ROH 08年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:All Star Extravaganza 12/26/08
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
ブライアン・ダニエルソン対ジェリー・リ詳細
雑 感
1枚約2時間55分です。

@ケニー・オメガ対リェット・タイタス
 タイタスが支配する内容で別にオメガを当てなくても、という気はします。
 タイタスはまだ余裕を持って試合を運べない部分もありますが良くなってきています。
 少し悪い試合。

Aエリック・スティーブンス対クリス・ヒーロー
 テンポをつけるために使うべき種の打撃をメインとして使っています。
 最近のヒーローは無駄なハード・ヒッティングが先行し過ぎて迷走していますね。
 エルボー・パットを足につけてのビッグ・ブーツも?です。
 場外や介入を使ってクオリティはそれなりに保障されているけれど退屈です。
 悪くない試合。

B佐々木健介、中嶋勝彦対ブレント・オルブライト、ロデリック・ストロング
 健介がオルブライト相手にパワーのぶつかり合いを見せ
 ストロングと中嶋がシングルを期待させるような可能性を見せたため
 会場はお祭り騒ぎになりましたね。
 しかし健介は相変わらずやや的外れな試合運びを見せていたし
 大小の絡みは雰囲気に頼っている。
 混沌とした終盤もそれはそれで面白いけれど
 普通にオルブライトではなく、ストロングが捕まって
 オルブライトX健介再びで終盤突入、と枠にきっちりはめた方が、と思いますね。
 平均的な良試合。

C森嶋猛対潮崎豪
 ショルダー・タックルを森嶋に耐えられた次の瞬間
 只のチョップ一発で森嶋が倒れ潮崎はラフで押せ押せムード、という
 意味不明な展開は悩める2人だからこそか。
 その後も見事に外しています。
 只終盤だけは無茶苦茶にやっていく中で何か光明が見えたというか、
 かなり面白いものが生まれていましたよ。
 全体で見ると悪くない試合程度になってしまいますけどね。
 そもそもヒールの潮崎とドミネイト・タイプの森嶋を当てるブッカーにも問題ありです。
 
D4コーナー・エリミネーション・マッチ:ナイジェル・マッギネス、クラウディオ・カスタニョーリ対ブリスコ・ブラザーズ対アメリカン・ウルヴス
 ナイジェル、CCは野次馬であり禿げ鷹の役回り。
 良く煽れてはいたけれど最初に脱落するのなら
 そのヒートも持っていかれる訳で存在意義は薄れてしまいますね。
 ウルヴス対ブリスコズは良いリズムで手があっていました。
 1回目のフィニッシュの際にマークの脚狙いのきっかけを作ったのもナイスですね。
 ウルヴスはタッグのスポットへの持って行き方には
 まだまだ改善の余地はありますが
 タッグを組んで間もない事を考えると上出来でしょう。
 まあまあ良い試合。

Eオースチン・エリーズ対丸藤正道
 ROHではかつてないほど積極的に攻防を盛り込んだのではないでしょうか。
 最初はそのせいで何をポイントにしたいのか分からない部分もありましたが
 エリーズが次第にヒール寄りに立場を変えながら試合を進めて行くに連れ
 上手くはまっていき攻防を素晴らしい流れで繰り出す事にも成功します。
 中々良い試合。
 期待には応えたといって良いでしょう。

Fジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック、デリリウス対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ、ネクロ・ブッチャー
 試合はスティーンネリコとAOTFがいるとなれば下手な事はしませんが
 このカードではやっぱりセミにしては弱い内容になってしまいます。
 ネクロを加えるなら入場時に襲いかかった時に
 がっつりと場外カウントを気にせず場外乱闘をすれば良かったのにねぇ。
 平均より少し上。

Gブライアン・ダニエルソン対ジェリー・リ
詳細
 基本的に試合はピラミッド型に作って
 リンで言うなら得意の攻防を階層の橋渡しにするんだけど
 この試合は妙なる構成になっている。
 ビル型のコンペティションかとも思ったけれど
 重力の縛りがない空間で球を作るような形。
 これが異趣ながら中々持って密度の濃い物を生み出している。
 ベテランのリン相手にこれができるのは流石アメドラというしかありません。
 文句なしにグッド・マッチ。



