ROH 07年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Survival of the Fittest 10/19/07
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
決勝:オースチン・エリーズ対ロデリック・ストロング対ロッキー・ロメロ対クラウディオ・カス タニョーリ対クリス・ヒーロー対ヒューマン・トル ネード→詳 細
雑 感
ベガスにWWE以外のプ ロレス団体がやって来たのは21年ぶりだそうです。

レビューの都合上決勝カードを記載します。

1試合目−
ロデリック・ストロング対ブレント・オルブライト
 9分という短めの時間設定のせいで
 じっくりできず両者の魅力を出し切れない部分がありました。
 平均レベル。

2試合目−クリス・ヒーロー対カール・アンダーソン

 只ヒーローがお得意の緩いムーブを披露して5分持たせてるだけ。
 実質スカッシュ・マッチ。

3試合目−ロッキー・ロメロ対TJパーキンス

 両者変化球タイプで同じ新日LAの同門ということで
 通ずる所があるのか手の合う攻防を見せましたが
 短い上にフィニッシュが弱い。
 平均より少し上。

4試合目−デリリウス対オースチン・エリーズ

 とにかく小気味良いまでに
 目まぐるしく変転していく様は面白い。
 悪い点もなく中々良い試合でした。

5試合目−クラウディオ・カスタニョーリ対デイビー・リチャーズ

 TPIでも対戦していたし手の合う所を見せたのですが
 短い試合時間に対して単純に圧縮するという手法を
 取ったため間が全然感じ取れず。
 前の試合を見習って欲しいものです。
 平均より少し上程度。

6試合目−ナイジェル・マッギネス対ブライアン・ダニエルソン
 ナイジェル、ROH王者になったんなら
 SOTFに参加する前にすることがあるだろう、と。
 しかも相手はナイジェルにとっての黄金カードとなるア メドラ。
 こうなると20分時間切れという結末は仕方ないといえば仕方ないのだが・・・。
 内容としては
 アメドラの脚攻め対ナイジェルの腕攻めという構図で
 黄金カードの名に恥じないクオリティの高い試合でしたけど
 ナイジェルが雪崩式バック・ドロップを
 タワー・オブ・ロンドンに返そうとした所で
 終了なので、どうにも物足りない印象が残ってしまいます。
 グッド・マッチに少し届かず。

7試 合目−シェイン・ハガドーン対ヒューマン・トルネード対トニー・コジナ
 前の試合を受けてこの試合が予選になりましたが
 この3人では3ウェイできるはずもなく悪い試合です。

8試合目−ストリート・ファイト:ジミー・ジェイコブス、ネクロ・ブッチャー対ジェイ&マーク・ブリスコ
 場外乱闘からステージでの攻防を挟んで
 リングに戻ると椅子も加わっての攻防。
 タッグ王座が懸けられてないように
 わざと軽く終わらせたような印象を受けてやや物足りないです。
 場外乱闘時にジェイコブスの方の絡みしか映さなかったのも不満だし。
 しかしネクロ以外もデス・マッチ系には理解あるので中々良い試合でした。

9試合目−決勝:オースチン・エリーズ対ロデリック・ストロング対ロッキー・ロメロ対クラウディオ・カスタニョーリ対クリス・ヒーロー対ヒューマン・トル ネード→詳 細
 まず只の数合わせだったトルネードを4分で排除。
 エリーズ、CC対ストロング、ロメロというタッグ対決で試合を進めます。
 ヒーローは試合に参加せず
 フィニッシュの時だけ現れ全てフォール取るという
 気持ちよいまでのせこさを披露。
 賄賂を渡したりもします。
 最後はお待ちかねのCC対ヒーローというライバル対決という試合展開。
 良く練られた展開ですが
 逆に言えば展開ありきで、その実態は
 ヒーロー対ヒーローのライバル対軍団A対軍団B-1対軍団B-2対その他
 といった按配でヒーロー以外の
 魅力は余り出し切れていないのが残念。
  ぎりぎりグッド・マッチですが
 WWEっぽい試合ですねぇ。


総評
 
メインですが全員2戦目ということを考えると
 こういうのもありかなと思います。
 しかしそれならその利点を生かして予選に時間をかけられたはずです。
 それぞれ時間を延ばし
 またナイジェル対アメドラをROH王座戦にして
 本来の3時間興行にすべきでした。
 (今回は2時間半でした)
 そうしたらもっと素晴らしい大会になったはずなのに。
 
DVD Rating
★★★☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ロデリック・ス トロング対ブレント・オルブライト

クリス・ヒー ロー対カール・アンダーソン

ロッキー・ロメ ロ対TJパーキンス

デリリウス対オースチン・エリーズ

クラウディオ・ カスタニョーリ対デイビー・リチャーズ

ナイジェル・マッギネス対ブライアン・ダニエルソン

シェイン・ハガドーン対ヒューマン・トルネード対トニー・コジナ

ス トリート・ファイト:ジミー・ジェイコブス、ネクロ・ブッチャー対ジェイ&マーク・ブリスコ

決 勝:オースチン・エリーズ対ロデリック・ストロング対ロッキー・ロメロ対クラウディオ・カスタニョーリ対クリス・ヒーロー対ヒューマン・トルネード詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 決勝:オースチン・エリーズ対ロデリック・ストロング対ロッキー・ロメロ対クラウディオ・カスタニョーリ対クリス・ ヒーロー対ヒューマン・トルネー ド

