ROH：Expect the Unexpected 3/15/03

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PPV 名	ROH：Expect the Unexpected 3/15/03
ベスト・マッチ	なし
グッド・マッチ	なし
雑感	①チャド・コリヤー対マット・ストライカー　まずはレスリングに終始した技巧戦。　どちらも脚狙いで没個性化してしまったけれど　まあまあ良い試合でしたね。 ②アメージング・レッド対スリムＪ　ムーブ的にはこういうのでしか見られない技が続々と出ていて○。　それでも当然スポット・フェストと切り捨てられるレベルなのであります。　平均レベル。　試合後スラッガーがレッドを襲撃。　パンクとレイヴェンによる口撃前哨戦。 ③#1コンテンダーズ・スクランブル・マッチ：AJスタイルズ対バックシート・ボーイズ対SAT対ブカーニッジ・クルー　AJはレッドをパートナーに選ぶも　レッドが先程の襲撃で試合不可になったので１人で挑む。　と、まぁAJの勝ちが200％見えているカード。　②とは違って多人数ならではのムーブを重視したスポット・フェストですね。　やはりAJは役者が違う。　平均レベル。 ④ロウ・キー、ダ・ヒット・スクワッド対スペシャルK 　DHS組、特にロウ・キーのドミネイトぶりが見物か。　最後はロウ・キー主演、潜入捜査～麻薬撲滅～で幕とファン・マッチでした。　平均レベル。 ⑤クワイエット・ストーム、ゴースト・シャドウ対ダン＆マーカス　ジョバーのダン＆マーカスによるスカッシュ・マッチをちょっと長めに。 ⑥レイヴェンズ・ルール：CMパンク対レイヴェン　スキットのおかげでヒール対ベビーの構図が既にできあがっているし　パンクが上手くレイヴェンを引き立てていたので　凶器をあくまでアクセントとして20分弱の試合を構築できました。　レフェリー気絶スポットやトリニティーの体を張った受けも含めWWEライクな感じ。　レイヴェンでこれだけやれれば上出来でしょう。　抗争しているだけの事はあります。　平均的な良試合。 ⑦#1コンテンダーズ・トロフィー、４コーナー・サバイバル：サモア・ジョー対ホミサイド対BJウィットマー対EZマニー　１周年記念大会を受けてジョー対ホミサイドの部分は　スペクタクル性もあるし盛り上がり、質共に素晴らしいものがありますね。　只その分BJ、EZが余計に感じられますけれど。　平均的な良試合。 ⑧タッグ王座戦：クリストファー・ダニエルズ、エグゼヴィアー（ch）対AJスタイルズ、アメージング・レッド→詳細　感想としては・・・普通というしかないですね。　まったく特別良い所悪い所が無いのですよ。　ということでフィニッシュ・シーンでも検証してみることにします。　～～　ダニエルズがレッドにスーパープレックスを狙います。　そのダニエルズをAJがパワー・ボムの体勢に捕らえ　体を下ろしてスタイルズ・クラッシュを決めました。　この後レッドがコーナー上で体勢を立て直した所を見ると　シューティングスター・プレスにつなげる段取りだったのでしょう。　その方が見栄えも良いですし、　別コーナー近くにいるエグゼヴィアーのカットを　防ぐという動きが極めてスムーズにできますからね。　しかしＡＪが間違えて、そのままカバーに行ってしまった。　するとレッドは一転カットを防ぐ役になるのですね。　慌ててコーナーを降りエグゼヴィアーに　飛びかかるのですが一呼吸遅れます。　一方のエグゼヴィアーはこの事態に　一度カットしてアドリブで対処しようと思ったのでしょう。　レッドの動きに合わせることなく普通にカットしてしまいます。　しかし間抜けなレフェリーは　形は違うけどここで終わらせる段取りだったからと　安直にカウント３をいれて終わらせてしまいます。　～～　まあこの４人は反省会を開かなければなりませんんね。　せっかくのタッグ王座交代劇だっていうのに。　最後でケチがついて、まあまあ良い試合程度。総評　悪い試合はなかったんですけど　これといった良い試合もなくて　新タッグ王者が誕生しただけの大会に。
DVD Rating	☆☆☆☆☆

試合カード

勝敗付はこちら

1	チャド・コリヤー対マット・ストライカー
２	アメージング・レッド対スリムＪ
３	#1コンテンダーズ・マッチ：AJスタイルズ対バックシート・ボーイズ対SAT対カーニッジ・クルー
４	ロウ・キー、ダ・ヒット・スクワッド対スペシャルK
５	クワイエット・ストーム、ゴースト・シャドウ対ダン＆マーカス
６	レイヴェンズ・ルール：CMパンク対レイヴェン
７	#1コンテンダーズ・トロフィー、４コーナー・サバイバル：サモア・ジョー対ホミサイド対BJ ウィットマー対EZマニー
８	タッグ王座戦：クリストファー・ダニエルズ、エグゼヴィアー（ch）対AJスタイルズ、アメージング・レッド→詳細

