ROH 07年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Fifth Year Festival Chicago 2/24/07
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
タッグ王座戦:クリストファー・ダニエルズ、マット・サイ デル(ch)対ジェイ&マーク・ブリスコ詳 細

ウィ ンディ・シティ・デス・マッチ:コル ト・カバナ対ジミー・ジェイコブス詳 細
雑 感

1試合目−クラウディオ・カスタニョーリ対ブレント・オルブライト

 無理矢理絡んでヒール対決にしたりチープなフィニッシュにしたりと、とにかくスウィニーが邪魔。
 最後の攻防とか結構良かったのに
 スウィニーのせいで平均レベルの試合に落ち着く。

2試合目−サラ・デル・レイ、アリソン・デインジャー対ミスチーフ、セレナ

 流石のShimmerでもタッグとなるとやはり下手。

3試合目−
4コーナー・サバイバル:シンゴ対マット・クロス対CJオーティス対トリック・デイビス
 正統な試合にもスポット・フェストにもなりきれず。
 中途半端になり少し悪い試合。 
 シンゴの扱い少し悪いな。

4試合目−ジミー・レイブ対BJウィットマー

 ギミックの失い腹攻めという個性も失い
 魅力を失ったレイブは何処に向かうのか。
 一方元々良い所も悪い所もなく没個性的で
 時々あるハードコア・マッチでしか自分を生かせないウィットマーも果たして何処へ向かうのか。
 ひどい試合。

5試合目−
タッグ王座戦:クリストファー・ダニエルズ、マット・サイ デル(ch)対ジェイ&マーク・ブリスコ詳細
 連携を生かしながらそつなくこなしていき
 終盤はいつも通り目を離せない攻防。
 飛びぬけて素晴らしいという点はない。
 しかし24分間という長時間にもかかわらず
 欠点なしで高いレベルでやりとげたことは評価に値する。
 ぎりぎりながらグッド・マッチ。

6試合目−ロデリック・ストロング、デイビー・リチャーズ対オースチン・エリーズ、マット・クロス
 本来ならエヴァンスのところが
 代わりにクロスが入りタッグ力低下。
 ストロング、リチャーズもタッグとして未熟だし
 平均より少し上程度の試合。
 収穫はエリーズの脚がほぼ完治したってのが分かったこと。

7試合目−ウィンディ・シティ・デス・マッチ:コル ト・カバナ対ジミー・ジェイコブス詳細
 殴りと凶器攻撃の使い分けで見事に試合を作る。
 ブランチャード対マグナムTAの1戦を思い起こさせるようなクラシカルな名デス・マッチ。
 終盤今までのクラシカルな攻防に添わない
 演出系の凶器、テーブルやラダーを使うようになったり
 テーブル設置にひどく手間取り停滞したシーンがあったのは残念。
 これさえ改善すれば理想的なデス・マッチが仕上がったのに。
 
8試合目−サ モア・ジョー、ホミサイド対森嶋猛、ナイジェル・マッギネス→詳細
 これでジョーはアメリカのROHファンとお別れ。
 試合はまあまあ良い程度。
 決して名勝負ではない。名勝負ではないけれど
 そこにはジョーの気遣い、ジョーへの気遣い
 彼らの思いがたくさん詰まっている。
 中々感動的な試合でした。
 この後の5周年記念興行の最後にイギリスを持ってきたのは
 ジョーのROHラスト・マッチを2つ作って
 ジョーの勝利で送り出したいということなんでしょうね。
 何とも粋な計らいではありませんか。
 素晴らしいメインでした。
 ジョーの思いを継いで
 ROHを引っ張るはずの森嶋から思いが伝わってこなかったのは残念だけど・・・。
 先日入団したばっかりとはいえねぇ。
 ROH王座を託されているんだから覚悟を見せて欲しかった。


総評 。
 アンダーカードは低調ながら
 5,7試合目と好試合でメインも良い。
 まあまあ良い大会。
DVD Rating
★★★☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
クラウディオ・ カスタニョーリ対ブレント・オルブライト

サラ・デル・レ イ、アリソン・デインジャー対ミスチーフ、セレナ

4コーナー・サバイバル:シンゴ対マット・クロス対CJオーティス対トリック・デイビス

ジ ミー・レイブ対BJウィットマー

タッグ王座戦:クリストファー・ダニエルズ、マット・サイダル(ch)対ジェイ&マーク・ブリ スコ(新チャンピオン!)詳細

ロデリック・ストロング、デイビー・リチャーズ対オースチン・エリーズ、マット・クロス

ウィンディ・シティ・デス・マッチ:コル ト・カバナ対ジミー・ジェイコブス詳細

サ モア・ジョー、ホミサイド対森嶋猛、ナイジェル・マッギネス詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 タッグ王座戦:クリストファー・ダニエルズ、マット・サイダル(ch)対ジェイ&マーク・ブリスコ


