ROH 04年のレ ビューに戻る TOPに戻る

DVD 名
ROH:All Star Extravaganza II 12/4/04
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
2枚組み総時間4時間15分。

1試合目−
デイビー・アンドリューズ、アンソニー・ フランコ、シェイン・ハガドーン、マット・ターナー対スペシャルK
 スピードはあるけど流れもへったくれもない悪い試合。
 まあ練習生の試合なので・・・

2試合目−ジェイ・リーサル対ウェポン・オブ・マスク・デストラクション
 どこの選手とも知れぬマスクマン相手に
 リーサルが試合を作って一応見れるレベルにはしてきました。

3試合目−
タッグ・チーム・スクランブル:ダン・マ フ、BJウィットマー対アウトキャスト・キラーズ対ダン、 マーカス対カーニッジ・クルー
 悪い意味で乱闘と形容するにふさわしいもの。
 適当にインパクトのある技を連発しているだけ。

4試合目−
ピュア王座戦:ジョン・ウォルターズ(ch)対ジミー・レイブ詳細
 ひたすらサブミッションの切り返し。
 見事な攻防は時折あるものの
 面白さにかけるので見てて疲れます。
 ウォルターズはサブミッション以外ほとんど使わずで投げは一切無し。
 レイブは途中から投げも織り交ぜてきますが基本地味だし・・・
 最後はあっけない幕切れ。
 まあまあの試合です。

5試合目−
オースチン・エリーズ対ロウ・キー詳細
 初対決らしいです。
 エリーズの方は気合入っていて
 面白い攻防とか見せてくるんですが
 ロウ・キーはというと各種ダブル・ストンプ以外はやや単調です。
 完全にブッキングが前哨戦という形なので意気を削がれたか。
 期待外れではあるものの良い試合。

6試合目−
タッグ王座戦:ハバナ・ピットブルズ (リッキー・レイヤーズ、ロッキー・ロメロ)(ch)対ナイジェル・マッギネス、チャド・コリヤー
 別段タッグとての良さも無く
 三点倒立スポットだけが見所。
 そこまで悪くもないですが・・・

7試合目−ジャー ク・ジャクソン対トレント・アシッド
 アシッドはいつもと違うギミックで、どこの者とも知れないジャクソン とひどい試合をしています。
 短いのが救い。

8試合目ーロデリック・ストロング、ジャック・エヴァンス対コルト・カバナ、ジミー・ジェイコブス

9試合目−ブライアン・ダニエルソン対ホ ミサイド→詳細

 5試合目の後に以下のように仕込がありました。
 〜〜
 コルネットがヒーナンのファンだと言い
 ヒーナンも同じくコルネットのファンだと言って応じる。
 しかしヒーナンがファンに感謝し去ろうとしたところで
 コルネットはヒーナンを引きとめ、お前の影に隠れるのはうんざりだと言う。
 ストロング、エヴァンスがヒーナンを襲撃するもカバナ、ジェイコブスが救い出す。
 ヒーナン、コルネットが後に行われるタッグのセコンドにつくことになる。

 〜〜
 さて試合のほうの
 主役は伝説級のマネージャー2人。
 見事な仕事ぶりを堪能できるファン・マッチ。
 しかしそれ以外は、どちらも攻め切れない展開で
 間が開きすぎたり地味な攻防になってしまいました。
 ちょっと流れが変であまり良くなかったですね。
 緩急がないのも問題。
 平均程度の試合。

IROH王座戦:サモア・ジョー (ch)対CMパンク→詳細

  60分時間切れ2回後の時間無制限。
 同じ方向性と思い込んでミス・ディレクションされていましたね。
 改めてみると結構面白い。
 序盤は少ないムーブでも語っていこうという狙い。
 パンクがヘッド・ロックを軸にしながらも
 それで満足せず頭部への打撃で削っていこうとする。
 ハイリスク・ハイリターンの攻防を見せ場としていますね。
 自由度が増えた分完成度がやや落ちたように見えますが生み出す方向性は正しいですよ。
 中盤はジョーが流血したパンクを追い込む。
 ジョーのえぐさ、パンクの茫洋たる未来。
 素晴らしい距離感で出来る事を模索していきます。
 パンクが序盤の頭部攻めを足がかりに反撃して終盤へ。
 大技と小技の織り交ぜが上手く3戦目ならではの攻防もありますね。
 技をかける方の気迫と受け手の受身が一致していたのも見逃せない所です。
 ややあざというもののスティムボートを使ってスリーパー後に丸め込みの応酬を実現させボリュームを増したりもしている。
 30分とパンクにとって中途半端な試合時間だった事を考えると最終決戦として十分な出来栄えです。
 文句なしにグッド・マッチ。

