ROH 07年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Glory by Honor VI Night One 11/2/07
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感

1試合目−
ブレント・オルブライト、BJウィットマー対ケビン・ス ティーン、エル・ジェネリコ
 普通の試合だと見劣りするPWG組対
 ハングマンズ”早いとこ解散した方がよろしい”3では
 必然ですが可もなく不可もなくな内容。
 平均より少し上。
 

2試合目−クラウディオ・カスタニョーリ対ハロウィックド

 Chikara同士ということで
 悪くない攻防を見せてくれたのだが
 いかんせん短い。
 少し悪い試合。

3試合目−デイビー・リチャーズ対デリリウス

 前もそうだったと思うが噛み合わない。
 少し悪い試合。

4試合目−
タッグ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ロッキー・ ロメロ、ロデリック・ストロング
 この2タッグなので要所要所は押さえているのだが
 全編を通してその押さえ方が雑というか甘さを感じます。
 平均的良試合。

5試合目−スクランブル・マッチ:ジミー・ジェイコブス、ネクロ・ブッチャー、タイラー・ブラック対ジャック・エヴァンス、ラッカス、ジグソウ

 筋が無く混沌としてますが
 スピード感溢れる攻防に
 エヴァンス対ネクロの予告編
 (スピードでかき回そうとするエヴァンスを
 どっしりかまえたネクロが拳で打ち落とす。
 意外にこのカード期待できるのでは)と悪くないですね。
 平均より少し上。
 試合後は他のユニット、タッグが現れ
 これでもかと場外ダイブを連続で披露。

6試合目−トッ プ・オブ・ザ・クラス・トロフィー:ミッチ・フランクリン(ch)対エルニー・オシリス
 いつものいらない試合。

7試合目−3 番勝負最終戦:オースチン・エリーズ対ブライアン・ダニエルソン詳細
 最終戦にしてはやけにあっさり終わり
 宙ぶらりの伏線も散見されます。
 またこれはと唸らされる攻防、展開もないです。
 グッド・マッチにわずかに届かないという高レベルながら
 2戦目と同じく素晴らしい出来であった1戦目の
 劣化版と切り捨てられても文句を言えない所があります。
 
8試合目−ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対クリス・ヒーロー
 ナイジェルの怪我はフェイクだというアピールから試合開始。
 ナイジェルが腕を怪我しているため
 まともな試合にはならず。
 ヒーローが甚振りタップさせるも
 レフェリーは脚がロープにかかっているのを見逃していたとして
 没収試合にしようとする。
 ナイジェルがヒーローに襲い掛かったので
 試合再開、必殺技のオンパレードでナイジェル勝利というもの。
 評価としては少し悪いということになりますが
 状態がひどいなりにそれなら何ができるかと
 両者考えて頑張ったという事は伝わってきます。
 
9試合目−三沢光晴、KENTA対丸藤正道、森嶋猛→詳細

 三沢を引き立たせるために
 黄金カードなのに控えめに抑えるKENTAと丸藤、
 それなのに後輩の心意気を意に介せず
 定時で帰るサラリーマンばりにスポットが終わるとすぐに交代するという
 やる気の無さ、手抜きっぷりでジャパニーズ・ロートルの真髄を見せる三沢、
 そんな中1人自分の見せ場を着々と作り上げる和製ゴディ森嶋。
 そんなこんなでリアル人間模様を見せながら30分。
 会社としてのNoahが見え人間観察的には面白いものがありますが
 当然試合としては三沢のせいでまったく伸びません。
 しかし30分という長丁場をしっかり基本を押さえて作り上げたのは
 この4人だからこその物があります。
 只中途半端なフィニッシュはいただけません。
 2分前のコールが最後で
 終了間際のカウントがなかった事のせいにするのは簡単ですけれども。
 中々良い試合程度。


総評 
 期待を越える所か、
 副ってくれた試合すら見当たりません。
 元々GbHということでカードに力が入っていたため
 悪くはないのですけれども・・・。

DVD Rating
★★☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ブレント・オルブライト、BJウィットマー対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ

クラウディオ・ カスタニョーリ対ハロウィックド

デイビー・リ チャーズ対デリリウス

タッグ王座戦:ブ リスコ・ブラザーズ(ch)対ロッキー・ロメロ、ロデリック・ストロング

スクランブル・マッチ:ジミー・ジェイコブス、ネクロ・ブッチャー、タイラー・ブラック対 ジャック・エヴァンス、ラッカス、ジグソウ

トップ・オブ・ザ・クラス・トロフィー:ミッチ・フランクリン(ch)対エルニー・オシリス

3番勝負最終戦:オースチン・エリーズ対ブライアン・ダニエルソン詳細

ROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対クリス・ヒーロー

三 沢光晴、KENTA対丸藤正 道、森嶋猛詳細


〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 








試合レビュー:
 3番勝負最終戦:オースチン・エリーズ対ブライアン・ダニエルソン

  まずは探り合いのレスリング。
  ロープ・ワークへ。
  エリーズはショルダー・タックルで倒されるも
  モンキー・フリップからアーム・ドラッグ連発で腕を取る。
  アメドラはコーナーに押し込みアッパーカート。
  エリーズがコーナーを使って裏に回ろうとする。
  読んでいたアメドラはエリーズを捕らえクロスフェイス・チキンウィングを狙う。
  エリーズが走り回ってアメドラを落とすとトペ・スイシーダへ。
  アメドラは蹴りで迎撃し、これで優位に立つ。
  首を中心に攻めていく。
  ロメロ・スペシャルを狙う。
  エリーズの抵抗を受け鼻フックに変える。
  エリーズがボディ・スラムから逃れるとニー・ストライクへ。
  アメドラは受け止めるとハーフ・ボストン・クラブ。
  エリーズがロープを掴む。 
  雪崩式バック・ドロップを狙う。
  抵抗を受けたので狙いを変え逆さ吊りに。
  エリーズはその状態のまま蹴りつけるとスタナー。
  両者ダウン。
  エリーズがオーバードライブ・エルボーにトペ・スイシーダと反撃。
  リングに戻しラ・ケプラーダへ。
  アメドラは膝を立てて防ぐとトライアングル・チョーク。
  レフェリー・チェックが入るもエリーズは何とかロープを掴む。
  アメドラはエアプレイン・スピンに。
  エリーズは逃れるとニー・クラッシャーからバック・ドロップ。
  コーナーへのドロップ・キックへ。
  アメドラもカウンターで蹴りを入れ相打ち。
  殴り勝ったアメドラがミサイル・キックでアピール。
  エリーズが跳び起きローリング・フォア・アームズ。
  アメドラは耐えてお返しのローリング・エルボー。
  両者ダウン。
  アメドラが雪崩式バック・ドロップを狙う。
  エリーズがクロス・ボディに切り返す。
  1,2,アメドラが体勢を入れ替える。
  カウント2で返されるやキャトル・ミューティレーション!
  エリーズは立ち上がるとコーナーに追い込みエルボー連打。
  アメドラは耐え切るとドラゴン・スープレックス。
  カウント2で返されるやキャトル・ミューティレーションからエルボー連打!
  再びキャトル・ミューティレーションへ!
  エリーズが同時に跳んでカバーの体勢に!カウント2!
  エリーズがアッパーカートを避けバック・スライド。
  肩がついていなかったものの隙を与えず頭部を蹴り上げる。
  ブレーン・バスターへ!
  防がれるもDDTに切り返しホーンズ・オブ・エリーズ!
  ニー連打へ!
  アメドラは立ち上がって効果を弱めるとインサイド・クレイドル!
  エリーズはカウント2で返すとブレーン・バスターから450°スプラッシュで1,2,3!
  エリーズがこの試合に、そして3番勝負にも勝利。
 
  