  4人が次々と技を決めていく。
  レフェリーが止め控えをコーナーに戻す。
  ジェイとダニエルズの基本的な攻防からジェイが捕まる。
  チープ・ショットからマークが交代。
  サイダルが一時捕まる。
  一進一退の攻防が続く。
  ブリスコ兄弟がダニエルズに連携攻撃を決める。
  孤立していたダニエルズがタッチに成功。
  サイダルが勢い良く攻めて行きダイブ。
  ジェイを孤立させ合体攻撃を決めていく。
  ジェイはダニエルズのアイコノクラズム、
  サイダルの雪崩式ハリケーン・ラナを防ぐと雪崩式フェイス・バスターで交代。
  マークがスピードでかき回し猛攻撃を見せる。
  ダニエルズとサイダルは合体技でマークの勢いを止める。
  マークは合体技を誤爆さ、すぐに交代する。
  ダニエルズにビッグ・ブーツを決め邪魔できないようにしてから
  サイダルに雪崩式エース・クラッシャー。
  カバーするもカウント2。
  サイダルを追い詰め雪崩式の合体技を狙う。
  邪魔しに来たダニエルズに標的をかえる。  
  ダニエルズはサイダルの援護からダイビング・クローズラインを決めると
  マークを落としジェイにバック・ブリーカー+スタンディング・シューティングスター・プレス。カウントは2。
  ダニエルズ、サイダルはジェイに2連続で飛び技を決めフィニッシュしようと考える。
  ジェイはBMEを逃れるとダニエルズにチン・ブレーカー。  
  サイダルもマークと協力して打ち上げ落とす。
  サイダルにスプリングボード式ドゥームズ・デイ・デバイスを狙う!
  ロープに飛びのろうとしたマークをダニエルズが追って捕まえデス・バレー・ドライバー。
  肩車されていたサイダルもハリケーン・ラナに返す。カウントは2。
  ならばとジェイに合体エンジェルズ・ウィングを決める!
  マークがカット。
  ダニエルズとマークがフォア・アームズを打ち合う。
  マークはチョーク・スラムを防ぐとカットラー・ドライバー。
  サイダルがカバーさせまいと襲い掛かる。
  マークはスタンディング・ムーンサルトを狙ったサイダルを蹴り上げるとりばース・デス・バレー・ドライバー。
  ダニエルズを落とすとダイビング・レッグ・ドロップ、シューティングスター・プレスで1,2,3!
  ブリスコ兄弟が約3年ぶりにタッグ王座を奪取!
  ダニエルズ、サイダルはブリスコ兄弟を認め自らベルトを巻いてやる。



 ウィンディ・シティ・デス・マッチ:コルト・カバナ対ジミー・ジェイコブス

  地元のカバナには大歓声。
  カバナは椅子を振り回すも当たらず。
  カバナはジェイコブスをフェンスにぶつける。
  場外のテーブルにのせダイビング・ボディ・プレスを狙う。
  邪魔するレイシーを軽くあしらうも
  その隙に回復したジェイコブスが襲い掛かる。
  ジェイコブスはレイシーにロー・ブローを指示。
  その時デイジーが現れレイシーにマインド・トリップ。
  2人は殴り合いながらフェード・アウト。
  この隙にカバナが反撃。
  ジェイコブスがラダーを取り出したカバナにラダー越しのベースボール・スライド。
  カバナはハサミをしこんだエルボー連発で流血させると
  ハサミを傷口にこすりつける。
  ジェイコブスの顔は鮮血で真っ赤に染まっている。
  カバナがハサミを突きたてようと振りかぶる。
  ジェイコブスは避けてターン・バックルに誤爆させると釘を取り出そうとするも見つからない。
  こっそりかすめとっていたカバナが釘を取り出しジェイコブスに突き立てる。
  ジャケットでジェイコブスの首を絞めシカゴの旗を叩きつける。
  ジェイコブスはロー・ブローを決めると旗を軸棒から破り捨てる。
  その棒をカバナを突きたてカバナも流血させる。
  ジェイコブスは旗で自分の血をぬぐいカバナの首を絞める。
  ジェイコブスが釘を叩きつける。
  ジェイコブスがコントラ・コードを狙う!
  カバナは防ぐとターン・バックルに突き刺さったままだったハサミを手にしジェイコブスに突き立てる。
  ジェイコブスが許しを請う。
  カバナはハサミを投げ捨てるとその拳を叩きこんでいく。
  椅子を叩きつけコルト45へ!
  オルブライトが乱入しカバナにハーフ・ネルソン・スープレックス!
  カバーするもカウント2!
  ウィットマーがカバナの援護に駆けつける。
  何とか回復したカバナがジェイコブス、オルブライトにアサイ・ムーンサルト。
  カバナはハンマーを取り出す。
  釘を突きたてハンマーで叩く!
  カバナはヒップ・アタックを決めジェイコブスの上に椅子を置いてムーンサルト。
  カバーするもカウントは2。
  中々テーブルの設置ができず時間だけが過ぎる。
  カバナはジェイコブスを場外のテーブルの上に乗せるとコーナー上へ。
  レイシーが再び現れカバナをロープの上に落とす。
  カバナをテーブルの上に乗せる。
  ジェイコブスはリングにラダーを設置し、そこからセントーン!
  リングに戻しカバーするもカウントは2!
  ジェイコブスがスピアーでコーナーのテーブルにカバナを沈めようとする。
  カバナは避けてジェイコブスをテーブルに突っ込ませる。
  レイシーがカバナにハイヒールで殴りかかる。
  カバナは奪い取るとハイヒールでジェイコブスを殴りつけコルト45!
  レイシーにもコルト45!
  レイシーをジェイコブスの上に乗せカバーし1,2,3!
  カバナの勝利!



