ROH 02年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Scramble Madness 11/6/02
ベ スト・マッチ
UCW王座戦、ラダー・マッチ:エグゼヴィアー対ロウ・キー(UCW 6/30/01)→詳細
グッ ド・マッチ
なし
雑 感

1試合目−ジェイ・ブリスコ、アメージング・レッド対マーク・ブリスコ、クリストファー・ダニエルズ
 即席タッグならではの甘さが見られ
 タッグ要素に関してはそこまで良くなかった。
 しかし攻防が見事で見ごたえがある。
 まあまあ良い試合。
 試合後マークがプロフェシー入りしました。

2試合目−アレクシス・ラリー対メイス
 ゲイ対女性のひどい試合。

3試合目−エグゼヴィアー対ジェレミー・ロペス
 ROH王座がかからない程の小物との試合。
 しかし決して悪くなく、少し悪い程度

4試合目−トニー・ママルーク、マット・トンプソン対ダ・ヒット・スクワッド
 DHSプレゼンツのひどい試合。 

5試合目−スクランブル・タッグ:スペシャルK対SAT、アメージング・レッド、ディバイン・ストーム
 変なプライドを捨てて純粋なスポット・フェストに傾倒、
 且つ圧縮したらもっと良くなったはず。
 それでも5発同時の場外ダイブとか
 4発同時雪崩式パワー・ボムとか
 見事な馬鹿っぷりを見せてくれました。
 中々良いスポット・フェストです。
 
6試合目−サモア・ジョー対ダン&マーカス
 スカッシュ・マッチです。

7試合目−ストリート・ファイト:ポール・ロンドン、ルディー・ボーイ・ゴンザレス対マイケル・シェイン、バイオハザード
 まったく中身のない、ひどい試合。
 デス・マッチ系のハードな物は見れないし
 かといってハードコア系の面白い物も見れない。
 試合としての流れなんかはいわずもがな。
 渋らずにロンドン対シェインで良かったのでは。

8試合目−カーニッジ・クルー対アレックス・アリオン、ドン・ファン、ファスト・エディ
 カーニッジ・クルー・プレゼンツのひどい試合。
 どうでもいいけどこの試合だけチャプターが割り振られていません。
 
9試合目−サモア・ジョー対ホミサイド
 まだジョーのレスラーとしての完成度は高くないし
 フィニッシュも良くない。
 可もなく不可もなく、な平均レベル。

10試合目−#1コンテンダーズ・トロフィー:
AJスタイルズ(th)対クリストファー・ダニエルズ→詳細
  珍しくAJが冴えません。
 得意技の使い所が駄目で
 無意味な場面での使用も目立ちます。
 一方のダニエルズもそれをカバーできていません。
 両者溜めのないまま淡々と試合を進めていき
 あっさりと終了です。
 黒歴史の1時間マッチをのぞけば
 このカードのワースト・マッチ候補。
 まあまあ良い程度です。 
 

11試合目−30ミニッツ・アイアン・マッ チ:ダグ・ウィリアムス対ブライアン・ダニエルソン→
詳 細
 両者の欠点が出ました。
 まずはダグに足りない迫力。
 先手を取るまでに1/3の10分を使うと言うスローな展開に
 終盤ではダグが明らかにダメージ過多な演出による流れのぶち切りが
 ますます迫力と縁遠いものにします。
 もう1つはこの試合の見せ場となるはずだったレスリング部分が面白くないこと。
 そう決めてくるか、そう返してくるか、という妙がなく、
 らしくないことに単純な素早い攻防で魅せようとします。
 それ以外は良い感じでしたけど期待外れには違いありません。
 平均的な良試合程度。

特典−UCW王座戦、ラダー・マッチ:エグゼヴィアー対ロウ・キー(UCW 6/30/01)→
詳細
 これぞ正統ラダー・マッチの進化系と言うのは言いすぎか。
 きっちり試合を作り上げた上で
 あくまで彩りとしてハードなラダー・スポットを取り入れています。
 そしてこの試合場外、上空(ラダー)の立体的使い方が見事です。
 それまでが素晴らしすぎただけに
 クライマックスの攻防、フィニッシュへの展開が弱く感じますが
 ぎりぎりベスト・マッチで良いでしょう。
 

