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PPV 名
 ROH：Destiny 6/3/06
ベ スト・マッチ
 なし
グッ ド・マッチ
 ROH王座戦：ブライアン･ダニエルソン（ch）vs.ホミサイド→詳細
レビュー
 １枚、約３時間５分です。

①デイビー･リチャーズvs.ジミー・レイブ
　まずはリチャーズが力が入っていると伝えるレスリングを披露。
　それに対しレイブがマイ･ペースに自分の支配へと引きずり込みます。
　その中をリチャーズが体一貫で突破する様は気持ちよいですね。
　ただリチャーズの技をばら撒いて終盤を作っているのが残念。
　レイブが格上という位置づけ故の構築ですが、2人のスタイルの性質故にしっくりきません。
　まあまあ良い試合。

②TotCT：シェイン･ハガドーン（th）vs.デリク･デンプシー
　ハガドーンが時折ハード･ヒットを見せるも
　基本的に緩い攻防で一見で伝えられる程じゃない。
　持ち技を知っていないときついですね。
　悪い試合。

③デイジー･ヘイズvs.サラ・デル・レイ
　理想よりもサラが体格をアピールしたり攻防が崩れたりしていますが
　その重いサブミッションや強烈な技のインパクトによってこれが只のお色気の試合とは違う事を証明しています。
　ROHという事を考えるとまずまずの本格的内容。
　悪くない試合です。

　アメドラがマイク･アピール。今回もこれまでと同様ホミサイドを叩きのめしてやるという。

④#1コンテンダーズ4コーナー･サバイバル：アダム･ピアースvs.デリリウスvs.コルト･カバナvs.ジェイソン･ブレイド
　カバナXピアースを中心に何をするか分からないデリリウスを加え、ブレイドもハイ･フライヤーとして居所を与えている。
　連続場外スポット、フィニッシュ含め4コーナーズ･サバイバルと言える内容です。
　しかし問題は#1コンテンダーズをつけるには絶対的に面子が弱いって事で・・・。
　平均レベル。

⑤BJウィットマーvs.クリストファー･ダニエルズ
　ダニエルズが良質な動きの組み合わせで試合を引っ張ります。
　ここまで流れを作ってれるとBJが一発系の働きでも問題なし。
　BJの首狙いをダニエルズが吹っ切る形で上手くまとめています。
　まあまあ良い試合。
　試合後ダニエルズがBJを認めいつでも再戦を受けるし、対CZWのパートナーになってもいいという。
　
⑥Shingo vs.リッキー･レイヤース
　Shingoの受けと攻めのバランスが歪すぎ。
　避け関連の動きもスローでしたね。
　レイヤースも悪くない運びでしたがMMAサブミッションが余計です。
　凡庸な内容。
　少し悪い試合です。
　
　試合前にジョーが現われ
⑦ROH王座戦：ブライアン･ダニエルソン（ch）vs.ホミサイド→詳細
　アメドラが古風なレスリング。
　インサイド･ワークでホミサイドにペースを握らせず、
　同時に観客を化かす道化師っぷりを見せて、と素晴らしいですね。
　ホミサイドも抵抗して細かい打撃を入れながらグラウンドで対抗すべき所は対抗しています。
　ターニング･ポイント、場外のハードコア･ファイト含め
　この切り替えがスムーズ且つ優れた感度を見せていましたね。
　後半はアメドラの腕狙い。良い表情を交えながら膠着させずに試合を運びます。
　ホミサイドが着実に盛り返し終盤へ。
　雪崩式をビッグ･ムーブとして扱い、スクリュー・ジョブ気味に終わるので物足りない部分もありますが素晴らしい試合でした。
　ぎりぎりグッド･マッチ。

⑧タッグ王座戦：オースチン･エリーズ、ロデリック･ストロング（ch）vs.ブリスコ･ブラザーズ
　奇襲、ダイブと飛ばしたのは良いものの
　フェンス、椅子、場外ダウン相手へのダイビング･エルボーはいらなかったですね。
　後の構成を考えるとやりすぎです。
　リングに戻るとまずマーク孤立ですが、
　マークは攻めを続けるか、タッチを狙うかの二択が出ない微妙な反撃でしたね。
　ブリスコズがヒーリッシュにアピールした後、
　相手2人への技や合体技など連携技でクライマックスまで持って行きます。
　しかしここでも無駄に相手のために受けに回り、
　トップ･ギアでのぶつかり合いがなかったのは残念。
　順繰りのメインとはいえこれでは不十分です。
　平均的な良試合。


総評。
　内容はそこそこ。
　アンチ･クライマックス&試合後のやり取りのためにROH王座戦をメインに持ってこれなかったのが痛い。
　（執筆日：8/31/10）　
DVD Rating
 ★☆☆☆☆


