PPV
名 |
ROH:Man Up! 9/15/07 |
ベ
スト・マッチ |
タッグ王座戦、ラダー・ウォー:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ケビン・スティーン、エル・ ジェネリコ→詳細 |
グッ
ド・マッチ |
なし |
雑
感 |
2枚組み3時間20分です。 定番なようでPPV興行は紙パッケージです。 1試合目−#1コンテンダーズ・マッチ、4コーナー・サバイバル:ク リス・ヒーロー対丸藤正道対ナイジェル・マッギネス対クラウディ オ・カスタニョーリ→詳細 今回それぞれの目標がテロップで出てきます。 その内容は・・・ ヒーロー−最高のアスリートだと示す事 ナイジェル−ROH王座を取る事 丸藤−アメリカで名を残す事 CC-S&Sへの復讐・・・というもの。 4コーナー・サバイバルは4人の心理戦というのが重要な要素のため この4つの志向を如何に絡めて行くかと期待しておりましたが・・・ それぞれ、ちゃんと演じているものの こういう試合ですと予め言っている割には 特別練りこんである訳でもなく(そらテロップがこの試合だけの物ではないといえ)。 まあ、それぞれ一流なんで中々良い試合ですけどね。 2試合目−ロッキー・ロメロ対マット・クロス ここからNRC対レジリエンス3番勝負。 先鋒はこの2人。 時間が限られているので5分も無いです。 クロスならこの尺で良いでしょう。 悪くない内容ですがロメロのフィニッシュ、 側頭部蹴りは合ってない気がしますね。 3試合目−デイビー・リチャーズ対オースチン・エリーズ 中堅にエリーズが来ましたが 相手は低調な上前に戦ったときもスイングしなかったリチャーズ。 悪い予感的中で 攻防に力を入れているもののスベリ気味。 平均より少し上程度。 4試合目−ロデリック・ストロング対エリック・スティー ブンス そして大将に抜擢されたスティーブンス。 見事期待に応えて見せます。 適切な所でハイ・インパクトな技を織り交ぜる ハード・ヒッティング・マッチ。 ややしつこい場面も見られますが中々良い試合です。 5試合目−ROH王座戦:森嶋猛(ch)対ブライアン・ダニエルソン→詳細 前の試合で目を負傷したいうことで 全編乱闘のラフ・ファイト・マッチ。 こういうスタイルもアメドラはちゃんとこなし 森嶋のドミネイト・スタイルを 怪獣スタイルとでも言うべき物に昇華させています。 只お互い慣れていない事もあってか 13分という短い時間で納得させられるレベルには 今一歩到達しておらずグッド・マッチに少し届かず。 これを改良した上位版がGbH6N2で行われています。 6試合目−タッ グ王座戦、ラダー・ウォー:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ケビン・スティーン、エル・ ジェネリコ→詳細 これがラダー・マッチではなくラダー・ウォーと 名づけられているように TLCの後継試合となるべく挑戦した試合です。 まずはDbDのような場外乱闘。 その後リングに戻り焦らしもちゃんといれながら ラダーが折れる系のハード・スポットを何個も披露。 最後は巨大ラダーも投入でスケール感もあります。 唯一残念だったのは ラダー上から落ちるスポットはあるのに ラダー上で技をかける、 ラダー上の相手に技をかけるスポットはなかった事ですね。 しかしTLCを後継するという本来の目的は果たせているでしょう。 ぎりぎりベスト・マッチ。 この壮絶な試合後 興奮冷めやらぬ中ジェイコブス、ネクロ、テイラーが現れ (ネクロは拳に有刺鉄線を巻いていて格好良い) AOTF結成という衝撃発表です。 〜PPVはここまで〜 7試 合目−トッ プ・オブ・ザ・クラス・トロフィー:ミッチ・フランクリン(ch)対アレックス・ペイン いつものいらない奴。 8試合目−レイシー、サラ・デル・レイ対アメージング・コング、デイジー・ヘイズ アメコンのROHデビュー。 サラやレイシーでも、アメコン相手では 納得いかせる攻めができないというのが辛い。 ということでアメリカにおけるアメコンの役割は 女子版アンドレ以外に成り得ません。 予想通りの内容だが面白く平均より少し上。 9試合目−BJウィットマー、ブレント・オルブライト対チェイスン・ランス、ケニー・キング ロープを踏み外すようなFIP組相手に 5分程のスカッシュ・マッチ。 試合後ハングマン3の結成を発表。 しかし観客の「もうユニットはいらない」チャントが正しい。 