PPV
名 |
ROH:Supercard of Honor 3/31/06 |
ベ スト・マッチ |
ブラッド・ジェネレーション(CIMA、ナルキ・ドイ、マサト・ヨシノ)対Do Fixer(リョウ・サイトウ、ゲンキ・ホリグチ、ドラゴン・キッド)→詳細 ROH王座戦:ブライアン・ダ ニエルソン(ch)対ロデリック・ストロング→詳細 |
グッ
ド・マッチ |
なし |
雑 感 |
通称裏WM、2枚組み4時間10分弱で す。 まずはカバナの怪我による欠場が告げられ コルネットとウィットマーがCZWとの抗争を煽る。 その後ROHの生徒をジョー、ピアースが叩きのめして力を誇示。 一応試合形式を取っていますが 瞬殺で且つROH自体がこれを試合として認めていないので カードには載せていません。 1試合目−4コーナー・サバイバル:デリリウス対リッキー・レイヤー ス対フラッシュ・フラナガン対シェイン・ハガドーン 今回シングルが 少ないのもあって 定番4コーナー・サバイバルがこの面子・・・ 予想通り悪い内容。 レイヤースはROHでの動きが悪い。 2試合目−ジミー・レイブ、アレックス・シェリー対クラウディオ・カ スタニョーリ、ジミー・ヤン 平均的な可もな く不可もなく。 3試合目−ファース・ブロッド・マッチ:エース・スティール対チャ ド・コリヤー とても悪く、ま たこの類の試合がROHで求められているとは思わない。 4試合目−AJスタイルズ、マット・サイデル対オースチン・エリー ズ、ジャック・エヴァンス 裏WMとしては エリーズ対AJを期待したかったところ。 そのドリーム・マッチを期待させるように 2人の直接対決は試合中も見られず。 しかしエヴァンス、サイデルの活躍が光りグッド・マッチに少し届かない程度の良い試合。 Dブラッド・ジェネレーション(CIMA、ナルキ・ドイ、マ サト・ヨシノ)対Do Fixer(リョウ・サイトウ、ゲンキ・ホリグチ、ドラゴン・キッド) まずはレスラーとしての能力が十分にある事を示してアピールします。 そして当たり前を当たり前とせず丁寧に、 それでいて要所ではがむしゃらの全速力で度肝をぬきます。 中盤はまだドラゲー・スタイルに特化できていない落としがあり、若干披露会になっています。 しかし1つかと思いきやどんどん連鎖する連携技に トップ・クラスのCIMAが生み出す予想のつかぬ攻防にどんどん盛り上がっていきます。 最後は観客の雰囲気も最高で総立ちの熱狂の中、独創性の極みで打ち合います。 枠の制御が利いているのも好感触です。 ECWがみちのくプロレスを輸入したように ROHがドラゲーを輸入しインディー・シーンに新たな風を吹き込みました。 文句なしにベスト・マッチ。 (執筆日:5/26/10) 6試合目−6マン・メイヘム:レイシー対デイジー・ヘイズ対アリソ ン・デンジャー対ミスチーフ対レイン対チアリーダー・メリッサ 6マン・メイヘ ムという試合形式でこれだけすれば 十分評価できる。 5人がサブミッションを掛けあうと言う奇妙奇天烈なシーンとかあって面白い。 1,2,3,7試合目なんかより明らかに上。 7試合目−ホミサイド対ミッチ・フランクリン 瞬殺した後カバ ナが現れホミサイドを襲撃。 しかし返り討ちに合う。 両者が去った後ネクロとヒーローが現れる。 ピアース、CCが現れ乱闘になる。 最後はジョーが追い払う。 8試合目−サモア・ジョー対クリストファー・ダニエルズ対ジミー・ ジェイコブス ジェイコブスの 追加と次の試合の皺寄せで10分弱という試合時間が響いて まあまあの試合に落ち着いてしまう。 9試合目−ROH王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対ロデリック・ストロング 1時間にも及ぶ大熱戦となりました。 相変わらずダニエルソンは1時間マッチが上手すぎる。 