ROH 07年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Glory by Honor VI Night Two 11/3/07
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
クラウディオ・カスタニョーリ対丸藤正道詳細

ブライアン・ダニエルソン対森嶋猛詳細
雑 感
約3時間20分です。

1試合目−
クリス・ヒーロー対エル・ジェネリコ
 ヒーローの道化ムーブで始まったので
 心配したけれど試合が進むにつれ
 息のあったちゃんとした攻防を見せてくれます。
 平均的良試合。
 試合後ハングメン3がジェネリコをテーブル葬して次の試合へ。

2試合目−デリリウス、ケビン・スティーン対BJウィッ トマー、ブレント・オルブライト
 可もなく不可もなく平均レベル。
 最近ピアース出ないけど何やってんでしょう。
 何度も言うけどハングマン3は早く解散した方が良い。

3試合目−オースチン・エリーズ対シェイン・ハガドーン
 当然瞬殺です。
 試合後エリーズはタイトル奪還に集中するため
 レジリエンスの解散を発表。
 そこにナイジェルが現れ
 12/29に必ず復帰しお前なんか一蹴してやるとアピール。

4試合目−
クラウディオ・カスタニョーリ対丸藤正道詳細
 Chikara風の和気藹々としたレスリングから
 攻撃の避け合いを挟んで力比べ。
 丸藤の脚攻め、CCの背中攻めを挟んで一気にクライマックス。
 CCならではのスピードとパワーを織り交ぜた見事な攻めるCCに
 絶妙の配分、タイミングを見せる丸藤。
 CCがジャイアント・スイングを最後に持ってきたり
 脚攻めをちゃんと引き摺る仕草を見せていたのも良し。
 結局脚攻めは使われませんでしたが、
 それでも急に回復してはいけませんからね。
 高レベルにまとまっており、
 ぎりぎりグッド・マッチ。

5試合目−タッグ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ジミー・ジェイコブス、ネクロ・ブッチャー
 初っ端から両タッグ椅子を使ってダブルDQでエンド。


6試合目−ブ ライアン・ダニエルソン対森嶋猛詳細
 これは例えるならゴジラ映画でありますね。
 トペ・スイシーダから始まるように
 両者がバーサーカー・モードで迫力満点に暴れまくる。
 しかしそれでいて絶妙に
 ベビー、ヒール表現がなされていて
 お互い相手の魅力を引き立てています。
 Man Upと方向性、時間は瓜二つですが
 試合展開、中身に関しては
 一層洗練され向上しています。
 普通の試合なら時間の短さ、
 弱いフィニッシュはマイナスになりますが
 この試合に関しては
 まったく気にならない程充実していました。
 文句無しにグッド・マッチ。

7試合目−アレックス・ペイン対タイラー・ブラック
 瞬殺。
 別にパワー系でもないタイラーがこういう試合する意味あるのか。
 試合後ブリスコ兄弟が出てきて
 今夜AOTFとノーDQで再戦だと告げる。

8試合目−ヴァルチャー・スクワッド対NRC
 6人タッグ。
 スクワッドはスポット・フェストのような展開にならないと
 持ち味を出せないのが辛い。
 今回は相手がNRCという一流の試合メーカーの集団だから良いもののねぇ。
 このユニットも存在価値無し。
 平均的良試合。
 
9試合目−クリス・ヒーロー対オースチン・エリーズ
 ヒーローが現れ12/29にCCと戦い、CCは負けたらROHから追放だと告げる。
 またROH王座に挑戦できないことに不満をもらしエリーズをこき下ろす。
 エリーズは自分が勝利したら
 スウィニー対CCを組むことを条件にこの試合を受け入れる。
 さて試合としたら2試合目にもかかわらず
 動きが鈍くなっている訳でもなく
 良い動きはしているるのですが
 またもやあの体操演技的な道化ムーブが・・・
 ベビーにしろヒールにしろ
 レスリング・スキルが存分に発揮される
 正統派路線でいくべきだと思いますけどねぇ。
 まだ伸びる事ができたはずの中々良い試合。

