ROH 05年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:The Future is Now 6/12/05
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
CMパンクvs.ロデリック・ストロング→詳細
レビュー

1枚、約3時間です。

@
ジミー・レイブvs.コルト・カバナ
 レイブはカバナにコミカルにからかわれながらも試合への態度は真剣そのもの。
 その反応、次の行動への移行速度は状態の良さを感じさせますね。
 カバナも観客が一番大きく反応するタイミングで攻撃をヒットさせている。
 試合自体は特別ではありませんがHotなオープニングでした。
 まあまあ良試合。 

 試合後ナナがジェイドに「カバナに張り手をしろ」と命令。
 ジェイドは嫌々ながらも張り手。
 カバナは怒ったと見せかけてダンス。
 ナナはその気になったジェイドを場外に引きずり下ろすと無理やり連れて退場。

Aストリート・ファイト:カーニッジ・クルーvs.ダン&マーカス
 カード通りクルーがダン&マーカスを凶器で痛めつける内容。
 結構過激な事をやっているのでダン&マーカスにもう少し見せ場を与えていたなら、と思う。
 ダイブ一発ぐらいでしたからね。
 悪い試合。 

B6マン・メイヘム:BJウィットマーvs.イジーvs.ジャック・エヴァンスvs.アズリエルvs.ファスト・エディvs.デランジド
 数珠に技を打つ只のスポット・フェストだが
 そこそこフロー感と工夫が見られるので楽しめる。
 平均レベル。

Cマスクド・ボストン・スーパースターvs.ボビー・デンプシー
 すぐにシェイン・ダグラスが現れ2人を一掃。
 ダグラスはWWEを侮辱するも
 観客に歓迎されていないのが気に入らなかったか一転ROHを貶し始める。
 Please Don't Come Backチャントの中退場する。
 
Dホミサイドvs.ジェームス・ギブソン
 軽快さと密なレスリングが同居していますね。
 ホミサイドの無法っぷりが、
 ギブソンのテクニカルっぷりが、
 対比的に思いっきり制約無く絡み合っていて面白い事この上ない。
 1つ1つのニアフォールも大きく白熱しています。
 ホミサイドが充実しすぎてギブソンが終盤までついていけず、
 最後の見せ方も甘くなったのが惜しまれます。
 グッド・マッチに少し届かず。
 試合後ホミサイドがギブソンにテーブル葬を狙う。
 負傷中のリーサルが現れて防ぐとホミサイドをテーブル葬。
 他のロットワイラーズがやってくると逃げる。
 
ECMパンクvs.ロデリック・ストロング→詳細
 パンクが先輩としてストロングの動きを読みきって
 ベーシックと独創性を絡めたレスリングを見せています。
 一方のストロングはパワフルな腰攻めでパンクの色気のあるやられっぷりを引き出している。
 非常に充実したミックスですが
 それは特にチョップの打ち合いに現われている。
 普通はパンクが最初の内は避けて、
 打ち合いになると得意技のストロングが打ち勝つ、だけに留めるのだけど
 そこに2人の気持ちの持ちようでチョップの威力が上下する、という
 絶妙のアングルを加えて試合構築に活かしている。
 見事なものです。
 ぎりぎりグッド・マッチ。


Fピュア王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.ナイジェル・マッギネス
 ナイジェルは攻められながらも主要な部分は押さえ、
 そこから調子にのるもそれが原因でひっくり返される、という
 素晴らしく愛らしいキャラを見せてくれます。
 技、戦い方を見てもピュア王者としての原型が見られますね。
 まだ最後の詰めが甘い所はありますけど。
 ジョーは実力があるから対応して見所を作っていたけれど
 ちょっと付き合いすぎでこれではマッスル・バスターという普通のフィニッシュで満足できない部分が残ります。
 平均的な良試合。

Gノン・サンクションド:ロウ・キーvs.オースチン・エリーズ
 危険な香のする打撃で雰囲気を作るとベーシックな具材で勝負。
 徐々にテンポを上げていきながら
 ROHが生んだビッグ・レスラー、ロウ・キーという壁に
 エリーズが真剣に立ち向かっていく、という構図を作り上げます。
 雰囲気を壊さないためにシンプルに拘りすぎたり、
 ロウ・キーの追い込みが足りない部分はありましたが
 その不満は最後の雪崩式キー・クラッシャーで吹き飛ばしましたね。
 中々良い試合でした。

 試合後ホミサイドが現れエリーズを葬ろうとするもエヴァンスが追い払う。
 リーサルがどさくさに紛れて現れるとロウ・キーに仕返しのドラゴン・スープレックスを決めて逃げていく。
 