 (執筆日:1/9/11)



総評。
 悪い大会といっても言い過ぎではないと思います。
 ジョー対パンク3もパンクの個人物3に収録されているので
 コレクション的な意味合いでしか手に入れる必要はないと思います。 
 
 (執筆日:8/16/07)
DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
デイビー・アンドリューズ、アンソニー・ フランコ、シェイン・ハガドーン、マット・ターナー対スペシャルK

ジェイ・リーサル対ウェポン・オブ・マスク・デストラクション

タッグ・チーム・スクランブル:ダン・マ フ、BJウィットマー対アウトキャスト・キラーズ対ダン、 マーカス対カーニッジ・クルー

ピュア王座戦:ジョン・ウォルターズ(ch)対ジミー・レイブ詳細

オースチン・エリーズ対ロウ・キー詳細

タッグ王座戦:ハバナ・ピットブルズ (リッキー・レイヤーズ、ロッキー・ロメロ)(ch)対ナイジェル・マッギネス、チャド・コリヤー

ジャーク・ジャクソン対トレント・アシッド

ロデリック・ストロング、ジャック・エ ヴァンス対コルト・カバナ、ジミー・ジェイコブス

ブ ライアン・ダニエルソン対ホ ミサイド詳細
10
ROH 王座戦:サモア・ジョー (ch)対CMパンク→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 ピュア王座戦:ジョン・ウォルターズ(ch)対ジミー・レイブ


  握手して試合開始。
  基本ムーブの攻防から両者拳を構えるも思いとどまる。
  レイブが手を差し伸べるもウォルターズが応じようとすると下げ心理戦を仕掛ける。
  腕の取り合いからロープに走る。
  レイブがカバーしていくもウォルターは慌てず対応し
  ドラゴン・スクリューからインディアン・デス・ロックと同時にもう片方の足で首を締め上げる。
  レイブはロープを掴んで逃れる。
  レイブは場外で間をおく。
  レイブは平手打ちで挑発。
  ウォルターズは思わず殴りつけてしまい警告を受ける。
  ウォルターズがレイブをコーナーに追い詰める。
  レイブはレフェリーが見ていないのをいいことに両手でパチンと鳴らすと殴られた振り。
  レフェリーは騙されウォルターズからロープ・ブレイク権1回分を剥奪。
  両者腕に狙いをつけ一進一退の攻防。
  レイブが髪を掴んでネック・ブリーカーを決める。
  レイブはレフェリーに時間を聞いて目をそらすとウォルターズを殴りつける。
  流れを掴んだレイブは首を攻めていく。
  ウォルターズの反撃を防ぎインバートDDT。
  カバーするもカウント2。
  レイブは変形ウォルターズを場外に引きずり出すとフェンスにぶつける。
  バック・ドロップを決めカバー。カウント2。
  ウォルターズはバック・ドロップを防ぐと丸め込んでいく。カウント2止まり。
  ウォルターズはクローズラインを決めるとミサイル・キック。
  カバーするもレイブはロープを掴んで逃れる。
  ウォルターズはダブル・ニー・バック・ブリーカーからカバー。カウント2。
  レイブはトルネード・アーム・バー・テイクダウンからクロス・フェイス。
  ウォルターズはロープを掴んで逃れる。
  両者ロープ・ブレイク権は1回づつ。
  レイブはサンセット・フリップから逃れるとシャイニング・ウィザード。
  カバーするもカウント2。
  ならばとレイブ・クラッシュへ!
  ウォルターズは防ぐとシャープ・シューターに返す。
  レイブは上体を起こして崩すとボストン・クラブ。
  ウォルターズが逆にボストン・クラブに切り返す。
  レイブはロープを掴んで逃れる。
  相手にロープ・ブレイク権がなくなったので
  ウォルターズはコーナーを使って変形トーチャー・ラック。
  レイブはコーナーを蹴り上げ逃れるとバック・ブリーカーからガーナリア。カウントは2。
  ウォルターズがシャープ・シューターを決める。
  レイブは場外に転がり落ちるもウォルターズは決めたまま。
  ウォルターズはカウント16まで決めリングに戻る。
  カウントアウトでウォルターズの勝利!



