ROH 03年のレ ビューに戻る　TOPに戻る

PPV 名	ROH：War of the Wire 11/29/03
ベ スト・マッチ	なし
グッ ド・マッチ	バーブド・ワイヤー・マッチ：ホミサイド対スティーブ・コリノ→詳 細
雑 感	�@ホットスタッフ・ヘルナンデス、ファスト・エディ対バックシート・ボーイズ 　ヘルナンデスのでかさを活かして見れる試合に。 　少し悪い試合。 �Aスクランブル・タッグ：エンジェル・ダスト、ハイドロ、リット、ディクシーハイ・ジンクス対カーニッジ・クルー、SAT、スラッガー 　やはりスクランブルは４ウェイでなくては。 　フィニッシュも含め無茶苦茶振りが弱くなってしまいました。 　悪くない試合。 �Bガントレット・マッチ：CMパンク対ジミー・レイブ 　レイブが脚攻めで善戦。 　特に悪い部分もなくで平均より少し上。 �Cガントレット・マッチ：CMパンク対マット・ストライカー 　前の試合を受けパンクが脚を痛めているので 　4分ほどの短時間で終了。　 �Dガントレット・マッチ：コルト・カバナ対マット・ストライカー 　オールラウンドにまとまっていますが 　パンクの敵討ちという意味では乱戦にするべきだった気がしないでもない。 　平均レベル。 �Eガントレット・マッチ：BJウィットマー対マット・ストライカー 　最後はFoH決勝で戦うことが決まっているこのカードになりましたけれども 　BJが短時間で押し切って終了・・・。 　悪い試合。 �Fアウトキャスト・キラーズ対スリック・ワグナー・ブラウン、エイプリル・ハンター 　カットされていて途中からですが 　悪い試合と見て間違いは無い。 �Gジョン・ウォルターズ対エグゼヴィアー 　ミスも目立ち、どうにも外れている一戦。 　少し悪い試合。 �Hタッグ王座戦：ブリスコ・ブラザーズ（ch）対クリストファー・ダ ニエルズ、ダン・マフ 　すぐにダイブからの長時間孤立と 　つかみに完全に失敗し権利無視も多々見られる。 　どうしようもないタッグ・マッチ。 　少し悪い試合。 　 �IROH王座戦：サモア・ジョー（ch）対AJスタイルズ 　ジョーがハリケーン・ラナを見せるなど 　両者気合が入っているのですが無意味にハードな受けを引き起こし消耗。 　相対的に失速していきます。 　という事でこのカードはいつもの如く 　中々良い試合程度に収まってしまいます。 �JBarbed Wire Match：Homicide vs. Steve Corino インディーを腕一本で渡り歩くハマサイド（日本ではホミサイドって表記 が目立つけど）とECWの雄、コリノがバーブド・ワイヤー・マッチで一騎打ちですワ。さてROHっていうと正統派プロレスを目指していると思うんやけどこ の２人が提示して来たのは血と憎しみで純粋培養された（これもある意味正統やけどね）正真正銘のデス・マッチ。ROHの観客はここまでのデス・マッチを見 たこと無いはずで、そのためか会場は蔑みとも畏怖とも取れぬ思いが交錯する、静謐に包まれた異様な空間となりましたんや。これが２人のまったりとした試合 運びとシンクロしていて実にプリティ・グッド。2003年文句なしにMVP級の活躍をしてきたハマサイド。タオル投入で終わってしまったのは残念やけど 正味2003年のMVPという名に恥じない素晴らしい試合でしたデ。ホンマ、お疲れさんでしたな。 　 �Jの追記→詳 細 　本記事の分かる人には分かる”カバー”文体と合わないので省いた点 を。 　ここまでデス・マッチをするなら 　最後までじくじくとした消耗戦をして欲しかったって言うのが本音です。 　急をなす素早い動きは今回必要なかったのではないかと。 　後評価はぎりぎりグッド・マッチです。 　 総評 　アンダーカードは微妙ながら 　セミ、メインがしっかりと仕事をこなしており 　平均レベルの大会ですね。
DVD Rating	★★☆☆☆

試合カード

勝敗付はこちら

1	ホットスタッフ・ヘルナンデス、ファスト・エディ対バックシート・ボーイズ
２	スクランブル・タッグ：エンジェル・ダスト、ハイドロ、リット、ディクシーハイ・ジンクス対 カーニッジ・クルー、SAT、スラッガー
３	ガントレット・マッチ：CMパ ンク対ジミー・レイブ
４	ガントレット・マッチ：CMパンク対マット・ストライカー
５	ガントレット・マッチ：コルト・カバナ対マット・ストライカー
６	ガントレット・マッチ：BJウィットマー対マット・ストライカー
７	ア ウトキャスト・キラーズ対スリック・ワグナー・ブラウン、エイプリル・ハンター
８	ジョン・ウォルターズ対エグゼ ヴィアー
９	タッグ王座戦：ブリスコ・ブラ ザーズ（ch）対クリストファー・ダニエルズ、ダン・マフ
１０	ROH 王座戦：サモア・ジョー（ch）対AJスタイルズ
１１	バーブド・ワイヤー・マッチ： ホミサイド対スティーブ・コリノ→詳 細

