ROH 03年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Main Event Spectacles 11/1/03
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
#1コンテンダー・トロフィー:AJスタイルズ対ブライアン・ダニエルソン詳 細
雑 感

@フィールド・オブ・オナー:コルト・カバナ対ダン・マフ

 最初のコメディー・スポットが一番の見所だったような・・・
 悪くない試合ではあるんですけど何だか・・・。

 試合後ジョーが出てきてマフに加えダニエルズも蹴散らします。
 しかしブリスコ兄弟が出てくるとコルネットがジョーにラケット攻撃。
 コルネットはジョーを裏切りブリスコズにつく事に。

Aエグゼヴィアー、ナイジェル・マッギネス対ジョン・ウォルターズ、トニー・ママルーク
 人気がない面子なので観客の後押しを得られませんでしたが
 それぞれちゃんと仕事はしています。
 中でもエグゼヴィアーの小悪党ぶりが光りましたね。
 平均より少し上。

Bジャスティン・クレディブル対マット・ストライカー
 カードからしてスイングしないのは確定ですけれど・・・
 まあ見れる試合ではありました。
 少し悪い試合。

C
タッグ王座戦:スペシャルK(ch)対ブリスコ・ブラザーズ
 王座後退劇だからと言って無理に長くするという事もなく
 適切な尺でタッグの魅力を表現しました。
 まあまあ良い試合。

Dホミサイド対BJウィットマー
 ファイティング・スピリット・マッチと題されているように
 気合で相手の攻撃に耐えながら、とにかく攻め合う試合。
 粗さから予想以上のダメージを受け
 それで試合を崩しているシーンが結構見られる辺り
 ホミ対アシッドの境地には程遠いのですが
 結構熱い試合でしたね。
 グッド・マッチに届かずも中々良い試合。
 試合後コリノがホミを襲撃。
 
Eスクランブル・ケージ・マッチ:バックシート・ボーイズ対スペシャルK対テディー・ハート、ジャック・エヴァンス対SAT対カーニッジ・クルー
詳 細
 これから何度か行われるスクランブル・ケージ・マッチですけれどもこ れが初代になりますね。
 時間差で入場しながら連係技を打ち合い
 全員揃えば待ってましたのケージ天辺からのダイブ。
 今回はROHデビューとなるエヴァンスを売り出すために
 他がそこまで目立たないようにしているので
 後の物と比べると物足りない部分もありますが
 ケージ天辺に立ったエヴァンスがハリケーン・ラナでリング中央の群れに落ちる、なんていう
 とてつもないスポットもありましたし
 中々良いファン・マッチです。

F4コーナー・サバイバル:サモア・ジョー対CMパンク対スティーブ・コリノ対クリストファー・ダニエルズ
 どの2人をとってもちょっとした関係がある中で
 それは上手く演じられてはいましたが
 よくある面子の割にはそれなりに、ってな試合。
 フィニッシュも同じ筋でも他にできなかったかな。
 ちょっと弱いですよねぇ。
 中々良い試合ではありましたけれど。

G
#1コンテンダー・トロフィー:AJスタイルズ対ブライアン・ダニ エルソン詳 細
 とにかく周りを纏う物を脱ぎ捨て
 ひたすらに核、あるいは芯と言うべき物で
 お互いを競い合っている一品です。
 自分でも何やら分かってはいないが
 スポーツマン・シップ・マッチと題するのが妙に的を得ているような気がする。
 なにせ観客に見せる、という意識が余りにも希薄なのだから。
 しかしプロレスの源流をキャッチ・レスリングと考えればこれも一興か・・・。
 うむむ。
 この試合は見る者のプロレス観によって、
 好勝負と名勝負に分かれたりするのではないかと思いをめぐらせる次第。
 奥深い。
 取り敢えず私の場合は面白みに欠けて見えたので 
 ぎりぎりグッド・マッチにしておきます。


総評
 03年にしては珍しいことに
 後半全ての試合が高いクオリティを満たしており
 E、Gと正反対のビッグ・カードがあるので
 03年の中では上位に位置する大会です。

DVD Rating
★★★☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
フィールド・オブ・オナー:コルト・カバナ対ダン・マフ

エグゼヴィアー、ナイジェル・マッギネス対ジョン・ウォルターズ、トニー・ママルーク

ジャスティン・クレディブル対 マット・ストライカー

タッグ王座戦:スペシャルK(ch)対ブリスコ・ブラザーズ

ホミサイド対BJウィットマー

スクランブル・ケージ・マッチ:バックシート・ボーイズ対スペシャルK対テディー・ハート、 ジャック・エヴァンス対SAT対カーニッジ・クルー→詳 細

4コーナー・サバイバル:サモア・ジョー対CMパンク対スティーブ・コリノ対クリストファー・ ダニエルズ

#1コンテンダー・トロフィー:AJスタイルズ対ブライアン・ダニエルソン詳 細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ〜〜 







