ROH 06年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Glory by Honor V Night 2 9/16/06
ベ スト・マッチ
ROH王 座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対 KENTA詳細
グッ ド・マッチ
GHC王座戦:丸藤直道(ch)対ナイジェル・マッギネス詳細
雑 感
1試合目両者の魅力が噛み合った良い試 合。
ちょっと短すぎてグッド・マッチには少し及ばず。
しかし素晴らしいオープニング。

この後でサンマルチが登場し
WWEは好きにはなれないが
ROHで行われているのは
プロレスの源流であり大変感動したとスピーチ。

3試合目は3ウェイの魅力はないものの良い試合。
只レイシーがらみの状況がよく分からず。
分かってたらもう少し楽しめたのだろうけど・・・

なかなか良いタッグ戦と
その後ではパッとしないタッグ王座戦を挟み
ダブル・メイン。

セミ・メインは・・・
 お互い一点集中のグラウンド中心の攻防から
 薄く厚く土台を敷き詰めると
 一気にヒート・アップし必殺技、得意技でたたみかけ
 細く高くしていくというシンプル・イズ・ベスト的な内容。
 ナイジェルがブレイクするきっかけになった試合ですね。
 文句なしにグッド・マッチ。
 これが初めて海外で行われたGHC王座戦だそうです。


メインは30分にも及ぶ熱戦で、
お互い全力を出し尽くした死闘と呼ぶにふさわしい。
だがいくらなんでもMatch of the Wholeは言いすぎではなかろうか?
ダニエルソンが腕を怪我していたという事実がそうさせたかな。
それを考慮しなかったらシングルにおける
小橋対ジョーに並ぶ最高試合レベルであることは認めます。
只面白さと言う面ではやや1歩劣ります。


総評
オープニング、ダブル・メイン、ミッド・カードと
ほぼ完璧な興行。
NOAHファンかどうかに関係なく
ROHファンならまず押さえておきたい1本です。
DVD Rating
★★★★★


試合カード
勝敗付はこちら
1
ジャック・エヴァンス対デイビー・リ チャーズ→詳細

アダム・ピアース対デリリウス

ジミー・ジェイコブス対コルト・カバナ対 ク リストファー・ダニエルズ詳細

サモア・ジョー、ホミサイド対ブリスコ兄 弟

タッグ王座戦:オースチン・エリーズ、ロ デリック・ストロング(ch)対クリス・ヒーロー、クラウディオ・カスタノーリ

GHC王座戦:丸藤直道(ch)対ナイジェル・マッギネス詳細

ROH王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対KENTA詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ジャック・エヴァンス対デイビー・リ チャーズ
  
  エヴァンスは押し飛ばされるとバク転、

  コーナーへの突進を身軽に交わしたりと絶好調。
  ヘッド・シザースからドロップ・キックでリチャーズを落とす。
  追撃と見せかけロープを使ってバク転。
  リチャーズはこの展開にイライラしている。 

  ペレ・キックに側転からの エルボーを決めるも
  ケンカ・キックを食らい転落。
  リチャーズはエヴァンスをフェンスにぶつける。
  エヴァンスを軽々と投げ飛ばしていく。
  エヴァンスはロープ一回転からエルボーを決めると
  場外に逃れたリチャーズにコークスクリュー・サマーソルト・ブランチャ。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  ならばとコーナー上へ。
  邪魔しに来たリチャーズを殴り落とすと630°スプラッシュへ!
  しかしリチャーズは膝を立てて阻止する!
  リチャーズは前腕を叩きつけるとパワー・スラム。カウント2。
  ならばと必殺のストレッチ・マッファー!
  エヴァンスはロープを掴んで逃れる。
  エヴァンスはパワー・ボムから逃れるとハリケーン・ラナを狙う。
  リチャーズは耐えてランニング・パワー・ボムへ。
  エヴァンスが寸前でハリケーン・ラナに切り返す!カウント2!
  リチャーズの蹴りを避けるとコンビネーション・キックからロープに走る。
  リチャーズはエヴァンスを打ち上げると同時に蹴りを叩き込み
  パワー・ボムからストレッチ・マッファーでタップを奪う!



