ROH 06年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Gut Check 8/26/06
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感

1試合目−ナイジェル・マッギネス、ジミー・レイブ、サル・リナウロ対デリリウス、アイリッシュ・エアボーン
 エアボーンは6人タッグに慣れていないし
 かといってデリリウスが引っ張れるわけもない。
 少し悪い試合。
 
2 試合目−BJウィットマー対ジミー・ジェイコブス
 ハードとまでいかない中途半端なラフ・ファイト。
 好カードなのに少し悪い試合。

 この後コルネットがブリスコ兄弟を引き連れ出てきて
 ホミサイドの3番目の願い、ロウ・キーをROHに復帰させて欲しいと言う願いは叶えられないといって
 ホミサイド、ロウ・キー批判を長々と。

3 試合目−ジェイ&マーク・ブリスコ対ホミサイド、デイビー・リチャーズ
 テンポ良く行っている他は
 特別良い、悪い点もなく平均的な良試合程度。

4試合目−サモア・ジョー対クラウディオ・カスタニョーリ
 ジョーがCCを軽くあしらう序盤に
 CCが攻めるも小兵のイメージはぬぐえない体たらくの中盤。
 終盤でもCCの必殺技とジョーの大技が同じくらいに位置するという格の違いを見せ付けられます。
 少し悪い試合。

5試合目−タッグ王座戦:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対クリストファー・ダニエルズ、マット・サイダル
 タッグ王座戦にふさわしい高レベルな内容ですし
 サイダル、ストロングなんかが良い攻防、スポットを提供しているのですが
 全体的な展開がそこまで良くなくスムーズでないため
 グッド・マッチには少し及ばず。

6試合目−
ROH 王座戦、3本勝負:ブライアン・ダニエルソン(ch)対コルト・カバナ→詳細
 1本目は5分程で終わるので
 真のコンセプトとしては勝利する以外に防衛する道はないという
 王者が追い込まれた状況での長時間1本勝負というもの。
 インディの3本勝負は3本勝負である意味性、有用性が
 示せてないのが最近多いだけに、これは上手く考えたものだなと感心します。
 まずその5分で終わる1本目ですが
 カバナが自身の雰囲気を作り上げ翻弄すると言う内容で説得力があり良い始まり方です。
 しかし試合開始10分した所で
 アメドラが肩にひどい怪我を負ってしまいました。
 チョップも左手で打ったりするほどです。
 そのためそれから約20分間は
 一体どれだけの攻防ができるか
 どういう展開にするか手探り状態になっており、
 あまり良くない内容です。
 その後30分〜40分がアメドラの脚攻め、
 40分〜50分が場外乱闘で
 調子を取り戻していますが時間稼ぎの感は否めません。
 そして残り10分。
 これは怪我を感じさせない程非常に素晴らしい内容で
 コンセプトを見事にまっとうしています。
 最初の5分と最後の10分だけ見るとベスト・マッチも十分考えられた程素晴らしいだけに
 怪我してしまったのが惜し過ぎますね。
 総合的に見れば平均的な良試合程度となるでしょうか。
 

総評
 出来不出来が激しく全体的にやや低調です。
 またメインも怪我のせいで期待外れ。
 前夜と同じく批評対象としては面白いものがあるのですけれどね。
 
DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ナイジェル・マッギネス、ジミー・レイブ、サル・リナウロ対デリリウス、アイリッシュ・エア ボーン

BJウィットマー対ジミー・ジェイコブス

ジェイ&マーク・ブリスコ対ホミサイド、デイビー・リチャーズ

サモア・ジョー対クラウディオ・カスタニョーリ

タッグ王座戦:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対クリストファー・ダニ エルズ、マット・サイダル

ROH 王座戦、3本勝負:ブライアン・ダニエルソン(ch)対コルト・カバナ→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ROH 王座戦、3本勝負:ブライアン・ダニエルソン(ch)対コルト・カバナ