総評。
  日本からの参戦で面白いカードが揃っています

 一部もっとできるのでは、と思わせる内容もありましたけれども
 メインがしっかりと締めてくれました。

DVD Rating
★★


試合カード
勝敗付はこちら
1
ケニー・オメガ対リェット・タイタス

エリック・スティーブンス対クリス・ヒーロー

佐々木健介、中嶋勝彦対ブレント・オルブライト、ロデリック・ストロング

森嶋猛対潮崎豪

4コーナー・エリミネーション・マッチ:ナイジェル・マッギネス、クラウディオ・カスタニョーリ対ブリスコ・ブラザーズ対アメリカン・ウルヴス

オースチン・エリーズ対丸藤正道

ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック、デリリウス対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ、ネクロ・ブッチャー

ブライアン・ダニエルソン対ジェリー・リ詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ブライアン・ダニエルソン対ジェリー・リ


  握手を交わす。
  どちらも警戒している。
  組むとリンがバックを取る。
  アメドラがバックを取り返す。
  リンは腕を取って倒す。
  アメドラがグラウンド・ヘッド・シザースに返しリンが逃れる。
  アメドラがバックを取り腕を取る。
  倒す。
  リンが跳び起きてアーム・ドラッグ。
  ドロップ・トー・ホールドからフロント・ヘッド・ロック。
  フロント・ヘッド・ロックの返しあいから離れる。
  力比べへ。
  アメドラが押し込む。
  リンが五分に戻す。
  アメドラが背を回して再び倒す。
  上にのろうとする。
  リンは腹に足を当てて飛び上がるとモンキー・フリップ。
  仕切りなおし。
  リンがヘッド・ロック。

