PPV 名 |
ROH:Survival of the Fittest 10/6/06 |
ベ スト・マッチ |
なし |
グッ ド・マッチ |
なし |
雑 感 |
1枚約3時間15分です。 @予選:デイビー・リチャーズ対マット・サイダル 疲労感が結構足りないものの 若手ならではのエネルギー溢れる打撃の打ち合いと攻防に 観客はかなり良い反応を示していましたね。 オープニングとしては素晴らしい。 平均より少し上。 A予選:デリリウス対ジミー・レイブ レイブはデリリウスというキャラに対してどう反応していいのか分からず戸惑っていますね。 ROHのレイブはリアクションで作っていきますから 自分の試合構築ができず傍から見てももどかしい退屈な内容になっています。 少し悪い試合。 B予選:オースチン・エリーズ対クリストファー・ダニエルズ 前半意図的に大技を抑えた割りにその対価が出てこない構築になっており 盛り上がりはいまいちです。 しかし細かい部分で両者の上手い部分が見えるし テクニカルな良い試合だったと思いますね。 平均的な良試合。 C予選:ブリスコ・ブラザーズ対ホミサイド、ロデリック・ストロング ホミサイドとブリスコズの遺恨から荒れた感じで始まっただけに 落ち着いてそれぞれ孤立させるシーンは長ったらしく感じました。 結局振り返ると時間切れ間近で決まるというブックが良くなかった。 平均レベルです。 D予選:ブライアン・ダニエルソン対サモア・ジョー 60分時間切れの延長のような試合運びで 3分ぐらい前になると一応の終盤の攻防をして締める。 前振りしておきながら結局使わずじまいで普通のレベルに落ち着くって部分がありましたね。 例えばオレ・キックにしたって不発1回のみで 結局その後オレ・キックが決まる事もなかったですから。 このカードでこれやられると当然5分延長チャントが起きますよねぇ。 まあまあ良い試合程度。 試合後5分延長に応じなかったアメドラがジョーにベルト攻撃。 Eタッグ王座戦:クリス・ヒーロー、クラウディオ・カスタニョーリ(ch)対コルト・カバナ、ジミー・ジェイコブス 勝負という見所が全然無かったのは致命的です。 KoWのユーモアとカバナ、ジェイコブスの関係で 平均レベルのファン・マッチにはなっていますけどね。 試合後BJがジェイコブスを襲撃するも痛めた脚を攻撃され返り討ちにされる。 FSOTF決勝:マット・サイダル対デリリウス対オースチン・エリーズ対マーク・ブリスコ対ジェイ・ブリスコ→詳細 サイダル、デリリウスが先発し心理戦を披露するも惹きつけるにはいまひとつ物足りない。 サイダルはこういう表現向きではないですし デリリウスも本来コメディーがかった動きでそれをするのに SOTF決勝という舞台のせいかゴング時の狂乱以外は封印してましたからね。 エリーズはあっさり退場するし、 その直後にブリスコズ対サイダル、デリリウスというタッグの型にはめた割には カードの弱さ通り突き抜けない。 ブリスコズが抜けるためベビー2人対ヒール1人という状況にもなりますしね。 しかしサイダル対デリリウスになった所でようやく熱気が戻ってきました。 観客席へのムーンサルトから終盤モードに入ると 必殺技も返される激しさで中々の攻防を見せていましたよ。 ROHという事で型をちょっと意識し過ぎかなとも思いますが 2人のROHでの実績を鑑みると予想を遥かに超えた出来でしょう。 グッド・マッチに届かずも中々良い試合。 総評 予選は良いカードが揃っていたのですが 時間配分などでテンポを悪くしてしまった感がありますね。 メインもそれを取り戻すにはちょっと足りないですよ。 (執筆日:5/8/09) |
DVD Rating |
☆☆☆☆☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
予選:デイビー・リチャーズ対マット・サイダル |
2 |
予選:デリリウス対ジミー・レイブ |
3 |
予選:オースチン・エリーズ対クリストファー・ダニエルズ |
4 |
予選:ブリスコ・ブラザーズ対ホミサイド、ロデリック・ストロング |
5 |
予選:ブライアン・ダニエルソン対サモア・ジョー |
6 |
タッグ王座戦:クリス・ヒーロー、クラウディオ・カスタニョーリ(ch)対コルト・カバナ、ジミー・ジェイコブス |
7 |
SOTF決勝:マット・サイダル対デリリウス対オースチン・エリーズ対マーク・ブリスコ対ジェイ・ブリスコ→詳細 |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
予選:デイビー・リチャーズ対マット・サイダル |
2 |
予選:デリリウス対ジミー・レイブ |
3 |
予選:オースチン・エリーズ対クリストファー・ダニエルズ |
4 |
予選:ブリスコ・ブラザーズ対ホミサイド、ロデリック・ストロング |
5 |
予選:ブライアン・ダニエルソン対サモア・ジョー(20分時間切れ) |
6 |
タッグ王座戦:クリス・ヒーロー、クラウディオ・カスタニョーリ(ch)対コルト・カバナ、ジミー・ジェイコブス |
7 |
SOTF決勝:マット・サイダル対デリリウス(優勝!)対オースチン・エリーズ対マーク・ブリスコ対ジェイ・ブリスコ→詳細 |