ROH 07年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Rising Above 12/29/07
ベ スト・マッチ
ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対オースチン・エリーズ→詳 細
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
約3時間です。

@デリリウス対ブレント・オルブライト
 パワー・ファイターにコミカルなデリリウスが
 善戦していく、という軽めな内容。
 少し悪い試合。
 
Aタッグ・チーム・スクランブル:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ラッカス、ジャック・エヴァンス対エル・ジェネリコ、ケビン・スティーン対 アダム・ピアース、BJウィットマー
 目まぐるしく入れ替わって前半疾走すると、
 後半は複数人が絡み、打ち合って・・・、と
 スクランブル戦の醍醐味が味わえます。
 平均的な良試合。

Bレイシー対サラ・デル・レイ対デイジー・ヘイズ
 常にアップ・テンポで攻防と
 3ウェイの絡みを入れていく意欲作。
 それぞれの色も立っているし
 全編目が離せないシーンの連続でした。
 デイジーのスナップメアDDTが
 フェイス・バスター気味になっているのだけが気になりますけれど・・・。
 時間は6分と短いですが
 男でもこれだけの物を滅多にできないし
 女子3ウェイの金字塔を成し遂げたといって良い。
 平均的な良試合。

Cエリック・スティーブンス対デイビー・リチャーズ
 普通に良い。
 只この普通を乗り越えられないのが
 ROHにおけるリチャーズの痛い所。
 PWGでは結構良い感じなのですけれどねぇ。
 まあまあ良い試合です。

Dグラッジ・マッチ:クリス・ヒーロー対クラウディオ・カスタニョーリ
 CCが勝てば横実スウィニーと対戦、
 ヒーローが勝てばスウィニーがCCのマネージメント権を手に入れるという背景設定。
 グラウンドをやる時間はないので
 ビッグ・マンによるテンポ良い攻防の方を披露。
 数え歌なので内容は文句なし。
 中々良い試合です。

Eブライアン・ダニエルソン対森嶋猛
 アメリカ人は乱戦がお好き。
 という事で前の試合を短く
 結末を書き変えただけと言って良い。
 相変わらずアメドラのブレード・ジョブが素晴らしく雰囲気満点です。
 平均的な良試合。

Fタッグ王座戦、3本勝負:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ロデリック・ストロング、ロッキー・ロメロ
 時間の限られているPPVで3本勝負をやるなんて自殺行為。
 1本目はしっかり基本に沿い
 充実した内容に仕上げた物の
 それで2,3本目が押されて簡素になり
 結果小さくまとまってしまいました。
 平均的な良試合。

GROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対オースチン・エリーズ→
詳 細
 アクシデント。
 それは普通マイナス要素でしかありませんが
 一流ともなるとそれをスペクタクル性を増す武器にしてしまうのでありますね。
 それをナイジェルがやってのけた。
 素晴らしい。
 内容もまたそれに比類するに足るクオリティです。
 両者違った形で腕攻めを適度に取り込み
 終盤の大技、必殺技の攻防も見事です。
 只ナイジェルはもう少し腕攻めの要素を強めて欲しかったですね。
 そうすると対比的に両者の使い方の違いがアップされて面白みが増したはずです。
 ぎりぎりベスト・マッチです。

@4ウェイ・フレイ:ジグソウ対ネクロ・ブッチャー対ミッチ・フランクリン対マット・クロス
 こんな面子で4ウェイができるはずもない。
 悪い試合。

Aクラウディオ・カスタニョーリ対丸藤正道
 GbH程ではないにしろ
 独創性にあふれて見所のある試合になりました。
 只PPVの時間制限が無く
 現地大会ではメインなのだから
 10分無いというのは短すぎる。
 CCが2戦目という事を考慮しても、
 もっとじっくりやって欲しかったですね。
 まあまあ良い試合。
 

ボーナスの方でタミー・シッチ、ブッシュワーカー・ルークのセグメントを収録。
こういう知名度の高い人を呼ぶとしても
PPVに入れないと意味がないような・・・
 


総評
 短い試合が多いですが
 中身はしっかりしている物が多く
 メインも必見の試合なので
 とても良い大会です。
  (執筆日:5/9/08)
DVD Rating
★★


試合カード
勝敗付はこちら
1
デリリウス対ブレント・オルブライト

タッグ・チーム・スクランブル:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ラッカス、ジャッ ク・エヴァンス対エル・ジェネリコ、ケビン・スティーン対アダム・ピアース、BJウィットマー