  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  アメドラがヒップ・トスを狙う。
  ヒップ・トスを返しあった結果最後はアメドラがリンに場外へのヒップ・トスを決めるも
  リンはアーム・ドラッグでアメドラも落とす。
  両者同時にリングに戻る。
  リンがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ヘッド・ロック。
  ロープに振られる。
  伏せたアメドラを飛び越えると止まってヘッド・ロック。
  グラウンド・ヘッド・ロックへ。
  アメドラがグラウンド・ヘッド・シザースに返す。
  逃れられるもグラウンド・ヘッド・ロックへ。
  リンがグラウンド・ヘッド・シザースに返しアメドラが逃れる。
  両手を掴む。
  リンは払うと倒して首4の字。
  反転させられるも回転して直す。
  反転させられるも回転して直す。
  アメドラはすり抜けると弓矢固めを狙う。
  リンがクロス・ボディへ。
  アメドラはカウント1で返すとドロップ・トー・ホールドからラ・マヒストラルを狙う。
  リンが逃れてラ・マヒストラルを狙う。
  アメドラが逃れ仕切りなおし。
  アメドラが脚を取って倒し変形4の字に捕らえる。
  リンは体勢を変えロープを掴む。
  アメドラがロープに押し込む。
  離れずにアッパーカート。
  ロープに振りヒップ・トスを狙う。
  リンが防ぎヒップ・トスを狙う。
  防がれたので首に脚をかけ跳びあがろうとする。
  失敗し担がれようとするも後ろに逃れヒップ・トスを狙う。
  アメドラがヒップ・トスに返そうとする。
  リンが更に場外へのヒップ・トスに返そうとするもアメドラがロープを掴んで耐える。
  両者離れる。
  リンがコーナーに押し込むと離れずにフォア・アームズ。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもコーナーを使って裏に回る。
  アメドラのクローズラインを避けるとコーナーを使ってクロス・ボディへ。
  アメドラは避けて自爆させるとニー・ストライク。
  カバーするもカウントは2。
  ロメロ・スペシャルを狙う。
  耐えるリンに鼻フック。
  ロメロ・スペシャルを決める。
  後ろにそらす。カウント2。
  リンを起こすと腕折。
  腰を振ってもう1発。
  3発目。
  4発目。
  倒してハンマー・ロック。
  もう片方の腕もとる。
  リンは起き上がるとバック・エルボー。
  ロープに走る。
  アメドラはクローズラインを避けられるもテーズ・プレスを決めアーム・ロック。
  アーム・バーへ持っていく。
  リンが手を組んでロックし耐える。
  アメドラは諦めると両手を掴む。
  起こして腕折。
  リンがヘッド・ロック。
  アメドラが腕折に返す。
  バック・ドロップを狙う。
  リンがサンセット・フリップに返す。
  丸め込み合いに。
  そのまま相手の肩がつくようにローリングして両者倒れる。
  アメドラが先に起き上がりクローズラインへ。
  リンが避けクローズラインへ。
  アメドラは避けてロープに走るとクロス・ボディへ。
  リンもクロス・ボディを狙い相打ち。
  両者ダウン。
  リンが先に起き上がりヘッド・シザース。
  向かってきたアメドラにバック・ブリーカー。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるも蹴りを入れるとセカンド・ロープから跳びヘッド・シザース。
  飛びつきDDT。
  カバーするもカウントは2。
  アメドラがフォア・アームズ。
  ロープに乗るとボディ・シザースでリンを落とす。
  そしてトペ・スイシーダで追撃。
  リンをリングに戻すとコーナー上へ。
  ミサイル・キックへ。
  リンは外すとスリング・ショットで落とす。
  トペ・コンヒーロで追撃する。
  リンはアメドラをリングに戻すとコーナー上へ。
  ダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  ターン・バックルにぶつける。
  コーナーに振り突進。
  アメドラはムーンサルトで裏に回るとロープに走る。
  リンはクローズラインを避けられるもドロップ・キックを決める。
  カバーするもカウント2。
  クロス・フェイス・チキン・ウィングに捕らえる。
  アメドラは起き上がるとロープに逃げエプロンへ。
  近づいてきたリンにショルダー・ブロック。
  もう1発狙う。
  リンがそこを狙ってレッグ・ドロップを狙う。
  アメドラはそれを読んで止めるとフォア・アームズ。
  スプリングボード式ニー・ストライク。
  ジャーマンを決める。カウント2。
  キャトル・ミューティレーションに捕らえる。
  体勢を変えエルボー連打。
  そこから持ち上げる。
  リンは逃れようとコーナーにぶつける。
  もう1回。
  それでも外せない。
  ヒップ・アタックで外すとゴーリー・スペシャルに捕らえる。
  回転しゴーリー・ボム。
  カバーするもカウントは2。
  リンはフィニッシュを予告しアメドラを起こそうとするもアメドラはぐったりしている。
  レフェリーにチェックさせてからもう1度起こそうとする。
  アメドラがその隙をついてトライアングル・チョーク。
  リンはすり抜けると両脚を取ってボストン・クラブを狙う。
  アメドラが丸め込みに返す。
  リンはカウント2で返すとクローズライン。
  パワー・ボムを決めるもカウントは2。
  クレイドル・パイル・ドライバーを狙う。
  アメドラが体を起こしトライアングル・チョークに持っていく。
  リンが何とかロープに脚をかける。
  アメドラはリンを起こすとヘッド・バッド。
  コーナーに乗せると雪崩式バック・ドロップを狙う。
  リンがバック・エルボーを叩き込んで落とす。
  アメドラが起き上がり再び狙いにいく。
  リンが再びバック・エルボーをいれ雪崩式サンセット・フリップ・パワー・ボム。カウント2。
  リンがフォア・アームズ。
  アメドラは打ち返すとロープの方へ揺らいだリンにローリング・エルボー。
  ブレーン・バスターを狙う。
  リンは後ろに着地すると蹴りを入れアメドラの頭部を股下へ。
  アメドラがすぐリバース・スープレックスに返す。
  そしてランニング・ニー・ストライクへ。
  リンは食らいながらも受け止めるとドラゴン・スクリュー。
  飛びついてDDTを狙う。
  アメドラは押し飛ばして防ぐとスモール・パッケージ。
  リンが体勢を入れ替える。
  アメドラが体勢を入れ替え1,2,3!
  アメドラの勝利!
  アメドラはリンがStill Best in the Worldだといってリスペクトを示す。
  リンもマイクで応える。
 

勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
ケニー・オメガ対リェット・タイタス

エリック・スティーブンス対クリス・ヒーロー

佐々木健介、中嶋勝彦対ブレント・オルブライト、ロデリック・ストロング

森嶋猛対潮崎豪

4コーナー・エリミネーション・マッチ:ナイジェル・マッギネス、クラウディオ・カスタニョーリ対ブリスコ・ブラザーズ対アメリカン・ウルヴス

オースチン・エリーズ対丸藤正道

ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック、デリリウス対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ、ネクロ・ブッチャー

ブライアン・ダニエルソン対ジェリー・リ詳細

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