ROH 08年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Escalation 11/21/08
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ

雑 感
1枚2時間45分です。

@デイビー・リチャーズ対ブレント・オルブライト
 かなりオープニング・マッチを意識した軽い内容。
 リチャーズは基本ムーブに押さえ
 オルブライトはレフェリーを脅かすシーンを見せるなどファン・マッチ寄りの戦い方。
 最後には久しぶりにデンプシーが絡んできますよ。
 悪くない試合。

 ナイジェルが現れ「俺は2人に負ける訳がないけれども2人の間で決まってしまう可能性がある。
 それは不公平だし明日のPPVが王座戦でなくなりかわいそうなのでノン・タイトルに変更する」と
 インタビューに答える。

A4コーナー・サバイバル:リェット・タイタス対サミ・カリハン対潮崎豪対グリズリー・レッドウッド
 ダーク・マッチかと疑ってしまうような微妙なカード。
 4コーナー・マッチにして誰が得するんだという感じ。
 悪い試合。

Bアイリッシュ・エアボーン対ブリスコ・ブラザーズ
 エアボーンというと華麗な連携のイメージがあるけれど
 ROHから呼ばれなくなった間タッグを組んでいたのかと思うほど
 一芸もない凡タッグに成り下がりました。
 一方のブリスコズも動きが悪いなぁと思ったら
 途中でマークが怪我を再発させるというアクシデント・・・。
 悪い試合。

Cライツ・アウト・マッチ:クリス・ヒーロー対ロデリック・ストロング
 Battle for Supremacyの再戦。
 前回の試合は素晴らしかったのですが
 今回はスロー・ペースな上ダウン・カウントも相まって
 ハード・ヒッティングが積み重ならず時間を埋めるような形に。
 またS&S乱入でノー・コンテストというフィニッシュも分からないでもないんですが
 ライツ・アウト・マッチのイメージ上、えぇ〜と思ってしまいますよね・・・。
 平均より少し上。
 
Dタッグ王座戦:ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ(ch)対ジミー・ジェイコブス、デリリウス
 明らかに構築段階の時点で
 スティーンネリコが余裕の試合運びをするというのがありますね。
 お互い力を抜いた(手を抜いたとまでは言わない)軽い内容で
 フィニッシュもヒール側へのタイタス乱入からでは盛り上がりもせず・・・。
 いくらタイラーがデリリウスになったからと言ってこれはないんじゃない?
 平均レベル。

Eブライアン・ダニエルソン対クラウディオ・カスタニョーリ
 何度となくやっていますが外れ。
 アメドラが余りにも蹴りに拘って本来の持ち味を出せていないですね。
 ラフ・ファイトからCCの脚攻めという内容にしても
 試合は作れているけどそれだけで終わっています。
 味がありません。
 平均より少し上。

Fナイジェル・マッギネス対オースチン・エリーズ対タイラー・ブラック
 そしてこれも外した・・・。
 3人目が様子を見て棒立ちしているシーンが多くゲンナリします。
 独創性を感じられないし、かといって教科書的なものでもない。
 軽く関係が入っていたりお馴染みのスポットもありますが
 凡戦というしかありません。
 平均レベル。


総評。
 元々この日の観客は静まる時には本当にシーンとなっていつもと違うなと感じていたけれど
 微妙な空気になってライトな接し方になっていったのはROH側に問題がありますよ。
 ROHの08年のショーでワーストの出来なんだもの。
 Drivenからジョー対タイラーが入っているのがこのDVDの救いとなるか。

@サモア・ジョー対タイラー・ブラック→
詳細
  2度と会わないかもしれないので全力を尽くす、ではなく
 特別試合という名前の通り楽しもう、という方ですね。
 ジョーは久しぶりの参戦という事で軽い迷いが見られ
 それぞれが一方的に出し合った上でクロスさせる形になっているので必然といえば必然。
 そうなると雰囲気に期待してしまうのですが
 本編で燃焼して観客も疲れていたのでしょうか
 入場やオレ・キックを除けば思ったほど盛り上がりませんでした。
 
中々良い試合。


総評その2
 ジョー対タイラーは面白かったですが
 1点物として成立させるにはやや力足らず。
 余りお勧めは出来ないですね。
 
DVD Rating
☆☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
デイビー・リチャーズ対ブレント・オルブライト

4コーナー・サバイバル:リェット・タイタス対サミ・カリハン対潮崎豪対グリズリー・レッド ウッド

アイリッシュ・エアボーン対ブリスコ・ブラザーズ

ライツ・アウト・マッチ:クリス・ヒーロー対ロデリック・ストロング

タッ グ王座戦:ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ(ch)対ジミー・ジェイコブス、デリリウス

ブ ライアン・ダニエルソン対クラウディオ・カスタニョーリ

ナイジェル・マッギネス対オー スチン・エリーズ対タイラー・ブラック

サモア・ジョー対タイラー・ブ ラック詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 サモア・ジョー対タイラー・ブラック