10試合目−GHC王座戦:三沢光晴 (ch)対KENTA→詳細

  まったくこの三沢という男は
 正真正銘のロートルでありますな。
 エルボーの当たりが少し強くなったかなというぐらいで
 前夜と同じく自分でこの試合を構築したり良くしたりという
 気はまったくございません。
 KENTAが頑張って、
 必殺技を返すという展開があって、
 ROHファンが幻想を見てくれた事に感謝しなければいけません。
 一応は中々良い程度のレベル。 

11試合目−タッグ王座戦、ノーDQ:ブリスコ・ブラザーズ対ジミー・ジェイコブス、ネクロ・ブッチャー
 このカードは勿論乱戦なんですが
 観客席にいかなかったりと、
 メインなのにいつもよりスケールが小さい。
 ネクロが攻めでも受けでも
 人一倍頑張っていますが
 どれも単発な印象をぬぐえません。
 まあまあ良い試合程度。

エクストラでジョー樋口が表彰される様子が収められています。


総評 
 
ROH対Noahカードが成功を収め
 質の高さを誇る一方で
 スカッシュ・マッチとかスピーチで
 時間を潰す場面が多々見られメインも弱く大会としての完成度が今ひとつで勿体無い。
 これは元々GHC王座戦がメインの予定だった(はず)が
 前の日のタッグで三沢が余りにやる気がなかったので
 急遽変更になったと見る。
 真相がどうにせよ三沢はもう呼ばなくて良いことに
 ROHが気づけばそれでよろしいですけど。
 
DVD Rating
★★★★☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
クリス・ヒー ロー対エル・ジェネリコ

デリリウス、ケビン・スティーン対BJウィットマー、ブレント・オルブライト

オースチン・エリーズ対シェイン・ハガドーン

クラウディオ・カスタニョーリ対丸藤正道詳細

タッグ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ジミー・ジェイコブス、ネクロ・ブッチャー

ブライアン・ダニエルソン対森嶋猛詳細

アレックス・ペイン対タイラー・ブラック

ヴァ ルチャー・スクワッド対NRC

クリス・ヒーロー対オースチ ン・エリーズ
10
GHC王座戦:三沢光晴 (ch)対KENTA→詳細
11
タッグ王座戦、ノーDQ:ブリ スコ・ブラザーズ(ch)対ジミー・ジェイコブス、ネクロ・ブッチャー


〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 








試合レビュー:
 クラウディオ・カスタニョーリ対丸藤正道

  握手して試合開始。
  CCがヘーイを起こすと丸藤も同じように起こしてみせる。
  まずはレスリング。
  CCが先に仕掛けるも丸藤は容易く逃れる。
  今度はお前が決めてみろとCCは丸藤にフルネルソンさせる。
  CCは力で解いて見せ再びレスリングに。
  丸藤はヘッド・ロックを解くとロープの上に立ってアイアン・クロー。
  CCはアイアン・クローをやり返すことで逃れる。
  丸藤は逃れるとショルダー・タックルを決めるも丸藤は倒れず。
  ロープ・ワークから素早く攻撃を避け合う。
  仕切り直 し。
  力比べに。
  押され気味の丸藤はロープの上に載る。
  突き飛ばされるもエプロンに着地しロープを使ってのドラゴン・スクリュー。
  これで優位に立った丸藤は脚を攻める。
  CCは反撃しようとして雪崩式ドラゴン・スクリューを食らう羽目に。
  丸藤が4の字に捕らえる。  
  CCがロープを掴む。
  丸藤がコーナーを使ってヘッド・シザースを狙う。
  読んでいたCCはフェイス・バスターに返すと投げ飛ばしていく。
  背中に狙いをつける。
  丸藤はバック・ドロップを逃れるとダブル・ニー・ジョー・ブリーカーを決めロープに走る。
  CCはバック・ブリーカーで迎え撃ち動きを止める。
  丸藤は同ロープに走ってのクローズライン。
  もう1発クローズラインを決めカバー。カウント2。
  ブレーン・バスターを狙う。
  CCが逆にブレーン・バスターを狙う。
  丸藤は後ろに着地するとドロップ・キックへ。
  CCはこれを避けるとダウンする丸藤を捕らえジャーマン。カウントは2。
  ならばとリコーラ・ボムへ!
  逃れられるもバイシクル・キックからカバー。カウント2。
  丸藤はコーナー上のCCにドロップ・キックを決めるとスーパープレックス。
  カバーするもカウント2。
  スーパー・キックから不知火へ!
  CCは押し飛ばすと場外に投げ捨てる。
  リングに戻すとダイビング・アッパーカートでカバー。カウント2。
  ランニング・アッパーカートへ。
  丸藤はバック・スライドに切り返そうとする。
  CCは耐えて逆にバック・スライドを狙う。
  丸藤はその動きを利用して前に回る。
  アッパーカートを避けるとスピン・キックからパワー・ボムを狙う。
  CCは脚を取るとジャイアント・スイング。
  そしてランニング・アッパーカートでカバーし1,2,2!カウントは2!
  殴り合う。
  丸藤がCCの頭を踏み下ろしスーパー・キックでカバー。カウント2。
  ならばと不知火を決めるもロープに脚がかかる!
  ロープに振ろうとする。
  CCが隙を突いてリコーラ・ボムの体勢に!
  丸藤は防ぐとダブル・アーム・ジャーマンを狙う。
  防がれると見るや不知火に狙いを変える!
  CCは逆らわない事で決まるのを防ぐ。
  丸藤が着地してバックを取る。
  CCがバックを取り返しコーナーにぶつけてからロール・アップ。
  ブリッジして1,2,3!
  CCの勝利!
  2人は握手を交わす。
  ヒーローが現れCCを襲撃。



 ブライアン・ダニエルソン対森嶋猛

  アメドラが入場中の森嶋にトペ・スイシーダ。
  フェンスにぶつけていく。
  椅子を押し当てたりテーブルをぶつけたりとバーサーカー・モード。
  リングに戻すと飛びかかる。
  森嶋は受け止めると投げ捨てビッグ・ブーツ。
  殴りつけ蹴りまくりとこちらも容赦ない。
  森嶋が注意したレフェリーに向く。
  その隙を突いてアメドラが飛びついてスリーパー。
  森嶋は投げ落とすとフォア・アームズにエルボーを叩き込んでカバー。カウント2。
  アメドラを痛めつけていく。
  側転からのスプラッシュにミサイル・キック。
  アメドラがたまらず場外に逃れる。
  森嶋はアメドラを椅子に座らせるとヒップ・アタック。
  もう1発。
  更にもう1発狙う。
  アメドラは避けると森嶋を観客席に押し込みスプリングボード式クローズライン。
  ゴング用のハンマーを押し当てる。
  しかし森嶋が一瞬の隙を突いてバック・ドロップ!
  森嶋はリングに戻る。
  ぎりぎりでリングに戻ってこようとしたアメドラにフォア・アームズを浴びせフェンスにぶつける。
  また戻ってこようとしたした所にクローズラインでフェンスにぶつける。
  アメドラは流血しながらもリングに戻ろうとする。
  再度落とそうとした森嶋にショルダー・ブロックからサンセット・フリップ。
  森嶋はカウント2で返すと強烈なクローズライン!
  カバーするもカウントは2!
  ならばとバック・ドロップへ!
  アメドラは着地するとローリング・エルボー。
  しかし倒れない。
  2発、3発と決めるが倒れない。
  ならばと低空ドロップ・キックから胸を蹴りまくりエルボー連打!
  そしてジャーマンもカウント2!
  今度は頭を踏みまくりトライアングル・チョーク。
  森嶋はカバーの体勢に持っていく。
  カウント2で返されるや腕一本で持ち上げマットに叩きつける。
  アメドラが低空ドロップ・キックからロープに走る。
  森嶋はクローズラインで迎撃すると
  アメドラの目に狙いをつけ前腕を叩きつけていく!
  アメドラはロー・ブローを決めると股間を踏みまくる!
  止めようとしたレフェリーを突き飛ばす。
  レフェリーは反則裁定を下す。
  アメドラは再び股間を踏みまくる。
  止めようとした関係者を蹴散らしている間に森嶋が逃げる。
  ナイジェルが現れアメドラを非難。
  アメドラはナイジェルの腕を蹴り飛ばして黙らせる。
  