  カバナが自分の雰囲気を作り上げていく。
  アメドラはカバナにされたように指を掴むとコーナーに押し込み平手打ち。
  カバナはコーナーに押し込むと平手打ちと見せかけ、びびったアメドラを笑い飛ばす。
  アメドラがカバナの股下を通ってドロップ・キック。
  もう1回股下を通ろうとする。
  読んでいたカバナはアメドラを捕まえると一気に抱え上げコルト45!
  カバーし1,2,3!
  カバナがわずか5分程で先取! 
  アメドラは動揺を隠せない。
  アメドラは握手を求める。
  応じてきたカバナを蹴りつけ反則技で攻め立てる。
  腕を取られたカバナは走り回って振り落とす。
  戻ってきた所をもう1度落とす。
  アメドラは苛立ち椅子を手にしたりする。
  リングに戻るとショルダー・ブロックを決めていくが避けられ、また場外へ。
  アメドラは右肩を負傷してしまう。
  リングに戻るが完全にカバナに翻弄されている。
  アメドラがようやく反撃に打って出る。
  右腕が使えないので蹴りが中心。
  チョップも左腕で打っている。
  そのためカバナがすぐに主導権を取り返す。
  アメドラがジャーマンを決めカバー。カウント2。
  クロス・フェイス・チキン・ウィングを狙うも防がれる。
  スーパープレックスを狙う。
  カバナは押し飛ばすとダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  アメドラはいつもの攻撃が出来ず、いまだ手探り状態。
  キャトル・ミューティレーションを狙う!
  カバナは走り回って防ぐとトルネード・スープレックス。カウント2。
  アメドラはスプリングボード式の技を狙ったカバナの脚を払うと脚を集中攻撃。
  ブレーン・バスターを狙うも持ち上げられない。
  逆にカバナがブレーン・バスターを決める。
  しかし先に起き上がったのはアメドラ。
  カバナの脚を攻める。
  サーフボード・ストレッチと見せかけ踏みつける。
  4の字を決める。
  ロープ悪用しているのを見つかりロープ・ブレイク。
  カバナの脚がロープにかかった所を蹴りまくる。
  ダイビング・ニー・ドロップを狙うも避けられ自爆。
  カバナが攻め立てダイビング・クロス・ボディへ。
  アメドラは避けると丸め込み。
  カウント2で返されるやクロス・フェイス・チキン・ウィングを狙う!
  カバナが体勢を入れ替え逆にクロス・フェイス・チキン・ウィングを決める!
  アメドラは脚を蹴りつけ逃れる。
  カバナがクローズラインを決めカバー。カウント2。
  アメドラはコーナーを蹴って背後に回るとハーフ・ボストン・クラブ。
  カバナがロープを掴む。
  アメドラは場外に逃れたカバナにベースボール・スライドを決め
  観客席に蹴り飛ばすとスプリングボード式クロス・ボディ。
  アメドラがカバナに椅子を叩きつける。
  観客席で乱闘している。
  カバナが観客席のアメドラにスプリングボード式クロス・ボディを決める。
  アメドラがロープでカバナの首を絞める。
  カバナが場外でブレーン・バスターを決める。
  フェンスに叩き付け合う。
  アメドラがエプロンとフェンスに橋渡しにしたテーブルへのニー・クラッシャーを決める。
  両者リングに戻ってくる。
  打撃を打ち合う。
  カバナが抱え込んでのスープレックスを決めカバー。カウント2。
  アメドラはコーナー上のカバナを捕らえると雪崩式バック・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  ならばとクロス・フェイス・チキン・ウィング!
  カバナが何とかロープに脚をかける。
  カバナの抵抗を防ぎリーガルプレックス。カウント2。
  キャトル・ミューティレーションを決めるもカバナはすぐに体を反転させロープを掴む!
  アメドラがエルボーを連打するもレフェリーのよって引き離される。
  エアプレイン・スピンを狙う。
  カバナは逆にその動きを利用して担ぎネック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ならばとドラゴン・スリーパーに捕らえる。
  アメドラはコーナーを蹴り上げ体勢を入れ替えるとインバート・スープレックス。
  そしてキャトル・ミューティレーション!
  カバナが何とかロープに脚をかける。
  アメドラが張り手の連発からローリング・フォア・アームズを狙う。
  カバナはパンチで迎撃するとボディ・スラムからムーンサルト。カウント2。
  コルト45を狙う!
  残り5分。
  こらえるアメドラを抱え上げコルト45! 
  カバーするもアメドラの脚がロープにかかる。
  パワー・ボムからシカゴ・クラブ!
  アメドラが何とかロープを掴む。
  アメドラがふらふらなのを見てカバナは時間切れでの勝利を考え始め隙が生じる。
  そこをアメドラが丸め込むもカウントは2!
  アメドラがローリング・フォア・アームズを連発、そしてエルボー連打!
  カバナが起き上がってくる。
  アメドラは再びエルボーを叩き込んでいく!
  カバナが崩れ落ちるもロープに腕がかかる。
  カバナは場外に逃れる。
  残り2分!
  アメドラは早く上がって来いと言うもカバナは戻ってこない。
  アメドラがリングを降り追いかけるもカバナは逃げ回る。
  アメドラをフェンスにぶつけるとリングに戻り時間を稼ぐ。
  アメドラがリングに戻った所で残り1分!
  アメドラがカバナと距離を詰めていく。
  クローズラインを避けるとジャーマン。カウント2。
  クロス・フェイス・チキン・ウィングに捕らえる!
  アメドラは時間を確かめろとレフェリーに言い
  注意を逸らすとロー・ブロー、そしてスモール・パッケージで1,2,3!
  残り28秒で遂に1対1!
  そのまま時間切れで引き分け!
  アメドラが防衛に成功!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ナイジェル・ マッギネス、ジミー・レイブ、サル・リナウロ対デリリウス、アイリッシュ・エアボーン

BJウィットマー対ジミー・ジェイコブス

ジェイ&マー ク・ブリスコ対ホミサイド、デイビー・リチャーズ

サモア・ジョー対 クラウディオ・カスタニョーリ

タッグ王座戦:オー スチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対クリストファー・ダニエルズ、マット・サイダル

ROH 王座戦、3本勝負:ブライアン・ダニエルソン(ch)対コルト・カバナ(1 -1)(60分時間切れ)詳細

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