ROH 06年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Better than our Best 4/1/06
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
タッグ王座戦:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対CIMA、土井成樹詳細
雑 感

カバナがホミサイドを呼び出そうとするも現れず。

@6マン・メイヘム:ジャック・エヴァンス対エース・スティール対マット・サイダル対ジェイク・クリスト対デイブ・クリスト対ジミー・ジェイコブス
 肩車された3人がチョップを打ち合ったり
 飛び回ったりと祭りの幕を開けるにふさわしいファン・マッチでした。
 平均レベル。

 コルネットのマイク。
 カバナが現れホミサイドとの試合を要求し受領される。
 コルネットはデリリウスを呼び出し、好きなレスラーを選び戦え、負けたら首だと言う。

Aリッキー・レイヤース対デリリウス
 試合としては何もなく。
 デリリウスは首にならずめでたし、めでたし、というだけ。
 悪い試合。

Bジミー・レイブ、アレックス・シェリー、吉野正人対ドラゴン・キッド、堀口元気、斉藤了
 ドラゲー組みのスピード感ある連携に会場は盛り上がりましたね。
 一方のエンバシー。
 吉野の追加といった思い切った決断は良かったのですが
 それを単純なスタイルの繋ぎとして使うのは勿体無い。
 レイブとシェリーも連携技ではドラゲーと同じ方向性を示しました。
 そうではなくヒールの方で完全に色分けしても良かったです。
 後クライマックスの打ち合いは良かったものの
 レイブによるフィニッシュがちょっとあっさりしてます。
 平均的な良試合です。

C4コーナー・サバイバル:AJスタイルズ対サモア・ジョー対クリストファー・ダニエルズ対ジミー・ヤン
 豪華な4コーナー・サバイバルですね。
 試合はそれぞれの絡みで見せ場を提供していく流れ。
 持ちネタとして乏しいヤンが軽く見劣りしますが
 AJとジョーという通常のシングルでは相性の悪い絡みが
 ハード・ヒッティングの素晴らしい攻防を見せてくれたので帳消し、お釣りも出ます。
 カオスな終盤も構築としては感心できるものではありませんが
 一瞬一瞬の攻防はそんな事を忘れさせるほど面白かったです。
 グッド・マッチに届かずも中々良い試合。

D
タッグ王座戦:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング (ch)対CIMA、土井成樹詳細
 こちらもROHとドラゲーの間でずれが出るんじゃないかと危惧してい ましたが・・・
 軽めのシーンごとに作って外さないようにしていますね。
 その中でどちらも印象的なシーンを作っていきました。
 ドラゲー組みのヒール・プレイは微妙でしたが
 その手綱の引き具合は素晴らしい物があります。
 終盤はドラゲーならではの、圧巻の打ち合いですね。
 ぎりぎりグッド・マッチです。

EROH 王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対ランス・ストーム
 良い選手ではあ るものの地味であるが故に
 職人としてカテゴライズされるランス・ストーム。
 彼がもう少し観客を引き込む術(動きと間)に長けていたなら、と思わずにはいられません。
 試合はやや長いものの全体を通して正しい方法論で進められ
 ランスはセミ・リタイアとは思えない動きを見せました。
 しかしいかんせんB、C、Dの後ではその手堅い構築はスロー過ぎて
 観客の力を借りることは出来ませんでした。
 グッド・マッチに届かずも中々良い試合。

Fシカゴ・ストリート・ファイト:コルト・カバナ対ホミサイド
 場外を使ってインサイド・ワークを利かせた構築。
 次にラダーやテーブル、有刺鉄線ボードが入ります。
 ストリート・ファイトにしては構築の技術や凶器の数が
 過激度や憎しみの前に目立つるのは問題だな、というのがこの時点での評価でした。
 しかしまだ試合には後半がありました。
 流血の力と前回の振りからブーストすると
 何と椅子でリングを埋めるというECWの名シーンを復活させます。
 確かにこれが出るに値するレベルには達していましたよ。
 只DbDp2に比べるとここまで広げた風呂敷に対しての締めが個人的には今ひとつ。
 これならこの名シーンで締めた方が良かったんじゃないでしょうか。
 その点でグッド・マッチに少し届かず。