 サモア・ジョー、ホミサイド対森嶋猛、ナイジェル・マッギネス

  これでアメリカのROHファンとお別れのジョーには大歓声。
  ホミサイド対ナイジェルで試合開始。
  ナイジェルが変則的な攻めを仕掛けチェーン・レスリングの攻防。
  ドロップ・キックを決めあった後森嶋が出てくる。
  ショルダー・タックルを決めた側のホミサイドが倒される。
  ホミサイドは観客を煽ってジョーとタッチ。
  ジョーのショルダー・タックルでも森嶋は倒れない。 
  森嶋が側転してのフォア・アームズを決める。
  ジョーはSTOを決めると背中に強烈なキック。
  場外に逃れた森嶋にトペ・スイシーダを狙うもナイジェルが妨害。
  ホミサイドがナイジェルを落とす。
  そしてホミサイドとジョーがトペ・スイシーダ。
  ジョーと森嶋が観客席で殴り合う。
  ジョーが森嶋にオレ・キック。
  リングに戻りナイジェルを痛めつけていく。
  ジョーが森嶋を挑発する。
  ナイジェルがカウンターでラリアットを決め森嶋と交代。
  森嶋はダイビング・クロス・ボディを狙ったホミサイドを受け止めるとベリー・トゥー\ベリー。
  森嶋もジョーを挑発する。
  ホミサイドを痛めつけていく。
  ジョーがしびれを切らし苛々し始める。
  ホミサイドがナイジェルにエース・クラッシャーを決める。
  同時タッチでジョーと森嶋が再び激突!
  ジョーの勢いが勝り森嶋にデス・バレー・ドライバーを決める。
  カバーするもカウント2。
  森嶋はパワー・ボムをリバース・スープレックスに返すとヒップ・ドロップ。
  ナイジェルと交代する。
  ナイジェルが攻め込んでいく。
  ブラインド・タッチしたホミサイドが猛攻撃。
  パイル・ドライバーを決めカバー。
  森嶋はカットするとナイジェルを自陣に引っ張っていきタッチ。
  ホミサイドにミサイル・キックを決める。
  ナイジェルがホミサイドにタワー・オブ・ロンドンを狙う!
  1度防がれるも2度目で決める!
  ジョーがカットしタッチ。
  ホミサイドはナイジェルのリバウンド・ラリアットを避けるとラリアット!
  森嶋がホミサイドにラリアット。
  ジョーが森嶋にラリアット。
  全員ダウン。
  ジョーが最初に起き上がり3点倒立したナイジェルにドロップ・キック。
  ホミサイドが森嶋にビッグ・ブーツを連発で決めるも倒せない。
  ならばとスリーパーに。
  森嶋はバック・ドロップに切り返す!
  ジョーは森嶋に打撃を連発するもサイド・スラムを食らう。
  森嶋がコーナー上へ。
  ジョーは森嶋に延髄切りを決めるとマッスル・バスター!
  ナイジェルにもマッスル・バスターを狙う!
  ナイジェルは逃れてアッパーカートへ。
  STOに返してくると見るや首投げに変える。
  ナイジェルがリバウンド・ラリアットへ!
  ジョーが逆に殴りつける。
  しかし戻ってきてリバウンド・ラリアットで1,2,3!
  Thank You Joe!Thank You Joe!
  ROHレスラーがリングにやってくる。
  ROH!ROH!
  ジョーはROHのファンに感謝する。
  そしてこのリングに立てたことを光栄に思うと告げる。
  Please Don't Go!Please Don't Go!
  プロレスを愛していると告げROHレスラーと抱き合う。
  Thank You Joe!Thank You Joe!
  Champ is Here!Champ is Here!


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

クラウディオ・ カスタニョーリ対ブレント・オルブライト

サラ・デル・レ イ、アリソン・デインジャー対ミスチーフ、セレナ

4コーナー・サバイバル:シンゴ対マット・クロス対CJオーティス対トリック・デイビス

ジ ミー・レイブ対BJウィットマー

タッグ王座戦:クリストファー・ダニエルズ、マット・サイダル(ch)対ジェイ&マーク・ブリ スコ(新チャンピオン!)詳細

ロデリック・ストロング、デイビー・リチャーズ対オースチン・エリーズ、マット・クロス

ウィンディ・シティ・デス・マッチ:コル ト・カバナ対ジミー・ジェイコブス詳細

サ モア・ジョー、ホミサイド対森嶋猛、ナイジェル・マッギネス詳細

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