ROH 07年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Death before Dishonor V Night 2 8/11/07
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
ブライア ン・ダ ニエルソン対マイク・クァッケンブッシュ詳細

ROH 王座戦:森嶋猛(ch)対ブレント・オルブライト詳細
雑 感

1試合目−
フォールズ・カウント・エニウェア:マーク・ブリスコ対エ ル・ジェネリコ
 昨夜に続きフェンス上からのブレーン・バスター、
 エプロンからのバック・ドロップ等無茶やっています。
 スポット・フェスト的ハードコア・ブロウル。
 やや短いのが難点です。
 まあまあ良い試合。
 

2試合目−ジャック・エヴァンス対デランジド

 実質スカッシュ・マッチで、ひどい試合。
 スポット系なんで見れなくは無いですけど。
 
3試合目−
ナイジェル・マッギネス、クラウディオ・カスタニョーリ対 クリス・ヒーロー、ジグソウ
 ヒーローは元Chikaraということで
 巧くジグソウを使っています。
 まあまあ良い試合。
 試合後は前夜に続きデンプシーがナイジェルにやられる。 

4試合目−シマー王座戦:サラ・デル・レイ(ch)対レイシー

 荒い感じで腰攻め対パワーが構図。
 まあまあ良い試合ですが、
 序盤でレスリングを見せて欲しかったなと。
 
5試合目−
ブライアン・ダ ニエルソン対マイク・クァッケンブッシュ詳細
 TPIでぶつかるも時間が短く、やや消化不良であったこのカード。
 意外にもレスリングの応酬は少なく
 サイコロジーに特化した試合となりました。
 クァックがアメドラばりにエルボー連打やったり
 アメドラがクァックばりに複雑なサブミッションをやったり、と。
 時間も適切で18分。
 残念なのは両者得意ムーブをあまり見せず
 クァックが丸め込みを多用しすぎな点ですかね。
 是非とも再戦希望です。
 
6試合目−ライツ・アウト・マッチ:ケビン・スティーン対ジェイ・ブリスコ
 ルールはラストマン・スタンディングと同じです。
 1試合目と同じくフェンスへのパワー・ボム、
 エプロンへのデス・バレー・ドライバーとか
 相変わらず無茶やって・・・。
 まあまあ良い試合ですがスティーン、ジェネリコは
 アメプロ界一のタッグ屋ブリスコ兄弟に
 ハードコアな試合させる程の相手かなと疑問を感じます。

7試合目−ROH 王座戦:森嶋猛(ch)対ブレント・オルブライト詳細
 前夜に続きこれも15分ほどですが・・・
 序盤はスローながら森嶋の怪物ぶりを残しながら
 パワーでオルブライトが匹敵できることを見せ
 中盤はオルブライトが腕攻めで必殺技への伏線を着々と。
 そして終盤はオルブライトが森嶋を投げられますので
 とても盛り上がり、That was Threeコールも起きるほど
 オルブライトにも勝ちが見える好勝負でした。
 ぎりぎりグッド・マッチ。

8試合目−フィ ラデルフィア・ストリート・ファイト:ノー・リモアーズ・コープス(ロデリック・ストロング、デイビー・リチャーズ)、マット・サイダル対ザ・レジリエン ス(エリック・スティーブンス、マット・クロス)、デリリウス→詳細
 約34分間に渡り無秩序なハードコア・ブロウル。
 凶器の使用も控えめで前夜程過激でもないです。
 4対4という大勢なので映ってないシーンもあるのでしょうけどね。
 結局ROHにはふさわしくない、
 試合らしい試合ではないので私的には好きではありません。
 ロスターの層が薄くなったということで
 クロスとスティーブンスのステージを
 無理矢理上げようとしているのもどうかとも思いますし。

 まあまあ良い試合程度としておきます。 


総評 
 前夜
と同じく高水準の大会ではあるのですけれど・・・
 ここまでハードコア度が高いことに一抹の不安を感じずにいられません。
 その一方で森嶋がROHチャンプにふさわしいとは言えないまでも
 ROHチャンプとして恥じないレベルにまで成長したことを示し
 CC、オルブライトもROHレスラーたる実力を示しました。
 中々良い大会です。 

DVD Rating
★★★★


試合カード
勝敗付はこちら
1
フォールズ・カウント・エニウェア:マーク・ブリスコ対エル・ジェネリコ

ジャック・エ ヴァンス対デランジド

ナイジェル・マッギネス、クラウディオ・カスタニョーリ対クリス・ヒーロー、ジグソウ

シマー王座戦:サ ラ・デル・レイ(ch)対レイシー

ブライアン・ダ ニエルソン対マイク・クァッケンブッシュ詳細

ライツ・アウト・マッチ:ケビン・スティーン対ジェイ・ブリスコ

ROH王座戦:森 嶋猛(ch)対ブレント・オルブライト詳細

フィ ラデルフィア・ストリート・ファイト:ノー・リモアーズ・コープス(ロデリック・ストロング、デイビー・リチャーズ)、マット・サイダル対ザ・レジリエン ス(エリック・スティーブンス、マット・クロス)、デリリウス詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ブライアン・ダニエルソン対マイク・クァッケンブッシュ

