ROH 06年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Weekend of Champions Night Two 4/29/06
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
ROH、ピュア王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ROH ch)対ナイジェル・マッギネス(Pure ch)→詳細
雑 感

首にギブスを巻いたBJが現れCZWを呼び出そうとする。
ピアースとコルネットが現れ今の状態だと試合は無理だと諭してBJを落ち着かせる。
コルネットはしばしの欠場を告げピアースを代理のコミッショナーとする事を告げる。
2人が去ろうとするとウェブが襲撃。
スティールがウェブを追い払う。

@コルト・カバナ、コントラッド・ケネディーIII対アイリッシュ・エアボーン
 カバナのレスリング・コメディーは面白かったですね。
 エアボーンも粗いもののムーブを見せたのでお仕事は完了。
 問題はCKIIIですね。
 下手なのはどうしようもないから良いとして
 カバナのパートナーとなっている事で浮いているんですね。
 普通の連携の動きも淀んでますしねぇ。
 タッグを組んでもらっているんですからパートナーの事をもっと知り、考えるべきです。
 少し悪い試合。

Aクリス・セイビン対デリリウス
 セイビンは柔軟なレスラーとはいえ
 ここまで良い試合になるとは思いませんでしたね。
 セイビンの技の入り方への工夫、
 デリリウスのレスリング部分に現れている気合の入りよう、
 双方がかちりとはまって見応えある内容に仕上げました。
 平均的な良試合。

B6マン・メイヘム:ジミー・ヤン対ジミー・ジェイコブス対スパッド対トリック・デイビス対ジェイ・フューリー対フラッシュ・フラナガン
 6マン・メイヘムらしく順に技やダイブを打っていくスポット・フェスト。
 ヤンとフューリーが際立っていましたね。
 平均レベル。

Cサモア・ジョー対クラウディオ・カスタニョーリ
 CCがレスリング勝負を要求してジョーが応じる、という前振りから始まりましたが
 試合が始まってみればジョーがCCをあしらうというファン・マッチ。
 途中からようやくCCが反撃ですが技が崩れたり。
 最後は乱入ですし悪い試合。
 裏切り者であるCCの商品価値を下げているのもいけません。
 それよりも注目は試合後でネクロ、ウェブとスティール、ピアースによる場外乱闘でしょう。
 こっちの方が面白かった。
 スパドラとBJが現れた所で他のメンバーはフェード・アウトし次の試合になだれ込む。
 
DBJウィットマー対スーパー・ドラゴン
 首を痛めながらもROHを守るために戦おうとするBJ。
 絶好のスパドラの餌ですね。
 中々ドラマティックだったと思います。
 只スパドラなんですからもう少し精神的な甚振りがあっても良かったし
 最後の場外テーブルへの雪崩式エクスプロイダーも過激ではあるけど
 リングに戻さないといけないのでお約束としてはこれでフィニッシュしてしまうの、
 と外されたような思いを抱いてしまう。
 まあまあ良い試合。

Eクリストファー・ダニエルズ対マット・サイダル
 いまだシングルだとおぼつかない試合運びのサイダルですけれども
 ダニエルズが腹攻めを誘導し上手く試合を作りましたね。
 サイダルを攻め手に回らせてこれだけできれば御の字。
 只終盤ですね。
 格の差が根底にある中ですからサイダルの技を受けきらないと
 あのフィニッシュは活きてこないと思いますね。
 ややサイダルに譲りすぎな気がします。
 平均的な良試合。

FROH、ピュア王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ROH ch)対ナイジェル・マッギネス(Pure ch)→詳細
 お互いが意識しているのが伝わってくるダブル・タイトル戦にふさわしい立ち振る舞い後
 まず最初に魅せたのはアメドラ。
 執拗なヘッド・ロック、クラバートです。
 動かして戻す、鉄板のオールド・スクール・ネタですが
 ロープを使わずに変化もさせているというのは意欲的な挑戦であり見事な出来栄えでした。
 続いてはナイジェル。
 これまでの王座政権で開発したピュア・ルールを活かした戦法と
 後のROH王者時代の礎となる腕攻めを見せました。
 格下という事を意識させながら、それでいて肉薄していく。
 狙い通りです。
 これで大きく稼ぐと共にラインが出来たので
 後はそれに沿ってぴったしの攻防を配置して
 最高のストーリーを描いてきた。
 構築はそれぞれが得意とする試合構築を大きく組み合わせただけだという事と
 筋書きの強い終わり方からしてまだ序章の段階ではありますが
 この瞬間ナイジェルとアメドラの黄金カードは生まれました。
 文句なしにグッド・マッチ。

Gタッグ王座戦:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対ジミー・レイブ、アレックス・シェリー
 レイブの挑発しかしてないのに
 ダイブにいってレイブの孤立とするのは早すぎる。
 GNの時良くありましたけれどもターン数が少なすぎる。
 レイブの孤立も一方的に攻めていた状態ですからね。
 一方でエリーズの孤立は入り方・終わり方・内容
 全て良く出来ていて観客をヒートさせました。
 終盤の打ち合いは良かったですね。
 メインとしてはもう一工夫あってもいいと思いますが。
 まあまあ良い試合。
 


