ROH 06年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Hell Freezes Over 1/14/06
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
ROH王座戦:ブライアン・ダ ニエルソン(ch)対クリス・ヒーロー→詳細
雑 感
1試合目−オースチン・エリーズ対リッ キー・レイヤース
 中身自体は悪くなかったのだけれど
 5分少しでフィニッシュも弱い。
 少し悪い試合。

2 試合目−ピュア王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対トニー・ママルーク
 これまた8分ぐ らい。
 ナイジェルがやけに格の違いを見せつけたがる他
 下手にピュア王座戦ルールを使ったひどい試合。

3 試合目−ジミー・レイブ、アレックス・シェリー対アズリエル、クラウディオ・カスタニョーリ
 アズリエルにレ イブじゃ駄目だろうなと思っていたのですけれど
 CCがコミカルな攻め、シェリーが素晴らしいタッグ・ワークで引っ張り
 それに2人が色を添えるという形でまあまあ良い試合でした。

4試合目−FIP王座戦:ホミサイド(ch)対ロデリック・ストロング対ブライアン・ダニエルソン
 まったくFIPが絡んで良かったことがない。
 開始直後ホミサイドはカバナに襲われフェイド・アウト、
 アメドラとストロングは場外乱闘。
 リングに戻るとホミサイドも戻り
 いきなりクライマックス。
 5分ないひどすぎる試合。

5試合目−クリストファー・ダニエルズ対ジェイ・リーサル
 リーサルは人気第一なのに
 ヒールに走ってダニエルズの脚を引っ張る。
 平均的なレベルの試合。

6試合目−6マン・メイヘム:ジャック・エヴァンス対トリック・デイビス対サル・リナウロ対キッド・カミカゼ対ジェイソン・ブレード
 余りにも面子が微妙すぎる。
 ミスもあるし試合らしくなさ過ぎる低調ファン・マッチ。
 ジャイアント・スイングに当たりに行くって学生プロレスでもやらない。

7試合目−サモア・ジョー対BJウィットマー
 場外の柵にたてかけたテーブルへのエクスプロイダーなど
 ハードな攻防があるので展開がいまいちでも気にならない。
 まあまあ良い試合。

8試合目−
AJスタイルズ対マット・サイダル→詳細
 同じことをして 張り合う展開にすると思わせておきながら
 技の切り返しで魅せる試合。
 しかし盛り上がりきっていない早い段階での
 エプロンでの垂直落下式ブレーン・バスター、
 観客席へのムーンサルトはいらない。
 また技の切り返しに重きを置きすぎて
 展開で試合を広げることができなかった。
 この2人のベストの試合ではない。
 グッド・マッチに少し届かず。
 
9試合目−
ROH王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対クリ ス・ヒーロー→詳細
 序盤はスロー・ ペースながらじっくりと礎を築き
 中盤はヒーローが腕攻めで制するグラウンド、
 終盤はハードな打撃を挟んで必殺技の狙いあい・・・と
 いつの間にか30分以上経っている面白い試合。
 しかし幾つか欠点もある。
 まずこのカードはIWAで見せたように凄く面白いグラウンドが魅力なのだが
 今回グラウンドは全てヒーローが腕攻めで完全に優位に立っている状態なので
 力を出し尽くすには至らなかった。
 また団体抗争ということで大盛り上がりなのだが
 ヒーローはヘタレを演じるし
 必殺技を安売りされてと対等の位置づけでないのは納得いかない。
 ぎりぎりグッド・マッチ。


総評
 どうでもよいはずの3,7試合目が予想を超えたのに、
 
肝心の8,9 試合目が予想以下。
 
更に2,4, 6試合目はROHであってはいけないレベル。
 悪い方の大会。
 だが予想以下でも8試合目,
 そして特に9試合目は面白かった。 
 
DVD Rating
☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
オースチン・エリーズ対リッキー・レイヤース

ピュア王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対トニー・ママルーク

ジミー・レイブ、アレックス・シェリー対アズリエル、クラウディオ・カスタニョーリ

FIP王座戦:ホミサイド(ch)対ロデリック・ストロング対ブライアン・ダニエルソン

クリストファー・ダニエルズ対ジェイ・リーサル

6マン・メイヘム:ジャック・エヴァンス対トリック・デイビス対サル・リナウロ対キッド・カミカゼ対ジェイソン・ブレード

サ モア・ジョー対BJウィットマー

AJ スタイルズ対マット・サイダル→詳細

ROH 王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対クリス・ヒーロー→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 AJスタイルズ対マット・サイダル