総評
 良い形で入っていって後半の高いクオリティにつなげています。
 試合順、中身は最適の形ではないが
 それぞれのスター性、格を考えると変更の可能性も無いし、良い大会です。
 (執筆日:6/19/10)
DVD Rating
★★★☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ジミー・レイブvs.コルト・カバナ

ストリート・ファイト:カーニッジ・クルーvs.ダン&マーカス

6マン・メイヘム:BJウィットマーvs.イジーvs.ジャック・エヴァンスvs.アズリエルvs.ファスト・エディvs.デランジド

マスクド・ボストン・スーパースターvs.ボビー・デンプシー

ホミサイドvs.ジェームス・ギブソン

CMパンクvs.ロデリック・ストロング→詳細

ピュア王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.ナイジェル・マッギネス

ノン・サンクションド:ロウ・キーvs.オースチン・エリーズ


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 
CMパンクvs.ロデリック・ストロング

  握手を交わす。
  組むと押し合う。
  パンクがコーナーに押し込む。
  クリーンに離れる。
  組むとストロングがコーナーに押し込みチョップへ。
  パンクがかわす。
  ナックル・ロック。
  パンクが切って腕を捻る。
  ストロングがコーナーに押し込みモンキー・フリップ。
  パンクはロックを離さず体勢を直す。
  ストロングは起き上がると髪をつかんでコーナーに押し込む。
  チョップへ。
  パンクはかわすとモンキー・フリップへ。
  ストロングは側転で防ぐと両足を掴んで倒す。
  パンクが回転させて逃れる。
  ストロングは側転で防ぐと担ぐ。
  ダブル・ニー・ガット・バスターへ。
  パンクは着地しアナコンダ・バイスを狙う。
  ストロングが慌ててロープに逃げる。
  組むとパンクが腕を取る。
  ハンマー・ロックを決め転がすとグラウンド・ヘッド・シザース。
  ストロングがロープに脚をかける。
  パンクは中央に引っ張ると腕をマットに叩きつける。
  ハンマー・ロック。
  ストロングがハンマー・ロックに返しヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  パンクは耐えて魅せると額を突きあわせる。
  ストロングがロープに走りもう1発。
  パンクが耐える。
  ストロングが3発、4発、5発と重ねるも倒せない。
  すぐチョップへ。
  パンクはかわすとアーム・ドラッグ。
  2発、3発ときめクルーシーフィックス。カウント2。
  カバー。カウント2。
  アーム・ロック。
  ハンマー・ロック。
  もう片方の腕を曲げる。
  スナップ・メアから後頭部にドロップ・キック。
  起き上がろうとするストロングに2発、3発。
  腕を取るとコーナーに振ろうとする。
  振り返されるもコーナーを使って裏に回り背中に蹴り。
  ロープに押し付ける。
  ハンマー・ロック・スープレックスでカバー。カウント2。
  ハンマー・ロックを決め腕を蹴る。
  蹴り落とす。
  エプロンに引き上げるとリング内へのブレーン・バスター。
  カバー。カウント2。
  アーム・ロック。
  起き上がったストロングにチョップ。
  ストロングがチョップを打ち返そうとする。
  パンクは避けると腕を取りチョップ。
  
