ROH 03年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Night of Champions 3/22/03
ベ スト・マッチ
FWA王座戦、#1コンテンダーズ・トロフィー:クリストファー・ダニエルズ(ch,th)対 ダグ・ウィリアムス→詳細
グッ ド・マッチ
タッグ王座戦:AJスタイルズ、アメージング・レッド (ch)対ブリスコ・ブラザーズ→詳細
雑 感

@4コーナー・サバイバル:BJウィットマー対マット・ストライカー対アレックス・アリオン、ディクシー
 4コーナー・サバイバルという形式はできてましたが
 いかんせんしょっぱい面子。
 悪い試合。

Aスクランブル・マッチ:スペシャルK対クワイエット・ストーム、SAT
 いつも通りのスポット・フェスト第1弾。
 少し悪い試合。

Bバックシート・ボーイズ対リング・クルー・エクスプレス
 第2弾。少し悪い試合。

CFWA王座戦、#1コンテンダーズ・トロフィー:クリストファー・ダニエルズ(ch,th)対ダグ・ウィリアムス→
詳細
 実況がチェス・マッチと言ってましたが
 本当にその通りで素晴らしき理詰めの世界。
 一極攻めの使い方、間、展開と理想的です。
 また個人的にダグは中盤、終盤の使い分け、と迫力(気持ち)が足りない
 と思っているのですがこの試合はそんなことなく
 更には最初のレスリング、
 これは一流のダニエルズを圧倒するという
 難しいシーンだったのですが
 文句のつけようがないレベルで完遂する程冴え渡っていました。
 このスタイルではこれ以上望めないほどの完成度ではないか。
 ぎりぎりベスト・マッチ。
 素晴らしい試合でした。

Dホミサイド、ダ・ヒット・スクワッド対CWアンダーソン、サモア・ジョー、ジャック・ヴィクトリー

 一言で言えば乱戦。
 ルシャスがコップ・キラーを食らったりします。
 少し悪い試合。

Eカーニッジ・クルー対メイス、ホットスタッフ・ヘルナンデス
 ヘルナンデスはクリストファー・ストリート・コネクションの一員だったんですね。
 それが何か。
 悪い試合。

Fタッグ王座戦:AJスタイルズ、アメージング・レッド (ch)対ブリスコ・ブラザーズ→
詳細
 中盤こそブリスコズがレッドを捕まえる伝統のタッグですが
 それ以外はサブミッション無しで
 投げ系を中心とした見栄えの良い技の数々を次々と披露。
 それで試合を構築しているのは流石。
 細かいもたつきが見られたし
 試合展開に関しても改善の余地がありますが
 これがX級のタッグだと名乗るに値する
 素晴らしい試合でした。
 文句無しにグッド・マッチ。

Gロウ・キー対ジョディ・フレッシュ
 対レッド戦みたいな熱戦に。
 レスリング要素をいれたりオリジナリティー溢れる攻防を見せてきます。
 しかし試合展開、間がレスラーではなく飛び業師のそれなのに
 レッドより5分長いという時間設定が
 思い切ってスポット・フェストにする事も拒んだという印象で惜しい。
 平均的な良試合程度。

Hレイヴェンズ・ルール:レイヴェン、コルト・カバナ対CMパンク、エース・スティール
 あくまでハードコアを要素として
 ちゃんと試合を構築。
 まあまあ良い試合ですが
 カバナの痛がり方は大袈裟すぎ・・・と思ったら
 試合終了後の裏切りの伏線だったのか。
 まあ、それなら良いか。

IROH 王座戦:エグゼヴィアー(ch)対サモア・ジョー→
詳 細
 見事につまらないです。
 弱い王者エグゼヴィアー対強い挑戦者ジョーという構図。
 セコンドのダニエルズ、デンジャーを試合開始前に追い出しましたがそれが失敗。
 とにかく介入されまくりで圧倒的不利な状況を
 ジョーという重戦車がぶち破るという
 シチュエーションにしたら、少なくとも盛り上がったのに。
 エグゼヴィアーは結局真の実力を発揮することなく陥落。
 この試合も平均レベル。
 

総評
 どちらも個人物に収録されているが
 素晴らしい試合2つに王座交代劇があり中々良い大会でした。
DVD Rating
★★☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
4コーナー・サバイバル:BJウィットマー対マット・ストライカー対アレックス・アリオン、 ディクシー

