雑
感
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約2時間40分です。
ジェイコブスが現れ愛も革命も救えないのなら破壊をもたらしてやる、と言っているとホミサイドが登場。
ROHに戻ってきたぜ、とアピール。
ホームを守らなくちゃな、と言ってジェイコブスに襲いかかる。
デリリウス、タイラーが加わってホミサイドをリンチ。
同じギャング系のラッカスが現れてAOTFを追い払いホミサイドを救い出す。
@ラッカス対ジェイソン・ブレイド
ホミサイドの応援を受けオープニングに挑んだラッカス。
気合が入っているようですが、それはブレイドの力を引き出すのではなく
見た目にインパクトのあるムーブを出す事に反映されました。
少し悪い試合。
Aサラ・デル・レイ対プリンセス・アリエル
スカッシュではありませんでしたが短い試合でしたね。
こういう試合を続ける意味はあるのか。
Bトップ・オブ・ザ・クラス・トロフィー:リェット・タイタス(ch)対グリズリー・レッドウッド
色物スタイルに見えたレッドウッドも
相手がタイタスだとちゃんとやりますね。
それなりに見所もありましたがまだまだ。
悪い試合。
Cブレント・オルブライト対ジェイ・ブリスコ
理由無き闘争だとどうもモチベーションは上がらないですよ。
可も無く不可も無くといった所で平均レベル。
DノーDQ:マーク・ブリスコ対ネクロ・ブッチャー対デリリウス
不調が続いていたネクロですが今日は何かが違うぞ、
と最初のパンチからして思わせるものがあります。
ハードコアな乱闘でフェンスや柵がリングに入りますし
3ウェイが補佐し合う部分もあり楽しめました。
平均的な良試合。
Eジェリー・リン対クラウディオ・カスタニョー
動きのある攻防と脚攻めで
抑揚のある試合構成でしたね。
まあまあ良い試合です。
FFIP 王座戦:潮崎豪(ch)対オースチン・エリーズ
終盤の攻防は6th Anniversary Showと同じで非常に見応えがあります。
しかしこういう激戦模様に至るだけの物を
それまでに見せていたかと言うと否。
潮崎はヒールのムーブこそできるけれどスタイルができないじゃないですか。
それなのに定番どおり攻めを担ったものだから
やや停滞気味のシーンもあり終盤との間にギャップが生まれました。
中々良い試合ではありますけれど
前回を考えるとやや期待外れ。
G30分アイアン・マン・マッチ:ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ対LAX対ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対デイビー・リチャーズ、ク
リス・ヒーロー
アイアン・マン・マッチの本質は
何本も取り合える、というルールではなく
終了を意識させて構築する事にあると思いますね。
つまりこの形式とマリアージュなのは
1対1であり、少ない本数での決着なのです。
それを考えるとこの組み合わせは初代ROH王座戦と同じく最初から困難な道にありました。
さてそういう前提がありながらこの試合はどうなったか。
オープニングで作ったホミサイドとジェイコブスの関係や
ヘルナンデスの存在、20分からスクランブル・ルールを適用など
何とか良い試合になるよう苦労が見え、ある程度成功しています。
しかしクライマックスはごちゃごちゃしていて
手を抜いてしまった印象を受けます。
結局ファン・マッチの域を出ずメインとしてはやや弱い。
まあまあ良い試合でした。
総評
後半はどれも良い試合ではあるのですが
セミ、メインが予想より下回ってROHとしては今ひとつ。
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