ROH 02年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Unscripted 9/21/02
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
ストリート・ファイト:ポー ル・ロンドン対マイケル・シェイン→詳細
雑 感

ロンドンがスパンキー欠場のため
アメドラと組もうと申し出てアメドラの了承するが
シェインが邪魔しに来たので
変更してシェインとのストリート・ファイトに挑むことに。

@クリストファー・ダニエルズ、ドノヴァン・モーガン対SAT
 本格派タッグと盛り上げ役タッグという両極で
 スイングはしませんが両タッグ良い所を見せます。
 トリニティを客として仕込んだのも良かった。
 平均レベル。

A日高郁人、ディック東郷対ジェームス・マリタト、トニー・ママルーク
 技術が試合の良さにつながっていない試合。
 ついでにFBIは次の試合へのネタを仕込まなければ行けないし。
 少し悪い試合。

Bジェームス・マリタト対トニー・ママルーク 
 それぞれの試合論の違いから生まれたこの試合ですが
 3分の乱闘という予告編で終わり。

Cブライアン・ダニエルソン、マイク・モデスト対ディバイン・ストーム
 モデストの披露の意味合いが強い短い試合。
 悪い試合。

カーニッジ・クルーの蛮行で
トーナメント出場予定のダ・ヒット・スクワッド、
ナチュラル・ボーン・シナーズは試合不可能で敗退。

D準決勝:クリストファー・ダニエルズ、ドノヴァン・ モーガン対日高郁人、ディック東郷→
詳細
 日本組が独創的なムーブを見せたのに対し
 プロフェシーがヒール・プレイで応えた所で掴みは完了。
 両タッグ的確な試合運びでしたが
 クライマックス前にチープ・フィニッシュでエンド。
 激闘の末になら許せるのですが14分程ですからね。
 しかし中々良い試合でした。
 
Eアレックス・アリオン対ダン
アリオンのスカッシュ・マッチ。

FROH王座戦:ロウ・キー(ch)対エグゼヴィアー→
詳細
 ROH王座戦最低試合候補。
 UCWでラダー・マッチの名勝負を繰り広げ
 相性は良いはずなのにねぇ。
 ではその試合を振り返ります。
 まず打撃戦でことごとくエグゼヴィアーが弱いとアピール。
 これスカッシュ・マッチじゃなく大切な王座交代劇でしょ。
 なぜこんな展開にしたんでしょうね。
 この上ミスまでして完全に雰囲気は崩壊しました。
 その後もまったく相性の良さは見えず
 エグゼヴィアーはとにかく決まらない
 Xブレイカーを連発したりと。
 その上クライマックスに入っていきなり脚攻めに手を出すし。
 更に追い打ちをかけるようにクライマックスは
 チープ・フィニッシュにしても微妙すぎる。
 少し悪い試合。

G大森隆男対ソニー・シアキ
 ノー・フィアー時代から成長が見られないような。
 日本人という武器がありながら盛り上げさえ出来ない。
 悪い試合。

Hアメージング・レッド対ジェイ・ブリスコ
 旗揚げ戦の再戦ですが
 試合時間が同じという状況で
 普通の試合にしようという迷いから
 質が少し落ちるという結果に。
 平均より少し上。

Iストリート・ファイト:ポール・ロンドン対マイケル・ シェイン→
詳細
 これは正直ラダー・マッチと銘打つべきでしたねぇ。
 どうにも喧嘩らしさとは無縁でした。
 まあ前振りでラダーを取り出して見せているんで
 許容範囲内でしょう。
 さてラダー・マッチとして試合を振り返ると
 ちゃんと試合配分を考えて
 凶器を使っていて、いきなりなんて興のない事はしません。
 まあその普通の試合部分が凄いかって言われると
 この2人の経験の無さもあってそれ程ではないんですが
 後々のラダーを引き立てるのですから重要です。
 後半はラダーを投入。
 クルーザー級との相性の良さはWCW末期で
証明されている通り
 新ムーブを2つ程見せ誰もが期待する
 ラダー上からのダイブで締めてきました。
 それ程凄い試合ではありませんでしたが
 正統派を地でいっていて好感が持てます。
 ぎりぎりグッド・マッチ。

