雑 感
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1枚約2時間45分です。
@クラウディオ・カスタニョーリ対デリリウス
2人のユーモアを絡めながらレスリングも見せている。
不完全ではありますが新鮮な見せ場もあり、
オープニング・マッチとしては良いんじゃないでしょうか。
平均レベル。
Aジミー・レイブ、サル・リナウロ対コルト・カバナ、エース・スティール
コメディーにヒールに思わぬ流血もある。
しかし全ては凡庸という言葉に集約されます。
少し悪い試合。
Bジェイ・ブリスコ対ジミー・ジェイコブス
必殺技を最初に狙ったに値する
激しい打撃を打ち合い、予想外に目を引く内容となりました。
途中から両者のシングル経験の不足が出て
やや崩れましたが最後の必殺技の攻防まで気持ちが切れる事はありませんでした。
まあまあ良い試合。
Cマーク・ブリスコ対ホミサイド
こちらもジェイを絡めたスポットから入りマークのダイブ自爆とテンション高くスタート。
10分ない事を考えるとクライマックス含め
一部落としすぎた場面がありました。
しかしこれまたホミサイドの気持ちが伝わってくる。
平均より少し上。
DGNラスト・スタンド:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング、ジャック・エヴァンス、マット・サイダル対デイビー・リチャーズ、ジェリル・クラーク、アイリッシュ・エアボーン
最後の相手にしては弱すぎるのでは、というのが試合前の印象。
実際にエアボーンはエヴァンス、サイダル、クラークの完全劣化版でしたが
ルチャ・ルールを適用した事が功を奏し
8人だからこそのスピード感を生み出し、
4コーナー同時飛翔、連続ダイブといった印象的なシーンも生み出しました。
またGNは当然として今回次期GNに位置づけられた
リチャーズ、クラークが期待に応えて良い動きを見せていました。
一方でいつものGN的試合運びではないため
出してない技もあり若干あっさりしてるかな、という感じが最後に残りましたね。
グッド・マッチに届かずも中々良い試合。
試合後GNはGNシャツをリングに残して立ち去ります。
ブリスコズが現れGNシャツに対して侮蔑的な行動。
GNが戻ってきてブリスコズを追い出すと、ホミサイドが現れブリスコズに椅子攻撃。
GNがマイクを取り俺達はNextからNowになったんだとアピール。
Eクリスチャン・ケイジ対クリストファー・ダニエルズ
たった2回目。されど2回目。
WWEとリズムが違い技も豊富でやりにくいのは分かりますがこれではいけない。
ダニエルズの調整と最後のちょっとしたフィニッシュで格好はついているけど。
平均レベル。
FROH王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対ナイジェル・マッギネス
序盤はじっくりとしたレスリングを見せてきました。
早い段階から両者狙いを絞ってやっていたのだけど
そのせいか、動きのつけ方がこの2人にしてはいまいちでしたね。
だから打撃を出して展開させて来た時も
内に沸々と秘める物が爆発したように感じれませんでした。
しかし途中からは熱を帯びるようになってきましたし
終盤は掟破り、ヘッド・バッドの打ち合いと
Unified並みの凄まじい物で素晴らしかったです。
フィニッシュは外してきましたが逆にありかなとも思います。
中々良い試合でした。
総評
ラスト3試合どれも後1歩欲しいなとは思いますが
ミッド・カードの気持ちが入った2試合が利いて1つ星。
(執筆日:6/24/09)
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