  バックと腕の取り合いからAJが不意を付いてのヘッド・シザースを決め仕切り直し。
  アーム・ドラッグの打ち合いからAJがアーム・バーに切り返す。
  サイダルは腕の取り合いからヘッド・シザースを決め仕切り直し。
  ショルダー・タックルでどちらも倒れない。
  AJがドロップ・キックを決め先手を取る。
  劣勢のサイダルは場外へのブレーン・バスターを狙う。
  AJはエプロンに着地すると、そこで垂直落下式ブレーン・バスター。
  リングに戻しカバーするもカウント2。
  サイダルの首に狙いをつける。
  サイダルはセカンド・ロープからスピン・キック。
  サイダルは腰に狙いをつける。
  サイダルはスプリングボード式フォア・アームズを狙ったAJにドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  トルネードDDTを狙う。
  AJは逃れると延髄切り。
  場外に落ちたサイダルにブランチャを狙うも避けられる。
  サイダルは観客席のAJにコーナー上からムーンサルト!   
  リングに戻し丸め込んでいく。
  AJがバック・ドロップに切り返す。
  両者ダウン。
  サイダルはネック・ブリーカーを防ぐとレッグ・ドロップ。カウント1。
  サイダルがパンプハンドルの技を狙う。
  AJは防ぐとフェイス・バスターからカバー。カウント2。
  サイダルはロシアン・レッグ・スイープを防いで自爆させるとスタンディング・ムーンサルト。カウント2。
  ならばとシューティングスター・プレスへ!
  避けられるも着地。
  AJが一回転してのリバースDDTを狙う。
  サイダルは防ぐとクロス・ボディへ。
  AJは受け止めるとバック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ならばとスタイルズ・クラッシュへ!
  サイダルは蹴りつけて防ぐ。
  AJがもう一度狙う!
  サイダルはロープを掴んで防ぐ。
  サイダルが粘るのでパワー・ボムに狙いを変える。
  サイダルがハリケーン・ラナに切り返し1,2,2!カウントは2!
  ならばとサイダル・スペシャルを狙う!
  抵抗を受けスーパープレックスに狙いを変える。
  AJは力技で持ち上げて雪崩式パワー・ボムの体勢に!
  サイダルがハリケーン・ラナに切り返す!
  AJはその動きを利用したサンセット・フリップで1,2,3!
  AJはサイダルを認めタッグ・パートナーになって欲しいと頼みサイダルも応じる。



 ROH王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対クリス・ヒーロー

  レスリングからまずはアメドラがドロップ・キックを決め先手を取る。
  ヒーローはすぐに場外に出て間を置く。
  ヒーローはアピールするも返ってくるのはブーイング。
  同じことをしたアメドラには大歓声。
  ヘッド・ロックを食らったヒーローはアメドラをロープに振りドロップ・キック。
  アメドラもすぐにドロップ・キックを決め主導権を渡さない。
  サーフボード・ストレッチを狙う。
  ヒーローがロープに逃げたので跳んで踏みつける。
  場外に逃れたヒーローを追い、フェンスに振り飛ばしていく。
  ヒーローが振り返しアメドラをフェンスにぶつける。
  アメドラが張り手を打ち返しリングに戻す。
  許しを請うヒーローに打撃を打ち込んでいく。
  サーフボード・ストレッチを狙うもヒーローが抵抗する。
  ならばと狙いを変えインディアン・デス・ロック。
  ヒーローが決められている状態でクラベイトに捕らえる。
  アメドラは逃れるとブリッジで首を締め上げる。
  ヒーローはロープを掴んで逃れる。 
  チョップを打ち合う。 
  押されていたヒーローだったが腕攻めで挽回する。
  得意のグラウンドでアメドラは反撃しようとするが執拗な腕攻めで封じられる。
  ヒーローはコーナーを使ってのリスト・ロックから逃れると張り手を連発。
  コーナーのヒーローにフォア・アームスを叩き込みバタフライ・スープレックス。
  そしてダイビング・ヘッド・バッド。
  カバーするもカウント2。
  ならばとキャトル・ミューティレーションを狙う!
  ヒーローはブリッジで起き上がり防ぐと再び腕を攻めアメドラの動きを止める。
  丸め込み合うがカウント2止まり。
  両者ダウン。
  チョップ、フォア・アームズを打ち合う。
  ヒーローはサミングで止めるとハングマンズ・クラッチ!
  アメドラがロープに脚をかける。
  アーム・ロック・ヒーローズ・ウェルカムへ!
  アメドラは逃れるとクロスフェイス・チキンウィングを狙う!
  ヒーローはバック・ドロップに切り返しダイビング・ダブル・ストンプへ。
  アメドラは避けるとフォア・アームズを叩き込みカバー。カウント2。
  ならばとキャトル・ミューティレーション!
  ヒーローは何とかロープに脚をかける。
  アメドラは雪崩式バック・ドロップを狙う。
  ヒーローはヘッド・バッドで落とすとムーンサルトへ。
  避けられるも着地しクラベイト・バスター。
  もう1発アーム・ロック・クラベイト・バスターでカバー。
  カウントは2で返されるやハングマンズ・クラッチ!
  アメドラはロープを掴み取る。
  ヒーローズ・ウェルカムを狙う!
  必死に抵抗するアメドラにフォア・アームズを叩き込みヒーローズ・ウェルカム!
  カバーするもカウントは2!
  もう1発狙う!
  アメドラはタイガー・スープレックスに切り返す。
  カウント2で返されるやチキンウィング・クロスフェイス!
  脚を巻きつけ倒す。
  ヒーローはどうすることも出来ずタップ・アウト!
  ダニエルソンが防衛に成功!
  プリンス・ナナが現れアメドラをエンバシーに勧誘。
  拒否したダニエルソンはエンバシー軍に暴行を受けダウン。 


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

オースチン・エ リーズ対リッキー・レイヤース

ピュア王座戦:ナ イジェル・マッギネス(ch)対トニー・ママルーク

ジミー・レイ ブ、アレックス・シェリー対アズリエル、クラウディオ・カスタニョーリ

FIP王座戦:ホミサイド(ch)対ロデリック・ストロング対ブライアン・ダニエルソン(新チャンピオン!)

クリスト ファー・ダニエルズ対ジェイ・リーサル

6マン・メイヘム:ジャック・エヴァンス対トリック・デイビス対サル・リナウロ対キッド・カミカゼ対ジェイソン・ブレード

サモア・ジョー対BJウィットマー

AJスタイルズ対マット・サイダル→詳細

ROH王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対クリス・ヒーロー→詳細

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