試合カード
 勝敗付はこちら
1
 デイビー･リチャーズvs.ジミー・レイブ
２
 TotCT：シェイン･ハガドーン（th）vs.デリク･デンプシー
３
 デイジー･ヘイズvs.サラ・デル・レイ
４
 #1コンテンダーズ4コーナー･サバイバル：アダム･ピアースvs.デリリウスvs.コルト･カバナvs.ジェイソン･ブレイド
５
 BJウィットマーvs.クリストファー･ダニエルズ
６
 Shingo vs.リッキー･レイヤース
７
 ROH王座戦：ブライアン･ダニエルソン（ch）vs.ホミサイド→詳細
８
 タッグ王座戦：オースチン･エリーズ、ロデリック･ストロング（ch）vs.ブリスコ･ブラザーズ


～～注：以下はネタバレ・ページ ～～　







試合レビュー：
　ROH王座戦：ブライアン･ダニエルソン（ch）vs.ホミサイド

　　アメドラが握手を求める。
　　ホミサイドは応じると見せかけ中指を立てる。
　　組むとホミサイドがヘッド･ロック。
　　ロープに振られショルダー･タックル。
　　組むとアメドラが上から首を押さえつける。
　　ホミサイドが回転して倒し上にかぶさる。
　　アメドラは一度起き上がってから脚を払うもかぶさりにはいかない。　　
　　組むとアメドラがヘッド･ロック。
　　ロープに振られショルダー･タックル。
　　アピール。
　　ナックル･ロック。
　　ホミサイドは倒されるも回転してリスト･ロック。
　　腕折からハンマー･ロック。
　　アメドラが体勢を変えファイヤーマンズ･キャリー。
　　アーム･ロック。
　　ホミサイドは起き上がるとハンマー･ロック。
　　グラウンド･ヘッド･ロック。
　　グラウンド･ヘッド･シザースに返されるも跳ね除ける。
　　手をつなぐとアメドラが後ろに倒れて腕を蹴り飛ばす。
　　脚を取って倒しレッグ･ロック。
　　ホミサイドが脚を取って倒しSTF。
　　アメドラがロープに逃げる。
　　ホミサイドは中央に戻しレッグ･ロック。
　　アメドラが頭部に足を当てて叩きつける。
　　ホミサイドは場外に出て間を置く。
　　リングに戻る。
　　組むとアメドラがフロント･ヘッド･ロック。
　　回転して倒す。
　　ホミサイドは起き上がるとリスト･ロック。
　　アメドラがコーナーに押し込み顔に手を当てる。
　　ホミサイドが押し戻す。
　　アメドラが回転して行く。
　　リスト･ロックを切りエルボー。
　　仕切りなおし。
　　組むとアメドラがヘッド･ロック。
　　ホミサイドはロープに振るとドロップ･トー･ホールドからレッグ･ロック＋チン･ロック。
　　反対にしてカバー。カウント２。
　　アメドラは後ずさりして場外に出る。
　　組むとホミサイドがヘッド･ロック。
　　アメドラが回転して腕を捻り倒す。
　　ホミサイドがすぐに起き上がり脇の下に頭を入れスープレックス。
　　リスト･ロック。
　　腕にニー。
　　リスト･ロックを決めたまま場外に連れ出す。
　　腕を捻りフェンスに叩きつける。
　　鉄柱に腕を巻きつけゴングを手にする。
　　レフェリーに注意され離すも鉄柱に腕を叩きつける。
　　アメドラがエルボー。
　　フェンスに振ってぶつける。
　　フェンスに頭からぶつける。
　　アッパーカート。
　　ホミサイドがチョップ。
　　アメドラが腹からパンチ。
　　フェンスに振ろうとする。
　　ホミサイドが振り返しフェンスにぶつける。
　　ブレーン･バスターを狙う。
　　アメドラが耐えテーブルにブレーン･バスター。
　　起こそうとする。
　　ホミサイドがベルトを叩きつける。
　　アメドラはたまらずリングに戻る。
　　ホミサイドがテーブルをフェンスに立てかける。
　　エプロンに上がる。
　　エルボーを打ってきたアメドラにショルダー･ブロック。
　　場外のテーブルへのブレーン･バスターを狙う。
　　アメドラがエプロンに着地しエルボー連打。
　　テーブルへのブレーン･バスターを狙う。
　　ホミサイドがロープに足をかけて防ぐとアッパーカート。
　　頭部にビッグ･ブーツ。
　　場外に落ちたアメドラにエプロンからトペ･アトミコ。
　　エルボーを打ちテーブルの前にゆらがせる。
　　突進。
　　アメドラがカウンターでテーブルへのショルダー･スルーを決める。
　　ホミサイドはリングに戻るも苦しみでのたうちまわる。
　　アメドラが追いかけストンピング。
　　レフェリーに注意されるやI'vs still 5。
　　バタフライ･スープレックスからカバー。カウント２。
　　アーム･ロック。
　　腕をマットに押し付けニーを落としていく。
　　近づくとチョップを食らうも余裕で耐えて腕折。
　　場外に落とそうとする。
　　エプロンで耐えられるもけり落とす。
　　フェンスに腕をかけ引っ張る。
　　そして腕に椅子をたたきつける。
　　アピール。
　　リングに戻す。
　　アーム･ロック。
　　腕にのって腕を引っ張り上げる。
　　ホミサイドがロープに足を伸ばしてかける。
