PPV
名 |
ROH:The French Connection 11/7/08 |
ベ
スト・マッチ |
なし |
グッ
ド・マッチ |
ロデリック・ストロング 対デイビー・リチャーズ→詳細 |
雑
感 |
約2時間40分です。 @エリック・スティーブンス対エディ・エドワーズ ラフ・ファイトとオーソドックス・ファイトを混ぜた速いテンポの試合だが 相変わらずスティーブンスは調子が上がらずやや雑です。 悪くない試合。 Aブリスコ・ブラザーズ対ケニー・キング、ケニー・オメガ オメガとブリスコズの絡みは期待通りの素晴らしいものを見せてくれますよ。 只キングは相変わらず悪い意味でシームレスな動きだし キングがオメガを見捨てるという展開のため 試合のクオリティはそこそこに留まる。 平均より少し上。 Bネクロ・ブッチャー対ブロディ・リー 凶器は出ないし途中でネクロは脚を痛めるし、 最後もダブル場外カウントだしと散々です。 20カウントが導入されると(今夜から適応)ネクロはかなりきついんじゃない? 悪い試合でしたが個人的にはこのカードでデス・マッチが見てみたい。 ナイジェルが現れマイク・アピール。 ネクロは明日の挑戦者だというのに情けないと言い、 またメインに向けBest There is〜のフレーズを使ったりしてヒートを買います。 Cデリリウス対ジェリー・リン リンの素早い攻防とデリリウスの腹/腰攻めで試合を構築。 デリリウスも復調傾向に見えますね。 まあまあ良い試合でした。 ふと思ったのですがデリリウスはどうせヒール・ターンするなら ムタ的エッセンスを加えたら良いんじゃないでしょうか。 意外に面白くなる気がします。 Dロデリック・ストロング対デイビー・リチャーズ→詳細 小さな技1つ1つのムーブにまで非常に力が入っていて その充実度に目を見張ります。 特にリチャーズが素晴らしく こんな輝いているリチャーズを見るのは久しぶり。 鋭い打撃とそれに織り交ぜられるテクニック。 中でもスピン・キックやドラゴン・スクリューによる刻み方は素晴らしく その攻めには魅了されますね。 ストロングも受けに回りながら得意の腰攻めでしっかりと自己主張できています。 しかしフィニッシュと中盤での計2回S&Sの介入がまったくいりませんでした。 こういうヒールを演じるには、何と言うか・・・リチャーズは格好良すぎるんだねぇ。 只そのスポットの使い方自体は適切ですし 評価を落とすほどではないでしょう。 ぎりぎりグッド・マッチ。 試合後潮崎がS&S側に加わるもスティーブンスが現れストロングと一緒になって追い払います。 Eジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ブライアン・ダニエルソン、オースチン・エリーズ アメドラもタイラーへの勝利が王座挑戦への条件になっているけれど ここは3番勝負中のタイラーとエリーズが焦点。 RiEのように後半まで2人の対決はなく ジェイコブスが介入を仕掛けておいて逃げるという構成になっています。 只ローラー・コースターのようなハイ・スピードでなくなったのにあわせ 攻防のクオリティも低下。 補佐であるべきの介入スポットがメインに位置される状況になり そのスポットもタッチできるかできないかの見所が増えているにもかかわらず 爆発させるまでの効果は持たず。 やはり既に3番勝負が決まっているにもかかわらず 逃げ腰というエリーズの立場が少なからず影響を与えたんじゃないでしょうか。 特別な物は見られず中々良い試合です。 FROH王座戦、4コーナー・エリミネーショ ン・マッチ:ナイジェル・マッギネス(ch)対ケビン・スティーン対エル・ジェネリコ対塩崎豪→詳細 まずは潮崎、スティーンがパワー系、ジェネリコがスピード系で ナイジェルがスティーンを本命として見ている事を示します。 次に仲間割れ誘発スポットの失敗からナイジェル、潮崎対スティーンネリコに持って行きます。 そして短い時間で2人が抜けスティーン対ナイジェルに持っていくというのが内容。 ROHは豊富な経験から4コーナー・マッチを メイン・イベントで通用するものに仕上げてきたけれど 今回はそれが裏目に出た形となりました。 まず中盤のタッグ・シーンですが孤立がメイン。 舞台セット後にいきなり落とすのはいけませんね。 また当然スティーンネリコの魅力も出せません。 終盤ナイジェルがスタイルで試合を作ったのではないために 爆発させられなかったのと合わせ これらは前中後で仕切ってやるのにはDbDのアメドラ、タイラー、CCと違い ジェネリコ、スティーン、潮崎の純実力が足りない事を示しています。 もう少し柔軟に試合構築を捉えても良かったですね。 そういう訳でナイジェルの防衛ロードの中では 最低ラインの平均的な良試合になりますが スティーン、ジェネリコの地元という事で盛り上がりは結構良かったのが救いです。 総評。 セミ、メインが期待していた程ではなかったものの Dが予想以上の出来で救いになっています。 |
DVD Rating |
★☆☆☆☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
エリック・スティーブンス対エディ・エドワーズ |
2 |
ブリスコ・ブラザーズ対ケニー・キング、ケニー・オメガ |
3 |
ネクロ・ブッチャー対ブロディ・リー |
4 |
デリリウス対ジェリー・リン |
5 |
ロデリック・ストロング対デイビー・リチャーズ→詳 細 |
6 |
ジ ミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ブライアン・ダニエルソン、オースチン・エリーズ |
7 |
ROH王座戦、4コーナー・エ リミネーショ ン・マッチ:ナイジェル・マッギネス(ch)対ケビン・スティーン対エル・ジェネリコ対塩崎豪→詳細 |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
エリック・ス ティーブンス対エディ・エドワーズ |
2 |
ブリスコ・ブラ ザーズ対ケニー・キング、ケニー・オメガ |
3 |
ネクロ・ブッチャー対ブロディ・リー(ダブル・カウントアウト) |
4 |
デリリウス対ジェリー・リン |
5 |
ロデリック・ストロング対デイビー・リチャーズ→詳 細 |
6 |
ジ ミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ブライアン・ダニエルソン、オースチン・エリーズ |
7 |
ROH王座戦、4コーナー・エ リミネーショ ン・マッチ:ナイジェル・マッギネス(ch)対ケビン・ス ティーン対エル・ジェネリコ対塩崎豪→詳細 |