～～注：以下はネタバレ・ページ～～　

試合レビュー：
　タッグ王座戦：クリストファー・ダニエルズ、エグゼヴィアー（ch）対AJスタイルズ、アメージング・レッド

　　プロフェシーが不意打ち。
　　振り付けてぶつけようとする。
　　AJが振り返してダブル・クローズライン。
　　AJに打ち上げられたレッドがダブル・ドロップ・キック。
　　場外に逃れたプロフェシーにトペ・コンヒーロ。
　　プロフェシーは逃げようとするもブーイングを浴びせられ渋々戻る。
　　レッドとエグゼヴィアーが入る。
　　エグゼヴィアーが体格差を見せつけアピール。
　　余裕をこいているエグゼヴィアーに身軽な動きで攻めかかる。
　　連係攻撃を狙う。
　　察知したエグゼヴィアーは場外に逃げる。
　　AJとダニエルズが入る。
　　レスリング。
　　ロープ・ワークからAJがショルダー・タックルを決めていく。
　　ダニエルズがヒップ・トスに返しドロップ・キック。
　　ショルダー・タックルを決めていく。
　　AJが不意をついたハリケーン・ラナから反撃。
　　エグゼヴィアーの乱入を防ぐと連係攻撃。
　　捕まっていたダニエルズだったがAJにサミングを決め交代。
　　エグゼヴィアーのパワー・スラムからAJが捕まる。
　　細かいタッチで攻め立てる。
　　AJは連係攻撃を避けるとダブル・ドロップ・キックでタッチ。
　　レッドが勢いよく攻めていく。
　　連携のロープへのチン・ブレーカーを食らうも
　　すぐに連係攻撃を誤爆させタッチ。
　　AJはダニエルズをロープに振りドロップ・キック。
　　一回転してのリバースDDTにネック・ブリーカーからカバー。カウント２。
　　デンジャーが介入する。
　　AJはデンジャーをリングに上げるとラリーも上がって叩きのめす。
　　エグゼヴィアーがAJの不意をつきキス・ユあXグッドバイ。
　　カバーするもレッドがカット。
　　レッドがショルダー・スルーを狙ったエグゼヴィアーにヨシタニック。
　　ダニエルズがカットしAJにブルー・サンダー・ドライバーを狙う。
　　抵抗されたので狙いを変えバック・ドロップ＋ネック・ブリーカー。
　　カバーするもレッドがカット。
　　プロフェシーがレッドにレベレイションを決めるもAJがカット。
　　AJがダニエルズに延髄切りを決め追い出す。
　　エグゼヴィアーを呼び込むと攻め立てる。
　　ダニエルズが戻ってきてカット。
　　ダニエルズがAJにSTO。
　　乱入してきたレッドにはチョーク・スラムからBME。
　　AJがカット。
　　AJにコンプリート・ショットからコウジ・クラッチを決めるもレッドがカット。
　　AJとレッドがダニエルズにクローズラインを狙う。
　　ダニエルズは避けると逆にダブル・クローズライン。
　　AJにエンジェルズ・ウィング。
　　カバーするもレッドがカット。
　　レッドがスモール・パッケージに切り返すもカウント２。
　　ダニエルズがレッドにスーパープレックスを狙う。
　　AJがダニエルズをパワー・ボムの体勢に捕らえる。
　　そこから下ろしてスタイルズ・クラッシュ。
　　レッドがコーナー上に経つ。
　　エグゼヴィアーがカットに。
　　レッドが防ぎに行く。
　　１，２，３！でAJ、レッドが新チャンピオンに！

勝敗付試合カード（勝者が赤字）

１	チャド・コリヤー対マット・ストライカー
２	アメージング・レッド対スリムＪ
３	#1コンテンダーズ・マッチ：AJスタイルズ対バックシート・ボーイズ対SAT対カーニッジ・クルー
４	ロウ・キー、ダ・ヒット・スクワッド対スペシャルK（DQ→再開）
５	クワイエット・ストーム、ゴースト・シャドウ対ダン＆マーカス
６	レイヴェンズ・ルール：CMパンク対レイヴェン
７	#1コンテンダーズ・トロフィー、４コーナー・サバイバル：サモア・ジョー対ホミサイド対BJウィットマー対EZマニー
８	タッグ王座戦：クリストファー・ダニエルズ、エグゼヴィアー（ch）対AJスタイルズ、アメージング・レッド（新チャンピオン！）→詳細

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