総評。
 質が二極化しているのは仕方ないとして
 良い試合して引っ張らなければいけない9ー11試合目が全部期待外れとは情けない。
 しかし特典は素晴らしいく
 これだけのために手に入れるだけの価値はある。
 (特典は初期版だけかもしれないので注意)

DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ジェイ・ブリスコ、アメージング・レッド対マーク・ブリスコ、クリストファー・ダニエルズ

アレクシス・ラ リー対メイス

エグゼヴィアー対 ジェレミー・ロペス

ト ニー・ママルーク、マット・トンプソン対ダ・ヒット・スクワッド

スクランブル・タッグ:スペシャルK対SAT、アメージング・レッド、ディバイン・ストーム

サモア・ジョー対 ダン&マーカス

ストリート・ファイト:ポール・ロンドン、ルディー・ボーイ・ゴンザレス対マイケル・シェイ ン、バイオハザード

カー ニッジ・クルー対アレックス・アリオン、ドン・ファン、ファスト・ エディ

サ モア・ジョー対ホミサイド
10
#1 コンテンダーズ・トロ フィー:AJスタイルズ(th)対クリストファー・ダニエル ズ→詳 細
11
30ミニッツ・アイアン・マッ チ:ダグ・ウィリアムス対ブライアン・ダニエルソン→詳細
特典
UCW王座戦、ラダー・マッ チ:エグゼヴィアー対ロウ・キー(UCW 6/30/01)→詳細


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 #1コンテンダーズ・トロフィー:AJスタイルズ(th)対クリストファー・ダニエルズ

  AJが執拗なヘッド・ロックで先手を取る。
  ダニエルズは腕に狙いをつけて対抗していく。
  クロス・ボディで相打ち。
  AJが起き上がりざまにスピン・キックを決めカバー。カウント2。
  ドロップ・キックにネック・ブリーカーを決める。
  ダニエルズはモンキー・フリップでAJをコーナーにぶつけると
  場外に逃れたAJを柵の上に落としエプロンに叩きつける。
  柵に振られたAJは跳躍して避けるとカウンターでスーパー・キック。
  ダニエルズを柵の上に落としリングに戻す。
  カバーするもカウント2。
  ブリッジしてダニエルズの首を締め上げる。
  ダニエルズはコーナー上のAJの体勢を崩すとDDT。
  ブレーン・バスターを狙う。
  AJがネック・ブリーカーに返そうとする。
  ダニエルズは逃れるとフォア・アームズ。
  AJの反撃の芽を摘み取りながら首を中心に攻めていく。
  チョーク・スラムからBMEへ。
  避けられるもクローズラインを避けコンプリート・ショット。
  カバーするもカウント2。
  AJはショルダー・スルーを狙ったダニエルズを捕らえネック・ブリーカー。
  両者ダウン。
  AJが猛攻を見せディスカス・ラリアット。
  ブレーン・バスターからカバー。カウント2。
  AJがハンド・スプリングの技を狙う。
  ダニエルズは捕らえるとブルー・サンダー・ドライバーに切り返す。
  両者ダウン。
  ダニエルズがSTOからBME。カウントは2。
  AJは一回転してのリバースDDTを狙う。
  ダニエルズが体勢を入れ替えラスト・ライツを狙う!
  AJは体勢を入れ替えリバースDDTを決める。
  丸め込み合いになる。
  そこからAJがスタイルズ・クラッシュを決め1,2,3!
  