総評
 名勝負がある訳ではありませんが
 後半4連戦の平均的クオリティの高さは異常です。
 素晴らしい大会。
 
DVD Rating
★★★★☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
6マン・メイヘム:ジャック・エヴァンス対エース・スティール対マット・サイダル対ジェイク・ クリスト対デイブ・クリスト対ジミー・ジェイコブス

リッキー・レイヤース対デリリウス

ジミー・レイブ、アレックス・シェリー、吉野正人対ドラゴン・キッド、堀口元気、斉藤了

4コーナー・サバイバル:AJスタイルズ対サモア・ジョー対クリストファー・ダニエルズ対ジ ミー・ヤ

タッグ王座戦:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対CIMA、土井成樹詳細

ROH 王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対ランス・ストーム

シカゴ・ストリート・ファイ ト:コルト・カバナ対ホミサイド


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 タッ グ王座戦:オースチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対CIMA、土井成樹

  両者握手を交わす。
  土井対ストロングで試合開始。
  まずはレスリング。
  ストロングはヘッド・ロックを決めた土井をロープに押し込む。
  離れ際に顔に手をやる。
  CIMA対エリーズ。
  こちらもレスリング。
  CIMAはグラウンド・ヘッド・シザースを食らうもすり抜けるとグラウンド・ヘッド・シザース。
  エリーズが倒立からドロップ・キックを決める。
  交代したストロングがCIMAにフォア・アームズ。
  腕を取る。
  CIMAが前転して蹴り飛ばす。
  ストロングがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走るとそのまま出る。
  引っかかって伏せたCIMAにエリーズがヒーロ。
  エルボー・ドロップを決めカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  交代したストロングがチョップ。
  CIMAは痛みの余り走り回って倒れる。
  ストロングはタッチすると持ち上げてのクローズラインという連携技。
  エリーズがカバーするもカットされる。
  交代したストロングがチョップと見せかけフォア・アームズ。
  蹴り飛ばされるもすぐ起き上がってビッグ・ブーツ。
  長い滞空式ブレーン・バスターを決める。
  カバーするもカウントは2。
  交代したエリーズがエプロンからコークスクリュー・プレス。カウント2。
  ラ・ケブラーダを決めるもカットされる。
  交代したストロングがチョップ。
  コーナーに振り突進。
  CIMAはコーナーを使ってヘッドシザースを決める。
  ストロングはすぐに起き上がりロープに振る。
  CIMAはドロップ・トー・ホールドで倒すとストロングを踏み台にジャンプしてタッチ。
  土井は2人を蹴散らす。
  ストロングにヘッド・ロック。
  ストロングがバック・ドロップに返す。
  エリーズとストロングがクローズラインを狙うも避けられ誤爆。
  CIMAが入ってきて2人でエリーズ、ストロングにドロップ・キックを決め落とす。
  そしてトペ・スイシーダを決める。
  土井はエリーズをリングに戻す。
  CIMAがエリーズの顔を蹴りつける。
  エリーズは華から流血している。
  土井がエリーズにキャノン・ボール。
  交代したCIMAはエリーズの鼻を両足で踏みつける。
  蹴りかかってきたエリーズの顔を引っかく。
  ストロングが入ってきてCIMAを突く。
  CIMAは自分の尻を叩いて挑発。
  エリーズを自陣のコーナーに固定すると背中にドロップ・キック。
  交代した土井が張り手。
  打ち返してきたエリーズの顔を引っかく。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるも蹴りを入れるとCIMAが入ってきてミサイル・キック+バック・ドロップの合体技。
  交代した土井がコーナー上へ。
