ROH 07年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Good Times Great Memories 4/28/07
ベ スト・マッチ
タッ グ王座戦:ジェイ&マーク・ブリスコ(ch)対モーター・シティ・マシンガンズ(クリス・セイビン、アレックス・シェリー)詳細
グッ ド・マッチ
なし
雑 感

1試合目−
4コーナー・マッチ:グラン・アクマ対デリリウス対ジグソ ウ対ハロウィックド対マイク・クァッケンブッシュ対ペレ・プリモー 
  Chikaraの創意工夫に富んだムーブの数々に大盛り上がり。
 ちょっと短いのが残念。
 いきなり中々良い試合でした。
 またChikara勢を呼んで欲しいものです。

2試合目−
クリストファー・ダニエルズ対エリック・ス ティーブンス
 ダニエルズが腹、腰攻めで何とか試合を作る。
 平均的な試合。
 試合終了後ダニエルズがヒール・ギミックのままラスト・スピーチ。
 ジョーが大々的に見送られたのを考えるとちょっと寂しい。

3試合目−
4コーナー・サバイバル:ホミサイド対ブレント・オルブラ イト対BJウィットマー対ジミー・レイブ
 典型的な良質の4コーナー・サバイバルで
 4人が絡むことでシングル以上の良さが出る。
 残念なのは10分しかなく序盤、中盤が十分でないこと。
 中々良い試合。

4試合目−
ロッキー・ロメロ対オースチン・エリーズ
 まあまあの試合。
 ロメロの打撃、サブミッション偏重のスタイルは
 多種多様な試合を提供する上で一役買うし良い感じ。
 
5試合目−
ROH王座戦:森嶋猛(ch)対シンゴ詳細
 グッド・マッチとはいわないが中々良い試合。
 やはり体格もしくはパワーで匹敵する相手だと
 迫力ある攻防ができる。
 しかしこのレベルをROHの基本的なレスラー、
 やや小柄ながら技術はあるレスラー相手に行い
 尚且つ20分を超えれるものも見せないと
 真のROHチャンピオンとは言えないし
 この試合位置でも文句は言えない。

6試合目−タ ンク・トーランド対アレックス・ペイン
 短く、ひどい試合。
 トーランドはスコット・スタイナーを思わせる。

7試合目−ロ デリック・ストロング対ジャック・エヴァンス詳細
 まあまあ良い試合。
 終盤があまり盛り上がらなかったり
 序盤がなかったりと
 
All Star Extravaganza IIIよりも見劣りするものになりました。

8試合目−タッグ王座戦:ジェイ&マーク・ブリスコ(ch)対クリス・セイビン、アレックス・シェリー→詳細
 今までのROHのタッグの好勝負というのは
 シングルが特別上手くないながら
 タッグ力が素晴らしいというミッドナイト・エクスプレス・タイプ同士の試合で
 圧倒的な連携、合体攻撃をとにかく打ち合うというものの
 展開が弱く固定的で少し限界があった。
 しかし今回挑戦者として迎えたシェリー、セイビンは
 エジクリ・タイプの展開で魅せれる名タッグ。
 ということで今回はタッグの全ての要素が高レベルで揃い
 35分という余りに長い時間をだれることなくやりとげることができた。
 
ほぼ満点といっていい
 (35分すべきかはやや疑問なので満点とは言い切れない)
 ROH史に残るタッグの名勝負でした。
 
9試合目−コルト・カバナ対アダム・ピアース→詳 細
 ジョー同様ROHに根を下ろし活躍してきたカバナを
 勝利で送り出したいという意図のためか
 完全コメディー・マッチです。
 真剣な試合を期待していたファンにはがっかりかもしれませんが
 カバナが一番輝く、楽しめるスタイルですしこれもありでしょう。
 ピアース(カバナの親友みたい)のやられっぷりも上々で
 完全コメディー・マッチとしてはマスター・ピース・レベルのものをやり遂げたんではないかと思います。
 素晴らしいメインでした。


総評 
 ROH王座も含めて高レベルの試合群に
 ROHの数ある名勝負の中でも
 滅多に見られない満点級の試合があり
 カバナのROHラスト・マッチという素晴らしいメインとなれば
 年間最高興行を取ってもおかしくない最高の大会です。
DVD Rating
★★★★★