  ロメロ対エリーズで試合開始・・・かと思いきや
  ストロングも入ってきてエリーズをリンチ。
  ヒーローは場外でスクワットしている。
  エリーズはロメロの攻撃を誤爆させる。
  ロメロがグラウンド・ヘッド・シザースに捕らえる。
  エリーズはドロップ・キックに返すと場外の2人にトペ・スイシーダ。
  ヒーローが入ってダイブを狙うもCCが立ちふさがる。
  CCに攻め立てられヒーローは逃げてトルネードにタッチ。
  トルネードがヘッド・シザースにハリケーン・ラナ。
  ハリケーン・ラナで場外に落とすと3人にトペ・コンヒーロ。
  ヒーローは戻ってきたトルネードの不意を突き
  フェイス・バスターからヒーローズ・ウェルカムで1,2,3!
  トルネードが脱落(4分)!
  ヒーローはまた場外に出て時期を待つ様子。
  リングではCCとストロングが戦っている。
  ストロング、ロメロに対抗するため
  CCとエリーズが共闘戦線を張る。
  ロメロが捕まる。
  連携攻撃を叩き込んで行きエリーズがブレーン・バスターを狙う。
  ロメロは自陣に押し込みタッチ。
  今度はエリーズが捕まる。
  エリーズは中々反撃の機会を掴めないでいる。 
  連携攻撃を防ぐと2人にラ・ケプラーダを決めタッチ。
  CCは上手く2人まとめて攻撃していく。
  連携攻撃からロメロにウォータースライド。
  エリーズがカバーするもカウント2。 
  ストロングはCCを場外に降ろすとステージでのボディ・スラム。
  ロメロがエリーズに飛びつきDDTでカバー。カウント2。
  エリーズはロメロの蹴りを受け止めるとニー・クラッシャーを狙う。
  ロメロはサミングで逃れるとバック・スライド。
  エリーズはカウント2で返すとロメロを蹴り上げブレーン・バスター!
  そして450°スプラッシュ!
  ヒーローが入ってきてエリーズにロメロの上へのパワー・ボム。
  ロメロをカバーし1,2,3!
  ロメロが脱落(14分)!
  ヒーローはまた場外へ。
  ストロングがエリーズに襲い掛かる。
  エリーズが反撃しストロングをコーナーに振る。
  密かにストロングとタッチしていたヒーローがエリーズにバック・スライド。
  エリーズはカウント2で返すと蹴り上げようとする。
  ヒーローはロメロのようにはいかないと避け丸め込む。
  1,2,3!でヒーローは3連続でフォールを奪う(16分)!
  ストロングがお前せこいぞと迫る。
  ヒーローはCCを先に倒そうと説得。
  スウィニーに賄賂を渡されストロングは同盟を組むことに納得。
  2人でCCを痛めつけていく。
  CCは連携攻撃を防ぐとダブル・ブルドッグ。
  ストロングは振り返すとCCを抱え上げる。
  ヒーローが密かにタッチしている。
  ストロングがTKOからギブソン・ドライバー。
  ヒーローが背後から近づきヒーローズ・ウェルカムで1,2,3!
  ストロングが脱落(20分)!
  ヒーローは賄賂を奪いスウィニーに返す。
  ヒーローはダウンしているCCをカバー。カウント2。
  セントーンを何度も決めていく。 
  CCは膝を立てて防ぐとビッグ・ブーツを避け
  スプリングボード式アッパーカート。
  カバーするもカウント2。
  ならばとリコーラ・ボムを狙う!
  ヒーローは逃れるとクラバート・チン・ブリーカーからビッグ・ブーツ。
  カバーするもカウント2。
  コーナー上へ。 
  CCはアッパーカートを叩き込むと雪崩式ハリケーン・ラナ。
  アッパーカートにつなげカバー。カウント2。
  ウォーター・スライドを狙う。
  ヒーローは逃れるとローリング・フォア・アームズを叩き込む。
  クラバート・スープレックスからカバーするもカウント2。
  ブレーン・バスターを狙う。
  CCは着地するとバイシクル・キックからジャーマン。
  カバーするもヒーローの脚がロープにかかる。
  リコーラ・ボムを狙う!
  ヒーローは着地するとローリング・フォア・アームズからヒーローズ・ウェルカム!
  カバーするもカウントは2!
  ならばとハングマンズ・クラッチ!
  CCがロープを掴む。
  ヒーローはパワー・ボムを狙う。
  CCは逃れるとリコーラ・ボムを決めるもカウントは2!
  アッパーカートへ。
  ヒーローはビッグ・ブーツで迎撃すると
  クラバート・カッターからダイビング・ダブル・ストンプ。
  そしてハングマンズ・クラッチ!
  CCが意識を失いレフェリー・ストップ!
  ヒーローが優勝(28分)!


 

勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ロデリック・ス トロング対ブレント・オルブライト

クリス・ヒー ロー対カール・アンダーソン

ロッキー・ロメ ロ対TJパーキンス

デリリウス対オースチン・エリーズ

クラウディオ・ カスタニョーリ対デイビー・リチャーズ

ナイジェル・マッギネス対ブライアン・ダニエルソン(20分時間切れ引き分け)

シェイン・ハガドーン対ヒューマン・トルネード対トニー・コジナ

ス トリート・ファイト:ジミー・ジェイコブス、ネクロ・ブッチャー対 ジェイ&マーク・ブリスコ

決 勝:オースチン・エリーズ対ロデリック・ストロング対ロッキー・ロメロ対クラウディオ・カスタニョーリ対クリス・ヒーロー(優勝!)対ヒューマン・トルネード詳細

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