザースにクロス・ボディ。カウント2。
  サラは場外で間を置く。
  デイジーがコーナーに登ろうとする。
  サラはさっとエプロンに上がるとデイジーを蹴り落とす。
  リングに戻りボディ・スラム。
  強烈な腰攻めで支配していく。
  デイジーは時たま丸め込みに返すも後が続かない。
  荒い攻めにシフトしジャーマンを狙う。
  デイジーがバックを取り返しジャーマン。カウント2。
  両者ダウン。
  デイジーが打撃を叩き込んでいく。
  ハート・パンチからビッグ・ブーツを決める。
  サラが場外に転がり落ちる。
  ダイビング・クロス・ボディで追撃。
  リングに戻りエプロンのサラに殴りかかる。
  サラは受け止めると一回転してリングに入りバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  レフェリーに文句を言った後タイガー・ドライバーを狙う!
  デイジーはアーム・ドラッグに切り返すとブルドッグを狙う。
  サラは向きを変えデイジーをコーナーに叩きつける。
  デイジーをコーナーに振り突進。
  デイジーは避けるとフェイス・バスターを決めカバー。カウント2。
  変形のインディアン・デス・ロックを決める。
  サラがロープを掴む。
  ならばとハート・パンチへ。
  避けられるも対応しマインド・トリップへ!
  サラは敢えてその動きに身を任せることで逃れると
  ボディ・シザースで丸め込み1,2,3!
  サラの勝利!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ケニー・キング対ケ ニー・オメガ

サル・リナウ ロ、リェット・タイタス対グリズリー・レッドウッド、ブッシュワーカー・ルーク

ガントレット・マッチ:ブレント・オルブライト、エリック・スティーブ ンス対アイリッシュ・エアボーンズ対デイビー・リチャーズ、ボビー・デンプシー対ブリスコ・ブラザーズ

ネクロ・ブッ チャー、エース・スティール対ジミー・ジェイコブス、デリリウス

オー スチン・エリーズ対タイラー・ブラック

ブ ライアン・ダニエルソン、ジェリー・リン対ナイジェル・マッギネス、クラウディオ・カスタニョーリ

#1 コンテンダーズ:デイジー・ヘイズ対サラ・ストック(Shimmer Vol.15)→詳細

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