 オースチン・エリーズ対ロウ・キー

  ロウ・キーが挑発しエリーズも応じる。
  グラウンドの勝負になるがほぼ互角。
  ロウ・キーは挑発でラフ・ファイトに持ち込み自分のペースとしたい。
  しかしエリーズは冷静さを失わずグラウンドでじっくり攻めていく。
  膠着状態が続いていたが
  エリーズが頭部へのドロップ・キックを決めるとトペ・スイシーダ。
  リングに戻すと相手の狙いを読みながら攻めていく。
  ブレーン・バスターを狙うもロウ・キーの抵抗を受ける。
  ロウ・キーはロープ上に落とすとドロップ・キックで落とす。
  ロウ・キーは打撃を叩き込んでいく。
  そしてツリー・オブ・ウォー!
  カバーするもカウント2。
  劣勢のエリーズは丸め込みを狙うのが精一杯。
  ロウ・キーはサンセット・フリップを防ぐとダブル・ストンプ。
  カバーするもカウント2。
  ゲットー・ストンプにいくが避けられる!
  エリーズはスプリングボード式の技を狙ったロウ・キーをクローズラインで打ち落とす。
  エリーズがカウンターでサイドウォーク・スラム。カウント2。
  パワー・ドライブ・エルボーからカバーもカウント2。
  ロウ・キーはを膝を立ててライオン・サルト防ぐとカバー。カウント2。
  ジャーマンを決めるもカウント2。
  エリーズはコーナー上のロウ・キーを捕らえ抱え上げるとファイヤーマンズ・キャリーから450°スプラッシュへ!
  ロウ・キーは膝を立てて防ぐとカバー!カウント2!
  残り1分と告げられる。
  ならばとキー・クラッシャーへ!
  エリーズがクルーシーフィックス・ボムに切り返す。
  残り30秒。
  エリーズはコーナーに登り450°スプラッシュ!1,2,時間切れ!
  引き分けになる。
  観客からは5分延長コール。
  重役も出てきて5分延長を提案。
  しかしロウ・キーは応じず去っていく。



 ブライアン・ダニエルソン対ホミサイド


  最初は相手の出方を探る、ゆっくりとしたレスリング。
  アメドラは腕を取ってきたホミサイドにドロップ・キック。
  ホミサイドは場外に出て間を置く。
  アメドラは挑発し返しヨーロピアン・アッパーカート。
  アメドラが蹴りを浴びせていく。
  クロス・ボディ→カバーを繰り返す。
  落とされるもすぐに戻ってショルダー・タックル。
  ホミサイドは再び場外に出て流れを断つ。
  アメドラが腕を攻めていく。
  ホミサイドはサミングから反撃。
  フェンスに投げつける。
  アメドラも振り返してホミサイドをフェンスにぶつける。
  入場口でボディ・スラムを決めるとスモークスに迫る。
  ホミサイドがその隙を突き襲い掛かる。
  割れなかったもののテーブルへのブレーン・バスターを決める。
  リングに戻し攻めていくも脚が痛む様子。
  アメドラの反撃を封じビッグ・ブーツ。両者ダウン。
  アメドラが猛攻を仕掛けサーフボード・ストレッチ。
  アメドラがエアプレイン・スピンを狙う。
  ホミサイドは逃れるとエアプレイン・スピンを狙う。
  アメドラは逃れるとエアプレイン・スピンからファイヤーマンズ・キャリー。
  そしてダイビング・ヘッド・バッドと見せかけスモークスにダイビング・クロス・ボディ。
  ホミサイドがアメドラをリングに戻しエース・クラッシャー。
  カバーするもカウント2。
  アメドラはコーナー上のホミサイドを捕まえるとスーパープレックス!
  更にダイビング・ヘッド・バッドにいくも避けられ自爆。
  ホミサイドがダイビング・ヘッド・バッドを決めカバー。カウント2。
  アメドラはビッグ・ブーツを避けるとキャルミュラレーション!
  しかしスモークスに気を取られ外してしまう。
  ホミサイドは雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  アメドラはロープを掴んで自爆させるとダイビング・アッパーカート。
  カバーするもカウント2。
  ホミサイドは脚の痛みをレフェリーに訴える。
  脚を攻撃するアメドラをレフェリーが止めている。
  スモークスはブーツを脱がしテーピング。
  スモークスがレフェリーの目をそらしている隙にホミサイドがブーツで殴る!
  カバーするもカウント2!
  ならばとコップ・キラーを狙う!
  アメドラは着地しジャーマンを狙う。
  ホミサイドはロー・ブローで防ぐとラリアットへ!
  ダニエルソンは避けると両腕を取る。
  ロー・ブローを避けるとキャルミュラレーションへと思わせ丸め込み!1,2,3!
  ロットワイラーズが現れアメドラをリンチ。