ストロングがチョップを打ち返そうとする。
  パンクは避けると腕を取りチョップ。

  チョップを連続で打ちエルボー。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもコーナーを使ってヘッド・シザースを狙う。
  ストロングは外すとチョップ。
  手首のテーピングを外すとチョップ。
  チョップを打ち込む。
  パンクがチョップ。
  チョップを打ち合う。
  ストロングが先に倒れて場外に出るもパンクを引きずり出しチョップ。
  チョップの打ち合い。
  パンクがフェンスにもたれる。
  ストロングがチョップを打ち鉄柱にもたれさせる。
  パンクがかわして誤爆させる。
  チョップを打ち込む。
  チョップを打ち込みリングに戻す。
  ストロングはパンクがリングに入る前にロープに走る。
  パンクがヒップ・トス。
  ストロングがすぐ蹴り飛ばす。
  パンクがヒップ・トス。
  腕にレッグ・ドロップ。
  キー・ロック。
  ストロングは体勢を変えるとパンクを持ち上げマットに叩きつける。
  両者ダウン。
  ストロングがチョップ。
  エルボー。
  コーナーに振り突進。
  パンクがカウンターで蹴り。
  コーナーに飛び乗る。
  ストロングはロープに蹴りを叩き込みパンクの体勢を崩して落下させる。
  ストロングがカバーするもパンクは近くのロープをつかむ。
  バック・ドロップ。
  背中にドロップ・キック。
  バック・ブリーカーで締め上げる。
  パンクはニーを叩き込んで逃れロープに走る。
  ストロングは蹴りを叩き込むとブレーン・バスター。
  カバー。カウント2。
  背中を殴りつける。
  チョップ。
  パンクが打ち返す。
  チョップの打ち合い。
  ストロングが打ち勝ち肩でバック・ブリーカー。
  パンクがエプロンに転がり出るも起き上がれない。
  ストロングが起こしてリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  パンクがショルダー・ブロック。
  もう1発。
  3発目を狙う。
  ストロングがカウンターでニー。
  バタフライ・スープレックス。
  カバー。カウント2。
  変形バタフライ・ロック。
  丸め込む。
  カウント2で返されるやキャメル・クラッチ。
  パンクが脚をロープにかける。
  ストロングがパンクにアイリッシュ・ウィップ。
  起こしてチョップ。
  アイリッシュ・ウィップ。
  カバー。カウント2。
  起こそうとする。
  パンクがチョップを打ち込んでいく。
  ストロングがサミング。
  チョップ。
  コーナーに振ろうとする。
  パンクが振り返し突進。
  ストロングがカウンターでショルダー・スルー。
  パンクはエプロンに着地するとストロングのパンチをガードしパンチ。
  ショルダー・スルーにいくと見せかける。
  ストロングがひっかかりニーを出す。
  パンクは避けると後頭部にハイ・キック。
  スプリングボード式ドロップ・キック。
  何とか腕をのせるもカウント2。
  両者ダウン。
  ストロングが先に起き上がり起こそうとする。
  パンクがチョップ。
  チョップの打ち合い。
  激しく打ち合う。
  ストロングが連続で打つ。
  パンクが連続で打つ。
  ロープに振りクローズラインへ。
  ストロングが絡みつきハーフネルソン。
  パンクは前に投げるとバック・エルボーで倒す。
  クローズライン。
  ロープに振ろうとする。
  ストロングが振り返しショルダー・スルーを狙う。
  パンクは蹴り上げるとレッグ・ラリアット。
  カバー。カウント2。
  腕を取ると蹴りのコンビネーション。
  後頭部にレッグ・ラリアット。
  カバー。カウント2。
  ストロングを起こすとバタフライの体勢。
  リバース・スープレックスに返そうとしたストロングにサンセット・フリップ。カウント2。
  パンクがクローズラインへ。
  ストロングが避けハーフネルソン・バック・ブリーカーへ。
  パンクがクルーシーフィックス・ボムを狙う。
  ストロングが耐えて担ぐとダブル・ニー・ガット・バスター。
  ランニング・ビッグ・ブーツでカバー。カウントは2。
  リリース・スープレックス。
  ストロング・ホールドを狙う。
  パンクが丸め込む。カウント2。
  パンクがシャイニング・ウィザードへ。
  ストロングはキャッチするとパワー・ボム・バック・ブリーカー。
  ストロング・ホールドを決める。
  パンクが何とかロープをつかむ。
  ストロングがパンクをコーナーにもたれさせチョップ。
  コーナーにのせるとスーパープレックスを狙う。
  パンクは腹にパンチを入れるとフェイス・バスターで落とす。
  ダイビング・レッグ・ドロップ。
  カバー。
  カウント2で返されるなりアナコンダ・バイス。
  ストロングがロープに脚をかける。
  パンクはペプシ・プランジだと叫ぶとストロングをロープに振ろうとする。
  ストロングは股下をくぐると同時に股間にパンチ。
  パンプハンドル・バック・ブリーカーを狙う。
  パンクは着地するとバックを取る。
  ストロングがバックを取り返しオコーナー・ロールを狙う。
  パンクはロープを掴んで防ぐとシャイニング・ウィザード。
  カバー。
  カウント2で返されるやアナコンダ・バイスを決めタップさせる!
  パンクの勝利!
  パンクはストロングと握手。



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
ジミー・レイブvs.コルト・カバナ

ストリート・ファイト:カーニッジ・クルーvs.ダン&マーカス

6マン・メイヘム:BJウィットマーvs.イジーvs.ジャック・エヴァンスvs.アズリエルvs.ファスト・エディvs.デランジド

マスクド・ボストン・スーパースターvs.ボビー・デンプシー(ノー・コンテスト)

ホミサイドvs.ジェームス・ギブソン

CMパンクvs.ロデリック・ストロング→詳細

ピュア王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.ナイジェル・マッギネス

ノン・サンクションド:ロウ・キーvs.オースチン・エリーズ

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