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DVD 名
ROH:Weekend of Thunder Night One 11/5/04
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感

@エース・スティール対ジミー・レイブ
 ハイライトが新たに踏み台女ウィリアムスを加えたレイブの入場とは情けないではないか。
 序盤のエースによる執拗なヘッド・ロックだって
 何の意図も無かったのだから
 その後何の見所も無くても予想の範囲内と言うしかないのである。
 悪い試合。
 

A4コーナー・サバイバル:ホミサイド対エンジェル・ダスト対ダン対ファスト・エディ
 誰がどう見てもホミサイドが勝つに決まっているではないか。
 こんなミスをする3人ではホミサイドも救えないし、
 やる気がないと責められる物ではないだろう。
 予想通りのひどい試合。

Bボストン・ストリート・ファイト:カーニッジ・クルー対ダン・マフ、BJウィットマー
 カーニッジの試合に当たりなし。
 こんな奴らに負けてどうするんだ。
 少し悪い試合。

Cロウ・キー対チャド・コリヤー
 ピュア・レスリングじゃないと良い試合ができないのは困り物。
 ロウ・キーも脚を痛めた振りなんて
 わざわざする必要は無いじゃないか。
 そういうイメージの無いキーがやったために
 信じた観客もいて成功はしていたが相手が相手なんだから。
 それと振りをしている間中断するからって
 バック・ステージのプロモを挿入するのもいかがなものか。
 少し悪い試合。
 
Dジョン・ウォルターズ、ナイジェル・マッギネス対サモア・ジョー、ジェイ・リーサル
 これがドリーム・タッグ・マッチという触れ込みには
 誰の夢なんだと突っ込みたい気もするが
 少なくとも本人達は気合が入っており
 小気味良いテンポを貫いて
 最低限以上の連係も見せているのだから不問としようではないか。
 中々良い試合。

Eアウトキャスト・キラーズ対デイビー・アンドリュース、シェイン・ハガドーン
 キラーズがエンバシーの一員だと知らなければ
 どっちがジョバーか分からないようなカードではないか。
 その実力でスカッシュ・マッチをしたいのなら
 レフェリーやアナウンサー当たりから相手を探すのが適当というものだろう。

Fオースチン・エリーズ対CMパンク
 パンクが通常の試合で数え歌をできるのはこの羊ぐらいのものではないか。
 なれば見る方も期待が高まるのも至極当然というもの。
 さて試合は手の合う所を見せ
 高レベルにまとまっていたが
 停電というアクシデントで
 観客、そしてこの2人も高く張り詰めた気が途切れてしまった感があるのである。
 (しかし停電中スポット・ライトを当てて戦うのも一興ではありました)
 残念な事に中々良い試合程度に
 収まってしまったのである。

Gタッグ王座戦:リッキー・レイヤース、ロッキー・ロメロ(ch)対ロデリック・ストロング、ジャック・エヴァンス
 ストロング、エヴァンスのタッグに外れは無いのである。
 しかしそれが当たり確実と同義でないのは言うまでも無いではないか。
 それ故最初に乱戦から入ったものの
 荒れずに長引いたり、と筋が定まらなければ
 まあまあ良い試合に収まっても不思議ではないのである。 

H獣神サンダー・ライガー対ブライアン・ダニエルソン→詳 細
 ライガーを初めて見た時
 なんて格好悪いのだ、と思ったものである。
 それはさておき試合の方は同じ事をやり返すという展開で進む。
 それは日本とアメリカの頂点が激突したが故の合わせ鏡の攻防ではなく
 既にロートルの気があるライガーに対し
 アメドラが目に余るまでの
 (ライガーが過去にどんな活躍をしているかは知ったこっちゃ無いのである)
 セールを行い実現したそれである。
 しかし日本神話幻想のベールを剥ぎ取るまでには至らなかった。
 ある程度のレベルには達していたのである。
 それも片方がアメドラなのだから当然である。
 錆びを落とされたライガーも貢献していただろうが
 多分にその度合いが低いと見て間違いないのは火を見るより明らかではないか。
 そのまま悪い点もなく
 クライマックスでは掟破り、必殺技を狙い合い
 勝手に盛り上がってくれる観客の欲求を満たしたのであった。
 グッド・マッチに少し届かずの中々良い試合。 