 30ミニッツ・アイアン・マッチ:ダグ・ウィリアムス対ブライアン・ダニエルソン

  アメドラが握手を求めるもダグは応じない。
  ダグが先に仕掛けていく。
  アメドラはそのグラウンド・レスリングにつきあう。
  アメドラがインディアン・デス・ロックからブリッジで締め上げる。
  脚に狙いをつけアメドラが優位に立つ。
  ダグはロープに振ると同ロープに走りクローズラインを決める。
  仕切り直し。
  アメドラがヘッド・ロックやクラバート等を決め制して行く。
  ダグがやり返して仕切り直し。
  ダグがスピードをあげていくがアメドラもきっちり対応する。
  アメドラがアッパーカートにチョップを叩き込んでいく。
  10分経過。
  素早いグラウンド・レスリングの攻防後仕切り直し。
  一進一退の攻防後アメドラがグラウンド・ヘッド・ロック。
  ダグはロープに振ると同ロープに走りクローズラインへ。
  しかし同じ手は2度も通じずアメドラがフォア・アームズで迎撃。
  打撃の打ち合いになるもアメドラが勝つ。
  15分経過。
  ダグはショルダー・スルーを狙ったアメドラを捕らえゴーリー・スペシャルからバック・スライド。カウント2。
  ゴーリー・スペシャルからコーナーに叩きつける。
  アメドラが体勢を入れ替えお返しにコーナーへ叩きつける。
  アメドラはダグにスーパープレックスを決めカバー。カウント2。
  バックを取り合い最後はアメドラがドラゴン・スープレックス。カウント2。
  もう1発決め1,2,3!
  アメドラが先取(18分)!
  インターバルが終わるやアメドラが再びドラゴン・スープレックスを狙う。
  ダグが体を倒して防ぐやキャトル・ミューティレーションへ!
  読んでいたダグはすり抜けるとフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  アッパーカートを打ち合う。
  20分経過。
  アメドラをフォア・アームズで落とすとトペ・スイシーダ。
  リングに戻し攻め立てる。
  連続ハイ・ニーからカバー。カウント2。
  ジャーマンを決めるがカバーにいく力は残っていない。
  スインギング・コブラ・クラッチを決めるもカバーに行けない。
  アメドラが反撃しスナップ・スープレックスからダイビング・ヘッド・バッド。
  カバーするもカウント2。
  アメドラがバックを取る。
  ダグがバックを取り返すも逃れようとしたアメドラ共々落下。
  アメドラはコーナー上のダグを捕まえ雪崩式バック・ドロップを狙う。
  ダグがクロス・ボディに切り返す。カウント2。
  残り5分。
  素早い攻防からダグがDDT。
  ダグがカバーにいく。カウント2。
  カオス・セオリーを決めるもカウントは2!
  残り3分。
  ダイビング・ニー・ドロップからのカバーもカウント2。
  ジャーマン3連発からカオス・セオリー!
  しかしアメドラの脚がロープにかかる!
  ブレーン・バスターからカバーもカウント2。
  アメドラが反撃する。
  残り1分。
  アメドラが雪崩式バック・ドロップを決めカバー。
  ダグは返すと同時にカバー。カウント2。
  ダグがクロス・フェイスに捕らえるも、そのまま時間切れ!
  1対0でアメドラの勝利!
  両者お互いを認め握手する。



 UCW王座戦、ラダー・マッチ:エグゼヴィアー対ロウ・キー(UCW 6/30/01)