Jタッグ王座戦、決勝:クリストファー・ダニエルズ、ド ノヴァン・モーガン対ブライアン・ダニエルソン、マイク・モデスト→
詳細
 決勝にふさわしいクライマックスもあるし
 アップ・テンポな攻防も良し。
 しかし決勝にしては試合時間が普通で(確かにプロフェシーは3試合目だが)
 土台作りが不十分で緩急の緩に欠ける所がありましたね。
 ついでにあまりスイングはせず。
 まあまあ良い試合程度。


初期盤には以下の特典試合がついています。
@スティーブ・コリノ対ホミサイド

 執拗な腕攻め等丁寧な試合作りで
 尚かつ抗争しているだけの激しさを
 長くない時間に詰め込みました。
 平均的な良試合。

Aアメージング・レッド対クワイエット・ストーム
 意外にもスポット・フェストじゃなく
 普通の試合で見れる物に仕上げてきました。
 平均より少し上。


総評。
 トーナメントのおかげで平均的な質が上がって
 悪い試合もそれなりに見るだけの理由は持っている。
 また必見
の出来ではないが好勝負もあり
 02年の中では、まあまあ
良い大会です。

DVD Rating
★★☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
クリストファー・ダニエルズ、ドノヴァン・モーガン対SAT

日高郁人、ディック東郷対ジェームス・マリタト、トニー・ママルーク

ジェームス・マリタト対トニー・ママルーク

ブライアン・ダニエルソン、マイク・モデスト対ディバイン・ストーム

準 決勝:クリストファー・ダニエルズ、ドノヴァン・モーガン対日高郁人、ディック東郷→詳細

ア レックス・アリオン対ダン

ROH 王座戦:ロウ・キー(ch)対エグゼヴィアー→詳細

大森隆男対ソニー・シアキ

アメージング・レッド対ジェ イ・ブリスコ
10
ストリート・ファイト:ポー ル・ロンドン対マイケル・シェイン→詳細
11
タッグ王座戦、決勝:クリスト ファー・ダニエルズ、ドノヴァン・モーガン対ブライアン・ダニエルソン、マイク・モデスト→詳細
特1
スティーブ・コリノ対ホミサイ ド
特2
アメージング・レッド対クワイ エット・ストーム


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 タッグ王座トーナメント1回戦:ク リストファー・ダニエルズ、ドノヴァン・モーガン対日高郁人、ディック東郷(Unscripted 02

  日本組が思 わぬムーブでまず先手を取る。
  一連のムーブ後モーガンは日高に握手を求める。
  相手が応じるや背後からダニエルズが襲撃。
  場外乱闘に成りフェンスにぶつけ合う。
  ダニエルズがコンクリート上の日高にエプロンからダイビング・エルボー・ドロップ。
  日本組はダニエルズを孤立させDDTにバック・ドロップ。
  モーガンがレフェリーの目をそらした隙にダニエルズが日高にロー・ブロー。
  プロフェシーは連携良く日高に攻め入る。
  バック・ドロップにアラビアン・プレスと痛めつけていく。
  モーガンが日高に首4の字。
  東郷がモーガンに首4の字。
  そこにダニエルズがダイビング・エルボー・ドロップ。
  日高はスプリングボード式DDTを決めタッチ成功。
  東郷が勢いよくモーガンに攻め入りクロス・フェイス。
  日高はカットしたダニエルズを場外に落としスプリングボード式セントーンで追撃。
  モーガンが東郷にフィッシャーマンズ・スープレックス連発から
  フィッシャーマンズ・ネック・ブリーカー!カバーするも日高がカット。
  東郷がモーガンにセントーン・ボム。
  カバーするもダニエルズがカット。
  ダニエルズはコーナーに戻してタッチ。
  日高にエンジェルズ・ウィング!
  カバーするもカウントは2! 
  ならばとチョーク・スラムからBME!
  カバーするも東郷がカット。
  日高がダニエルズにタランチュラ・クラッチ。
  ミサイル・キックにジャーマンを決めカバーするもカウント2。
  ダニエルズのジャーマンから逃れるとパワー・ボム。
  モーガンがカット。
  モーガンはそのまま東郷を場外で殴りつけていく。
  ダニエルズがSTOからカバー。
  モーガンが脚を押さえたためカウント3。




