ROH 04年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
ROH:Reborn Completion 7/17/04
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
ピュ ア王座戦:ダグ・ウィリアムス対アレックス・シェリー→詳 細
雑 感

2枚組みです。

@イジー&ディクシー対ロデリック・ストロング、ジャック・エヴァンス
 イジー、ディクシーがスポットを連発した後
 ストロング、エヴァンスがドミネイト。
 後の名タッグだけに多くの可能性が見えます。
 悪くない試合。

A4コーナー・サバイバル:ジェイ・リーサル対ナイジェル・マッギネス対ダグ・ウィリアムス対ジョン・ウォルターズ
 AJがROHに出れないので空位となったピュア王座決定戦に出場するレスラーを決める一戦。
 ナイジェル対ダグの英国人対決がクローズ・アップされていたようですが
 どうでも良いほどつまらない一戦でしたね。
 平均レベル。

Bウェポンズ・マッチ:ニュー&インプルーブド・カーニッジ・クルー対カーニッジ・クルー
 わざわざメンバーを表記する気も起こりません。
 悪い試合。

C4コーナー・サバイバル:マット・ストライカー対オースチン・エリーズ対アレックス・シェリー対CMパンク
 こちらもピュア王座戦出場者を決める一戦。
 当然エリーズ、シェリー対パンク、ストライカーで進みます。
 Aに負けず劣らずのつまらなさでしたね。
 あのフィニッシュはありだとは思いますけど・・・
 悪くない試合。

Dフォールズ・カウント・エニウェア:エース・スティール、コルト・カバナ対ダン・マフ、BJウィットマー
 只の殴り合いの域を出ない上に
 最後はもろにフェイクの高所落下ですからね。
 悪い試合です。

Eジミー・レイブ対トレント・アシッド
 エンバシーの新メンバーとして紹介されたのがレイブ。
 これでエンバシーもようやく存在意義が出きました・・・
 しかし試合はムラっ気たっぷりのアシッドのいつもの試合で悪い。
 
Fピュ ア王座戦:ダグ・ウィリアムス対アレックス・シェリー→詳 細
 両者がそれぞれのグラウンド・テクで凌ぎを削ります。
 前半こそ筋の無い只の技術戦でしたが(それでも面白いことは面白い)
 後半はダグの腕攻め、シェリーの腕攻めで通し、
 ダグにしてはカオス・セオリーも狙わず突き通したので
 好勝負となりました。
 警告等のルールは活用されませんでしたが
 一応使ってルール紹介をしており
 ピュア王座戦のショウケース・マッチとなりましたね。
 ぎりぎりグッド・マッチ。


パンクとスティムボートの最終抗争
 軽くやりあった後スティムボートが「才能はあるのだから相手を尊敬する心を持て」と説得。
 パンクが返答する前にGN軍が現れスティムボートに襲いかかります。
 パンクも加わるかと思いきやスティムボートを助けようとし
 最後は2人で撃退します。
 これでパンクはフェイス・ターン。

Gホミサイド、リッキー・レイヤース、ロッキー・ロメロ対スパンキー対サモア・ジョー、ブリスコ・ブラザーズ

 特別なレベルではなくとも連係、孤立、介入といった
 タッグ要素をしっかりこなして行き30分ものロング・マッチを完成させました。
 只クライマックスでマークがSSPを自爆し
 フィニッシュが再びアレだったのは残念。
 中々良い試合程度。
 試合後ロウ・キーが現れロットワイラーズの暴挙を止めるのかと思いきや
 まさかのロットワイラーズ入りというサプライズでエンド。


@デリリウス対マット・サイダル
 13分も試合時間を与えられている辺りROH側の期待の高さも見受けられます。
 実際この2人はROHに定着する両者だけあって
 期待に見事応え本大会に出せるようなしっかりした試合を。
 平均より少し上。

Aジョシュ・ダニエルズ対B-Boy
 ジョシュの実直な試合運びと
 B-Boyのハード・ヒッティングでPlease come backも起きました。
 平均より少し上。
 しかしジョシュと違って結局B-Boyは呼ばれませんでしたね。
 アピールが苦手でホミサイドとかぶる辺りが敬遠されたのか。
 レイヤースの代わりに彼がロットワイラーズ入りしても面白かったですけどね。


総評。
 
平均的なクオリティはROHに似合わず低いですね。 只ピュア王座 戦はこれを初代王座戦にしたい程のクオリティでしたから
 1点物としての魅力はあるんじゃないでしょうか。

DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
イジー&ディクシー対ロデリック・ストロング、ジャック・エヴァンス