試合カード
勝敗付はこちら
1
4コーナー・マッチ:グラン・アクマ対デリリウス対ジグソウ対ハロウィックド対マイク・クァッ ケンブッシュ対ペレ・プリモー

クリストファー・ダニエルズ対エリック・ス ティーブンス

4コーナー・サバイバル:ホミサイド対ブレント・オルブライト対BJウィットマー対ジミー・レ イブ

ロッキー・ロメロ対オースチン・エリーズ

ROH王座戦:森嶋猛(ch)対シンゴ詳細

タンク・トーランド対アレックス・ペイン

ロデリック・ストロング対ジャック・エヴァンス詳細

タッ グ王座戦:ジェイ&マーク・ブリスコ(ch)対モーター・シティ・マシンガンズ(クリス・セイビン、アレックス・シェリー)詳細

コ ルト・カバナ対アダム・ピアース詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ROH王座戦:森嶋猛(ch)対シンゴ

  シンゴがショルダー・スルーを決めるも倒れない。
  森嶋がショルダー・スルーで簡単にシンゴを倒す。
  シンゴは森嶋の攻撃をかいくぐり勢いをつけショルダー・スルーで森嶋を倒す。
  場外に逃れた森嶋にブランチャを決めフェンスにぶつける。
  リングに戻し攻めていく。
  森嶋はチョップを耐え切るとヒップ・アタック。
  場外に逃れたシンゴにエプロンからショルダー・タックルを決める。
  フェンスにぶつけオレ・ヒップ・アタック。
  森嶋は体重を生かしてシンゴを追い詰めていく。
  意地をかけてフォア・アームズを打ち合う。
  森嶋が打ち勝つ。
  シンゴは中々反撃できない。
  シンゴは飛び技を狙った森嶋にアトミック・ドロップを決めるとブレーン・バスター。
  エプロンでの攻防でシンゴがDDTを決める。
  更に場外でデス・バレー・ドライバー。
  ROH!ROH!
  リングに戻しシンゴがバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  森嶋が猛反撃。打撃を打ちまくる。
  シンゴはコーナー上の森嶋を捕らえスーパープレックス。
  森嶋が気合で起き上がる。
  そこにシンゴの必殺技が炸裂!しかしカウントは2!
  ラリアットを決めカバー!それでもカウントは2! 
  森嶋はカウンターでラリアットを決めるとイワナギ・スープレックス。
  気合で起き上がってきたシンゴにラリアット。カバーするもカウント2。
  森嶋がバック・ドロップを狙う!
  シンゴはロープを掴んで耐えるとクロス・ボディに切り返す。カウント1。
  シンゴがパワー・ボムを狙う。
  森嶋はリバース・スープレックスに返しヒップ・ドロップ。カウント2。
  ラリアットにつなげカバーするもカウント2。
  更にバック・ドロップを決め1,2,3!
  森嶋が防衛。
  森嶋はシンゴと握手すると去っていく。



 ロデリック・ストロング対ジャック・エヴァンス

  エヴァンスが入るなり殴りかかっていく。
  多段蹴りを見せ場外に逃れたところにトペ・アトミコ。
  リングに戻ろうと隙ができた所にストロングが襲い掛かる。
  エヴァンスはスピン・キックからダブル・ストンプ、スタンディング・シューティングスター・プレス。
  エヴァンスがフェンスに飛び乗る。
  ストロングはエヴァンスの体勢を崩して落とすと腰からフェンス、鉄柱にぶつける。
  エヴァンスはスプリングボード式の飛び蹴りからハンドスプリング・エルボーへ。
  ストロングはその動きを利用して抱え上げるとフェイス・バスターを決める。
  エヴァンスの腰を容赦なく攻めていく。
  エヴァンスがスプリングボード式のスピン・キックを決める。
  両者ダウン。
  エヴァンスが猛攻を仕掛ける。
  ストロングがカウンターでダブル・ニー・ガット・バスター。
  カバーするもカウント2。
  ストロングはエプロンでバック・ドロップを決めカバー。カウント2。
  ストロングがスーパープレックスを狙う。
  エヴァンスは抵抗しストロングを逆さ吊りにするとニー・アタック版ツリー・オブ・ウォー。
  カバーするもカウント2。
  ならばと630°セントーンへ!
  ストロングが起き上がり雪崩式フォール・アウェイ・スラム。
  カバーするもカウント2。
  エヴァンスはギブソン・ドライバーから逃れるとリバース・ハリケーン・ラナを狙う!
  ストロングはロープを使って防ぐとエヴァンスをロープ上に落とし
  バック・ブリーカーからボストン・クラブ!
  エヴァンスはロープを掴むもロメロの蹴りが飛んでくる。
  ストロングがレイザーズ・エッジの体勢からのダイヤモンド・カッターで1,2,3!
  ロメロ、ストロングがエヴァンスをリンチしているとデリリウスが助けに来る。