 ROH王座戦:ロウ・キー(ch)対エグゼヴィアー

  ロウ・キーが打撃戦に誘い、のってきたエグゼヴィアーを圧倒する。
  エグゼヴィアーはレスリングに狙いを変えるも
  ロウ・キーはのらず打撃でそれに対抗する。
  仕方なく打撃戦に応じるも倍返しされる。
  エグゼヴィアーがサモアン・ドロップを決め優位に立つ。
  Xブレイカーを狙う。
  ロウ・キーは逃れるとウィール・キック。
  エプロンに逃れたエグゼヴィアーにもう1発。
  フェンスにぶつけリングに戻す。
  打撃を中心に攻めていく。
  エグゼヴィアーもコーナーへのパワー・ボムと反撃。
  場外に落としダイブを狙う。
  ロウ・キーは蹴りで迎撃するとリングに戻しダイビング・エルボー。
  カバーするもカウント1。
  攻めていきキー・クラッシャーを狙うも防がれる。
  丸め込み合い。
  エグゼヴィアーがXブレイカーを狙う。
  防がれるもパワー・スラム。
  Xブレイカーを狙う。
  ロウキーは逃れると延髄切り。
  コーナーにのせドラゴン・スリーパー。
  もう一度スリーパーにいく。
  エグゼヴィアーが後ろに倒れこむ。カウント2。
  エグゼヴィアーはキス・ユアXグッドバイを狙う。
  ロウ・キーは逃れるとスプリングボード式サイド・キックへ。
  エグゼヴィアーが受け止めキス・ユアXグッドバイ。
  カバーするもカウントは2。
  Xブレイカーを狙うも逃れられチョップ・ブロック。
  脚を攻める。
  450°スプラッシュへ。
  ロウ・キーは避けると蹴りを連発。
  キー・クラッシャーの予告。
  リング・サイドのダニエルズが挑発。
  ロウ・キーは気を取られて降りる。
  エグゼヴィアーが隙をついてチョップ・ブロック。
  コンクリートの支柱をのせイスを振り下ろす。
  ロウ・キーが何とか這ってリングに戻る。
  エグゼヴィアーが450°スプラッシュを決め1,2,3!
  エグゼヴィアーが新ROHチャンピオンに!



 ストリート・ファイト:ポール・ロンドン対マイケル・シェイン

  ロンドンが入るなりシェインが襲いかかる。
  ロンドンは返り討ちにする。
  シェインをショルダー・スルーで落とす。
  シェインはロンドンを鉄柱にぶつけリングに戻す。
  コーナー上へ。
  ロンドンはシェインをロープ上に落とす。
  切り返し合って最後はシェインが場外へのヒップ・トスを決める。
  ロープにつかまって戻ろうとするロンドンにスピアー。
  フェンスにぶつける。
  テーブルを取り出す。
  ロンドンはシェインをリングに戻すと椅子を手にする。
  そこにシェインがトペ・コンヒーロ。
  椅子をぶつけカバー。カウント2。
  攻め立て椅子をコーナーに設置。
  そこにぶつけようとする。
  寸前でロンドンが体勢を入れ替えシェインをぶつける。
  流血。
  エプロンに逃れたシェインを殴りつけてテーブルに落とそうとする。
  シェインが膝で迎撃。
  シェインはラダーを取り出す。
  ロンドンがベースボールスライドを狙う。
  シェインはラダーを動かしてかわすとぶつけようとする。
  ロンドンは避けてエプロンからサイド・キック。
  ロンドンはシェインをリングに戻すとシューティングスター・プレスらしきものを狙うも
  回転が全然足らず墜落。
  それでも先に起きあがる。
  シェインがコーナーへのベリー・トゥー・ベリーを決める。
  ロンドンはシェインをエプロンに出すとヘッド・シザースで場外のテーブルに落とす。
  ロンドンは特大ラダーを取り出しリングに投入。
  コーナーに立てかけ振る。
  防がれるも突進してきた所にショルダー・スルーを決め落とす。
  シェインはリングを降り逃げようとする。
  そこにロンドンが特大ラダーを駆け上がりトペ・コンヒーロ!
  リングに戻すとコーナー上からラダーを跳び箱にしてダイブ。
  シェインがパワー・ボムに切り返す。カウントは2。
  シェインがコーナー上へ。
  邪魔しに来たロンドンを突き落としダイビング・エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  ロンドンは蹴りを避けるとスーパー・キック。
  シューティングスター・プレスにつなげるもカウントは2。
  リング中央に特大ラダーを置き登っていく。
  シェインがロンドンを捕らえ特大ラダーに顔をぶつけて落とす。
  シェインは特大ラダーを登ると上部からダイビング・エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  もう1度ラダーを登ろうとする。
  ロンドンがスプリングボード式ペイレイ・キックでシェインを落とす。
  特大ラダーを登っていくと上部からシューティングスター・プレスで1,2,3!
  ロンドンはシェインを起こすと握手。
  シェインもハグする。
  しかし次の瞬間クローズラインを決め叩き のめす。