  
  ジョーにはWelcome Backコール。
  ジョーがハイ・キックで牽制。
  組むとジョーがリスト・ロック。
  タイラーが蹴って取り返す。
  タイラーはドロップ・トー・ホールドを決めて倒すと後頭部をはたいて離れる。
  タイラーがヘッド・ロック。
  ジョーはロープに振ると走ってショルダー・タックルを決める。
  タイラーは場外に逃れて間をおく。
  タイラーがリングに戻る。
  ジョーはタイラーをロープに押し込むとクリーンに離れようとする。
  タイラーが不意をついて殴りつける。
  ショルダー・ブロックを連発。
  スナップ・メアからニー・ドロップを叩き込む。
  フィッシャーマンズ・バスターを狙う。
  ジョーが逃れて場外へ。
  タイラーがトペ・コンヒーロで追撃する。
  リングに戻しチョップ。
  ジョーが打ち返していく。
   コーナーに振り突進。
  タイラーはカウンターで蹴りを入れるとセカンド・ロープからクロス・ボディへ。
  ジョーは無視して自爆させる。
  コーナーに振りバック・エルボーから延髄切り。
  チン・ロック。
  スナップ・メアを決めるとコンビネーション・ニー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  タイラーが場外に転がり出る。
  ジョーは場外ダイブを狙う。
  タイラーは同時にリングに入り避けると場外ダイブを狙う。
  ジョーがカウンターでハイ・キックを決める。
  タイラーは反対側から場外に転がり出る。
  ジョーがエルボー・スイシーダで追撃する。
  場外カウントがあるのでそれをカットしながらタイラーにオレ・キック。
  もう1回だとアピール。
  オレ・キックを狙うもアリソンが立ちふさがる。
  ジョーはアリソンの髪を掴むもどかすだけで何もしない。
  その隙にタイラーが襲い掛かりフェンスにぶつける。
  リングに戻すとスプリングボード式クローズライン。
  カバーするもカウントは2。
  ロープにジョーの喉を押しつける。
  タイラーがパンチにチョップ。
  ジョーがチョップを打ち返す。
  タイラーはサミングを決めて動きを止める。
  スナップ・メアから頭部を踏みつける。
  カバーするもカウント2。
  殴りつけていく。
  ジョーは起き上がると顔に張り手。
  タイラーがサミングを決めるとロープに振りドロップ・キックへ。
  ジョーがロープを掴んで止まったので一回転して着地し突進。
  場外へのショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地しフォア・アームズ。
  スプリングボード式の技へ。
  ジョーはアトミック・ドロップで迎え撃つとビッグ・ブーツからセントーン。
  カバーするもカウント2。
  タイラーが不意を付いてジョー・ブリーカーを決めロープに走る。
  ジョーがカウンターでパワー・スラム。カウント2。
  パワー・ボム。
  カウント2で返されるやSTFに移行。
  ロープに伸ばした手を捕らえクロス・フェイス。
  反対の手も捕らえ変形バタフライ・ロック。
  タイラーがロープに脚をかける。
  ならばとマッスル・バスターだとアピール。
  打撃を入れるとマッスル・バスターを狙う。
  タイラーは殴りつけて防ぐとジョーを飛び越えてロープに走りヘッド・シザース。
  クローズラインを避けるとネック・ブリーカー。
  ラ・ケプラーダへ。
  ジョーに避けられるも着地しスタンディング・シューティングスター・プレスをヒットさせる。
  カバーするもカウントは2。
  フィッシャーマンズ・バスターを狙う。
  ジョーは殴りつけて防ぐとコーナーに振る。
  タイラーはコーナーを使って裏に回るとコーナーに走る。
  再びコーナーを使って裏に回ろうとする。
  ジョーがキャッチしアイランド・ドライバー。
  カバーするもカウントは1。
  ジョーは殴りつけ張り手。
  タイラーがフォア・アームズ。
  フォア・アームズの打ち合いに。
  タイラーが押すもジョーがローリング・フォア・アームズ。
  タイラーが崩れながらもスーパー・キック。
  フィッシャーマンズ・バスターを決めるもカウントは2。
  コーナーに上ろうとする。
  邪魔したジョーを蹴り飛ばすとスーパー・キック。
  フェニックス・スプラッシュへ。
  ジョーは避けて自爆させると向かってきたタイラーに蹴りを入れコーナー上へ。
  タイラーが捕まえ雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  ジョーがパンチを入れマッスル・バスターを狙う。
  タイラーは噛み付いて逃れるとペイレイ・キック。
  足を踏み鳴らすとコーナーのジョーにビッグ・ブーツを狙う。
  ジョーがカウンターでSTOを決める。
  マッスル・バスターからスリーパーに捕らえる。
  タイラーはNoと敗北を拒否するも意識を失う。
  レフェリーが止めジョーの勝利!
  ジョーのマイク・アピールで終了。


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

デイビー・リチャーズ対ブレント・オルブライト

4コーナー・サバイバル:リェット・タイタス対サミ・カリハン対潮崎豪対グリズリー・レッドウッド

アイリッシュ・エアボーン対ブリスコ・ブラザーズ

ライツ・アウト・マッチ:クリス・ヒーロー対ロデリック・ストロング(ノー・コンテスト)

タッ グ王座戦:ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ(ch)対 ジミー・ジェイコブス、デリリウス

ブライアン・ダニエルソン対クラウディオ・カスタニョーリ

ナイジェル・マッギネス対オースチン・エリーズ対タイラー・ブラック

サモア・ジョー対タイラー・ブラック詳細

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