 
ジミー・ジェイコブス対コルト・カバナ対 ク リストファー・ダニエルズ

  ジェイコブスはレイシーへの思いからか無気力状態。
  ほっといてダニエルズ対カバナで試合開始。
  レイシーがジェイコブスに気合を入れる。
  ダニエルズがレイシーにぶつかりそうになるが寸前で止まる。
  カバナは何もされていないのにレイシーにぶつかり胸を掴む。
  背後にいたダニエルズに驚いた振りをして今度はスカートの中を覗き込む。
  カバナとジェイコブスは協力してダニエルズに襲い掛かる。
  しかし所々の連携技においてカバナはわざとジェイコブスが自爆するようにする。
  ジェイコブスは依然としてカバナを攻撃する気はない様子。
  ダニエルズはジェイコブスのスピアーをカバナに誤爆させる。
  カバナは場外に逃れる。
  ダニエルズはこの隙に猛攻を仕掛けるもネック・ブリーカーを食らう。
  ダニエルズはスライス・ブレッドから逃れるとチョーク・スラムにBME。
  カバーするもカバナがカット。
  カバナはダニエルズにハリケーン・ラナ。カウント2。
  コーナーへのヒップ・プレスを決めるとロープに走る。
  ダニエルズはコンプリート・ショットに捕らえコウジ・クラッチ!
  カバナはロープに脚をかける。
  ダニエルズがエンジェルズ・ウィングに!
  カバナはリバース・スープレックスに返して場外に落とすとアサイ・ムーンサルト!
  カバナがダニエルズにダブル・アーム・スープレックスをしようとしたところで
  戻ってきたジェイコブスがカバナにロー・ブロー。
  コーナーのダニエルズを蹴り上げカバナにスライス・ブレッド!
  カバーし1,2,3!
  ジェイコブスは勝ったよとレイシーにアピールするが
  レイシーはカバナに手を出したことを怒っている。



 GHC王座戦:丸藤直道(ch)対ナイジェル・マッギネス

 
  基本ムーブの攻防でお互い様子見。
  ナイジェルが場外へのショルダー・スルーを狙う。
  丸藤はエプロンに着地するとロープを使ってしドラゴン・スクリュー。
  丸藤は鉄柱も使って執拗な脚攻めで4の字。
  ナイジェルはロープを掴んで逃れる。
  ナイジェルは突進してきた丸藤を避け鉄柱に突っ込ませる。
  丸藤が肩を痛めたと見るやフェンスを使って肩を破壊する。
  リングに戻し腕を集中攻撃。
  丸藤がクローズラインを決めるもナイジェルは倒れない。
  丸藤は低空ドロップ・キックでナイジェルに膝をつかせると強烈なクローズライン。
  ナイジェルもお返しのクローズライン。カバーするもカウント2。
  ナイジェルがコーナーでの3点倒立からミュール・キック。
  カバーするもカウントは2。
  丸藤をロープに載せダイビング・クローズラインを狙うも避けられる。
  丸藤はエプロンでナイジェルを捕らえると場外へ不知火!
  ナイジェルはカウント17で戻ってくる。
  丸藤がすかさずカバー。カウント2。
  丸藤は雪崩式の技を狙う。
  ナイジェルは丸藤を殴りつけロープ上に落とすと強烈なクローズライン!
  カバーするもカウントは2!
  観客からはLet's go Nigel!Let's go Marufuji!
  ならばとタワー・オブ・ロンドン!
  しかし丸藤は気合ですぐに起き上がり不知火!
  両者カウント9で起き上がると張り手に殴り合い。
  ナイジェルが強烈なアッパー・カート。
  丸藤のエルボーを食らい転落かと思われたが
  ロープを使い上手く戻ってきてクローズライン!
  カバーし1,2,2!カウントは2!
  This is awesomeチャント!
  ナイジェルがエプロンへのタワー・オブ・ロンドン!
  カウント16で丸藤も戻る。
  ナイジェルがすかさずカバー。カウント2。
  気合を振り絞っての張り手合戦。
  丸藤がスーパー・キック!
  ナイジェルも倒れずスーパー・キック!
  丸藤も倒れず2度目のスーパー・キック!
  肩膝をついたところで更にもう一発!
  カバーするがカウントは2!
  コーナーに振られたナイジェルは3点倒立へ!
  しかし丸藤が頭部にスーパー・キック!
  ナイジェルを逆さ吊りにするとリング横断のスプリングボード式ミサイル・キック!
  そして雪崩式不知火で1,2,3!
  防衛を果たした丸藤にMarufujiチャント。
  ナイジェルにもNigel is Awesomeチャント。
  2人は互いの健闘を称え握手。