 タッグ王座トーナメント決勝戦:プロフェシー(クリストファー・ダニエルズ、ドノヴァン・モーガン)対アメリカン・ ドラゴン、マイク・モデスト

  最初に流れを掴んだのはプ ロフェシー。
  ダニエルソンを捕まえ脚攻め。
  場外に落としフェンスにぶつける。
  ダニエルソンは延髄切りを決めると自陣に向うもタッチすることは出来ず。
  ロープでボストン・クラブを決められ、フェンスにぶつけられていく。
  ダニエルソンはモーガンにネック・ブリーカー・スープレックスを決めモデストと交代。
  モデストはコーナー上のダニエルズにハリケーン・ラナ。
  そしてダイビング・ヘッド・バッド。
  カバーするもカウント2。
  リバース・チョーク・スラムも決める。
  これを見てモーガンがリングに入ってきて勢いを止める。
  モデストはモーガンをフェンスにぶつける。
  ダニエルズが場外の2人にアラビアン・プレス。
  ダニエルソンがトペ・スイシーダ。
  モデストがダニエルズに裏投げからカバー。カウント2。
  雪崩式フィッシャーマンズ・スープレックスからカバーするもモーガンがカット。
  モーガンがモデストにフィッシャーマンズ・ネック・ブリーカーを決めカバーするもカウント2!
  ダニエルソンがモーガンにフルネルソン・スープレックスを狙う。
  モーガンの抵抗を受けフィッシャーマンズ・ジャーマンに変更。
  そしてキャルミラレーションへ!
  脚が痛むため片脚でブリッジしている。
  ダニエルズがカット。
  ダニエルソンがモーガンをコーナー上に載せ10カウント・パンチ。
  モーガンは雪崩式シット・ダウン・パワー・ボムに返す! 
  ダニエルズのBMEと続けカバーするもカウントは2!
  交代したダニエルズがブルー・サンダー・ドライバー。
  そしてラスト・ライツへ!
  逃げられるもコンプリート・ショットからコウジ・クラッチ。
  モデストがカット。
  モーガンとモデストが場外乱闘。
  リングではダニエルソンが雪崩式バック・ドロップへ!
  ダニエルズがボディ・プレスに切り返す!カウントは2!
  すかさずラスト・ライツを決め1,2,3!
  プロフェシーが初代タッグ・チャンピオンに!
  ダニエルソン、モデストはリングを占拠しトロフィーを破壊して憂さ晴らし。




勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

クリスト ファー・ダニエルズ、ドノヴァン・モーガン対SAT

日高郁人、 ディック東郷対ジェームス・マリタト、トニー・ママルーク

ジェームス・マリタト対トニー・ママルーク

ブライアン・ダ ニエルソン、マイク・モデスト対ディバイン・ストーム

準 決勝:クリストファー・ダニエルズ、ドノヴァン・モーガン対 日高郁人、ディック東郷→詳細

アレックス・アリオン対ダン

ROH 王座戦:ロウ・キー(ch)対エグゼヴィアー(新チャンピオン!)詳細

大森隆男対ソニー・シアキ

アメージング・レッド対ジェイ・ブリスコ
10
ストリート・ファイト:ポール・ロンドン対マイケル・シェイン→詳 細
11
タッグ王座戦、決勝:クリストファー・ダニエルズ、ドノヴァン・モーガン(初代チャンピオン!)対 ブライアン・ダニエルソン、マイク・モデスト→詳細
特1
スティーブ・コリノ対ホミサイ ド
特2
アメージング・レッド対クワイ エット・ストーム

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