 ROH王座戦:サモア・ジョー(ch)対CMパンク 

  まずはお互い様子見で軽く仕掛ける程度。
  ジョーが合間合間でチョップを浴びせる。
  パンクは場外で間をおく。
  パンクは弱々のチョップで心理戦を仕掛ける。
  ジョーが同じようにチョップを浴びせようとした所をバック・スライド。カウント2。
  パンクがヘッド・ロックでジョーの動きを抑える。
  頭部へのドロップ・キックを連発する。
  チョップを打つとジョーが体勢を入れ替えチョップ連発。
  スプリングボード式ドロップ・キックをすかさず決めジョーの反撃を封じる。
  ジョーのSTOをアーム・ドラッグに返し丸め込み合い。
  再びヘッド・ロックでペースを落とす。
  ジョーはコーナーでロープ・ブレイクにすると張り手連発。
  パンクも殴りまくって応じる。
  再びジョーが張り手連発し蹴り落とす。
  ジョーは追わないで体力回復を優先させる。
  パンクは流血している。
  ジョーは容赦なく傷口に拳を叩き付ける。
  パンクを一方的に痛めつけていく。
  パンクが振り返してニー・アタックを狙うもSTOで迎撃。  
  カバーするもカウント2。
  フェイス・ウォッシュを決めアナコンダ・バイスで追い詰める。
  パンクは逃れるも劣勢続き。
  ジョーがパンクを落としトペ・スイシーダ。
  そしてオレ・キック。別の隅でもう1発狙う。
  パンクは防ぐとエプロンからドロップ・キック。
  エプロンに横たえるとセカンド・ロープからニー・ドロップ。
  リングに戻しダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  パンクはクローズラインを打ち込んでいく。
  ジョーが耐えてラリアットを狙う。
  パンクは避けるとトルネードDDT。
  カバーするもカウント2。
  20分経過。
  ならばとシャイニング・ウィザードを狙う!
  ジョーはパワー・スラムに返す。
  カウント2と分かるやアーム・バー。  
  パンクがその動きを利用しカバー。カウント2。
  ジョーがパワー・ボムから変形STF。
  フルネルソンで弱らせていく。
  パンクは逃れクロス・レッグDDT。
  カバーするもカウント2。
  ならばとアナコンダ・バイス。
  しかしジョーがロープに脚をかける。
  ペプシ・ツイストからムーンサルト。カウントは2。
  ジョーはコーナー上のパンクを捕らえるとスーパープレックスを狙う。
  パンクは逃れるとパワー・ボムを狙う。
  ジョーはヘッド・シザースに切り返しラリアット!
  カバーするもカウントは2!
  ジョーはパンクを抱え上げる。
  パンクは逃れるとミュール・キックからシャイニング・ウィザード!
  カバーするもカウントは2!
  ペプシ・ツイストを狙う。
  ジョーは避けるとスリーパー!  
  レフェリーがチェックするが3回とも落ちる・・・
  と見えたが寸前で腕は落ちていない!
  スティムボートが注意しレフェリーが気づく。
  パンクは気合で立ち上がるとジョ・ブリーカー。
  しかしジョーはスリーパーを外さない。
  2発目も同じく。
  ならばとロープを使って回転するが外れない。
  コーナーを蹴り上げてカバーの体勢に!カウントは2!
  安心し隙を見せたジョーを丸め込んでいく。
  しかしカウント2止まり。
  フォア・アームズを打ち合う。
  追い詰められたジョーはロープ悪用のカバーに手を出す。カウントは2。
  観客からはFuck You Joe。
  パンクがペプシ・プランジを狙う!
  ジョーは押しとばすとダイビング・ボディ・プレスに行くが避けられ自爆。
  両者ダウン。
  パンクがロール・アップ。
  ジョーがスリーパーに切り返す!
  パンクの抵抗を受けジャーマン、フルネルソン・スープレックスから再びスリーパー!
  Please Don't Tap!
  レフェリー・ストップでジョーの勝利!
  ジョーはパンクの健闘を称え握手。


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

デイビー・アンドリューズ、アンソニー・ フランコ、シェイン・ハガドーン、マット・ターナー対スペシャルK

ジェイ・リーサル対ウェポン・オブ・マスク・デストラクション

タッグ・チーム・スクランブル:ダン・マ フ、BJウィットマー対アウトキャスト・キラーズ対ダン、 マーカス対カーニッジ・クルー

ピュア王座戦:ジョン・ウォルターズ(ch)ジミー・レイブ(カウントアウト)詳細

オースチン・エリーズ対ロウ・キー(20 分時間切れ)詳細

タッグ王座戦:ハバナ・ピットブルズ (リッキー・レイヤーズ、ロッキー・ロメロ)(ch)対ナイジェル・マッギネス、チャド・コリヤー

ジャーク・ジャクソン対トレント・アシッド

ロデリック・ストロング、ジャック・エ ヴァンス対コルト・カバナ、ジミー・ジェイコブス

ブライアン・ダニエルソン対ホ ミサイド詳細
10
ROH王座戦:サモア・ジョー (ch)対CMパンク→詳細

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