 タッグ王座戦:ジェイ&マーク・ブリスコ(ch)対モーター・シティ・マシンガンズ(クリス・セイビン、アレック ス・シェリー)

  握手してセイビン対マークで試合開始。
  基本的な攻防からマークが張り手。
  セイビンもわざとサミングを使って応える。
  スピード・アップしマークがショルダー・スルーを決める。
  セイビンは逃げ帰る。
  シェリー対ジェイ。
  腕の取り合い後シェリーが線を引き入って来いと挑発。
  ジェイが来るや許しを請い靴にキスし握手を求める。
  と思いきや水を吹きかける。
  ヒート・アップしてくる。
  意地を張り合った攻防からジェイがレッグ・ラリアットを決める。
  セイビンが出てくるも流れはブリスコ兄弟にある。
  シェリーが連携の連続攻撃を食らう。 
  シェリーが捕まる。
  シェリーは相手の動きを読んで反撃しタッチ。
  セイビンが勢い良く攻めていく。
  今度はマークが捕まる。
  マシンガンズは挑発しながら痛めつけていく。
  ジェイの介入からマークはジェイと交代。
  ジェイは猛攻撃。
  シェリーも入ってくるが上手く2人まとめて蹴散らす。
  合体技を決めていこうとするも介入を受け防がれる。
  マシンガンズがブリスコ兄弟に比類する連携の連続攻撃。
  そして場外のブリスコ兄弟に同時にトペ・スイシーダ。
  セイビンがジェイにテキサス・クローバーリーフ。
  同時にシェリーがマークにボーダー・シティ・ストレッチ。
  マークが逃れジェイも救い出す。
  ブリスコ兄弟がセイビンに連携攻撃を叩き込んでいく。
  セイビンは連携攻撃を誤爆させると延髄切り+トルネードDDTで2人まとめて葬りタッチ。
  シェリーが入り際にダイビング・クロス・ボディ。
  シェリーが猛攻を見せる。
  ジェイはコーナー上のシェリーの体勢を崩すと雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  シェリーは雪崩式アトミック・ドロップに返す。
  セイビンがシェリーを踏み台にマークへドロップ・キックを放ち介入できない状況を作る。
  シェリーがジェイにジャーマン。カウントは2。
  ジェイは連携攻撃を誤爆させマークにタッチ。
  マークが勢い良く攻めていく。
  シェリーにムーンサルト。カウント2。
  ブリスコ兄弟はシェリーを落とすとレイザーズ・エッジ+ネック・ブリーカーを決めカバー。カウント2。
  ならばとドゥームズ・デイ・デバイスへ!
  セイビンは抱えられたままラリアットで迎撃するとリバース・ハリケーン・ラナ!
  スーパー・キック連発に協力してスライス・ブレッド#2でカバーもカウント2。
  ならばとダイビング・ボディ・プレス+ダイビング・レッグ・ドロップも寸前でカットされる!  
  ジェイがシェリーに道連れクローズライン。
  マークもセイビンを落としダイブ。
  This is Awesome!
This is Awesome!  
  ジェイがジェイ・ドリラーを狙う!
  逃れられるもデス・バレー・ドライバーを決める。
  交代したマークがシューティングスター・プレス!
  1,2,セイビンがカット!
  セイビンがマークにムーンサルトを狙う。
  マークがセイビンの体勢を崩し雪崩式カットラー・ドライバーを狙う!
  シェリーが救い出しマークを肩車する。
  セイビンはミサイル・キックを決めると介入されないようジェイに襲い掛かる。
  シェリーはマークにスーパー・キックから変形デス・バレー・ドライバー!カウントは2!
  ならばとシェリー・ショック!
  1,2,ジェイがカット!
  マークはシェリーのスライス・ブレッド#2を防ぐとカットラー・ドライバー!
  カバーするもカウントは2!
  ならばとカットラー・ドライバー+ダイビング・レッグ・ドロップを決め1,2,3!
  ブリスコ兄弟の防衛!
  両チーム握手。
  セイビン、シェリーはベルトを奪い取る・・・
  と思いきやブリスコ兄弟を認めベルトを巻いてやる。
  最後は4人揃って腕を高々と上げる。



