ROH 05年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
ROH:Fate of an Angel 7/16/05
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
AJスタイルズ対ロデリック・ストロング→詳細
雑 感
 
@ナイジェル・マッギネス対クラウディオ・カスタニョーリ
 CCのデビュー戦。
 ヨーロピアで下積みをしたCCの売り出し相手に
 ナイジェルを選んだのは上手いですね。
 今回は軽めに紹介を、といった所。
 平均より少し上。 
 これが3年後にはメインを張っているなんて誰が思ったでしょうか。

Aオースチン・エリーズ対エル・ジェネリコ
 エリーズが前ROH王者、ジェネリコが新人という事で
 格の差からエリーズが余裕を見せながら対処していくという内容にならざるを得ません。
 平均レベル。

B4コーナー・サバイバル:ケビン・スティーン対ホミサイド対ディクシー対アズリエル
 スティーンとホミサイドの激しい打ち合いには
 未来のシングル戦を期待させるし
 全体を見ても攻めっぱなしの楽しさを感じさせるに足るものでした。
 平均レベル。

 パンクがギブソンをこきおろすも
 実際に出てくるとベルトも忘れ逃げる。
 ベルトを取られたパンクはチェーンで攻撃して流血させる。
 そしてベルトを取り返すと自慢げに去っていく。

Cタッグ王座戦、アルティメット・エンデュランス:カーニッジ・クルー(ch)対ダン&マーカス対レイシーズ・エンジェル対エンバシー
 この面子でタッグ王座戦という名を語ろうなんて冗談きつすぎる。
 試合形式はスクランブル/ストリートファイト/タッグ王座戦でした。
 ひどい試合。

 バック・ステージ場面でギブソンがメインに出れるか分からないというアナウンス。

DAJスタイルズ対ロデリック・ストロング→詳細
 まさしくAJの本領発揮。
 独創的な攻防で引き込みます。
 後半は敢えて控えめにして
 気力の戦いに持っていきながら
 最後は美しい切り返しで強烈な幕引きを演じました。
 後半のクオリティはもう少し向上させる余地がありますけれども
 ストロングは、AJと素晴らしい試合をした、
 と履歴書に書けるだけのものを見せましたね。
 ぎりぎりグッド・マッチ。
 
Eピュア王座戦:サモア・ジョー(ch)対ジミー・レイブ
 ジョーの猛性とレイブの勘違い男っ振りが
 上手く噛み合いスイングしていました。
 中々良い試合です。
 試合中ジョーがDDTを放つ際に橋本と叫んで追悼の意を示す場面も見られました。

 試合後エンバシーがチャン虐めをしようとすると
 暗転しマット・ハーディが降臨。

Fマット・ハーディ対クリストファー・ダニエルズ
 所謂ドリーム・マッチと銘打たれるカードですが
 この試合にとって不幸だったのはダニエルズと
 比較される運命であるAJが同じマット相手に、名勝負をしているという事実。
 あれみたいに、とてつもないエネルギー場は発生せず
 酷ながら期待外れの烙印を押さずにはいられません。
 一進一退の攻防で一定のクオリティは満たしているんですけどね。
 平均的な良試合。
 最後はパンクがダニエルズにベルト攻撃で介入し幕です。

GROH王座戦:CMパンク(ch)対ジェームス・ギブソン
 ギブソンが出場できないかもしれないという仕掛けが
 単純ながら、いや単純だからこそか、成功し
 ギブソンが現れた時には既に雰囲気が出来上がっていましたね。
 最大の政敵がギブソンと位置づけられているだけあって
 両者気持ちを込めたファイトを見せてくれ見応えのある熱戦でした。
 フィニッシュ含めRedemptionへの伏線も引けていますし
 グッド・マッチに少し届かずも中々良い試合でした。

 試合後ギブソンを馬鹿にするパンクだったが
 ダニエルズに襲われ仕返しのベルト攻撃を食らう。
 ダニエルズがベルトを奪い取っていったため
 パンクはまたもWWE入り出来ずに次回の興行でも王座戦を行う羽目に。


総評
 マット対ダニエルズこそ期待を下回りましたが
 後半のクオリティは高く、まあまあ良い大会だったと言えるでしょう。

DVD Rating
★★★☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ナイジェル・マッギネス対クラウディオ・ カスタニョーリ