4コーナー・サバイバル:ジェイ・リーサル対ナイジェル・マッギネス対ダグ・ウィリアムス対 ジョン・ウォルターズ

ウェポンズ・マッチ:ニュー&インプルーブド・カーニッジ・クルー対カーニッジ・クルー

4コーナー・サバイバル:マット・ストライカー対オースチン・エリーズ対アレックス・シェリー 対CMパンク

フォー ルズ・カウント・エニウェア:エース・スティール、コルト・カバナ対ダン・マフ、BJウィットマー

ジ ミー・レイブ対トレント・アシッド

ピュ ア王座戦:ダグ・ウィリアムス対アレックス・シェリー詳 細

ホミサイド、リッキー・レイ ヤース、ロッキー・ロメロ対スパンキー対サモア・ジョー、ブリスコ・ブラザーズ

マット・サイダル対デリリウス (Do or Die III)

B-Boy対ジョシュ・ダニエ ルズ(Do or Die III)


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ピュア王座戦:ダグ・ウィリアムス対アレックス・シェリー

  グラウンド・レスリングの攻防。
  ダグは、サブミッションから抜け出せずサミングに頼ろうとしたシェリーにフォア・アームズ。
  仕切り直し。
  ダグがシェリーを丸く固めて動けなくする。
  しかし力の差を見せるように何もしない。
  これに対しシェリーはダグ以上のものがあるとテクを見せつける。
  仕切り直し。
  ダグが力比べからトリッキーな動きで両腕を取ろうとする。
  シェリーが逆にその動きを利用し両脚を取る。
  ダグが逃れて仕切り直し。
  腕の取り合い。
  技術の競り合いが続いていく。
  ダグが腕に狙いをつける。
  シェリーがロープ・ブレイクで逃れようとロープをまたぐ。
  ダグは離れるも離れ際にロープを蹴りつける。
  警告を受ける。
  シェリーが場外で間を置く。
  ダグは再び腕狙い。
  シェリーは延髄切りに切り返すと首攻め。
  フィスト・ドロップで警告を受ける。
  ダグは打撃で反撃するとダイビング・ニーへ。
  シェリーが避け突進。
  ダグは避けると同時にアーム・バーに捕らえる。
  シェリーはたまらずロープに脚をかける。
  これで2回目の使用。
  シェリーが膝蹴りからネック・ブリーカーで再び主導を握る。
  シェリーがクロス・ボディへ。
  ダグは受け止め投げ落とすと腕にダイビング・ニー・ドロップ。
  ハンマー・ロックに捕らえる。
  シェリーがサミングで逃れる。
  ダグはロープ際で再びハンマー・ロック。
  シェリーは仕方なく3度目のロープ・ブレイクを使用。
  ダグは休む暇を与えずサブミッションを狙う。
  シェリーがDDTに切り返す。
  カバーするもカウント2。
  ダグがニー・ストライクからカバー。カウント2。
  腕を捕らえ持ち上げる。
  逃れたシェリーにカウンターでニー・ストライクをいれロープに走る。
  シェリーがカウンターでスーパー・キックをいれロープに走る。
  ダグがアーム・バーに捕らえる。
  シェリーがボーダー・シティ・ストレッチに切り返す。
  ダグがサミングで逃れる。
  シェリーがダブル・ニーから後頭部へダイビング・ダブル・ストンプ。
  そしてシェリー・ショックを決めるもカウントは2。
  コーナー際の攻防からダグがロープを使った腕へのサブミッションに捕らえると
  シェリーは為す術なくタップ・アウト!
  ダグが新ピュア・チャンピオンに!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

イジー&ディクシー対ロデリック・ストロング、ジャック・エヴァンス

4コーナー・サバイバル:ジェイ・リーサル対ナイジェル・マッギネス対ダグ・ウィリアムス対 ジョン・ウォルターズ

ウェポンズ・マッチ:ニュー&インプルーブド・カーニッジ・クルー対カーニッジ・クルー

4コーナー・サバイバル:マット・ストライカー対オースチン・エリーズ対アレックス・シェリー 対CMパンク

フォー ルズ・カウント・エニウェア:エース・スティール、コルト・カバナ対ダン・ マフ、BJウィットマー

ジ ミー・レイブ対トレント・アシッド

ピュ ア王座戦:ダグ・ウィリアムス(新チャンピオン!)対アレッ クス・シェリー詳 細

ホミサイド、リッキー・レイ ヤース、ロッキー・ロメロ対スパンキー対サモア・ジョー、ブリスコ・ブラ ザーズ(DQ)

マット・サイダル対デリリウス(Do or Die III)

B-Boy対ジョシュ・ダニエルズ(Do or Die III)

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