スクランブル・マッチ:スペシャルK対クワイエット・ストーム、SAT

バッ クシート・ボーイズ対リング・クルー・エクスプレス

FWA 王座戦、#1コンテンダーズ・トロフィー:クリストファー・ダニエルズ(ch,th)対ダグ・ウィリアムス→詳細

ホ ミサイド、ダ・ヒット・スクワッド対CWアンダーソン、サモア・ジョー、ジャック・ヴィクトリー

カー ニッジ・クルー対メイス、ホットスタッフ・ヘルナンデス

タッ グ王座戦:AJスタイルズ、アメージング・レッド(ch)対ブリスコ・ブラザーズ→詳細

ロ ウ・キー対ジョディ・フレッシュ

レ イヴェンズ・ルール:レイヴェン、コルト・カバナ対CMパンク、エース・スティール
10
ROH 王座戦:エグゼヴィアー(ch)対サモア・ジョー→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ〜〜 







試合レビュー:
 FWA王座戦、#1コンテンダーズ・トロフィー:クリストファー・ダニエルズ(ch,th)対ダグ・ウィリアムス

  ショルダー・タックルを食らったダニエルズは場外で間を置く。
  リングに戻るも丸め込みを連発され再び場外に出て冷静さを取り戻す。
  しかし流れはダグに傾いている。
  ダニエルズが反撃し執拗なヘッド・ロック。
  ダグはバック・ドロップに返すと首を集中攻撃。
  ダニエルズはダグを落とすとベースボール・スライド。
  エプロンにぶつけてからリングに戻す。
  ダニエルズは腹を集中攻撃する。
  鉄柱やロープも使い痛めつけていく。
  ダグも反撃するが、ことごとく封じられる。
  ダグはアブナミドル・ストレッチをヒップ・トスに返すと
  膝蹴りからダイビング・ダブル・ストンプにいくも避けられる。
  しかしすかさずビッグ・ラリアットを決め体力回復の時間を稼ぐ。
  ベリー・トゥー・ベリーにフィッシャーマンズ・スープレックスと攻め入る。
  ダニエルズはDDTを防ぐとダグをコーナー上に載せ投げ落とそうとする。
  ダグは防ぐと飛びついてDDT。
  カバーするもカウント2。
  ダニエルズがコンプリート・ショットからカバー。カウント2。
  BMEのためダグを動かそうとする。
  そこを一瞬のうちにダグがクロス・フェイスに捕らえる。
  ダニエルズはロープに脚をかける。
  ダニエルズはガット・バスターからBME!
  カバーするもカウントは2!
  根性をかけた殴り合いになる。
  ダニエルズがSTOからコウジ・クラッチ。
  ダグは逃れるとカオス・セオリーへ!
  ダニエルズは脚をかけて防ぐとラスト・ライツへ!
  ダグはスナップ・メアに返すとコブラ・クラッチを決め振り回す。
  そして首にボム・スケア・ニー・ドロップ!
  カバーするもダニエルズの脚がロープにかかる。
  ダニエルズはダグの腹にショルダー・ブロックを連続で叩き込んで行き
  エンジェルズ・ウィングへ!
  ダグはリバース・スープレックスに返すと
  クローズラインを避けカオス・セオリー!1,2,3!
  ダグが新FWAチャンピオンに!
  ダニエルズの手を勝手に取って握手。