総評
 他も良い試合はあるんですけどセミが全てを持っていった感じですね。
 (執筆日:5/4/09)
DVD Rating
☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
コルト・カバナ、コントラッド・ケネディーIII対アイリッシュ・エアボーン

クリス・セイビン対デリリウス

6マン・メイヘム:ジミー・ヤン対ジミー・ジェイコブス対スパッド対トリック・デイビス対ジェ イ・フューリー対フラッシュ・フラナガン

サモア・ジョー対クラウディオ・カスタニョーリ

BJウィットマー対スーパー・ドラゴン

クリストファー・ダニエルズ対マット・サイダル

ROH、ピュア王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ROH ch)対ナイジェル・マッギネス(Pure ch)→詳細

タッグ王座戦:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対ジミー・レイブ、アレックス・シェリー


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ROH、ピュア王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ROH ch)対ナイジェル・マッギネス(Pure ch)

  アメドラが握手を求めナイジェルも応じる。
  ナイジェルが組んで押し飛ばす。
  ナイジェルが腕を取ろうとするも逃げられる。
  ロープに押し込まれたアメドラがクロス・フェイス・チキン・ウィングを狙うも逃げられる。
  ナイジェルが腕を取って倒す。
  すぐ離して離れる。
  アメドラは起き上がらず距離をつめる。
  ナイジェルがかぶさりフロント・ヘッド・ロック。
  アメドラがアーム・バーに返そうとする。
  ナイジェルはロックすると反転させてレッグ・ロック。
  髪を掴む。
  アメドラは回って逃れる。
  アメドラがヘッド・ロック。
  ナイジェルは肩膝をつかせすり抜けようとする。
  アメドラが防いで立つ。
  ナイジェルが持ち上げようとする。
  アメドラが首投げでグラウンドに倒す。
  ナイジェルがグラウンド・ヘッド・シザースに返そうとするも防がれる。
  何回か試してグラウンド・ヘッド・シザースに返す。
  アメドラが反転させようとするもナイジェルが更に回転させて戻す。
  アメドラはすり抜けると顔に張り手。
  もう1回。
  グラウンド・ヘッド・ロック。
  前転ですり抜けられるもグラウンド・ヘッド・ロック。
  拳を頭に押し当てる。
  カウントを数えられるとI have till 5。
  ナイジェルは起き上がるとバック・エルボー。
  アメドラがクラバートに変えニーを叩き込む。
  ナイジェルが腕を払いリスト・ロック。
  アメドラが逃れクラバート。
  ナイジェルが腕を払いリスト・ロック。
  アメドラが前転からリスト・ロックに返しクラバート。
  ボディ・スラムを食らうも離さない。
  払われるもクラバートを決めなおす。
  ナイジェルは脚をかけて倒すとスピニング・トー・ホールドへ。
  蹴り飛ばされるも覆いかぶさりカバー。カウント2。
  ナイジェルが脚を取る。
  アメドラが回転して投げ飛ばそうとする。
  側転で防いだナイジェルの脚を取る。
  ナイジェルが回転して投げ飛ばそうとする。
  アメドラは側転で防ぐとグラウンド・ヘッド・ロック。
  クラバートに変える。
  起き上がったナイジェルにアッパーカートを決めクラバート。
  アッパーカートを決めクラバート。
  ナイジェルが回転して投げるもアメドラは離さない。
  ナイジェルがロープに手を伸ばすも届かない。
  ナイジェルは回転して逃れるとフォア・アームズ。
  アメドラは打ち返して倒すとクラバート。
  ナイジェルがロープを掴む。
  アメドラがカウント4で離す。
  ナイジェルはロープ・ブレイクを1回使用。
  ナイジェルがアメドラの胸を突く。
  アメドラもつき返す。
  ナイジェルはアメドラをコーナーに押し込む。
  引き離そうとするレフェリーが見えない所でアメドラを殴りつける。
  これに怒ってアメドラが殴り返す。
  レフェリーが警告を与えるとアナウンサーに伝える。
  その裏でまたもやナイジェルが殴りつける。
  アメドラがヘッド・ロックを決めて殴りつける。
  これを見られアメドラのロープ・ブレイク権が1回分なくなる。
  アメドラがヘッド・ロック。
  ナイジェルは腕を取って逃れマットに叩きつける。
  アメドラの腕を取ると捻ってマットに叩きつける。
  アメドラの脚をセカンド・ロープにのせると腕を捻ってマットに叩きつける。
  起き上がらないアメドラを踏みつけてから起こす。
  腕にヒップ・ドロップ。
  背中を蹴りつける。
  アメドラは起き上がらず蹴りを放つ。
  かいくぐってナイジェルが腕を取る。
  ハンマー・ロック+ボディ・シザース。
  決めた状態でエルボーも打つ。
  アメドラがロープに逃げる。
  これでロープ・ブレイク権を2回消費。
  ナイジェルはアメドラを押しつぶすと腕を取ろうとする。
  アメドラが逃れてチン・ロック。
  ナイジェルがアーム・ロックに返す。