 GHC王座戦:三沢光晴(ch)対KENTA

  握手して試合開始。
  KENTAが蹴れば三沢はエルボー。
  KENTAがアーム・ドラッグを打てば
  すぐに三沢もグラウンド・ヘッド・シザースに返し離れる。
  KENTAが先に仕掛け三沢の動きを押さえようとする。
  しかし張り手等の挑発的行動に出てエルボーを食らう。
  KENTAは三沢を蹴りつけて行き倒す。
  ロープの上に乗せダイビング・ニー・ドロップ。
  KENTAが攻めていく。
  三沢はコーナー上のKENTAをエルボーで落とすとフェンスにぶつける。
  リングに戻ってきた所でフェイス・ロック。
  KENTAがロープに脚をかける。
  エルボーを打っていく。
  KENTAも打ち返すが負ける。
  KENTAはパワー・スラムを決めると反撃開始。
  ビッグ・ブーツからカバー。カウント2。
  コーナーへのビッグ・ブーツからスプリングボード式ドロップ・キックでカバー。カウント2。
  三沢はスプリングボード式の技を狙ったKENTAを落とすとエルボー・スイシーダ。
  リングに戻す。
  殴りかかってきたKENTAを捕らえタイガー・ドライバー。カウント2。
  コーナー上へ。
  KENTAはビッグ・ブーツを決めるとスーパープレックスを狙う。
  三沢は防ぐと雪崩式タイガー・ドライバーの体勢に。
  抵抗されエルボーで落とす。
  諦めずに跳躍して来たKENTAを再びエルボーで落とすと飛び技に。
  KENTAは蹴り上げて迎え撃つ。
  ランニング・ニー・ストライクからタイガー・スープレックスでカバー。カウントは2。
  ならばとG2Sへ!
  三沢がエルボーで抵抗。
  KENTAはブサイクへの膝蹴りを狙う。
  三沢はエルボーで迎え撃つとタイガー・ドライバーの体勢。
  KENTAがそこから持ち上げてG2S!
  カバーするもカウントは2!
  もう一度狙う!
  三沢はエルボーで防ぐと抱え上げる。
  KENTAが逃れビッグ・ブーツ。
  三沢は耐えるとエルボーからエメラルド・フロージョン!
  カバーするもカウント2!
  KENTAがカウンターでブサイクへの膝蹴りを決める。
  両者ダウン。
  KENTAが先に起き上がり蹴りつける。
  三沢は避けるとエルボーを打ち込んで行きカバー。カウント2。
  エルボーを打ち込み変形のエメラルドフロージョンで1,2,3!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

クリス・ヒー ロー対エル・ジェネリコ

デリリウス、ケビン・スティーン対BJウィットマー、ブレント・オルブライト

オースチン・エ リーズ対シェイン・ハガドーン

クラウディオ・ カスタニョーリ対丸藤正道詳細

タッグ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ジミー・ジェイコブス、ネクロ・ブッチャー(ダ ブルDQ)

ブライアン・ダニエルソン対森嶋猛(DQ)詳細

アレックス・ペイン対タイラー・ブラック

ヴァ ルチャー・スクワッド対NRC

#1コンテンダーズ・マッチ: クリス・ヒーロー対オースチ ン・エリーズ
10
GHC王座戦:三沢光晴 (ch)対KENTA→詳細
11
タッグ王座戦、ノーDQ:ブリ スコ・ブラザーズ(ch)対ジミー・ジェイコブス、ネクロ・ブッチャー

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