  エリーズが捕まえスーパープレックスを狙う。
  土井はエルボーを入れて防ぐとサンセット・フリップ・パワー・ボムを狙う。
  耐えられるも引き離してコーナーへのランニング・パワーボムを決める。
  カバーするもすぐロープを掴まれる。
  交代したCIMAがロープに固定したエリーズの足を掴む。
  土井がCIMAを飛び越えてのクローズライン。
  今度は土井が足を持ち上げCIMAがダイビング・ダブル・ストンプ。
  カバーするもカウントは2。
  エリーズがCIMAに張り手。
  CIMAが顔を引っかく。
  エリーズがチョップ。
  CIMAが蹴りを入れる。
  もう1発放つ。
  エリーズは受け止めるとニー・クラッシャーからバック・ドロップを決めタッチ。
  ストロングは2人を蹴散らす。
  エリーズと土井に連続攻撃を決めカバー。土井がカット。
  エリーズはCIMAをコーナーに振ると突進。
  ショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地しスプリングボードを狙う。
  CIMAがエルボーで落とす。
  ストロングがCIMAをロープに振る。
  CIMAはクローズラインを避けると倒してダブル・ストンプ。
  パーフェクト・ドライバーを決めるがカウントは2。
  エリーズはエプロンに上がるとショルダー・ブロックを決めスプリングボードへ。
  CIMAは空中で捕らえエースクラッシャー。
  エリーズをコーナーに固定する。
  邪魔しようとしたストロングをエリーズにぶつけてからエリーズにバック・クラッカーを狙う。
  ストロングがバック・ブリーカーで迎え撃つ。
  土井が入ってきてクローズラインへ。
  避けてロープに走ったストロングにスパインバスター。
  コーナーの固定から逃れようとコーナー上に体を起こそうとしたエリーズにジャーマン。
  カバーするもストロングがカット。
  土井にリリース・スープレックス。
  ストロングがCIMAにハーフネルソン・バック・ブリーカーの体勢に。
  コーナー上で待機していたエリーズにタッチするとハーフネルソン・バック・ブリーカーを狙う。
  CIMAは後ろに着地すると押し飛ばしてエリーズの体勢を崩す。
  ストロングにスーパー・キック。
  コーナーに逆さ吊りになったエリーズにトカレフ。
  エリーズの体を起こすとヴィーナスからアイコノクラズム。
  フロッグ・スプラッシュを決める。
  ストロングがCIMAにダブル・ニー・ガット・バスター。
  ロープに走る。
  土井が土井ファイブを決めスライディング・キック。
  カバーする。
  エリーズが頭を蹴ってカット。
  ブレーン・バスターを決める。
  CIMAにクローズラインを狙う。
  CIMAが受け止めファルコン・アロー。
  ストロングがカット。
  ストロングがCIMAをコーナーに振ろうとする。
  CIMAは振り返すとダブル・ニー・アタック。
  シュバインを狙う。
  ストロングは逃れるとパワー・ボムの要領で持ち上げる。
  エリーズがミサイル・キックで合体させる。
  ストロングがハーフネルソン・バック・ブリーカーを決める。
  リングに入ろうとした土井を蹴り飛ばす。
  エリーズがCIMAに450°スプラッシュを決め1,2,3!
  試合後両チームは握手を交わす。



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

6マン・メイヘム:ジャック・エヴァンス対エース・スティール対マット・サイダル対ジェイ ク・ クリスト対デイブ・クリスト対ジミー・ジェイコブス

リッキー・レイヤース対デリリウス

ジミー・レイ ブ、アレックス・シェリー、吉野正人対ドラゴン・キッド、堀口元気、斉藤了

4コーナー・サバイバル:AJスタイルズ対サモア・ジョー対クリストファー・ダニエルズ対ジ ミー・ヤ

タッグ王座戦:オー スチン・エリーズ、ロデリック・ストロング(ch)対CIMA、土井成樹詳細

ROH 王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)対ランス・ストー ム

シカゴ・ストリート・ファイ トコルト・カバナ対ホミサイド

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