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PPV 名
ROH:Undeniable 10/6/07
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
オースチン・エリーズ対ロデリック・ストロング詳 細
雑 感

PPVですが、紙パッケージではなくディスクも1枚。
約3時間です。

S&Sが出てきて一方的にCC戦をキャンセル。
CCはPPVに出れないことに。

@ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ジャック・エヴァンス、ラッカス
 エヴァンス、ラッカスでは試合も作れないし
 5分のスポット・フェスト。
 フィニッシュに見せたAOFの連続攻撃は見事でした。
 平均レベル。

Aサラ・デル・レイ対デイジー・ヘイズ
 ようやくPPVでShimmerの試合が組まれたぞ、と喜んでいたら
 あっというまに3分で終了・・・。
 少し悪い試合。 

Bブライアン・ダニエルソン対クリス・ヒーロー
 内容は良かったけど
 この2人にはじっくりレスリングをして欲しかった。
 PPVという事で10分しか与えられず・・・。
 IWAで見せたような試合がもう1度見たいのだけれども。
 まあまあ良い試合。

Cデリリウス、ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ対BJウィットマー、アダム・ピアース、ブレント・オルブライト
 試合前にピアースがスティーンにハングマン4に入らないかと勧誘。
 ジェネリコをつれてきて決別するため殴るのだ、と悪魔の囁き。
 (こういう悪の総帥キャラはピアースのはまり役)
 スティーンが寸前で踏み止まりハングマン3に襲い掛かる。
 こんな事をしたら最初から格上の
 ジェネリコ、スティーンにますます土をつけれなくなって
 捕まり役、負け役のデリリウスを加えましたっていう試合。
 可もなく不可もなく平均レベル。
 
D
オースチン・エリーズ対ロデリック・ストロング詳 細
 遺恨があるので序盤からヒート。
 ラフな感じなのであまり目立たないが
 元GN同士という攻防も見受けられる。
 只序盤、中盤はまだ高める余地があります。
 終盤は圧巻の熱戦で
 テーブルがエプロンとフェンスにたてかけられていて
 フィニッシュ・シーンは決まっているのに
 これで決まってしまうのではというシーンの連続。
 バック・ブリーカァァァァァァーも見られましたしね(なぜか受けはいまいちだったけど)。
 フィニッシュも壮絶で素晴らしい試合でした。
 ぎりぎりグッド・マッチ。

E
タッグ王座戦:ジェイ&マーク・ブリスコ(ch)対デイビー・リ チャーズ、ロッキー・ロメロ
 スティーン、ジェネリコというライバルとの抗争で燃え尽きてしまった か
 年末に入ってブリスコ兄弟は失速気味。
 安定した働きは見せるのだが、どうも沸点に達しない。
 この試合も例に漏れず。
 また相手のNRCにしてもまだ個に頼っている所がある。
 個の強いタッグというのは特色としてありなのだが
 タッグとしての筋が定まっていない故にそうなっている印象を受ける。
 そのため一線を越えれない。
 NRCは才能のある集団だが
 GNと比べるとどこかまとまりにかけていて今ひとつ足りない部分がある。
 中々良い試合。

F
ROH王座戦:森嶋猛(ch)対ナイジェル・マッギネス詳 細
 異常な程必殺技を狙い合って
 その上必殺技を返したり、と
 まったく興の無い試合でした。
 ナイジェルはラリアットばっかりだし
 森嶋は大して苦戦もしていない序盤に
 腕攻めをして自らスケールを小さくしたり
 (怪物は知性を持った時怪物でなくなります)と
 悪い所ばかりで良い所を見つけるのが大変。
 成長した森嶋の陥落戦が森嶋の全王座戦の中で最悪の出来になるとは・・・。
 少し悪い試合。

PPVはここまで。

Gクラウディオ・カスタニョーリ対ジグソウ
 CCがグラウンド・レスリングで抑えて
 時々ジグソウが飛び技系で反撃という内容。
 この組み合わせは安定しているけど
 ジグソウの技がアーム・ドラッグ系ばっかりで
 まったくダメージを感じないのが痛い。
 まあまあ良い試合。

Hデイビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロ対エリック・スティーブンス、マット・クロス
 少し長すぎましたね。
 スポット自体は良いけどその使い所を
 間違えている感じを受けます。
 平均より少し上。

IノーDQ:ネクロ・ブッチャー 対ジェイ・ブリスコ→詳 細
 メインをまかされたのはまさかのこのカード。
 そのためネクロの試合なのに22分もの時間をかけられています。
 いつもは10分無い事を考えると異常ですね。
 しかしやる事といったら変わらずで
 凶器は椅子オンリーといっても良くひたすら乱闘。
 決して今までやってきた事を薄く延ばしたという訳じゃないのですが
 これなら凝縮できるのではないかという思いが強い。
 もしくは他に凶器を加えて彩って欲しい。
 また終盤ジェイが椅子を十数脚投げ入れリングの一部を椅子で埋めるのですが
 何故観客に椅子を投げ入れさせ名場面再びにしなかったのか。
 少し不満ですね。
 フィニッシュがチープだったのは内容を考えれば仕方ないでしょう。
 その前のネクロのストレート連発は素晴らしかったし。
 メインとしては十分合格点を与えられる。
 中々良い試合です。
 

  特典としてプレビューとハイライト・ミュージック・ビデオがついています。


総評
 PPVというと今までかなり力が入っていたが
 今回はエリーズ対ストロングの一点ものでメインが最悪。
 DVDとしてはジェイ対ネクロの熱戦があるので一応平均レベル。
  (執筆日:2/23/08)
DVD Rating
★☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ジャック・エヴァンス、ラッカス

サラ・デル・レイ対デイジー・ヘイズ

ブライアン・ダニエルソン対クリス・ヒーロー

デリリウス、ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ対BJウィットマー、アダム・ピアース、ブ レント・オルブライト

オースチン・エリーズ対ロデリック・ストロング詳 細

タッグ王座戦:ジェイ&マーク・ブリスコ(ch)対デイビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロ

ROH王座戦:森嶋猛(ch)対ナイジェル・マッギネス詳 細

ク ラウディオ・カスタニョーリ対ジグソウ

デ イビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロ対エリック・スティーブンス、マット・クロス
10
ノーDQ:ネクロ・ブッチャー 対ジェイ・ブリスコ詳 細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 オースチン・エリーズ対ロデリック・ストロング

  ストロングが挑発すればエリーズもすぐさまやり返す。
  エリーズが執拗なヘッド・ロックからグラウンド・ヘッド・シザースを誘う。
  ストロングは敢えてその罠にはまりに行く。
  ドロップ・キックへの移行を完全に防がれたエリーズは力技で抜け出し張り手。
  ストロングがドロップ・キックを狙う。
  エリーズはロープを掴んで外すとドロップ・キック。
  場外に逃れたストロングを追い張り手を打ち付けていく。
  リングに戻しヒーロにエルボー・ドロップでカバー。カウント2。 
  コーナーを使って裏に回ろうとしたエリーズを捕らえストロングがガット・バスター。
  腰攻めを開始する。
  エリーズが打撃で反撃し10カウント・パンチへ。
  ストロングが場外に投げ落とす。
  フェンスにぶつけギブソン・ドライバーを狙う。
  エリーズがリバース・スープレックスに返しフェンスにぶつけドロップ・キック。
  リングに戻しラ・ケプラーダへ。
  ストロングは膝を立てて防ぐと抱え挙げようとする。
  エリーズは逃れるとロール・アップへ。
  カウント2で返されるやニー・ストライクを叩き込みカバー。カウント2。
  ブレーン・バスターを狙う。
  ストロングは防ぐと連続攻撃からバック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ハーフネルソン・バック・ブリーカーを狙う。
  エリーズが防いでブレーン・バスターへ。
  ストロングは後ろに逃れるとハーフネルソン・バック・ブリーカー。
  続けてギブソン・ドライバーへ。
  エリーズがハリケーン・ラナに切り返す。
  ニー・クラッシャーからバック・ドロップ。
  そしてコーナーへのドロップ・キックへ。
  ストロングは避けるとバック・ブリーカァァァァァァー。
  リングに戻しカバーするもカウント2。
  テーブルを取り出しエプロンとフェンスに橋渡しにする。
  そしてエリーズをそこにレイザーズ・エッジで落とそうとする。
  エリーズは逃れるとクローズラインで落としトペ・スイシーダ。
  リングに戻しコーナーでエルボー連打。
  コーナーへのドロップ・キックを決めるとブレーン・バスター。
  カバーするもカウントは2。
  コーナー上へ。
  ストロングがエリーズの体勢を崩しスーパープレックスを狙う。
  エリーズは耳を叩いて落とすと450°スプラッシュを決めるもカウントは2!
  ストロングが不意を突いてのスモール・パッケージ。
  エリーズがカウント2で返しバック・スライドへ。
  返された所で頭部を蹴りに行く!
  ストロングが避けてストロング・ホールドを狙う!
  エリーズが丸め込みに切り返す。カウント2。
  ローリング・フォア・アームズを決めロープに走る。
  ストロングが後を追いビッグ・ブーツ。
  ダブル・ニー・ガット・バスターと続けギブソン・ドライバー!カウントは2!
  ならばとエプロンに出てテーブルへのギブソン・ドライバーを狙う!
  エリーズは逃れると頭部を蹴り上げテーブルへのブレーン・バスター!
  リングに戻し450°スプラッシュで1,2,3!
  エリーズの勝利!