オースチン・エリーズ対エル・ジェネリコ

4コーナー・サバイバル:ケビン・ス ティーン対ホミサイド対ディクシー対アズリエル

タッグ王座戦、アルティメット・エンデュ ランス:カーニッジ・クルー(ch)対ダン&マーカス対レイシーズ・エンジェル対エンバシー

AJスタイルズ対ロデリック・ストロング →詳細

ピュア王座戦:サモア・ジョー(ch)対 ジミー・レイブ

マット・ハーディ対クリストファー・ダニ エルズ

ROH王座戦:CMパンク (ch)対ジェームス・ギブソン


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 AJスタイルズ対ロデリック・ストロング


  腕の取り合いからAJがヘッド・ロック。
  ストロングはAJを持ち上げるとコーナーに乗せて何かしようとする。
  AJがその前に離れ場外で間を置く。
  ストロングがヘッド・ロック。
  ショルダー・タックルを決めるもAJが倒れない。
  AJがドロップ・キックの流れへ。
  ストロングがロープを掴んで止まるも
  AJはそのまま一回転する事で自爆を防ぐ。
  驚くストロングにハリケーン・ラナ。
  スパイン・バスターも決める。カウント1。
  いきなりスタイルズ・クラッシュを狙う。
  ストロングが抵抗してロープを掴む。
  AJがリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  ストロングは逆に持ち上げロープの上に落とすと蹴り上げようとする。
  避けられるもターン・バックルにぶつけリングに戻ろうとする。
  そこにAJがスプリングボード式ムーンサルト。
  カバーするもカウント2。
  ニー・ドロップからカバー。カウント2。
  ストロングに技を逃れられていくも最後はドロップ・キックを決め
  場外に逃れた所でブランチャ。
  ストロングがフェンスに振り返。
  AJは跳び超えるとカウンターでフォア・アームズ。
  更にフェンス上からダイビング・フォア・アームズ。
  エプロンでブレーン・バスターを狙う。
  防がれるもヘッド・ロックで場外に落とそうとする。
  ストロングは防ぐとエプロンへのサイド・スープレックス。
  背中にビッグ・ブーツを決めフェンスにぶつける。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  AJがモンキー・フリップを狙う。
  ストロングが耐えベリー・トゥー・ベリー。
  カバーするもカウント2。
  背中を攻める。
  AJがフォア・アームズを浴びせロープに走る。
  ストロングがAJばりのドロップ・キックを決めカバー。カウント2。
  バタフライ・スープレックスからカバー。カウント2。
  チョップの打ち合い。
  AJが延髄切り。ペイレイ・キック。
  両者ダウン。    
  AJの猛攻。
  一回転してのリバースDDTを決めカバー。カウント2。
  追い込みが続く。
  ローリング・ラリアットへ。
  ストロングが受け止めバック・ブリーカー。
  もう一発バック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ハーフネルソン・バック・ブリーカーを狙う。
  逃れられるもダブル・ニー・ガット・バスター。
  ビッグ・ブーツへ。
  AJがカウンターで払い蹴りを決める。
  AJがアルゼンチン・バック・ブリーカーを狙う。
  ストロングが逃れオコーナー・ロールへ。
  ロープを掴んで防がれるも即座にビッグ・ブーツ。
  カバーするもカウント2。
  パワー・ボムへ。
  AJは後ろに着地するとショート・レンジ・ラリアット。
  コーナー上へ。
  ストロングがAJを捕らえスーパープレックスを狙う。
  AJは押し飛ばすとスパイラル・タップへ。
  ストロングは避けて自爆させるとストロング・ホールド。
  ボストン・クラブに移行。
  AJが何とかロープを掴む。
  ストロングがハーフネルソン・バック・ブリーカーへ。
  AJがサンセット・フリップに切り返し、そこからスタイルズ・クラッシュで1,2,3!
  AJの勝利!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ナイジェル・マッギネス対クラウディオ・ カスタニョーリ

オースチン・エリーズ対エル・ジェネリコ

4コーナー・サバイバル:ケビン・ス ティーンホミサイド対ディクシー対アズリエル

タッグ王座戦、アルティメット・エンデュ ランス:カーニッジ・クルー(ch)対ダン&マーカス対レイ シーズ・エンジェル対エンバシー

AJスタイルズ対ロデリック・ストロング→詳 細

ピュア王座戦:サモア・ジョー(ch)対 ジミー・レイブ

マット・ハーディ対クリストファー・ダニ エルズ

ROH王座戦:CMパンク (ch)対ジェームス・ギブソン

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