ROH 07年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Final Battle 12/30/07
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
#1コンテンダーズ4コーナー・エリミネーション・マッチ:森嶋猛対ブライアン・ダニエルソン 対オースチン・エリーズ対クリス・ヒーロー→詳 細
雑 感

ROHのWMだというのに観客は盛り上がりが良くなく静か過ぎる。
NYのマンハッタンなのにおかしいですね。

@ラッカス、ジグソウ対マット・クロス、ボビー・フィッシュ
 数合わせ程度にしか思っていなかった
 フィニッシュですがROHに出るだけあって悪く無かったですね。
 オープニングでこの面子なのでもう少し飛びまくっても良かったかなという印象。
 少し悪い試合。

Aラリー・スウィニー対クラウディオ・カスタニョーリ
 07年大ブレイクして最後に掴んだのがスウィニー戦というのは寂しい。
 勿論スウィニーは良いレスラーなんですが
 ここでROHから命じられたのは当然茶番ですからね。
 ダニエル・ピューターもS&Sの一員として登場しました。

BノーDQ:ジャック・エバンス対ネクロ・ブッチャー
 摩訶不思議マッチ。
 やはり両スタイルは絶対的に相容れない所がありましたけれど
 エヴァンスの不安定さが
 良いアンサンブルを奏でておりまあまあ良い試合に。
 この試合でマルチネスがVS軍に加入。
 08年は軍団抗争とShimmer王座戦線が連動するのか。
 
C丸藤正道対デイビー・リチャーズ
 良い攻防もあって手の合う試合内容だったのに
 一線を越えれない所に今のリチャーズのもどかしさがある。
 この内容だったらクライマックスを
 もう少し厚くしてもいいかなと思いますね。
 グッド・マッチには届かずも中々良い試合。
 
Dテーブルズ・アー・リーガル:アダム・ピアース、BJウィットマー、ブレント・オルブライト対デリリウス、ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ
 こちらも07年大ブレイクしたのに
 こんな試合を組まされたジェネリコ、スティーン。
 テーブル・スポットだけで他はのろのろ。
 ブッシュワーカーズのルークが途中で絡みましたけど
 彼ほどプロレスができないのもいない訳で・・・
 薬中のロバーツとか他に候補はいるだろうに。
 少し悪い試合。
 ウィットマーは髪を黒くしたけどコリノに似ていると言われたせい?

Eロッキー・ロメロ対エルニー・オシリス
 オシリスはトップ・オブ・クラス・トロフィー所持者ですが
 それがどうしたということで、スカッシュ・マッチ。

 ナイジェルが現れ怪我をして欠場する事になったのを謝罪。

F
FIP王座戦:ロデリック・ストロング(ch)対エリック・ス ティーブンス詳 細
 初代ヘリテイジ王座戦では素晴らしい試合をしたので期待していた が・・・
 ヘリテイジ王座戦の合わせ鏡一本とは違って
 手広くやろうとして失敗。
 焦点が定まらないためハード・スポットが浮いている。
 これでは言葉足らずで
 師弟関係にある事や初代ヘリテイジ王座戦の事を知らなければ物語が見えてこない。
 この日の観客の事を考えると決して取ってはいけないやり方であり
 実際恐ろしいまでに空気間のある静謐に包まれてしまう。
 しかし全体的な流れは良くなくても
 その細部の質は確かな物があり
 クライマックス含めたハードな打ち合いは気持ちが入っていてよろしい。
 グッド・マッチには届かないが中々良い試合。

G#1コンテンダーズ4コーナー・エリミネーション・マッチ:森嶋猛対ブライアン・ダニエルソン対オースチン・エリーズ対クリス・ヒーロー→詳 細
 前半は怪物の森嶋、ヘタレのヒーローのキャラに
 森嶋とアメドラの遺恨を絡めた
 サイコロジー重視のキャラクター・レスリング。
 エリーズ対アメドラになった後半は
 仕切り直しから一気にボルテージを持って行き
 3番勝負から更に先を行ったクライマックスを披露。
 この4人の描く絵にしては形式的で
 ファン・マッチの色が濃すぎて物足りないものを感じたのだが
 これがこの日の観客に対する1つの答えであり
 その想像図を完璧に演じたという点では評価できる。
 ぎりぎりグッド・マッチ。