　　アメドラがアッパーカート。
　　もう１発。
　　ロープに振りショルダー･スルーを狙う。
　　ホミサイドがDDTに切り返す。
　　ターン･バックルにぶつけトルネードDDTへ。
　　アメドラは押し飛ばすと着地したホミサイドにクローズライン。
　　カバー。カウント２。
　　アーム･ロック。
　　起こすとバタフライ･スープレックスからアーム･バー。
　　ホミサイドは足を絡めて反転させるとニー。
　　アッパーカート。
　　コーナー上にのせてスーパープレックスを狙う。
　　アメドラが耐え持ち上げて顔から落とす。　　
　　ミサイル･キック。
　　跳ね起きてアピール。
　　観客に中指を立てる。
　　チョップを打ってきたホミサイドにアッパーカート。
　　ヘッド･バッド。
　　エルボーを食らうも首を捻りヘッド･バッド。
　　ホミサイドは蹴りを入れるとコーナーに振り突進。
　　アメドラはかわして肩から鉄柱に突っ込ませる。
　　脇固め。
　　ホミサイドが回転して上から腕を引っ張り上げる。
　　アーム･バー。
　　アメドラがロープに足をかける。
　　アメドラが近づいてきたホミサイドのコスチュームを掴み場外に落とす。
　　場外に下りるとホミサイドにハンマー･ロックを決め鉄柱にぶつける。
　　フェンスに振ってぶつける。リングに戻す。
　　カバー。カウント２。
　　腹に張り手を打ってきたホミサイドの首を捻りヘッド･バッド。
　　張り手を打ってきたホミサイドにヘッド･バッドを決めるとコーナー上にのせる。
　　雪崩式ハリケーン･ラナを狙う。
　　ホミサイドが雪崩式アトミック･ドロップ。
　　ドロップ･キックで落とす。
　　ベース･ボール･スライドへ。
　　かわされるもネック･ブリーカー。
　　背中に椅子をたたきつける。
　　アメドラがリングに戻る。
　　追ってきたホミサイドの腹にパンチ。
　　ボディ･スラムを狙う。
　　ホミサイドは後ろに着地するとエース･クラッシャー。
　　カバー。カウント２。
　　コーナーに上りフロッグ･スプラッシュへ。
　　アメドラはかわすとダイビング･ヘッド･バッドへ。
　　かわされ両者ダウン。
　　殴り合い。
　　ホミサイドがパンチを連打。
　　アメドラが顔を引っかく。
　　ローリング･エルボーへ。
　　ホミサイドはかわしてロープに走りビッグ･ブーツ。
　　ロープに走りラリアットへ。
　　アメドラはかわすとキャトル･ミューティレーション。
　　ホミサイドがロープに足をかける。
　　アメドラはぐったりするホミサイドを反転させるとカバー。カウント２。
　　コーナー上にのせるとスーパープレックスを狙う。
　　ホミサイドが突き飛ばして落とす。
　　フロッグ･スプラッシュを決めるもカウントは２。
　　ロープに走るとラリアットへ。
　　アメドラがカウンターでドロップ･キック。
　　ドラゴン･スープレックスに続けるもカウント２。
　　クロス・フェイス・チキン・ウィング。
　　起こす。
　　ホミサイドがレフェリーを掴むとロー･ブロー。
　　ロープに走りラリアット。
　　カバーするもカウントは２。
　　コップ･キラーへ。
　　アメドラが逃れ腕を殴りまくる。
　　ホミサイドが跳ね除け張り手。
　　スライス･ブレッド#2を狙う。
　　アメドラは防いでコーナー上にのせる。
　　雪崩式バック･ドロップ。
　　カバーするもカウント２。
　　首筋へのエルボー連打へ。
　　ホミサイドの体が崩れて行く。
　　レフェリーがレフェリー･ストップと判断！
　　アメドラの防衛！
　　ホミサイドが起き上がりギブ･アップしていないと抗議。
　　リングサイドにいたジョーも抗議する。
　　ピアースが現われ電話越しのコルネットの裁定を伝える。
　　ホミサイドや観客の気持ちも分かるがルールはルールだといってアメドラの勝利を告げる。
　　ホミサイドは切れてレフェリーに襲いかかる。
　　ジョー、ピアースが引き離そうとする。
　　アメドラはその隙をついてジョーにチョップ･ブロック。
　　ベルトを持って去って行く。
　　ホミサイドはやってられるか、と言って会場を後にする。
勝 敗付試合カード（勝者が赤字）
1
 デイビー･リチャーズvs.ジミー・レイブ
２
 TotCT：シェイン･ハガドーン（th）vs.デリク･デンプシー
３
 デイジー･ヘイズvs.サラ・デル・レイ
４
 #1コンテンダーズ4コーナー･サバイバル：アダム･ピアースvs.デリリウスvs.コルト･カバナvs.ジェイソン･ブレイド
５
 BJウィットマーvs.クリストファー･ダニエルズ
６
 Shingo vs.リッキー･レイヤース
７
 ROH王座戦：ブライアン･ダニエルソン（ch）vs.ホミサイド→詳細
８
 タッグ王座戦：オースチン･エリーズ、ロデリック･ストロング（ch）vs.ブリスコ･ブラザーズ

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