〜〜注：以下はネタバレ・ページ 〜〜　







試合レビュー：
　バーブド・ワイヤー・マッチ：ホミサイド対スティーブ・コリノ

　　ホミサイドはシナーズ時代のつなぎを着用。
　　押し込まれるのを危惧して組むのにも慎重になっている。
　　ホミサイドはコリノを倒すと耳を掴もうとする。
　　髪をつかむと有刺鉄線に押し当てようとする。
　　コリノが体勢を入れ替える。
　　抵抗されヘッド・ロックに狙いを変える。
　　ホミサイドが押し飛ばすもコリノは有刺鉄線寸前で踏み止まる。
　　ホミサイドが突進しかわされるも、これまた寸前で踏み止まる。
　　ホミサイドが場外に出て間を置く。
　　ホミサイドが丸め込んでいく。
　　コリノが全てかウント２で返し睨み合い。
　　コリノが殴りつけ有刺鉄線に押し当てようとする。
　　ホミサイドはブーツを有刺鉄線につけ耐えるとコリノを押し当てようとする。
　　コリノは手首に巻いているテープを有刺鉄線にあて耐える。
　　コリノがホミサイドを有刺鉄線に投げつける。
　　額に有刺鉄線を当て流血させる。
　　有刺鉄線バットを叩きつけようとする。
　　ホミサイドは避けると椅子攻撃からバットへのDDT。
　　流血したコリノの額にフォークを突きたてる。
　　有刺鉄線に投げつけようとする。
　　コリノが体勢を低くしてぶつかる事を避け場外に出るも
　　ホミサイドの攻撃は静まらない。
　　リングに戻すとバットを額に押し当てストンプ。
　　耳に噛みつき血を吹く。
　　有刺鉄線バットを振り下ろす。
　　コリノが意表を突いたモンキー・フリップで有刺鉄線にぶつける。
　　場外に出ると振り返してガード・レールにぶつける。
　　ホミサイドの脚を有刺鉄線にかけ逆さ吊りにすると椅子を手にする。
　　スモークスに奪われるもホミサイドの股間を殴りつける。
　　リングに戻すとテーブルを指差す。
　　信じた観客が歓声を上げると中指を立てる。
　　ホミサイドは振り替えしてコリノをコーナーにぶつけるとフェイス・ウォッシュ。
　　しかし自身も有刺鉄線に激突する事に。
　　ホミサイドはコリノの頭部を蹴り飛ばしていく。
　　そしてコーナーに立てかけられた有刺鉄線付きテーブルへのブレーン・バスターを狙う。
　　コリノは防ぐと逆に持ち上げようとする。
　　ホミサイドが後ろに逃れクローズラインへ。
　　コリノが避けクローズラインへ。
　　ホミサイドはガードするとテーブルへのエクスプロイダー。
　　カバーするもカウントは２。
　　エース・クラッシャーを狙う。
　　コリノは防ぐとカミカゼ。
　　カバーするもカウント２。
　　コブラ・クラッチを決める。
　　ホミサイドは後ろのテーブルに押し込んで逃れる。
　　両者同時に起き上がる。
　　ホミサイドが電光石火のエース・クラッシャー。
　　カバーするもカウントは２。
　　ガード・レールをリングに入れる。
　　コリノが振り返し有刺鉄線にぶつける。
　　レグランドが入れた椅子を立てるとその上にガードレールを置く。
　　スモークスがレグランドを追いかける。
　　コリノはそのレール目がけヴァーティカル・スープレックス。
　　自身もレールの上に落ちメッシュを突き破る。
　　何とか起き上がるとホミサイドを有刺鉄線に振ろうとする。
　　ホミサイドは寸前で踏み止まると低空ドロップ・キック。
　　続けてシャイニング・ウィザード。
　　そしてSTF。
　　レグランドが入ってきてホミサイドにアルコールをぶっかける。
　　ホミサイドは痛みの余りSTFを解きもがき苦しむ。
　　コリノも巻き込まれ苦しんでいるが先に起き上がりクローズラインへ。
　　ガードされるもそれを利用してローリング・クローズライン。
　　カバーするもカウントは１。
　　信じられないコリノはパイル・ドライバーを２連発。
　　手袋をはめるとホミサイドに有刺鉄線を巻きつけコブラ・クラッチ。
　　スモークスが見るに耐えかねタオルを投げる。
　　コリノの勝利！
　　コリノが握手を求める。
　　ホミサイドは拒否して去っていく。

勝 敗付試合カード（勝者が赤字）

１	ホットスタッフ・ヘルナンデス、ファスト・エディ対バックシート・ボーイズ
２	スクランブル・タッグ：エンジェル・ダスト、ハイドロ、リット、ディクシーハイ・ジンクス対 カーニッジ・クルー、SAT、スラッガー
３	ガントレット・マッチ：CMパンク対ジミー・レイブ
４	ガントレット・マッチ：CMパンク対マット・ストライカー
５	ガントレット・マッチ：コルト・カバナ対マット・ストライカー
６	ガントレット・マッチ：BJウィットマー対マット・ストライカー
７	アウトキャスト・キラーズ対スリック・ワグナー・ブラウン、エイプリ ル・ハンター
８	ジョン・ウォルターズ対エグゼヴィアー
９	タッグ王座戦：ブリスコ・ブラザーズ（ch）対クリストファー・ダニエルズ、ダン・マ フ
１０	ROH 王座戦：サモア・ジョー（ch）対AJスタイルズ
１１	バーブド・ワイヤー・マッチ： ホミサイド対スティーブ・コリノ→詳 細

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