その上手さが面白さに直接つながっていないのがやや難点だけれど も・・・ ストロングも持ちうる力を出し切っています。 1時間なんで当然と言えば当然ですが。 評価としてはぎりぎりベスト・マッチですが 少し面白さに欠けるのが辛いですね。 何かこれはといったものがあればいいんですがそれもない。 乱入とかそういうので盛り上げてもいいと思うんですが 裏WMの位置づけとしてはそれができないし、するつもりがない。 インディは変に「WWEは真のプロレスではない」で 一致団結してしまっているんで・・・ 見習うべき点もあるはずなんですけどね。 特典−ジェリル・クラーク対エリック・スティーブンス(FIP 4.08.06) FIPにしては良い方で興味を持たせるには十分か。 他にジェイコブスのレイシーに捧げるバラードが特典に収録されていま す。 総評。 5,9試合目は素晴らしいものの 4,8試合目はAJ対エリーズ、ジョー対ダニエルズにしてこそ スーパーカードの名をかたれるものだし シングルが少ないせいで人材不足になり 1,3,7試合目のようなひどい試合も続出。 出来が極端なので興行的にはあまり良くない。 それでも5つ星というところにROHの凄さがある。 |
DVD Rating |
★★★★★ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
4コーナー・サバイバル:デリリウス対リッキー・レイヤース対フラッシュ・フラナガン対シェイ ン・ハガドーン |
2 |
ジミー・レイブ、アレックス・シェリー対クラウディオ・カスタニョーリ、ジミー・ヤン |
3 |
ファース・ブロッド・マッチ:エース・スティール対チャド・コリヤー |
4 |
AJスタイルズ、マット・サイデル対オースチン・エリーズ、ジャック・エヴァンス→詳細 |
5 |
ブラッド・ジェネレーション(CIMA、ナルキ・ドイ、マサト・ヨシノ)対Do Fixer(リョウ・サイトウ、ゲンキ・ホリグチ、ドラゴン・キッド)→詳細 |
6 |
6マン・メイヘム:レイシー対デイジー・ヘイズ対アリソン・デンジャー対ミスチーフ対レイン対 チアリーダー・メリッサ |
7 |
ホ ミサイド対ミッチ・フランクリン |
8 |
サ モア・ジョー対クリストファー・ダニエルズ対ジミー・ジェイコブス |
9 |
ROH 王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対ロデリック・ストロング→詳細 |
特典 |
ジェリル・クラーク対エリッ
ク・スティーブンス(FIP 4.08.06) |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
4コーナー・サバイバル:デリリウス対リッキー・レイヤース対フラッシュ・フラナガン対シェイン・ハガドーン |
2 |
ジミー・レイ ブ、アレックス・シェリー対クラウディオ・カスタニョーリ、ジミー・ヤン |
3 |
ファース・ブロッド・マッチ:エース・スティール対チャド・コリヤー |
4 |
AJスタイル ズ、マット・サイデル対オースチン・エリーズ、ジャック・エヴァンス→詳細 |
5 |
ブラッド・ジェネレーション(CIMA、ナルキ・ドイ、マサト・ヨシノ)対Do Fixer(リョウ・サイトウ、ゲンキ・ホリグチ、ドラゴン・キッド)→詳細 |
6 |
6マン・メイヘム:レイシー対デイジー・ヘイズ対アリソン・デンジャー対ミスチーフ対レイン対チアリーダー・メリッサ |
7 |
ホミサイド対ミッチ・フランクリン |
8 |
サモア・ジョー対クリストファー・ダニエルズ対ジミー・ジェイコブス |
9 |
ROH 王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対ロデリック・ス トロング→詳細 |
特典 |
ジェリル・クラーク対エリック・スティーブンス(FIP 4.08.06) |