PPV
名 |
ROH:Driven 9/19/08 |
ベ スト・マッチ |
タッグ王座戦:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック(ch)対ケビン・スティーン、エ ル・ジェネリコ→詳細 |
グッ
ド・マッチ |
ROH王 座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ロデリック・ストロング→詳細 |
雑 感 |
1枚約2時間25分です。 PPV興行。 エリーズのマイクにジェイコブスが現れます。 デリリウスがエリーズを襲撃しオープニング・マッチへ。 @オースチン・エリーズ対デリリウス アンダーカードが続くエリーズですけれども どうしたものか引き込みに欠ける試合が続きます。 これではラフ・ファイトが苦手という印象がつきますが ジェイコブスとの決着戦は大丈夫? 悪くない試合。 試合後ジェイコブスがエリーズに襲いかかりタイラーの忠告を無視してテーブル葬。 Aサラ・デル・レイ対ジェシー・マッケイ ミスチーフ戦が予告されていたのですけれども 欠場でスカッシュ・マッチになりました。 Bブレント・オルブライト、エリック・スティーブンス対アダム・ピアース、エディ・エドワーズ PPVで時間が限られているのは分かりますけれど 物には順序と準備ってのがあってねぇ。 ついでにDbDの奇跡と後に予定された抗争決着戦を考えると こうもS&Sを弱く見せる理由が分かりません。 悪い試合。 試合後にリンが現れ次の試合へ。 Cジェリー・リン対クリス・ヒーロー 腕攻めの攻防からヒーローがラフ・ファイトで支配し、 終盤はリンが切り返しで盛り返す。 リンの状態の良さを考えると もう少し柔軟に試合を構築して欲しかったが それなりに楽しめる内容になっています。 平均レベル。 Dエリミネーション・マッチ:ブライアン・ダニエルソン対クラウディオ・カスタニョーリ対潮崎豪 3ウェイに潮崎を入れるなんて何か考えがあるのだなと思っていたら 特に何も考えていないですね。 良くも悪くもない中、CCがレフェリーに手を出して反則になり リコーラ・ボムを打った後退場になります(本当はこのCCの暴れる姿が見せたかっただけなのでは?)。 これで潮崎対アメドラになり 終盤の攻防1つ1つは表現力含め結構良かったんですが 流れで見ると空気を読めていないのは致命的。 前半を引きずらなかったと言えば聞こえは良いが・・・。 平均より少し上。 Eスクランブル・マッチ:ブリスコ・ブラザーズ対YRR対ヴァルチャー・スクワッド対ネクロ・ブッチャー スクランブル・マッチってそういう方向性ではあるけれど ここまで節操のない物も久しぶり。 これならブリスコズやYRRでやる必要もないんじゃない。 まあ面白かったからいいか。 平均より少し上。 FROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ロデ リック・ストロング→詳細 ナイジェルは本当に良く分かっていて アピールや腕攻めによる試合構成と緩急のつけ方は非常に素晴らしいし 一方のストロングもチョップでの刻み方が非常に良い。 正直これ程の状態なら名勝負も狙えたと思います。 しかしそこまでいかなかったのは 状態の良さ故に余りにスムーズにいきすぎ 全体で見るとターニング・ポイントが弱かったためであり ナイジェルが腕攻めをコントロールの手段に留めて クライマックスを一方的なタワー&ラリアットの追い込みにし たせいですね。 その構成もあってストロングの腰攻めはサブミッションが使われず 最上の物ではありませんでした。 しかしクライマックスは決してジェネリコ戦のような使い回しではな かったし 名勝負の可能性も見えた訳ですから面白さはクオリティ以上でしたよ。 ぎりぎりグッド・マッチ。 Gタッグ王座戦:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック(ch)対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ→詳細 ブラインド・タッチ、連携技、チープ・ショット。 コーナー上の相手への邪魔・・・と テンポ良くタッグならではのスポットで序盤を作り上げると 中盤のタッチできるかできないかの孤立シーンでは 場外への投げ捨てを繰り返すという面白い仕掛けを持っています。 来るぞ、来るぞと溜めて交代に成功するといきなりトペコンで起爆。 これで幕を開けた終盤もまたハイ・クオリティでした。 数あるタッグ・チームの中でも こういうつながっていく攻防という手法においては スティーンネリコが最も優れていますね。 ROHファンが待ち望んだ歓喜の瞬間にふさわしい内容でした。 ぎりぎりベスト・マッチです。 @チェイスン・ランス対ミッチ・フランクリン Aデイジー・ヘイズ対マディソン・イーグルス YRRの他のメンバーも一応試合させようという事で。 ミッチが変なギミックになっている他は言う事のない悪い試合。 Bジョシュ・ダニエルズ対リェット・タイタス 久しぶりに見たジョシュは髪を伸ばしてますね。 密度のある堂としたファイトを見せています。 タイタスと対比になっていてそれなりに面白い。 少し悪い試合。 総評。 時間制限を考えても微妙なクオリティが続きましたがセ ミとメインは別物。 たった2試合だけで良大会にしてしまうのがROHマジックです。 まあROHのPPVに外れはありません。 (執筆日:12/20/08) |
DVD Rating |
★★★☆☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
オースチン・エリーズ対デリリウス |
2 |
サラ・デル・レイ対ジェシー・マッケイ |
3 |
ブレント・オルブライト、エ リック・スティーブンス対アダム・ピアース、エディ・エドワーズ |
4 |
ジェリー・リン対クリス・ヒー
ロー |
5 |
エリミネーション・マッチ:ブライアン・ダニエルソン対クラウディオ・カスタニョーリ対潮崎豪 |
6 |
スクランブル・マッチ:ブリス コ・ブラザーズ対YRR対ヴァルチャー・スクワッド対ネクロ・ブッチャー |
7 |
ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ロデリック・ストロング→詳細 |
8 |
タッ グ王座戦:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック(ch)対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ→詳 細 |
1 |
チェイスン・ランス対ミッチ・
フランクリン |
2 |
デイジー・ヘイズ対マディソ ン・イーグルス |
3 |
ジョシュ・ダニエルズ対リェッ
ト・タイタス |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
オースチン・エ リーズ対デリリウス |
2 |
サラ・デル・レ イ対ジェシー・マッケイ |
3 |
ブレント・オルブライト、エ リック・スティーブンス対アダム・ピアース、エディ・エドワーズ |
4 |
ジェリー・リン対クリス・ヒー ロー |
5 |
エリミネーション・マッチ:ブライアン・ダニエルソン対クラウディオ・カスタニョーリ対潮崎豪 |
6 |
スクランブル・マッチ:ブリス コ・ブラザーズ対YRR対ヴァルチャー・スクワッド対ネクロ・ブッチャー |
7 |
ROH王座戦:ナ イジェル・マッギネス(ch)対ロデリック・ストロング→詳細 |
8 |
タッ グ王座戦:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック(ch)対ケビン・ス ティーン、エル・ジェネリコ(新チャンピオン!)→詳 細 |
1 |
チェイスン・ランス対ミッチ・ フランクリン |
2 |
デイジー・ヘイズ対マディソ ン・イーグルス |
3 |
ジョシュ・ダニエルズ対リェッ ト・タイタス |