試合レビュー:
 スクランブル・ケージ・マッチ:バックシート・ボーイズ対スペシャルK対テディー・ハート、ジャック・エヴァンス対 SAT対カーニッジ・クルー

  
  バックシート・ボーイズ対テディー、エヴァンスで試合開始。
  握手するなりボーイズが襲いかかる。
  派手な連係技が飛び交う。
  ボーイズはテディー、エヴァンスを扉から蹴り落とす。
  クルーが出てくる。
  テディー、エヴァンスをフェンスにぶつけるとリングに入り
  ショルダー・スルーでボーイズをケージにぶつける。
  ボーイズが反撃した所でSAT登場。
  戦場が場外に移行する。
  スペシャルKが出てくる。
  テディー、エヴァンスをケージ上へ。
  テディーがエヴァンスをハリケーン・ラナでリングの群れにぶつける。
  食らった者をカバーするもカウント2。
  リング内から扉を通ってのダイブが見られる。
  リング内で技を打ち合う。
  アシッドが外からケージ上に登る。
  内からホセが登り殴り落とす。
  ジョエルとハイドロがケージ上へ。
  ジョエルがハイドロを背後に担ぐ。
  抵抗されるもホセが上がりハイドロにリング内の群れへのスパニッシュ・フライ。
  テディーとエヴァンスがケージ上へ。
  テディーが場外の群れへのフェニックス・スプラッシュ。
  続けてエヴァンスが場外の群れへのムーンサルト。
  クルーがエンジェル・ダストに雪崩式スパイク・パイル・ドライバーを決めカバー。
  アシッドがカバーしていない方にビッグ・ブーツを決めてからカバーしている方をカット。
  すぐさまカシュミアと共にハイドロへのダブル・レイザーズ・エッジを決め1,2,3!
  


 #1コンテンダー・トロフィー:AJスタイルズ対ブライアン・ダニエルソン

  握手して試合開始。
  グラウンドの攻防は場外まで及ぶ。
  仕切り直し後ダニエルソンがロープ・ブレイク時に不意打ちしジャーマンを決める。
  AJはフェンスへの激突を避けると延髄切り。
  ダニエルソンはロープ悪用の攻撃で優位に立つと腕を集中攻撃。
  ダブル・アーム・スープレックスも決める。
  ダニエルソンがリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  AJは逆に場外へのブレーン・バスターを決めると
  椅子や鉄柱を使って脚を破壊。
  リングに戻して脚攻め。
  ダニエルソンは体勢を入れ替え逆にサブミッションを決める。
  AJがロー・キックから4の字。
  逃れたダニエルソンにAJは容赦なく蹴りを浴びせていく。
  ダニエルソンがダイビング・アッパーカート。
  アッパーカート連発から前腕を叩き付けダイビング・ヘッド・バッド!
  カバーするもカウント2。
  AJがロープで一回転してのリバースDDTを狙う。
  ダニエルソンは受け止め投げ飛ばす。
  雪崩式バック・ドロップへ。
  AJは体勢を入れ替えクロス・ボディに切り返す。
  AJがスプリングボード式の技を狙う。
  ダニエルソンはAJの体勢を崩すとリング内へのバック・ドロップ。
  ダニエルソンがキャルミラレーションへ!
  AJはロープに脚をかける。 
  抵抗するAJの腕を攻め再びキャルミラレーション!
  カバーに行くがカウント2。
  AJはリーガルプレックスを防ぐとペイレイ・キック。
  AJがローリング・ラリアットを決める。
  カバーするもカウント2。
  AJがスタイルズ・クラッシュに行く!
  ダニエルソンが体を起こして逃れようとする。
  ならばとAJはパワー・ボムに返す。
  ダニエルソンはたたきつけられると同時に三角締め。
  AJはそのまま持ち上げてスタイルズ・クラッシュ!
  カバーするもカウント2!
  完璧な形でスタイルズ・クラッシュを決め1,2,3!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

フィールド・オブ・オナー:コルト・カバナ対ダン・マフ

エグゼヴィ アー、ナイジェル・マッギネス対ジョン・ウォルターズ、トニー・ママルーク

ジャスティン・クレディブル対 マット・ストライカー

タッグ王座戦:スペシャルK(ch)対ブリスコ・ブラザーズ

ホミサイド対 BJウィットマー

スクランブル・ケージ・マッチ:バックシート・ボーイズ対スペシャルK対テディー・ハート、 ジャック・エヴァンス対SAT対カーニッジ・クルー→詳 細

4コーナー・サバイバル:サモア・ジョー対CMパンクスティーブ・コリノ対クリストファー・ ダニエルズ

#1コンテンダー・トロフィー:AJスタイルズ対ブライアン・ダニエルソン詳 細

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