雑 感
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1枚約2時間45分です。
@ブライアン・ダニエルソン対ジャック・エヴァンス
前回の軟体人間ショーに比べれば
バランス良く攻めさせているし、その上でエキシビション的な面白さも残している。
余裕を持った勝利でアメドラのアピールにもなっているし
まあまあ良い試合です。
Aクリストファー・ダニエルズ、マット・サイダル対アイリッシュ・エアボーン
決してミックスされてはいませんでしたが
初めて組むダニエルズ、サイダルには可能性を感じたし
エアボーンも努力をしているのは伝わってくる。
ならばこの試合は一応成功したといってよいんでしょう。
平均レベル。
Bコルト・カバナ対クラウディオ・カスタニョーリ
試合前カバナは「CCがROHのレスラーならこのROHのリングでテクニカルな試合をしよう」と申しでたんですね。
この2人ならそれが出来たでしょうし、実際それに近い内容にはなっている。
しかし不必要な笑いが入って崩れてしまったのは
CCがCZW抗争で負け役というキャラがついてしまったからでしょうね。
平均より少し上。
Cタッグ王座戦、アルティメット・エンデュランス:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対ホミサイド、リッキー・レイヤース対ジミー・レイブ、サル・リナウロ対BJウィットマー、アダム・ピアース
スクランブル戦もタップ・アウト戦も形式に即した内容で良かったですね。
2本目の反則フィニッシュも展開としてはアリでしょう。
しかし3本目が思ったより伸びませんでしたね。
コリノのサプライズ乱入がなければ少し危なかった。
まあまあ良い試合。
練習生が試合をするためにリングに登場。
そこにコリノが現れる。
邪魔な練習生を葬った後でホミサイドに対してアピール。
ホミサイドが現れ殴り合いになる。
ピアースが加勢するもホミサイドが椅子を手にした所で2人は逃亡。
Dピュア王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対デリリウス
3分でデリリウスのロープ・ブレイクが全てなくなり
ナイジェルは凡ミスで2回失う、という展開。
マンネリ化を防ぐのは大切だけれど
最後にキャトル・ミューティレーションで締めるように
アメドラ戦へのアピールするという目的があるんだからナイジェルが強く見えるようにしないと。
試合自体は良かったんですけどねぇ。
まあまあ良い試合。
Eブリスコ・ブラザーズ対KENTA、デイビー・リチャーズ
孤立がないといって良いぐらい細かく攻防が入れ替わる内容になっています。
このめまぐるしさ自体は面白い。
しかしそれに挑戦できる程には意思疎通ができていなくて
細かい粗が結構見られますね。
雰囲気で押し切った形です。
平均的な良試合。
Fサモア・ジョー対AJスタイルズ
AJのROHラスト・マッチ。
急いた立ち上がりや幾つかの攻防、ハードな当たりに
そこに込められた思いは伝わってくるけれど
彼らが目指した”いつもと違うもの”は
”AJ対ジョー”でとは違う物になっています。
これでは仮に試合時間が12分より長くても大差は無かったでしょう。
結局翌日にROH王座戦を控えるジョーの踏み台になってしまったような内容です。
平均的な良試合。
また試合後AJのマイクがあるのかな、と思いきや
すぐにリングの様子は切れてハイライト・ビデオが流されるだけでした。
総評
特に良い試合がなく低調な内容です。
(執筆日:5/9/09)
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