Hタッ グ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック→詳 細

 これまた入り方がいけない。
 いきなり場外に行ってランプへのダブル・ヒップ・トスで
 ジェイコブスが明らかにオーバーすぎる大ダメージでダウン。
 その間にタイラーを捕らえてドゥームス・デイ・ラナ狙いまでいってしまうのだから。
 最後の王座引渡しで輝きを取り戻すかと思いきやブリスコ兄弟の低迷は変わっていませんでした。
 只途中からは立ち直って良い感じの一進一退の攻防を見せてくれた。
 最後も最終戦らしく、過剰表現で盛り立てて幕。
 この2タッグならもっと良い試合ができるのは明白だが
 一応合格点を与えられる中々良い試合でした。
 ブリスコ兄弟は07年本当に頑張ってくれたのでしばらく休養してリフレッシュしたら。
 

総評
 平均的な内容ながら
 観客が良ければ相乗効果で試合が高まって行っただろうにと
 惜しまれる試合が幾つもあります。
 
  (執筆日:2/24/08)
DVD Rating
★☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ラッカス、ジグソウ対マット・クロス、ボビー・フィッシュ

ラリー・スウィニー対クラウディオ・カスタニョーリ

ノーDQ:ジャック・エバンス対ネクロ・ブッチャー

丸藤正道対デイビー・リチャーズ

テーブルズ・アー・リーガル:アダム・ピアース、BJウィットマー、ブレント・オルブライト対 デリリウス、ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ

ロッキー・ロメロ対エルニー・オシリス

FIP王座戦:ロデリック・ストロング(ch)対エリック・スティーブンス詳 細

#1 コンテンダーズ4コーナー・エリミネーション・マッチ:森嶋猛対ブライアン・ダニエルソン対オースチン・エリーズ対クリス・ヒーロー詳 細

タッ グ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック詳 細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 FIP王座戦:ロデリック・ストロング(ch)対エリック・スティーブンス


  ストロングが唾を吐きかけ挑発。
  スティーブンスが体格とパワーを活かし攻め込む。
  チョップの打ち合い。
  ストロングがスーパー・キックにビッグ・ブーツ。
  場外に落とすとエプロンへのボディ・スラム。
  ロープ等の環境を使って主導権を握り
  エプロンでのバック・ドロップを狙う。
  スティーブンスが防いでブレーン・バスターを狙う。
  ストロングはリング内に着地するとドロップ・キックで落としダイブ。
  場外でのサイド・スラム。
  何とかリングに戻ってきたスティーブンスに腹、腰を攻める。
  チョップにフォア・アームズを叩き込んでいく。
  スティーブンスがふらふらになったのを見てストロングに油断が生じる。
  そこにスティーブンスがラリアットにパワー・スラム。
  両者ダウン。
  スティーブンスが勢い良く攻めていく。
  抱え挙げようとする。
  ストロングがサンセット・フリップに返しボストン・クラブに持っていこうとする。
  丸め込みに返そうとしたスティーブンスを潰しカバー。カウント2。
  サモアン・ドロップを決めるもカウント2。
  スーパープレックスからカバーするもカウント2。
  エプロンでのバック・ドロップを狙う。
  スティーブンスは防ぐと落としてフライング・ショルダー・タックル。
  リングに戻してTKOからカバー。カウント2。
  ドクター・ボムを狙う!
  逃れられるも打ち上げアバランシュ・スラム。カウント2。
  コーナーに乗せる。
  ストロングが抵抗してスティーブンスを落としダイビング・ビッグ・ブーツ。
  ダブル・ニー・ガット・バスターフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  ならばとギブソン・ドライバーを狙う!
  スティーブンスが押し込んで両者場外に落下。
  入場口へ。
  ストロングがランプ上でギブソン・ドライバー!
  スティーブンスはカウント19で戻ってくる!
  ストロングがチョップを打ち込んでいく。
  耐えるスティーブンスにパンプハンドル・スラム。
  カバーするもカウント2。
  ギブソン・ドライバーを狙う!
  スティーブンスは逃れるとジャーマン。
  持ち上げてのラリアット。
  ロープに走る。
  ストロングがカウンターでフォア・アームズを叩き込みロープに走る。
  スティーブンスがジャーマン。
  ラリアット。
  もう1発。
  そしてドクター・ボムで1,2,3!
  スティーブンスが新FIPチャンピオンに!