 
ROH王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対KENTA 

  握手して試合開始。
  KENTAがロープ・ブレイク時に平手。
  ダニエルソンもお返し。
  腕の取り合い。
  腕に強烈な蹴りを受けたKENTAは場外に逃れ間を置く。  
  ハード・ヒッティングな打撃戦からグラウンド戦。
  ダニエルソンはドロップ・キックでKENTAを場外に落とすと
  ブランチャを狙うが避けられる。
  KENTAはダニエルソンの弱点である腕を蹴りつけフェンスにぶつける。
  リングに戻してからも執拗な腕攻め。
  ダニエルソンを脚蹴りにして挑発。
  ダニエルソンが隙を突き脚を取るも逆にキー・ロックを食らう。
  ダニエルソンはロープを掴んで逃れると
  打撃からサンセット・フリップ。
  KENTAは耐えてダニエルソンに張り手。
  再び腕攻めに。
  ダニエルソンが首根っこを捕まえ投げ飛ばす。
  ブレーン・バスターを決めるとサーフボード・ストレッチを狙うも腕の痛みから持ち上がらず。
  それでもその体勢から飛びあがって脚を踏みつける。
  脚攻めから4の字。ロープを悪用して威力を強める。
  KENTAはロープ・ブレイクで逃れると
  反撃し腕狙いでコンビネーション・キックにスプリングボード式ミサイル・キック。
  カバーするもカウント2。
  KENTAはキー・ロックで追い討ちを掛ける。
  ダニエルソンはロープ・ブレイクで逃れると一瞬のうちにハーフ・ボストン・クラブ。
  KENTAはロープを掴むと中々離さないダニエルソンに延髄切り。 
  そしてGo 2 Sleepを狙う!
  ダニエルソンは逃れると強烈なラリアットからスーパープレックス!
  カバーするもカウント2。
  ならばとスリーパー。
  KENTAはロープに脚をかける。
  ダニエルソンがダイビング・ヘッド・バッドへ!
  しかしKENTAがダニエルソンを蹴り上げる。
  KENTAがスプリングボード式の技に行くもドロップ・キックで迎撃される。
  両者気合の張り手合戦。
  ダニエルソンがヘッド・バッド、KENTAがビッグ・ブーツを決めていくも両者倒れず。
  KENTAがゆらいだところにダニエルソンのジャーマン炸裂。
  しかしKENTAもすぐに起き上がってブレーン・バスター。
  KENTAのクローズラインで両者場外へ。
  ダニエルソンはフェンスにぶつけられるのを防ぐと場外でのベリー・トゥー・ベリー。
  ベースボール・スライドを食らい観客席にいたKENTAに
  ダニエルズがスプリングボード式クロス・ボディ!!
  リングに戻しミサイル・キック。
  跳び起きるとローリング・ラリアットへ。
  KENTAはフジワラ・アーム・バーに切り返す!
  ダニエルズはロープに脚をかける。
  飛び技に行ったダニエルソンを空中で捕らえエース・クラッシャー!
  そしてフジワラ・アーム・バー!
  ダニエルソンは耐えてなんとかロープに脚をかける。
  ダニエルソンがリーガルプレックスを決めるもカウントは2!
  ダニエルソンは腕のテープを外すと雪崩式バック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ならばとキャルミラレーション!  
  KENTAはロープに脚をかける。
  ダニエルソンはコーナー上へ。
  KENTAが起き上がって跳躍し一気にスーパープレックスの体勢に捕らえる!
  ダニエルソンはロープを掴んで耐えると
  KENTAを落とし飛びかかる。
  しかしKENTAは受け止めGo 2 Sleep!
  カバーし1,2,3かと思われたがダニエルソンの脚がロープにかかっている!
  KENTAは連続で蹴りを入れて行き思いっきり助走をつけケンカ・キックへ。
  ダニエルソンは避けてロール・アップ!カウントは2!
  KENTAがドロップ・キックからGo 2 Sleepに!
  ダニエルソンはクルーシーフィクスに返す!カウントは2!
  だがダニエルソンはそのまま腕を巻き込んだままエルボーを叩き込みまくる。
  37発食らいながらもKENTAは起き上がる!
  ダニエルソンが押しつぶしキャルミラレーションに!
  ブリッジにいったところをKENTAも跳んでカバーの体勢に!カウント2!
  ダニエルソンがダブル・アーム・ジャーマン!カウント2!
  ダニエルソンはそのままキャルミラレーションへ!
  エルボーを叩き込み再びキャルミラレーション!
  KENTAはしばらく耐えていたが遂にタップする!
  ダニエルソンが薄氷の防衛!
  観客からはMatch of the Whole!Thank You KENTA!R・O・H!


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ジャック・エヴァンス対デイビー・リ チャー詳細

アダム・ピアース対デリリウス

ジミー・ジェイコブス対コルト・カバナ対 ク リストファー・ダニエルズ詳 細

サモア・ジョー、ホミサイド対ブリスコ兄 弟

タッグ王座戦:オースチン・エリーズ、ロ デリック・ストロング(ch)対クリス・ヒーロー、クラウディオ・ カスタノーリ(新チャンピオン!)

GHC王座戦:丸藤直道(ch)対ナイジェル・マッギネス詳細

ROH王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対KENTA詳細

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