PPV
名 |
ROH:Best in the World 3/25/06 |
ベ スト・マッチ |
なし |
グッ
ド・マッチ |
ブライアン・ダニエルソン、サモア・ ジョー対KENTA、丸藤正道→詳細 |
レビュー |
1 枚約3時間です。 @ジミー・レイブ対ペレ・プリモー レイブがプリモーを苛めて終了。 そこにヤンが現れ次の試合へ。 Aジミー・レイブ対ジミー・ヤン ヤンは感情表現が弱いのでこういう役回りはいまいち。 レイブがヒールとして試合をコントロールして悪くない試合にはなっています。 B4コーナー・サバイバル:アリソン・デンジャー対レイシー対デイジー・ヘイズ対メルセデス・マルチネス レイシーがヒールで、マルチネスがレイシーに遺恨がある、と 設定はこの2点だけでタッグ要素を使わなかったにもかかわらず それぞれのスタイルの違いによりしっかりとリズムを作りました。 クライマックスの場外の攻防や 権利を利用するという締め方も素晴らしい。 平均的な良試合です。 Cクリス・ヒーロー、ネクロ・ブッチャー対ジェイソン・ブレイド、キッド・ミカゼ 練習生を一蹴するとそこにピアースが現れ試合に。 Dクリス・ヒーロー、ネクロ・ブッチャー対アダム・ピアース ピアースがネクロとの椅子を含めた場外戦をテーブル葬で持って優位に終わらせるも ヒーローが復活してロー・ブロー、収拾がつかないのでノー・コンテストになりました。 3分ほどですし試合ではなく抗争のアピールが目的です。 試合後ヒーローはCZWにもROHにも属しているCCを呼び出します。 俺達と戦えと呼びかけるもCCは2人にアッパーカートを決め追い払います。 CCがROHメンバーとして戦っていくことが決定です。 Eクリストファー・ダニエルズ対アレックス・シェリー シェリーが挑発などで撹乱する掴みは面白かったですね。 その後のダニエルズの腕を取ってのコントロールが地味且つ凡庸でしたが シェリーの観客を煽りながらの支配になると再び息を吹き返しました。 平均的な良試合です。 この2人ならもう1段上を狙った構築にしても良いとは思いますが ミッド・カードですしこんなものでしょう。 Fピュア王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対クラウディオ・カスタニョーリ CCの脚攻め対ナイジェルの腕攻めで試合は進みましたが 両者一極攻めの各種方法の使い分けができていないので余り成功していません。 今回後半には引っ張らないのでそこまで悪い訳じゃないですけどね。 そのレスリングに代わって試合の根幹となったのは 意地を張ったアッパーカートの打ち合いに代表される激しい攻防。 ピュア王座戦らしくはないですが何度と無く手を合わせたカードなのでありでしょう。 まあまあ良い試合でした。 Gオースチン・エリーズ対リッキー・レイヤース 変形させた形だったとはいえ倒立からのドロップ・キックが分からないとはね。 やはりレイヤースでは相手として不足です。 試合の盛り立てを1人行っているエリーズが もう少し上に立つ構図なら良いんですけど 結構対等に渡り合っているような構図で・・・。 悪くない試合。 Hブリスコ・ブラザーズ対ロデリック・ストロング、ジャック・エヴァンス→詳細 トップ・タッグの激突にふさわしいタッグ要素が幾つも見られました。 誤爆やブラインド・タッチ、控え介入からのダイブ等の他に タッグでは難しい脚攻めを導入する意欲も見せます。 只この脚攻め。 早くから始めるにもかかわらず 試合の開始方法はGからの雪崩でその際トペコンを決める形をとっているように 流れという点で問題がありましたね。 終盤も派手ではありますが もっと全体的にダイナミックに出来るはずです。 グッド・マッチに少し届かず。 I ブライアン・ダニエルソン、サモア・ジョー対KENTA、丸藤正道→詳細 NoahとROHの頂上対決。 タッグとしての完成度は余り求めず その激突を楽しむ事をコンセプトに30分を越す熱戦に仕上げています。 となるとそれぞれの絡みがどうだったかが評価に直結する訳ですが まずKENTAXジョー。 体格差を感じさせずに体格差を利用しており 真っ向からの打ち合いは実に見応えがあります。 これは素晴らしかった。 KENTAXアメドラ。 前半こそKENTAXジョーへの意識を向けるために 影を潜めていましたが後半になると妙手を次々と見せます。 一方の丸藤。 ROHでの受けそのままにKENTAと比べ見劣りします。 特にジョー相手では体格差に対してごく普通の対応で余り面白みがありません。 良い攻防ではあったんですがこういう内容ではもの足りず。 総合すると、ぎりぎりグッド・マッチです。 総評。 弱いカードもありそこそこの内容ながら セミ、メインが成功しているのでしっかり成立しています。 (執筆日:4/6/09) |
DVD Rating |
★★☆☆☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
ジミー・レイブ対ペレ・プリモー |
2 |
ジミー・レイブ対ジミー・ヤン |
3 |
4コーナー・サバイバル:アリソン・デンジャー対レイシー対デイジー・ヘイズ対メルセデス・マ ルチネス |
4 |
クリス・ヒーロー、ネクロ・ブッチャー対ジェイソン・ブレイド、キッド・ミカゼ |
5 |
クリス・ヒーロー、ネクロ・ブッチャー対アダム・ピアース |
6 |
クリストファー・ダニエルズ対アレックス・シェリー |
7 |
ピュア王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対クラウディオ・カスタニョーリ |
8 |
オースチン・エリーズ対リッ
キー・レイヤース |
9 |
ロデリック・ストロング、 ジャック・エヴァンス対ブリスコ・ブラザーズ→詳 細 |
10 |
KENTA、丸藤正道対ブライ アン・ダニエルソン、サモア・ジョー→詳細 |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
ジミー・レイブ対 ペレ・プリモー |
2 |
ジミー・レイブ対ジ ミー・ヤン |
3 |
4コーナー・サバイバル:アリソン・デンジャー対レイシー対デイジー・ヘイズ対メルセデス・マ ルチネス |
4 |
クリス・ヒー ロー、ネクロ・ブッチャー対ジェイソン・ブレイド、キッド・ミカゼ |
5 |
クリス・ヒーロー、ネクロ・ブッチャー対アダム・ピアース(ノー・コンテスト) |
6 |
クリストファー・ダニエルズ対アレックス・シェリー |
7 |
ピュア王座戦:ナ イジェル・マッギネス(ch)対クラウディオ・カスタニョーリ |
8 |
オースチン・エリーズ対リッキー・レイヤース(DQ) |
9 |
ロデリック・ストロング、ジャック・エヴァンス対ブリスコ・ブラザーズ→詳細 |
10 |
KENTA、丸藤正道対ブライアン・ダニエルソン、サモア・ジョー→詳細 |