 三沢光晴、KENTA対丸藤正道、森嶋猛

  KENTA 対丸藤で試合開始。
  まずは挨拶とばかりに殴り合いから攻撃を避け合う。
  レスリングの攻防から丸藤がタッチ。
  KENTAはその隙に逃げると三沢にタッチ。
  三沢がショルダー・タックルを決めて行くも森嶋は倒れない。
  ならばとエルボーを絡めて行く。
  森嶋は場外に逃れ間を置く。
  三沢が森嶋を自陣に持って行きタッチ。
  KENTAは蹴りを浴びせて行きフロント・ヘッド・ロック。
  森嶋は持ち上げると、そのままコーナー上まで持って行きタッチ。
  丸藤は離れると見せ掛けドロップ・キック。
  KENTAはスリーパーをバック・ドロップに返しタッチ。
  丸藤はフォア・アームズのお返しにエルボーを食らいふらふら。
  交代したKENTAは丸藤をロープに落とすとダイビング・レッグ・ドロップ。
  カバーするもカウント2。    
  丸藤が捕まっている。
  丸藤が三沢に反撃しタッチ。
  森嶋が側転からのスプラッシュにミサイル・キックでカバー。カウント2。
  バック・ドロップを狙う。
  三沢がエルボーで逃れる。
  三沢はエルボーの打ち合いからスピン・キックを決め交代。
  KENTAがビッグ・ブーツでは倒れなかったものの
  ブサイクへの膝蹴りで倒す。 
  ブレーン・バスターを狙うもさすがに持ち上げられない。
  ファルコン・アローを狙う。
  森嶋がクロス・ボディに切り返す。
  そこに丸藤がKENTAにフロッグ・スプラッシュで動きを止める。
  場外の椅子に座らせると丸藤がドロップ・キック、続けて森嶋がヒップ・アタック。
  KENTAが捕まる。
  森嶋が踏みつけ、その上に丸藤が乗ったりする。
  KENTAが蹴りつけていっても森嶋のサイドウォーク・スラムで動きが止まる。
  KENTAがショルダー・スルーを狙った森嶋にサンセット・フリップ。
  森嶋は耐えるとヒップ・ドロップへ。
  KENTAは避けるとニー・ストライクでタッチ。
  三沢は森嶋、ついでに丸藤にもエルボー。
  森嶋にダイビング・エルボーを決めタイガー・ドライバーを狙う。
  しかし持ち上がらない。
  もう少しダメージを与えようとロープへ。
  森嶋はヒップ・アタックで迎撃。
  交代した丸藤が攻め立て不知火を狙う。
  三沢は防ぐとタイガー・ドライバーを狙う。
  耐えられるや狙いを変えタイガー・スープレックスを決めタッチ。
  KENTAがブサイクへの膝蹴りにミサイル・キックでカバー。カウント2。
  邪魔しに来た森嶋ボディ・スラムで丸藤の上に落とす。
  連携攻撃を狙うも避けられてKENTAの攻撃が三沢に誤爆。
  今度は森嶋と丸藤がKENTAに連携攻撃を狙う。
  KENTAは避けて誤爆させると森嶋にジャーマンを狙うがヒップ・ドロップに返される。
  丸藤は三沢をスーパー・キックで追い出すとKENTAをカバー。カウント2。
  パワー・ボムを狙う。
  KENTAは逃れるとハイ・キックからタイガー・スープレックス。
  丸藤は着地するとスーパー・キックを放つ。
  KENTAは耐えるとローリング・ラリアット。
  丸藤もこらえて再びスーパー・キックを放つ。
  KENTAは避けるとタイガー・スープレックス。カウント2。
  打撃連発からブサイクへの膝蹴りもカウント2。
  ならばとG2Sを狙う!
  丸藤は逃れると不知火!
  カバーするもカットされる。
  三沢が丸藤にタイガー・ドライバー!
  森嶋が三沢にバック・ドロップ!
  KENTAが森嶋にブサイクへの膝蹴りで全員ダウン。
  会場からはNoahコール。
  KENTAがロープを往復していく。
  丸藤が同ロープに走りクローズライン。
  両者ダウン。
  丸藤はスーパー・キックの打ち合いに勝つとKENTAの頭部を踏み下ろす。
  更にスーパー・キックを放ちカバーもカウントは2。
  不知火を狙う!
  KENTAはその動きを利用し抱え上げるとG2S!
  カバーするもロープに脚がかかる!
  丸藤はドラゴン・スクリューを決めカバー。カウント2。
  交代しようと自陣に歩み寄る。
  KENTAが妨害し丸め込み合いに。
  両者カウント3を奪えずダウン。
  同時タッチ。
  森嶋は三沢のエルボーに耐えて見せるとエルボーを打ち返しクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  バック・ドロップを狙う!
  三沢はエルボー連打で防ぐと森嶋をコーナーに乗せる。
  しかしここで30分時間切れ!
  両チーム握手を交わす。
 


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ブレント・オルブライト、BJウィットマー対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ

クラウディオ・ カスタニョーリ対ハロウィックド

デイビー・リ チャーズ対デリリウス

タッグ王座戦:ブ リスコ・ブラザーズ(ch)対ロッキー・ロメロ、ロデリック・ストロング

スクランブル・マッチ:ジミー・ジェイコブス、ネクロ・ブッチャー、タイラー・ブラック対 ジャック・エヴァンス、ラッカス、ジグソウ

トップ・オブ・ザ・クラス・トロフィー:ミッチ・フランクリン(ch)対エルニー・オシリス(新チャンピオン!)

3番勝負最終戦:オー スチン・エリーズ対ブライアン・ダニエルソン詳細

ROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対クリス・ヒーロー

三沢光晴、KENTA対丸藤正 道、森嶋猛(30分時間切れ引き分け)詳 細

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