総評
 半分以上が駄作なのである
。 
 しかもライガーに思い入れや幻想を抱いてなければ
 手に入れる決定打にも欠けるのである。
 これではどうしようもないではないか。

DVD Rating
☆☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
エース・スティール対ジミー・レイブ

4コーナー・サバイバル:ホミサイド対エンジェル・ダスト対ダン対ファスト・エディ

ボストン・ストリート・ファイト:カーニッジ・クルー対ダン・マフ、BJウィットマー

ロウ・キー対チャド・コリヤー

ジョ ン・ウォルターズ、ナイジェル・マッギネス対サモア・ジョー、ジェイ・リーサル

ア ウトキャスト・キラーズ対デイビー・アンドリュース、シェイン・ハガドーン

オー スチン・エリーズ対CMパンク

タッグ王座戦:リッキー・レイ ヤース、ロッキー・ロメロ(ch)対ロデリック・ストロング、ジャック・エヴァンス

獣 神サンダー・ライガー対ブライアン・ダニエルソン詳 細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 獣 神サンダー・ライガー対ブライアン・ダニエルソン

  
アメドラは 最初こそ不穏な空気を醸しだしていたが
  正々堂々とライガーに対していく。
  まずはレスリング。
  アメドラがショルダー・タックルを決めて行くもライガーは受けきる。
  ならばと脚を取りロメロ・スペシャルを狙う。
  ライガーがはねのけロメロ・スペシャル。
  バック・ブリーカーを決める。
  場外に逃れたアメドラにフェイクをかけてからブランチャ。
  戻ってきた所に襲い掛かる。
  打撃にシフトしたアメドラが返り討ちにする。
  ライガーを落とすとフェンスにぶつける。
  攻め立てエアプレイン・スピン。
  ファイヤーマンズ・キャリーに続けダイビング・ヘッド・バッドへ。
  ライガーは避けるとダイビング・ヘッド・バッドへ。
  避けられ自爆。
  両者ダウン。
  ライガーが掌底から雪崩式ハリケーン・ラナを決めカバー。カウント2。
  アメドラが掌底を狙ったライガーの腕にドロップ・キック。
  腕を攻めフルネルソン・スープレックスを狙う。
  防がれるやジャーマン。カウント2。
  キャトル・ミューティレーションが炸裂!
  カバーに行くがカウント2!
  フルネルソン・スープレックスを狙う。
  ライガーが丸め込みに返そうとする。
  読んでいたアメドラが潰してカバーに持っていく。カウント2。
  アメドラがローリング・エルボーからフルネルソン・スープレックス。
  カウント2で返されるやキャトル・ミューティレーション!
  ライガーがロープに脚をかける。
  アメドラがブレーン・バスターを狙う。
  ライガーがこらえて逆にブレーン・バスター。
  掌底からライガー・ボムを狙う。
  逃れられるもスピン・キックを決めライガー・ボム!カウントは2!
  ならばと垂直落下式スーパープレックスを決め1,2,3!
  ライガーの勝利!
  最後は握手。



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

エース・スティール対ジミー・レイブ

4コーナー・サバイバル:ホミサイド対エンジェル・ダスト対ダン対ファスト・エディ

ボストン・ストリート・ファイト:カーニッジ・クルー対ダン・マフ、BJウィットマー

ロウ・キー対 チャド・コリヤー

ジョ ン・ウォルターズ、ナイジェル・マッギネス対サモア・ジョー、ジェイ・リーサル

ア ウトキャスト・キラーズ対デイビー・アンドリュース、シェイン・ハガドーン

オー スチン・エリーズ対CMパンク

タッグ王座戦:リッキー・レイ ヤース、ロッキー・ロメロ(ch)対ロデリック・ストロング、ジャック・エヴァンス

獣 神サンダー・ライガー対ブライアン・ダニエルソン詳 細

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