  握手して試合開始。
  チェーン・レスリングから両者逆立ちになり握手。
  アメドラが腕取りを外しドロップ・キック。
  これに対しクァックは流れるような動きから立て続けにアーム・ドラッグを決める。
  アメドラはクァックをコーナーに押し込むと打撃の連続からブレーン・バスター。カウント2。
  アメドラが甚振っていく。
  カウント5寸前まで反則技を繰り返す。
  アメドラが腕に狙いをつける。
  バック・ドロップからカバー。カウント2。
  いつも使わないような複雑なサブミッションを使い挑発する。
  クァックは頭突きを入れると反撃開始。
  ショルダー・スルーにバック・ドロップを着地して防ぎチョップ連発。
  コーナーへのヒップ・アタックからスーパープレックスを狙う。
  突き落とされるも掌底を決め落とす。
  トペ・コンヒーロで追撃する。
  リングに戻すとアメドラの痛めた腕にエルボーを連発。 
  BTSから両腕を極める。
  丸め込みに移行するもカウント2。
  アメドラの反撃を防ぐと変形アブナミドル・ストレッチ。 
  丸め込みに移行するもカウント2。
  腕にエルボーを叩き込んでいく。
  アメドラが一瞬の隙を突きジャーマン。
  クァックの反撃を防ぎタイガー・スープレックス。カウント2。
  ならばとクロスフェイス・チキンウィングを決めグラウンドで脚を巻きつける!
  クァックは脚を外しロープに脚をかける。
  クァックが一瞬の隙を突きクロスフェイス・チキンウィング!
  アメドラはコーナーにぶつけて逃れる。
  クァックはショルダー・スルーをサンセット・フリップに返し別の丸め込みへ。
  アメドラは返すと同時にキャトル・ミューティレーション!
  丸め込みに移行するもカウント2!
  クァックはラリアットをビッグ・ブーツで打ち払うとリバースDDT。
  そしてダイビング・ダブル・ニー・ドロップ!
  カバーするもカウントは2!
  ならばとドラゴン・スリーパー!
  アメドラがロープに脚を伸ばす。
  クァックはリング中央に戻すと同時にアーム・バー!
  アメドラがロープに脚をかける。
  クァックが掌底を叩き込めばアメドラも蹴りで応戦。
  クァックはローリング・エルボーをガードしインサイド・クレイドル。カウントは2!
  アメドラは蹴りを受け止められるや、それを利用しトライアングル・チョーク。
  その状態でエルボー連打!
  クァックがKOされアメドラの勝利!



 ROH王座戦:森嶋猛(ch)対ブレント・オルブライト

  フォア・アームズを打ち合う。
  森嶋は振り返すとクローズライン。
  殴りまくりバック・ドロップを狙う。
  オルブライトはヘッド・ロックに返す。
  オルブライトがショルダー・タックルにドロップ・キックを決めるも森嶋は揺らぎもしない。
  ならばとボディ・スラム。
  ハーフネルソン・スープレックスを狙うも防がれる。
  オルブライトが殴りまくる。
  場外に落とすと腕からフェンスにぶつけていく。
  ラリアットを避け鉄柱に誤爆させる。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  オルブライトは腕に狙いをつける。
  アーム・ロック・バック・ドロップからカバー。カウント2。
  執拗な腕攻めで森嶋の動きを押さえていく。
  森嶋がサイドウォーク・スラムを決める。 
  場外に落としてフェンスにぶつける。
  椅子をオルブライトに叩きつける。
  椅子に座らせヒップ・アタック。
  リングに戻ってきた所に側転からのスプラッシュ。
  更にミサイル・キックを決めカバー。カウント2。
  森嶋が甚振っていく。
  オルブライトはフォア・アームズもビッグ・ブーツも耐え切りカウンターでパワー・スラム。
  両者ダウン。
  オルブライトはヒップ・アタックをジャーマンに切り返しカバーするもカウント2。
  クローズラインを打ち込んでいくも森嶋は倒れない。
  ならばとクロウ・バーへ!
  森嶋はロープに脚をかける。
  森嶋がサンセット・フリップをヒップ・ドロップに返す。カウント2。
  森嶋がビッグ・ブーツからバック・ドロップを狙う!
  オルブライトがクロス・ボディに切り返す。カウント2。
  オルブライトはラリアットをガードするとクロウ・バー!
  リング中央に持って行き再びクロウ・バー!
  森嶋は体を起こすとラリアットからバック・ドロップ!
  カバーするもカウントは2!
  森嶋はコーナー上へ。
  オルブライトが捕らえスーパープレックス!
  森嶋が気合で起き上がりラリアットへ!
  オルブライトは避けるとハーフネルソン・スープレックス!
  それでも怪物森嶋は起き上がってくる!
  再びラリアットを避けハーフネルソン・スープレックスで1,2,2!カウントは2!
  That was Three!コールが起こる。
  ならばと3発目を狙う!
  森嶋はロープに逃げる。
  森嶋がクロス・ボディ。カウント2。
  オルブライトがベリー・トゥー・ベリーを決めラリアットへ。
  森嶋は避けるとジャーマン。
  更にラリアットを決め1,2,2!カウント2!
  ならばとバック・ドロップを決め1,2,3!