 ROH王座戦:森嶋猛(ch)対ナイジェル・マッギネス

  ナイジェルがショルダー・タックル。
  森嶋は受けてお返しのビッグ・ブーツ。
  ナイジェルがそれを利用してリバウンド・ラリアットへ!
  森嶋がガードしバック・ドロップを狙う!
  ナイジェルが森嶋を投げて逃れる。
  フォア・アームズの打ち合い。
  森嶋がビッグ・ブーツ。
  ナイジェルはそれを利用してリバウンド・ラリアットへ!
  森嶋がサイド・スラムに切り返す。
  ヒップ・アタックを決める。
  ナイジェルが場外へ。
  森嶋が追いリングに戻そうとする。
  ナイジェルがリバウンド・ラリアットへ。
  しかし避けられフェンスに激突。
  森嶋が腕に狙いをつける。
  リングに戻っても引き続き腕攻め。
  十分と見たか打撃にシフトし甚振る。
  バック・ドロップを狙う!
  ナイジェルがクロス・ボディに切り返す。
  カウント1で返した森嶋がラリアットへ。
  ナイジェルはガードするとローリング・ラリアット。
  耐えた森嶋のラリアットを避けるともう1発ラリアットを叩き込みダウンさせる。
  カバーするもカウント2。
  ランニング・アッパーカートからラリアットもカウント2。
  フォア・アームズを打ち合う。
  ナイジェルがリバウンド・ラリアットを狙う!
  森嶋はガードするとエルボーをいれラリアット。
  ミサイル・キックを決めカバー。カウント2。
  バック・ドロップを狙う!
  ナイジェルがサンセット・フリップに返そうとする。
  森嶋がヒップ・ドロップに切り返し飛び技へ。
  ナイジェルがラリアットで打ち落としカバー。カウント2。
  ナイジェルが3点倒立へ。
  森嶋はビッグ・ブーツを叩き込むとラリアットからバック・ドロップ!
  もう1度コーナー上へ。
  ナイジェルが捕らえタワー・オブ・ロンドンを狙う!
  抵抗されたので狙いを変えスーパープレックス。
  カバーするもカウント2。
  ショートレンジ・ラリアットを叩き込んでいく。
  延髄ショートレンジ・ラリアットも決めロープに走る。
  森嶋がカウンターでラリアットを決めバック・ドロップ!
  森嶋がふらふらになりながらも立ち上がりリバウンド・ラリアット!
  カバーするもカウントは2!
  コーナー上へ。
  森嶋が捕らえ雪崩式バック・ドロップを狙う!
  ナイジェルがサンセット・フリップ・パワー・ボムに切り返す。カウント2。
  森嶋が不意をついて前腕を叩きつけて行く。
  ナイジェルはガードすると2倍返し。
  張り手を打ちまくってラリアット!
  カバーするもカウント1!
  森嶋がカウンターのヒップ・アタック。
  ナイジェルがリバウンド・ラリアットを決め1,2,3!
  ナイジェルが新ROHチャンピオンに!
  ROHレスラーが集まって祝福。
  しかしアメドラはどうしてお前なんかが、と突っかかって追い出される。
  森嶋はレフェリーからベルトを奪うと自らの手でナイジェルに渡し去っていく。