 タッ グ王座戦:AJスタイルズ、アメージング・レッド(ch)対ブリスコ・ブラザーズ

  マーク対レッドで試合開始。
  お互い素早い動きで技を決めさせない。
  AJが出てきてマークとバックの取り合い。
  AJが最後は取ってジャーマン。
  リングに入ってきたジェイもスーパー・キック+ジャーマンの合体技で蹴散らす。
  そして場外のブリスコ兄弟にダブル・トペ・アトミコ。
  マークがAJに裏投げ。
  ジェイと協力して波状攻撃をしかける。
  AJがガット・バスター、バック・ブリーカー、裏投げのコンボ。
  交代したレッドがダイビング・エルボー・ドロップ。
  ジェイがブラインド・タッチからスプリングボード式ドロップ・キック。
  レッドを投げ飛ばしていく。
  レッドは丸め込みを狙ったジェイにフェイス・バスター。
  AJは垂直落下式ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  ジェイはハリケーン・ラナをパワー・ボムに返す。
  コーナー上のAJにスプリングボード式エース・クラッシャーを狙う!
  AJは空中でバック・ドロップに切り返す!
  交代したレッドはマークにドロップ・キックを決め交代を防ぐと
  ジェイにスタンディング・シューティング・スタープレス。カウントは2。
  チープ・ショットからマークに交代する。
  レッドを孤立させ痛めつけていく。
  レッドが押し込んでタッチするもレフェリーの目をそらされ無効になる。
  レッドはマークの背中を滑りジェイにソバット・キック。
  マークにもヒップ・トスDDTを決めタッチ成功。
  AJはパワー・スラムにバック・ドロップと2人まとめて蹴散らす。
  AJとジェイがチョップの打ち合いで膝をつく。
  マークとレッドが同時にシェイニング・ウィザード!
  ジェイがAJにクローズラインを決め両者場外へ。
  レッドはマークに延髄切りからコード・レッドを狙う!
  ジェイがレッドの回転を防ぎ合体技のDDT。
  カバーするもAJがカット。
  AJがマークにロープ一回転のリバースDDTを狙う。
  邪魔しに来たジェイも捕まえ同時にDDT。
  マークにブレーン・バスターを狙う。
  ジェイがマークを下ろすもAJはネック・ブリーカーに変える。
  ジェイがAJにJドリラーを狙う!
  AJがスタイルズ・クラッシュに返そうとする!
  ジェイは逃れてファルコン・アロー!カバーするもレッドがカット。
  レッドがジェイにセカンド・ロープからのコード・レッド!
  カバーするもマークがカット。
  マークはレッドにヒール・キック。
  振られたマークはコーナーに飛び乗る。
  AJに打ち上げられたレッドがマークにハリケーン・ラナ!
  AJが空中でキャッチしスタイルズ・クラッシュ!
  1,2,3!




 ROH 王座戦:エグゼヴィアー(ch)対サモア・ジョー

  セコンドのダニエルズ、デンジャーは
  シェイン、アンダーソンに襲われ姿を消す。
  気を取られたエグゼヴィアーにジョーが襲いかかる。
  エグゼヴィアーがチョップを打っても利いていない。
  エグゼヴィアーを投げ落とす。
  ロープにつかまり逆上がりで戻ろうとした所を蹴飛ばす。
  オレ・キックを決めリングに戻す。
  エグゼヴィアーがダブル・ニー・ネック・ブリーカー。
  これで流れを変えたエグゼヴィアーが攻め立てる。
  場外に逃れたジョーにトペからDDT。
  リングに戻し攻めていく。
  エグゼヴィアーが攻撃するも
  ジョーは耐えていき打ち返す。
  ジョーが連続で投げるもカウント2。
  エグゼヴィアーがXブレイカーを狙う。
  ジョーが防ぎブレーン・バスターへ。
  エグゼヴィアーが膝を入れカバー。カウント2。
  Xブレイカーから450°スプラッシュへ!
  ジョーが膝を立てて防ぐ。
  ジョーは延髄切りを打ち込むと倒して頭部に膝を連発。
  コキーナ・クラッチを決める!
  腕が3回落ちジョーが新ROHチャンピオンに!


 

勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

4コーナー・サバイバル:BJウィットマー対マット・ストライカー対アレックス・アリオン、 ディクシー

スクランブル・マッチ:スペシャルK対クワイエット・ストーム、SAT

バッ クシート・ボーイズ対リング・クルー・エクスプレス

FWA 王座戦、#1コンテンダーズ・トロフィー:クリストファー・ダニエルズ(ch,th)対ダグ・ウィリアムス(新チャンピオン!)詳細

ホ ミサイド、ダ・ヒット・スクワッド対CWアンダーソン、サモア・ジョー、ジャック・ヴィクトリー(ノー・コンテスト)

カー ニッジ・クルー対メイス、ホットスタッフ・ヘルナンデス

タッ グ王座戦:AJスタイルズ、アメージング・レッド(ch)対 ブリスコ・ブラザーズ→詳細

ロ ウ・キー対ジョディ・フレッシュ

レ イヴェンズ・ルール:レイヴェン、コルト・カバナ対CMパン ク、エース・スティール
10
ROH 王座戦:エグゼヴィアー(ch)対サモア・ジョー(新チャンピオン!)詳細

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