PPV
名 |
ROH:Ring of Homicide 5/13/06 |
ベ スト・マッチ |
なし |
グッ
ド・マッチ |
なし |
雑 感 |
@コルト・カバナ対菊タロー 7分ともう少し長い時間見たかったってのはありますけれど 東西のコメディアンが上質のコメディーを披露してくれました。 平均より少し上。 Aホミサイド、リッキー・レイヤース対ダン&マーカス 6分あったんだけどこのカードではどうしてもスカッシュに近くなってしまい今一歩。 悪い試合。 ピアースがホミサイドにROH軍の一員として戦って欲しいと要請。 ホミサイドは何も答えずに去っていく。 Bジミー・ヤン対ジミー・レイブ 細かいミスは意外にあったものの試合の根幹は崩れず。 ヤンが相手にしてはレイブのヒールも活きていた方だと思いますね。 只デイジーにあんな形で技を食らうってのはヤンがいまいち価値が上がらない苦境をあらわしていますね。 結局これがヤンのラスト・マッチとなりました。 平均レベル。 Cピュア王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ジェイ・リーサル ナイジェルがオープン・チャレンジをつのるとそこに現れたのは契約を解除されていたリーサル。 という事でサプライズで行われた現王者対前王者の対決。 普通にやるとリーサルが動きに優れているものの ナイジェルは戦術を使ってコントロールする、という 絵としても構築としてもぴったりの物を作り予想以上に盛り上がりました。 平均的な良試合。 DROH王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対デリリウス アメドラの侮蔑的なマイクにデリリウスが膠着状態から起き上がってマイク・アピール。 試合前から弱いとみなされてるこのカードを本気でやってやろう、という意気込みが見えましたね。 瞬殺を狙ったり椅子を使ったりと全編を通して アメドラはデリリウスを格下と見て不遜な態度を取りながら試合を動かしました。 これに対してデリリウスが予想外の粘りを見せるので 会場もかなり気持ちが入っていましたね。 中盤アメドラがデリリウスより観客の方に注意を向けてしまったのは少しマイナスですが 予想以上のグッド・マッチに少し届かず。 Eマット・サイダル対クリストファー・ダニエルズ 2連敗中のサイダルが3度目の正直を狙う。 壁を越えられるか、という構図でサイダルがゴングがなるなり立ち向かっていったのですけど ダニエルズの良くも悪くも安定した状態に絡め取られて普通の試合になっていきます。 観客がDでちょっと燃え尽きていたのは可愛そうですが 3度目のシングルなんですからサイダルの切り返し以外にも何か欲しかったですね。 まあまあ良い試合。 Fタッグ王座戦:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対ブリスコ・ブラザーズ エリーズとストロングは個を抑えすぎだし、 一方のブリスコズはヒール的な見せ方より連携技を優先すべきでした。 そのため決して100%同士のぶつかり合いではありませんでしたね。 しかし新鮮だしその中で良いアイデアが幾つか生まれています。 元の基本レベルも高いですしね、中々良い試合になりました。 Gサモア・ジョー対ネクロ・ブッチャー→詳細 Hホミサイド対ネクロ・ブッチャー→詳細 これは連番で評価すべきものでしょう。 まず本来のメインとして組まれていたジョー対ネクロ。 このカードがROHでも見られるとはね。 2分半ぐらいでしたがやはり見応えありますね。 その後ヒーローの乱入からCC、ピアース、BJが入ってきて乱闘です。 正直このホミサイド登場までがちょっとくどかった。 前振りしてるので伸ばす必要はなかったと思います。 ホミサイドが登場しネクロとのシングルに。 観客が熱狂する中ネクロがリングにダウンしている状態で椅子を投げ込むというHoly Shit!なシーンが出ました。 その椅子の山の上で投げを打ちましたし、 リングから椅子をなくすために時間稼ぎをしているのかと思われたエプロンの攻防から かきだした椅子が散らばっている場外に投げを打つという上手いスポットもある。 只最後のラリアットというフィニッシュが 個人的にはちょっと気に入らないかな。 ホミサイドが余裕で勝ったような印象を受けるんですよね。 試合外につながっていくショー・アップの仕方に改善すべき点があるように思いました。 グッド・マッチに少し届かず。 総評 各王座戦がどれも成功していて メインも対CZW抗争のビッグ・イベントの1つですしね。 良い大会です。 (執筆日:5/5/09) |
DVD Rating |
★★☆☆☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
コルト・カバナ対菊タロー |
2 |
ホミサイド、リッキー・レイヤース対ダン&マーカス |
3 |
ジミー・ヤン対ジミー・レイブ |
4 |
ピュア王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ジェイ・リーサル |
5 |
ROH王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対デリリウス |
6 |
マット・サイダル対クリストファー・ダニエルズ |
7 |
タッグ王座戦:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対ブリスコ・ブラザーズ |
8 |
サモア・ジョー対ネクロ・ブッチャー→詳細 |
9 |
ホミサイド対ネクロ・ブッチャー→詳細 |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
コルト・カバナ対菊タロー |
2 |
ホミサイド、リッキー・レイヤース対ダン&マーカス |
3 |
ジミー・ヤン対ジミー・レイブ |
4 |
ピュア王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ジェイ・リーサル |
5 |
ROH王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対デリリウス |
6 |
マット・サイダル対クリストファー・ダニエルズ |
7 |
タッグ王座戦:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対ブリスコ・ブラザーズ |
8 |
サモア・ジョー対ネクロ・ブッチャー(ノー・コンテスト)→詳細 |
9 |
ホミサイド対ネクロ・ブッチャー→詳細 |