 #1コンテンダーズ4コーナー・エリミネーション・マッチ:森嶋猛対ブライアン・ダニエルソン対オースチン・エ リーズ対クリス・ヒーロ

  入ってきた森嶋にアメドラが襲い掛かりチョークで締め上げる。
  森嶋が起き上がりアメドラにサイド・スラム。
  ヒーローが森嶋にタッチしアメドラに襲い掛かる。
  アメドラが反撃しエリーズにタッチ。
  それを見てヒーローは逃げ森嶋にタッチ。
  エリーズが森嶋にサンセット・フリップを狙うもヒップ・トスに切り返される。  
  ヒーローが森嶋にタッチしエリーズに襲い掛かる。
  エリーズが反撃するや森嶋にタッチしようとする。
  森嶋はフォア・アームズで応える。
  エリーズが森嶋にタッチ。
  ヒーローは怯えながらも勇気を振り絞ってチョップ。
  しかし全然利いていない。
  お返しに強烈なチョップが返ってくる。
  デンプシーが援護しようとエプロンに上がるも森嶋のヒップ・アタックの餌食に。
  ヒーローが逃げてアメドラにタッチ。
  アメドラが入り際に森嶋へミサイル・キック。
  森嶋は受けきるとラリアット。
  バック・ドロップを狙う。
  後ろに着地したアメドラに突進。
  アメドラは避けてエリーズにぶつけてロール・アップ。
  脚をロープにかけるもカウントは2。
  蹴りを入れていく。
  森嶋は受け止めるとラリアット。
  アメドラを甚振っていく。
  エリーズがアメドラにタッチし森嶋への連係攻撃。
  エリーズが森嶋にブレーン・バスターを狙うも逆に投げられる。
  アメドラが森嶋にキャトル・ミューティレーションを狙うも森嶋は体を起こして耐える。
  その森嶋にエリーズがニーを叩き込んでいく。
  アメドラもエルボーを叩き込んでいく。
  ヒーローはその周りで前転したりしてアピールしている。
  エリーズとアメドラはヒーローを落とすと森嶋に雪崩式バック・ドロップ。
  アメドラが両腕を取って頭部を踏みまくる。
  エリーズが450°スプラッシュを決める!
  アメドラとエリーズ2人がかりでカバーし1,2,3!
  森嶋が脱落(11分)!
  最後の3カウント時にはヒーローも上に乗ってちゃっかり便乗。
  アメドラヒーローの腕を上げアピール。
  と思いきや次の瞬間脚を踏みつける。
  アメドラを落とすとエリーズにビッグ・ブーツを決めカバー。カウント2。
  あめどらをエプロンから落としながらエリーズを甚振っていく。
  アメドラに気を取られたヒーローにエリーズがファイヤーマンズ・キャリーを決めコーナー上へ。
  しかし体勢を崩される。
  その隙にアメドラがリングに上がりヒーローに襲い掛かる。
  ヒーローがクラバート・ドロップ。
  エリーズが隙を突いてヒーローを丸め込み1,2,3!
  ヒーローが脱落(14分)!
  エリーズとアメドラが相対し握手。
  グラウンド・レスリング。
  エリーズはアメドラを落とすとトペ・スイシーダへ。
  アメドラは受け流してエリーズを観客席に入れるとスプリングボード式クロス・ボディ。
  エリーズが振り返してアメドラをフェンスにぶつけドロップ・キック。
  リングに戻しコーナーでのエルボー連打。
  アメドラが両腕を取ろうとする。
  逃れられるもニー・ストライク。
  そしてもう1度腕を取りに行く。
  耐えるエリーズをコーナーにぶつけて雪崩式バック・ドロップへ。
  エリーズがクロス・ボディに切り返す。
  アメドラがカウント2で返すと同時に体勢を入れ替える。カウント2。
  両者ダウン。
  フォア・アームズとアッパーカートの打ち合い。
  エリーズがバック・スライド。
  返された所で頭部を蹴りつけブレーン・バスターへ!
  アメドラは膝を入れて防ぐとローリング・エルボー。
  タイガー・スープレックスに繋げる。
  カウント2で返された所でキャトル・ミューティレーション!
  エルボー連打へ!
  エリーズはスナップ・メアに切り返すと頭部を蹴り上げブレーン・バスター!
  カバーするもカウント2!
  ならばとホーンズ・オブ・エリーズ!
  ニー連打へ!
  アメドラが体勢を入れ替えエルボー連打!
  エリーズがニー連打!
  アメドラがエルボー連打!
  エリーズがニー連打!
  両者立ち上がり殴り合い。
  崩れ落ちる。
  張り手の打ち合い。
  ニー連打に行こうとする。
  アメドラがエルボー連打!
  エリーズがニー連打!
  アメドラがトライアングル・チョークに切り返す!
  3回目で腕が上がる。
  アメドラがそのままエルボー連打!
  レフェリー・ストップになりアメドラの勝利(23分)!
  アメドラが握手を求めるも拒否される。