  決めた状態で顔をひっかいたり締め上げたり。
  起き上がったアメドラの腕を取って持ち上げる。
  アメドラは逃れてドロップ・キック。
  ナイジェルを起こそうとする。
  アメドラが不意をついて倒しアーム・ロック。
  起き上がろうとした所を戻す。
  もう1回戻す。
  アメドラは起き上がってすり抜けるとグラウンド・ヘッド・ロックへ。
  ナイジェルがすぐハンマー・ロックに返す。
  腕を脚に挟む。
  アメドラは前転して逃れるとロメロ・スペシャルを狙う。
  腕が痛むので考えをかえふくらはぎを踏みつける。
  アメドラがナイジェルを起こしてフロント・ヘッド・ロック。
  ナイジェルが腕を捻ってマットに叩きつける。
  アメドラを蹴り落とす。
  エプロンに上がってきたアメドラにリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  アメドラは着地するとジャーマン。
  ナイジェルが先に起き上がりアメドラにハンマー・ロック。
  アメドラはコーナーを蹴って後ろに回るとロープに走りラリアット。
  コーナーへのフォア・アームズ。
  ブレーン・バスターを狙う。
  耐えるナイジェルにフォア・アームズを入れるとバタフライ・スープレックス。
  ダイビング・ヘッド・バッドを決めカバー。カウント2。
  クロス・フェイス・チキン・ウィングに捕らえる。
  ナイジェルはロープに脚をかける。
  これでナイジェルもロープ・ブレイクを2回消費。
  アメドラがナイジェルの顔に張り手。
  2発。
  3発。
  ナイジェルが顔に張り手。
  アメドラが顔に張り手。
  2発。  
  コーナーに突き飛ばし突進。
  ナイジェルはバック・エルボーを入れると三点倒立。
  突進してきたアメドラにドロップ・キック。
  すぐにタワー・オブ・ロンドンを決めカバー。
  アメドラの脚がロープにかかる。
  これでアメドラのロープ・ブレイク権はなくなった事になる。
  ナイジェルがアメドラをコーナーに乗せようとする。
  アメドラは脚をかけて防ぐとコーナーを使って蹴り飛ばす。
  コーナー上へ。
  ナイジェルが捕らえタワー・オブ・ロンドンを狙う。
  アメドラは降りると両腕を取ってキャトル・ミューティレーションに捕らえる。
  ナイジェルがロープに脚をかける。
  ナイジェルもロープ・ブレイク権がなくなる。
  ナイジェルがエプロンで起き上がる。
  アメドラがフォア・アームズを連発。
  ロープに走りフォア・アームズ。
  もう1発狙う。
  ナイジェルはカウンターでショルダー・ブロックを入れると場外へのブレーン・バスター。
  アメドラがアッパーカート。
  ナイジェルはショルダー・ブロックを入れるとアメドラをフェンスにぶつける。
  テーブルをアメドラの上にのせ押し付ける。
  カウントが進んだのをみはからってリングに戻る。
  アメドラもいそいで戻りカウント19。
  ナイジェルがアッパーカート。
  アメドラがアッパーカート。
  アッパーカートの打ち合い。
  ナイジェルがアッパーカートを連発。
  アメドラが避けバック・スライド。
  ナイジェルはカウント2で返すとラリアットへ。
  アメドラは避けるとローリング・エルボー。
  ナイジェルがそれを利用してリバウンド・ラリアット。
  カバーに行く。
  アメドラはカウント2で返すと同時にキャトル・ミューティレーション。
  ナイジェルはロープに脚をかけるも無効。
  タップしそうだったが何とか場外に逃げ切る。
  アメドラがトペ・スイシーダで追撃する。
  ナイジェルがクロス・チョップでアメドラをフェンスにもたれさせラリアットへ。
  アメドラが避けるとナイジェルは観客席に突っ込む。
  リングに戻る。
  カウント17で勝利は目前だったがアメドラは観客席のナイジェルめがけスプリングボード式ボディ・アタックへ。
  ナイジェルが椅子を盾にして迎撃。
  カウント19でナイジェルがリングに滑り込む。
  カウント20でナイジェルの勝利!
  しかしROH王座は移動しない。
  アメドラは5分延長を要求するもナイジェルは俺が勝利したんだといって去っていく。


 
勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
コルト・カバナ、コントラッド・ケネディーIII対アイリッシュ・エアボーン

クリス・セイビン対デリリウス

6マン・メイヘム:ジミー・ヤン対ジミー・ジェイコブス対スパッド対トリック・デイビス対ジェ イ・フューリー対フラッシュ・フラナガン

サモア・ジョー対クラウディオ・カスタニョーリ(DQ)

BJウィットマー対スーパー・ドラゴン

クリストファー・ダニエルズ対マット・サイダル

ROH、ピュア王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ROH ch)対ナイジェル・マッギネス(Pure ch)(カウントアウト)詳細

タッグ王座戦:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対ジミー・レイブ、アレックス・シェリー

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