 フィラデルフィア・ストリート・ファイト:ノー・リモアーズ・コープス(ロデリック・ストロング、ロッ キー・ロメロ、デイビー・リチャーズ)、マット・サイダル対ザ・レジリエンス(、オースチン・エリーズ、エリック・スティーブンス、マット・クロス)、デ リリウス

  レジリエンスが出てくるもエリーズの姿は無い。
  エリーズが怪我で出られないなら逃げ帰ったらどうだとストロングが挑発する。
  反対側からエリーズが忍び寄りクロウ・バーで殴りかかる。
  場外乱闘になる。
  壁にぶつけたりタオルで首を絞めたり、はたまた竹刀を叩きつけたり。
  クロスが壁をよじ登り約3メートル上の足場へ。
  同じくサイダルも壁をよじ登る。
  最後はクロスがサイダルを群れの上に殴り落とす。
  更にクロスはそこから壁を蹴って下の群れにセントーン!
  クロスはサイダルをリングに戻す。
  リチャーズがクロスに椅子攻撃。
  場外のクロスの上に椅子を乗せるとリチャーズがヒーロ。
  サイダルがラダーを取り出す。
  ロメロ、ストロングがデリリウスにラダーへのスリング・ショットを決めハイ・タッチ。
  油断した所をエリーズらが熊手でロー・ブロー。
  熊手で背中をひっかく。
  スティーブンスがロメロ、ストロングをコーナーのラダーに横たわらせ体当たり。
  2発目は避けられ自爆。
  デリリウスがストロングにラダーの上へのコブラクラッチ・スープレックス。
  クロスは立てた椅子の上にロメロを乗せスプリングボード式ダブル・ストンプ。
  カバーするもサイダルがカット。
  サイダルがクロスに立てた椅子へのフィッシャーマンズ・スープレックス。
  スティーブンスがサイダルにラダーの上へTKO。 
  スティーブンスはリチャーズのハンドスプリング延髄切りを避けると椅子を叩きつける。
  ストロングがスティーブンスに場外でのパワー・ボム。
  フェンス外に設置されたテーブルの上にデリリウスが立つ。
  そこにサイダルがスプリングボード式クローズライン。
  クロスが櫓の上に登っていく。
  櫓の梯子に垂直になるとそのままテーブル上のロメロにボディ・プレス。
  エリーズは脚を痛めているのに健闘している。
  ストロングがスティーブンスに強烈な椅子攻撃。
  エリーズがリチャーズにブレーン・バスター。
  ストロングにラダーへのブレーン・バスターを狙う。
  ストロングは逃れるとハーフネルソン・バック・ブリーカーを狙う。
  エリーズは逃れるとラダーへのフェイス・バスターを決めコーナー上へ。
  しかしリチャーズに椅子で叩き落される。
  ストロングはエリーズの脚をラダーで挟むと椅子を叩きつけていく。
  乱戦が続いている。
  スティーブンスが1人でストロング、リチャーズ相手に善戦。
  デリリウスがサイダルにエルボー連打。
  スティーブンスはリチャーズを抱え挙げるとエプロンからテーブルへパワー・スラム。
  サイダル、デリリウスは戦いながらフェード・アウト。
  脚の痛みがピークに達したエリーズはフェード・アウト。
  リングにはスティーブンスとストロング。
  フォア・アームズを打ち合う。
  ストロングが技を決めカバー。カウント2。
  スティーブンスがカウンターでスラムを決めるもカウント2。
  ストロングは立てた椅子の上にラダーを橋渡しにし、
  そこへギブソン・ドライバーを狙う。
  スティーブンスは逃れるとジャーマンからラリアットでカバーするもカウント2。
  スティーブンスは先ほどのラダーへの雪崩式ドクター・ボムを狙う!
  ストロングは逃れるとそのラダーへの雪崩式ハーフネルソン・バック・ブリーカー!
  ボストン・クラブでギブ・アップさせる!
  試合終了後Erick Stevensコールが起こる。
  

勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

フォールズ・カウント・エニウェア:マーク・ブリスコ対エル・ジェネリコ

ジャック・エ ヴァンス対デランジド

ナイジェル・マッギネス、クラウディオ・カスタニョーリ対クリス・ヒーロー、ジグソウ

シマー王座戦:サ ラ・デル・レイ(ch)対レイシー

ブライアン・ダ ニエルソン対マイク・クァッケンブッシュ詳細

ライツ・アウト・マッチ:ケビン・スティーン対ジェイ・ブリスコ

ROH王座戦:森 嶋猛(ch)対ブレント・オルブライト詳細

フィ ラデルフィア・ストリート・ファイト:ノー・リモアーズ・コープス(ロデ リック・ストロング、デイビー・リチャーズ)、マット・サイダル対ザ・レジリエン ス(エリック・スティーブンス、マット・クロス)、デリリウス詳細

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