10試合目−タイラー・ブラック対ジャック・エヴァンス すぐにネクロ、ジェイコブスの乱入。 エアボーンズがジェイコブスの援護に駆けつけ6マン・タッグに。 しかしこの試合、エヴァンスだけは反撃していますが 基本的にエイジ・オブ・ザ・フォールが 一方的にデス・マッチ系スポットを披露するっていう内容で フィニッシュもこれまたノー・コンテスト。 試合としては悪いですが、 あくまで予告ということで許せってことでしょう。 11試合目−マット・サイダル対デリリウス さてメイン・イベントはサイダルのROHラスト・ マッチ。 しかし相手はデリリウスで ヒールのまま(勿論試合後はノーサイドですけど)、 ついでにスピーチも無しという扱い (ここら辺はサイダル自身の意向だったりするかもしれない。口下手そうだし)。 サイダルがそこまでの選手と言ったら そうなんだけどCCとの長時間版という 最高のカードを組んで欲しかったなぁ、と。 愚痴を言っても仕方ないので試合に話を移すと やはり20分超という試合時間の扱いに困っており コメディーがかった攻防とか スウィニーのちょっかいを織り交ぜています。 PPVが終わってから下り坂で12時近くになっており 観客のノリが良くない事を鑑みても もう少し何とかならなかったかという印象です。 まあまあ良い試合程度。 総評 PPV部分に関しては良好。 ようやくちゃんとした森嶋の試合が流されたり レスリングだけでなくラフ、ハードコア系もできるという事を証明しました。 またAOTFの結成というサプライズもありました。 しかしPPVの後はサイダルのラスト・マッチを含め手抜きが目立ちます。 まとめると、まあまあ良い大会というところ。 |
DVD Rating |
★★★☆☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
#1コンテンダーズ・マッチ、4コーナー・サバイバル:クリス・ヒーロー対丸藤正道対ナイジェ ル・マッギネス対クラウディ オ・カスタニョーリ→詳細 |
2 |
ロッキー・ロメ ロ対マット・クロス |
3 |
デイビー・リチャーズ対オースチン・エリーズ |
4 |
ロデリック・ス
トロング対エリック・スティーブンス |
5 |
ROH王座戦:森嶋猛(ch)対ブライアン・ダニエルソン→詳細 |
6 |
タッグ王座戦、ラダー・ウォー:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ケビン・スティーン、エル・ ジェネリコ→詳細 |
7 |
トップ・オブ・ザ・クラス・トロフィー:ミッチ・フランクリン(ch)対アレックス・ペイン |
8 |
レ イシー、サラ・デル・レイ対アメージング・コング、デイジー・ヘイズ |
9 |
BJ ウィットマー、ブレント・オルブライト対チェイスン・ランス、ケ ニー・キング |
10 |
タ
イラー・ブラック対ジャッ
ク・エヴァンス |
11 |
マッ
ト・サイダル対デリリウス |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
#1コンテンダーズ・マッチ、4コーナー・サバイバル:クリス・ヒーロー対丸藤正道対ナイジェル・マッギネス対クラウディ オ・カスタニョーリ→詳細 |
2 |
ロッキー・ロメ ロ対マット・クロス |
3 |
デイビー・リチャーズ対オースチン・エリーズ |
4 |
ロデリック・ス
トロング対エリック・スティーブンス |
5 |
ROH王座戦:森 嶋猛(ch)対ブライアン・ダニエルソン→詳細 |
6 |
タッグ王座戦、ラダー・ウォー:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ケビン・スティーン、エル・ ジェネリコ→詳細 |
7 |
トップ・オブ・ザ・クラス・トロフィー:ミッチ・フランクリン(ch)対アレックス・ペイン |
8 |
レ イシー、サラ・デル・レイ対アメージング・コング、デイジー・ヘイズ |
9 |
BJウィットマー、ブレント・オルブライト対チェイスン・ランス、ケ ニー・キング |
10 |
タイラー・ブラック対ジャッ
ク・エヴァンス(ノー・コンテスト) |
11 |
タイラー・ブラック、ジミー・ ジェイコブス、ネクロ・ブッチャー対ジャック・エヴァンス、アイリッシュ・エアボーンズ(ノー・コンテスト) |
12 |
マット・サイダル対デリリウス |