 
 タッグ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック

  ジェイがタイラーをビッグ・ブーツで落としマークがエプロンからトペ・コンヒーロ。
  ブレーン・バスターも決める。
  ジェイコブスにはランプへのダブル・ヒップ・トス。
  タイラーをリングに戻し捕まえる。
  連続攻撃を叩き込んでいく。
  ドゥームス・デイ・デバイスを狙う。
  リングに戻ってきたジェイコブスがジェイにスピアーを決め妨害。
  タイラーがスプリングボード式の技を狙ったマークにドロップ・キック。
  ジェイを捕まえる。
  コーナー付近の攻防からジェイがタイラーにターン・バックルへのコンプリート・ショットを決め交代。
  マークは縦横無尽に攻め立てる。
  タイラーはムーンサルトを狙ったマークを逆さ吊りにする。
  ジェイコブスがニー・ストライクにドロップ・キック。
  タイラーがカバーするもカウント2。
  ジェイがジェイコブスを担ぎ上げ場外に落とす。
  タイラーがジェイをクローズラインで落とす。
  マークがタイラーにバック・ドロップを狙う。
  タイラーが後ろに着地しリバースDDTでカバー。カウント2。
  スプリングボード式の技を狙う。
  マークは受け止めるとエクスプロイダー。
  続けて連係のネック・ブリーカー+レイザーズ・エッジ。
  カバーするもカウント2。
  ジェイコブスがマークを場外に引き摺り下ろしフェンスにぶつけ
  ジェイ・ドリラーを狙っているジェイに襲い掛かりネック・ブリーカー。
  コーナー上へ。
  ジェイがジェイコブスを捕らえ雪崩式ジェイ・ドリラーを狙う。
  タイラーが妨害。
  ジェイにドゥームスデイ・ラナを決めるもカウント2。
  セントーン+デス・バレー・ドライバー+ビッグ・ブーツの合体技を決める。
  続けてジェイコブスがエンド・ゲーム!
  マークがスプリングボード式ダブル・ストンプでカット。
  交代したマークとジェイコブスが殴り合い。
  マークがパワー・ボムを決めるもカウント2。
  カット・スロート・ドライバーを狙う。
  タイラーがチョップ・ブロックで妨害しコーナー上のジェイもペイレイ・キックで落とす。
  突進してきたマークをショルダー・スルーで落とすとコーナー上へ。
  エプロンのジェイがタイラーを肩車する。
  そしてドゥームスデイ・デバイス!
  マークがジェイコブスにカット・スロート・ドライバー。
  カバーするもカウント2。
  レフェリーに文句を言う。
  ならばとスプリングボード式ドゥームスデイ・デバイスへ!
  カバーするもタイラーがカット。
  マークがジェイコブスをコーナーに乗せる。
  場外ではジェイがジェイ・ドリラーを狙っている!
  タイラーはリバース・スープレックスに返すとフェンスへのパワー・ボム。
  コーナー上ではマークが雪崩式カット・スロート・ドライバーに捕らえようとしている。
  タイラーが妨害しマークに雪崩式パワー・ボム+コントラ・コード!
  450°スプラッシュと続け1,2,3!
  ジェイコブス、タイラーが新タッグ・チャンピオンに!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ラッカス、ジグソウ対マット・クロス、ボビー・フィッシュ

ラリー・スウィニー対クラウディオ・カスタニョーリ

ノーDQ:ジャック・エバンス対ネクロ・ブッチャー

丸藤正道対デイビー・リチャーズ

テーブルズ・アー・リーガル:アダム・ピアース、BJウィットマー、ブレント・オルブライト対 デリリウス、ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ

ロッキー・ロメロ対エルニー・オシリス

FIP王座戦:ロデリック・ストロング(ch)対エリック・スティーブンス(新チャンピオン!)詳 細

#1 コンテンダーズ4コーナー・エリミネーション・マッチ:森嶋猛対ブライアン・ダニエルソン対オースチン・エリーズ対クリス・ヒーロー詳 細

タッ グ王座戦:ブリスコ・ブラザーズ(ch)対ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック(新チャンピオン!)詳 細

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