レイシー対サラ・デル・レイ対デイジー・ヘイズ

エリック・スティーブンス対デイビー・リチャーズ

グラッジ・マッチ:クリス・ヒーロー対クラウディオ・カスタニョーリ

ブライアン・ダニエルソン対森嶋猛

タッグ王座戦、3本勝負:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ロデリック・ストロング、ロッキー・ ロメロ

ROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対オースチン・エリーズ→詳 細

4 ウェイ・フレイ:ジグソウ対ネクロ・ブッチャー対ミッチ・フランクリン対マット・クロス

クラウディオ・カスタニョーリ 対丸藤正道


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対オースチン・エリーズ


  静かなレスリング。
  エリーズはナイジェルの痛めている腕に狙いをつける。
  観客に気を取られているナイジェルの胸を突く。
  ナイジェルが張り手。
  エリーズが打ち返すとナイジェルは場外へ。
  また気を取られているナイジェルの背後からエリーズがトペ・スイシーダ。
  ナイジェルは柵に激突し鼻を骨折すると共に瞼から流血。
  エリーズがナイジェルをリングに戻そうとする。
  ナイジェルがリバウンド・エルボー。
  リングに戻るともつれて殴り合い。
  エリーズが腕に狙いをつけ再び優位に立つ。
  ヘッド・ロック。
  グラウンド・ヘッド・シザースに返されるもドロップ・キックへ。  
  ナイジェルはガードするも流血がひどく反撃に移れない。
  腕に狙いをつけ五分に戻す。
三点倒立へ。
  エリーズはドロップ・キックで落とすとトペ・スイシーダへ。
  ナイジェルはカウンターでフォア・-ムズ。
  場外へのタワー・オブ・ロンドン。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  コーナーへのアッパーカートからショートレンジ・ラリアット。
  カバーするもカウント2。
  タワー・オブ・ロンドンを狙う。
  エリーズは腕を殴りつけて防ぐとミサイル・キック。
  コーナーへのドロップ・キックへ。
  ナイジェルはカウンターで蹴りを入れるとタワー・オブ・ロンドン。
  カバーするもカウントは2。
  リスト・ロック。
  エリーズはジョー・ブリーカーに返す。
  ナイジェルがリバウンドへ。
  エリーズはフォア・アームズを決めるとまたリバウンドにいった
  ナイジェルの半身をロープ外に出しブランチャ。
  柵にぶつけニー・ストライク。
  リングに戻すとコーナーでエルボー連打。
  ブレーン・バスターを狙う。
  ナイジェルは逆に持ち上げエリーズをロープの上に落とすとダイビング・ラリアット。
  柵にもたれかかったエリーズにランニング・アッパーカートを狙う。
  エリーズは防ぐと柵へのブレーン・バスター。
  リングに戻しカバーするもカウント2。
  打撃を連発。
  レフェリーに引き離されるもドロップ・キックにブレーン・バスター。
  450°スプラッシュへ。
  ナイジェルは膝を立てて防ぐとロンドン・ダンジョン。
  エリーズが丸め込みに切り返す。
  カウント2で返されると頭部を蹴り上げブレーン・バスターからホーンズ・オブ・エリーズ。
  ナイジェルの脚がロープにかかる。
  ニーを入れる。
  張り手の打ち合い。
  ナイジェルが押しロープに走る。
  エリーズがカウンターでローリング・フォア・アームズ。
  ナイジェルがリバウンド・ラリアットへ。
  エリーズがカウンターでラリアットをいれカバー。カウントは2。
  ロール・アップを狙う。
  ロープをつかまれ防がれるも、もう1度狙う。
  ナイジェルはかわすと延髄ラリアット。
  続けてロンドン・ダンジョン。
  エリーズが蹴り上げる。
  ナイジェルはロックを離すもリバウンド・ラリアットを決め1,2,3!
  ナイジェルの防衛!
  


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

デリリウス対 ブレント・オルブライト

タッグ・チーム・スクランブル:ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック対ラッカス、ジャッ ク・エヴァンス対エル・ジェネリコ、ケビン・スティーン対ア ダム・ピアース、BJウィットマー

レイシー対サラ・デル・レイ対デイジー・ヘイズ

エリック・スティーブンス対デイビー・リチャーズ

グラッジ・マッチ:クリス・ヒーロー対クラウディオ・カスタニョーリ

ブライアン・ダ ニエルソン対森嶋猛(DQ)

タッグ王座戦、3本勝負:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ロデリック・ストロング、ロッキー・ロ メロ(2−1)

ROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対オースチン・エ リーズ→詳 細

4 ウェイ・フレイ:ジグソウ対ネクロ・ブッチャー対ミッチ・フ ランクリン対マット・クロス

クラウディオ・カスタニョーリ 対丸藤正道

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