 コルト・カバナ対アダム・ピアース

  地元でROHラスト・マッチとなるカバナには大歓声と共に大量の紙テープが贈られる。
  Thank You Colt!
Thank You Colt!
  カバナの紹介が終わった所 でピアースが急襲。
  カバナはショルダー・スルーを決めるとリングに残っている大量の紙テープをピアースの脚にまきつけ押し倒す。
  ピアースが場外に逃れ紙テープも除去される。
  ピアースが戻りテンポ良くショルダー・タックルを決めていく。
  カバナは脚をかけて倒したりと軽くあしらっていく。
  相手が冷静さを失った所でヘッド・シザース。
  ハガドーンのチープ・ショットからピアースは脚攻め。
  しかしカバナはカバナ・ワールド全開で対応していく。
  ハガドーンが再びチープ・ショットを決め椅子を叩きつけようとするも
  カバナは奪い取ると叩かれた振りしてハガドーンを退場処分に。
  抗議しているピアースにスクール・ボーイ。カウント2。
  ピアースはカバナのブーツを解き、カバナが直している隙を突き襲い掛かる。
  ピアースがパウダー攻撃を狙う。
  カバナは防ぐと逆にパウダー攻撃。
  ピアースがNoと許しを請う。しかし観客からはYes。
  カバナがぐるぐるパンチにスプリングボード式ムーンサルト。
  ピアースがカウンターでスパイン・バスターから足4の字。
  カバナが体勢を入れ替えロープを掴む。
  カバナがヒップ・アタックに。
  ピアースは受け止めるとバック・ドロップ。
  ダイビング・レッグ・ドロップを決めカバー。カウント2。
  カバナがハルク・アップならぬコルト・アップ。
  ピアースはサミングで発動を防ぐとロープに振る。
  カバナが振り返す。
  ピアースは一回転するとエプロンに着地し別のコーナー上へ。
  カバナは投げ落とすと拳を叩きつけていきヴァイオニック・エルボー。
  更にヒップ・アタックにリバース・ボストン・クラブを決めタップを奪う!
  カバナはマイクを取ると第一声はI love you,baby!
  そして相手してくれたピアースに感謝し握手を求める。
  ピアースは思い出を語り・・・しかし突然唾を吐きかけ去って行く。
  Please Don't Go!
Please Don't Go!
  他のROHレスラーと父母 がリングにやってくる。
  カバナはROHにファンに父母に感謝しI love you,peace of honor!


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

4コーナー・マッチ:グラン・アクマ対デリリウス対ジグソウ対ハロウィックド対マイク・クァッ ケンブッシュ対ペレ・プリモー

クリストファー・ダニエルズ対エリック・ス ティーブンス(15分時間切れ引き分け)

4コーナー・サバイバル:ホミサイド対ブレント・オルブライト対BJウィットマー対ジミー・レ イブ

ロッキー・ロメロ対オースチン・エリーズ

ROH王座戦:森 嶋猛(ch)対シンゴ詳 細

タンク・トーラ ンド対アレックス・ペイン

ロデリック・ス トロング対ジャック・エヴァンス詳細

タッ グ王座戦:ジェイ&マーク・ブリスコ(ch)対モーター・シ ティ・マシンガンズ(クリス・セイビン、アレックス・シェリー)詳細

コ ルト・カバナ対アダム・ピアース詳細

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