 ノーDQ:ネクロ・ブッチャー対ジェイ・ブリスコ

  ネクロが襲い掛かりコーナーでチョップの打ち合い。
  場外に移りネクロがジェイをフェンスにぶつける。
  パンチ、ヘッド・バッドを叩き込み椅子を投げつける。
  ジェイがネクロに椅子を叩き込み投げつける。
  ネクロがジェイに椅子付きボディ・スラム。
  ジェイが殴りつけてい。・
  ネクロがストレートにアッパーカート。
  ジェイが椅子の側面を叩きつけ流血させる。
  ネクロがジェイに立て看板を叩きつける。
  両者椅子に座ってチョップ。
  ジェイが殴りまくり椅子攻撃。
  ネクロも椅子攻撃。
  ジェイをリングに戻す。
  ジェイはエプロンのネクロにショルダー・ブロックを叩き込むとサンセットフリップ・パワー・ボム。
  ジェイが椅子を入れていく。
  その数十数脚ほどで以降技をかけると椅子の上に落ちることになる。
  ボディ・スラム。
  椅子を立てネクロを担ぎ上げようとする。
  ネクロは逃れると椅子へのアトミック・ドロップ。
  ラリアットを決めカバーするもカウント2。
  タイガー・ドライバーもカウント2。
  エアプレイン・スピンからデス・バレー・ドライバー。
  立てた椅子に椅子を橋渡しにしてブレーン・バスターを狙う。
  ジェイがフェイス・バスターに切り返す。
  ダイビング・レッグ・ドロップを決めカバーするもカウント2。
  コーナー上へ。
  ネクロが椅子を投げジェイの体勢を崩す。
  雪崩式ハリケーン・ラナを決める。
  続けてダイビング・クロス・ボディを決めるもカウントは2。
  パワー・ボムを狙う。
  ジェイがリ バース・スープレックスに返す。
  テーブルを場外に設置。
  ネクロが椅子を投げパンチ。
  そのテーブルへのブレーン・バスターを狙う。
  ジェイはエプロンに着地するとそのテーブルへのデス・バレー・ドライバー。
  ネクロをリングに戻しカバー。カウント2。
  立てた椅子へのフィッシャーマンズ・スープレックスもカウント2。
  殴りつけていきビッグ・ブーツへ。
  ネクロは受け止めると拳を連打しストレート。
  ジェイが崩れ落ちる。
  カウント9で起き上がってきたジェイに拳を叩きこんでいきストレートへ。
  ジェイは防ぐと逆に殴りつけていきランニング・パンチ。
  ゆらいだ所にもう1発入れダウンさせる。
  マウント・ポジションで殴りつけていく。
  突然真っ暗になる。
  入り口付近にAOFが現れる。
  そこには有刺鉄線を巻かれぼろぼろになったマークの姿が。
  ジェイが隙を取られている間に回復したネクロがジェイに椅子攻撃。
  立てた椅子へのバック・ブリーカーを決め1,2,3!
  ネクロの勝利!

  

勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ジミー・ジェイ コブス、タイラー・ブラック対ジャック・エヴァンス、ラッカス

サラ・デル・レ イ対デイジー・ヘイズ

ブライアン・ダ ニエルソン対クリス・ヒーロー

デリリウス、ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ対BJウィットマー、アダム・ピアース、ブ レント・オルブライト

オースチン・エ リーズ対ロデリック・ストロング詳 細

タッグ王座戦:ジェ イ&マーク・ブリスコ(ch)対デイビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロ

ROH王座戦:森嶋猛(ch)対ナイジェル・マッギネス(新チャンピオ ン!)詳 細

ク ラウディオ・カスタニョーリ対ジグソウ

デ イビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロ対エリック・スティーブンス、マット・クロス
10
ノーDQ:ネクロ・ブッチャー 対ジェイ・ブリスコ詳 細

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