   エグゼヴィアーが張り手を食らわす。
  ロウ・キーもお返しで張り手。
  殴り合いからエグゼヴィアーがショルダー・タックルを決め
  油断した所にロウ・キーの蹴りが飛ぶ。
  エグゼヴィアーが打撃で先手を取る。
  ロウ・キーはスペース・ローリング・キックを狙う。
  避けられるも振り向きざまに蹴りを入れる。
  ラダーを取りに行こうとするもエグゼヴィアーが邪魔する。  
  エグゼヴィアーはロウ・キーのタイツを掴んでコーナーにぶつけるとボディ・スラム。
  ラダーを手にするとエプロンに橋渡しにする。
  ラダーの上でチョップを打ち合う。
  ロウ・キーがそこからエグゼヴィアーを柵の上に投げ落とす。
  ラダーを入れるのを邪魔されたのでラダー越しにベースボールスライド。 
  エグゼヴィアーが突進してきたロウ・キーに
  ベリー・トゥー・ベリーを決めエプロンにたてかけたラダーに落とす。
  エグゼヴィアーがラダーを登っていく。
  ロウ・キーはタイツを引っ張って防ぐと
  ケツ丸出しのエグゼヴィアーを逆さ吊りにして蹴りつけていく。
  ラダーをエグゼヴィアーに叩きつけていく。
  ラダーでコーナーに固定していくと蹴りまくる。 
  セカンド・ロープに橋渡しにしたラダーからのブレーン・バスターを狙う。
  エグゼヴィアーはロー・ブローを決めるとラダーの上へのパワー・ボム!
  エグゼヴィアーはラダーをエプロンに橋渡しにするともう1発パワー・ボムを狙う。
  ロウ・キーはリバース・スープレックスでリング内に戻す。
  エグゼヴィアーがリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  ロウ・キーは逆に場外へのブレーン・バスターでラダーの上に落とす!
  ロウ・キーがラダーを登っていく。
  エグゼヴィアーが引き摺り下ろす。
  エグゼヴィアーがパンプハンドルの技を狙う。
  ロウ・キーは後ろに逃れるとドラゴン・スリーパー。
  エグゼヴィアーはラダーを蹴り上げて後ろに回る。
  ロウ・キーはエルボーに蹴りを入れラダーを登る。
  エグゼヴィアーが捕らえ、そこからバック・ドロップ。
  エグゼヴィアーがロウ・キーの真似をして蹴りつけていく。
  ロウ・キーは脚を取るとドラゴン・スリーパー。
  抵抗を受けキー・クラッシャーに狙いを変える。
  エグゼヴィアーはショルダー・スルーに返して場外に落とす。
  コーナー上からロープに飛んでのアラビアン・プレスで追撃!
  リングに戻すとラダーの上へのスーパープレックスを狙う。
  ロウ・キーはエグゼヴィアーを落とすとラダーの上へのトルネードDDTを狙う。
  エグゼヴィアーが着地してフェイス・バスターでラダーの上に落とそうとする。
  そこをロウ・キーがDDTに切り返す。
  エグゼヴィアーはロウ・キーの蹴りをガードするとパンプハンドル・ファルコン・アロー。
  エグゼヴィアーがラダーを登っていく。
  逆側から登ってきたロウ・キーを殴り落とすもラダーを倒され落下。
  ロウ・キーはラダーをエグゼヴィアーにぶつけ蹴り飛ばすとラダーを登っていく。
  エグゼヴィアーがラダーを倒す。
  両者ラダーを登っていく。
  エグゼヴィアーがサンセット・フリップ・パワー・ボム!
  両者殴り合う。
  エグゼヴィアーはネック・ブリーカーを決めると
  ラダーを登りエクスクラメーション・ポイントへ!
  しかし避けられ自爆。
  両者ラダーを登っていく。
  天辺でロウ・キーがドラゴン・スリーパー!  
  エグゼヴィアーはレフェリーを押し飛ばす。
  ロウ・キーがベルトを手にする!
  しかし肉体が限界を向かえラダーから崩れ落ち、
  その衝撃でベルトが手からこぼれ落ちる。
  エグゼヴィアーがその上に落ちベルトを手にする。
  それを見たレフェリーはエグゼヴィアーの勝利と認定する。
  しかしセカンド・レフェリーが、ロウ・キーが取ったのだとファースト・レフェリーに説明。
  なぜか再びベルトを吊るしての試合再開となる。
  せっかく勝利を盗み取れかけたのにと怒り心頭のエグゼヴィアーは、
  ベルトを吊るすためセカンド・レフェリーが登っているラダーを倒して八つ当たり。
  これにファースト・レフェリーも巻き込まれ両レフェリー・ダウン。
  ロウ・キーとエグゼヴィアーが殴り合う。
  ロウ・キーがウィール・キックを決めラダーを登っていく。
  エグゼヴィアーが追いつき天辺からのスーパープレックスを狙う。
  ロウ・キーが体勢を変え天辺からのキー・クラッシャー!!
  ロウ・キーがラダーを登りベルトを手にする!
  ロウ・キーが新UCWチャンピオンに!
  他のレスラー達が現れロウ・キーの戴冠を祝う。



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)

ジェイ・ブリスコ、アメージング・レッド対マーク・ブリスコ、クリストファー・ダニエルズ

アレクシス・ラ リー対メイス

エグゼヴィアー対 ジェレミー・ロペス

ト ニー・ママルーク、マット・トンプソン対ダ・ヒット・スクワッド

スクランブル・タッグ:スペシャルK対SAT、アメージング・レッド、ディバイン・ストーム

サモア・ジョー対 ダン&マーカス

ストリート・ファイト:ポール・ロンドン、ルディー・ボーイ・ゴンザレス対マイケル・シェイ ン、バイオハザード

カーニッジ・クルー対アレックス・アリオン、ドン・ファン、ファスト・ エディ

サモア・ジョー対ホミサイド
10
#1コンテンダーズ・トロ フィー:AJスタイルズ(th)対クリストファー・ダニエル ズ→詳 細
11
30ミニッツ・アイアン・マッ チ:ダグ・ウィリアムス対ブライアン・ダニエルソン(1-0)詳細
特典
UCW王座戦、ラダー・マッ チ:エグゼヴィアー対ロウ・キー(新チャンピオン!)(UCW 6/30/01)詳細

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